ジラートの幻影/神の扉トゥー・リア

Last-modified: 2011-08-24 (水) 12:10:45

・神の扉トゥー・リア

進行内容
 道は開かれた。
 いざ神の扉トゥー・リア島へ!


■神々の間

 

Aldo : 待ってたぜ、[Your name]。

 

Aldo : 最後の決着、つけにいくんだろ?
 オレも、トゥー・リアにいるジラートのチビには
 世話になったからな、つき合わせてもらうぜ。

 

Zeid : 光の洗礼とやらが
 なにかはわからぬが、ここを通るには
 おまえの持っている、その青水晶が必要らしい。
 ……悪いが便乗させてもらうぞ。

 

Aldo : なるほどな……こういう仕掛けか。
 ここまできたら、いまさら後戻りもないだろ。
 行こうぜ、ザイド、[Your name]。

 
 

Zeid : ここで、行き止まりのようだ。

 

Aldo : ちくしょうめ、オレたちには
 光の洗礼とやらを受ける資格はないってことか?

 

Yve'noile : ……お待ちしておりました。

 

Yve'noile : ようこそ、暁の女神の神殿へ。
 ……とは言えここも、遠い昔に失われて、
 今はご覧の有り様ですが……。
 でも、カタチは問題ではありませんから。

 

Yve'noile : あなた方は、エルドナーシュの
 計画を……、神の扉を閉ざされたままに
 しておくべく、ここに参られたのですね。

 

Yve'noile : 私はイブノイル……
 暁の女神に仕える者。
 そして、神の扉に至る道の番人。

 

Yve'noile : エルドナーシュだけではない、
 私達ジラートの民はみな、今もとらわれて
 いるのです、やはり古の呪縛に……。

 

Yve'noile : ご存知のとおり、
 計画は1万年前に、地中に眠る5つの偉大な力に
 エルドナーシュが触れたことによって
 始まったのです。真の、クリスタルに……。

 

Yve'noile : いま現在この地上に存在する
 クリスタルは、粗悪なレプリカ、紛い物に
 過ぎません。

 

Yve'noile : かつて我らジラート人は、
 地下深く埋もれた5つの大クリスタルの
 エネルギーを属性ごとに分離し、
 小型の結晶体に封じ、利用しておりました。

 

Yve'noile : メルト・ブローの際に
 その小クリスタルのエネルギーが開放され、
 ひろくヴァナ・ディールに蔓延して
 しまったのです。

 

Yve'noile : それが、この地で生きる
 生命の体内に少しずつ蓄積され、結晶化して、
 今日あなた方の呼ぶところのクリスタルと
 なっているのです。

 

Yve'noile : 人間は、あまりに不完全です。
 真世界が失われた時に、生命としての
 完全さもやはり失われてしまいました。

 

Yve'noile : ことにコミュニケーション
 能力の不全からくる機能障害が、人間という
 種に暗い影を落としているのです。

 

Yve'noile : それが、メルト・ブロー後に
 クリスタルの影響を受けて分化したあなた方
 5種族に、著しく顕在化してしまった。

 

Yve'noile : エルヴァーンの驕慢、
 ミスラの嫉妬、タルタルの怯懦、ヒュームの
 無知、ガルカの憎悪……。あなた方の誰もが
 抱えざるを得ない心の闇がそうです。

 

Yve'noile : それは、伝説で云われるような
 5種族にかけられた呪いなどではなくて、
 種に特化して表出した、メルト・ブローの
 後遺症なのです。

 

Yve'noile : 完全なものに憧れる
 エルドナーシュの気持ちも理解できなくは
 ありません……。

 

Yve'noile : ですが、あなた方には、
 それに否やをとなえる権利があります。

 

Yve'noile : このゲートを
 通り抜けた先が、神の扉トゥー・リア。

 

Yve'noile : ご無事をお祈りしております。
 どうかエルドナーシュを、そして私達
 ジラートの民を古の呪縛より……
 クリスタルより解き放ってください。

 

Yve'noile : 暁の女神のご加護があらんことを……

 
 

 だが、希望がないわけではない。
 どんな嵐の夜をもつらぬき、
 輝くひとつの星がある。
 どんな獣の叫びにも消されず、
 流れるひとつの唄がある。

 

 そしていつかそれは、
 わたし達みんなの夢となり、祈りになる。
 いつか、きっと……

 
 

■ル・オンの庭

 

 祝福されしヴァナ・ディールの地に、
 おおいなる災いが満ちる。
 何万年の長きにわたり
 暗黒を退けていた古の封印がやぶれ、
 終わりなき悪夢が目覚めようとしている。
 罪なきものの血が大地を流れ、
 世界は恐怖と哀しみ、
 絶望におおわれるであろう。

 
 

Aldo : ふざけるなよ。
 いったい誰が世界をおおう恐怖、悲しみ、
 絶望だって?

 

Aldo : クリスタルの戦士だか
 何だか知らないが、黙ってやられて
 たまるかってんだ。

 

Aldo : ちっぽけな生命の、
 でっかい意地ってのを見せてやるぜ!

 

Zeid : 古の伝説が、
 人の滅びをうたっているというのなら、
 それはそれで構わん。

 

Zeid : 古き伝説に幕をおろし、
 新たな一章を書き足してやるまでのことだ。
 我々の血と汗で、な。

 

Aldo : 先に行くぞ。

 

Zeid : 無茶はするな。また、会おう。


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