プロマシアの呪縛/第5章~第8章/究極魔法の起源

Last-modified: 2012-06-17 (日) 18:45:12

■  第4節 第1小節 究極魔法の起源

 後日談 チェブキー3兄妹編


■ ウィンダス港・漁師ギルド

Chipmy-Popmy:この前、
 漁業ギルドの船上慰安大会ってことで
 流しのお笑い芸人がやってきたんだけどよ。

Chipmy-Popmy:あまりにつまんなすぎて、
 船から落ちる奴が続出してなぁ!

Chipmy-Popmy:あんなくだらん
 芸人どもはヴァナ・ディールには必要ねぇ。
 だから、島流しにしてやったさ。

Chipmy-Popmy:あ、でも、
 無人島なんかにじゃねぇぞ。ビビキー湾にある
 プルゴノルゴ島さ。あそこに住んでるヤツに
 一生世話してもらえってな。

Chipmy-Popmy:今ごろ、ヤツも
 あの3人組のギャグに悩まされてるだろうさ。
 いい気味だ。ガハハハハ!
 
 
■プルゴノルゴ島・戦車

??? Warmachine:……。
反応がないようだ。

(3匹の黒マンドラを追い掛けるように3兄弟が現れる)

Cherukiki:あっ!
 Your nameだ!
Kukki-Chebukki:やった!
 客が3人から4人に増えた!
Makki-Chebukki:あめだまあげるから、
 オイラたちのお笑いを聞いていけよ!
(漫才を始める3兄弟)

どうも~
チェブキックスで~す。
ねぇねぇきいてよ、このまえさ~。
おいらたち、でっかいの倒して、
世界を救っちゃったんだよね~。
それもまぁ~
なりゆきでやっちゃったっていうの~?
ゆだんさせるために
操られちゃったフリもしちゃったりなんかして~
大変だったよ~。
いやぁ、
マッキーさんは、マッキ症状だったよねぇ~。
あらま、
クッキーさんは、クッキリ見てるねぇ~。
そんで、
チェルキキさんは、チェルっとキキ一髪だったよぉ~。
……な、の、に、聞いてよ!!!
Your nameっちゅう
冒険者ときたら、「俺たちが倒した」って!!!
ぼうげん、じゃー!!!

Makki-Chebukki:冒険者
Kukki-Chebukki:ぼうげんじゃ。
Cherukiki:暴言じゃ。

Kukki-Chebukki:むはははぁああ~っ!
Makki-Chebukki:やはははぁああ~っ!
Cherukiki:にょほほほぉああ~っ!
(3兄弟、腹を抱えて笑い転げる)
 
笑う?・はい
   ・いいえ
 
(・はいを選択)
Makki-Chebukki:もふっ!?
 そこの冒険者、止まりなさい!
 おいらたちを笑ってますねー!?
(BGMがボス戦曲「Turmoil」に)

Makki-Chebukki:ハラたつえもん!
 よーし、みんなでツッコむぞー!
(黒魔法の詠唱を開始する3人)

Makki-Chebukki:メー☆
Kukki-Chebukki:テー☆
Cherukiki:オー☆!
(隕石がPCを直撃)

(爆炎が晴れるとブッキーチェブキーがPCをかばっている)

Vukki-Chebukki:未完成ながら、
 この究極魔法を使うとは……!

Vukki-Chebukki:おぬしら、
 いったいどこから放たれた刺客じゃ!

Cherukiki:ハナタレだって!
Kukki-Chebukki:シカクだって!
Makki-Chebukki:しっけいなー!
 おっちゃん、おいらたちは
 泣く子も黙る「超お笑い師」チェブキックスだぞぉ!

Vukki-Chebukki:ええい、なんでもええ!
 とにかくその究極魔法、わしには効かん!

Vukki-Chebukki:わしの妻が使う
 本当のメテオで、何百回と
 のされたことがあるわしじゃ!

Vukki-Chebukki:ここで会ったが百年目!
 腕を貸そうぞ! こい、悪の大道芸人らめ!

Makki-Chebukki:おいらたちだって、
 母ちゃんゆずりの究極魔法なんだぞー!

Makki-Chebukki:いっくぞー!
Makki-Chebukki:メー☆
Kukki-Chebukki:テー☆
Cherukiki:にょぉおおおおー!☆
(メテニョの隕石がブッキーに直撃、倒れるブッキー)

Cherukiki:……またヤッチャッタ!
Kukki-Chebukki:しょーがないなー。
Makki-Chebukki:でも、ほら、
 悪のおっちゃんをやっつけたっぽいぞ!
 やったー!

Vukki-Chebukki:ぬぅうううううう!

Vukki-Chebukki:おおおおおおぉぉぉっ!!!

Makki-Chebukki:おおおおおおぉぉぉっ!?

Vukki-Chebukki:……そ、その
 あやふやな究極魔法「メテニョ」を使う、
 おぬしらはもしかして……!

Vukki-Chebukki:タブナジアに残してきてしまった
 我が愛する息子と娘、逞しく聡明で可愛らしい
 マッキー、クッキー、チェルキキ、なのか!?

Makki-Chebukki:それって!?
Kukki-Chebukki:もしかして!?
Cherukiki:おっちゃんが!?

Vukki-Chebukki:そうじゃ!
 おまえたちのパパさんじゃよお!

Cherukiki:とうちゃーん!
Kukki-Chebukki:とうちゃーん!
Makki-Chebukki:とうちゃーん!
(チェルキキとクッキー、ブッキーに抱きつく。マッキーが抱きつくスペースがない)

Makki-Chebukki:……って、
 ずるいぞ、ふたりとも!

Vukki-Chebukki:よしよし。
 わしがいなくて、ずっと寂しかったろうなぁ。
 辛いこともたくさんあったろうなぁ。

Vukki-Chebukki:これからは
 ずっと一緒に楽しく暮らそうなぁ。
 わしがおまえたちを決して離さんぞ。

Cherukiki:とうちゃーん!
Kukki-Chebukki:とうちゃーん!
Makki-Chebukki:とうちゃーん!

Vukki-Chebukki:よしよし。
 ……いや、待て。
 よくない、よくないぞ!

Vukki-Chebukki:おまえたち、
 わしのことは「パパン」と呼ぶのじゃ!
 わしはそう呼ばれるのが夢じゃったのじゃ!

Kukki-Chebukki:パパーン!
Makki-Chebukki:パパーン!
Cherukiki:パパパーン!

Vukki-Chebukki:いやはや、
 感極まってしまってな、
 恥ずかしいところを見せてしまったようじゃ。

Vukki-Chebukki:わしはこの子供たちと
 しばらくはこの島で暮らしていくよ。
 後のことはわからんが、すべてこの
 子供たちのために生きるつもりじゃ。

Vukki-Chebukki:おまえさんも知っての通り、
 わしは悪い人間に狙われておる身。
 いつかおまえさんの力を借りたいと
 思うときがくるかもしれん。

Vukki-Chebukki:そのときは、
 ぜひ力を貸してくれ。よろしく頼む。

Vukki-Chebukki:いや、いや、
 それよりも、そうじゃった。
 大事なことを言わねばならんの。

Vukki-Chebukki:ほら、子供たちも
 一緒に言おう。わしらを引き合わせてくださった
 冒険者さんに「ありがとう」とな。

Vukki-Chebukki:ほんとうに、
 ほんとうにありがとう。

Makki-Chebukki:さんきゅー。
Kukki-Chebukki:さんきゅー。
Cherukiki:さざんがきゅー。

Vukki-Chebukki:なんと!?

Vukki-Chebukki:これは失礼した。
 大陸では、そういうのが流行りなのじゃな。

Vukki-Chebukki:では。
 ……さんきゅー。

クリアドロップ(ドロップの種類はランダム)を手にいれた!

End


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