プロマシアの呪縛/第5章~第8章/群れ立つ使者は

Last-modified: 2012-06-17 (日) 18:26:15

■第3節 第3小節<群れ立つ使者は>

 ウルミアは、プリッシュを探して
 サンドリア王国へ向かったようだ。
 プリッシュが歌った第4の歌の意味
 とは。そして彼女は、なにを言わんと
 していたのだろうか。


■ 南サンドリア・カッファル伯爵邸

Hinaree:冒険者の方、
 よくおいでになってくださいました。
 プリッシュさんは見つかりまして?

Hinaree:……そうですの。
 大変なことになりましたわね。ウルミアさんから
 だいたいのことはお聞きしました。

Hinaree:プリッシュさんは、
 患いの身だというのに、争いに巻き込まれて
 行方知らずとか。それも、ジュノより各国に
 手配されるまでに追い詰められて……。

Hinaree:……冒険者の方、
 あなたは、今のプリッシュさんと
 面識がおありですのよね?

Hinaree:私は随分と前に一度、
 面識がある程度なのですが、そのときの印象では
 罪を犯すようなお嬢さんとは思えませんでした。

Hinaree:ですから、杞憂だとは思うのですが、
 ひとつ気にかかることを思い出しましたの。

Hinaree:それは、ミルドリオン枢機卿様が
 プリッシュさんをお連れになったとき。主人は
 「あの子には気を許すな」と申していたのです。

Hinaree:理由を尋ねますと、
 彼女は不遇な生まれにて、いずれ大罪を犯す
 定めの下に生まれてきたとか。

Hinaree:それ以上のことは、
 教えてはいただけませんでしたが……。

Hinaree:いえ、けれどもご安心なさいまし。
 私は私利私欲を捨て、女神アルタナに帰依する身。

Hinaree:どんな罪を犯していようと、
 助けを求める弱き者をむげにはいたしませんわ。

Hinaree:ウルミアさんには
 ここに滞在していただいて、私もできる限りの
 ご協力をさせていただくことにいたしました。

Hinaree:それで……冒険者の方。
 ぜひ、ウルミアさんにご伝言を
 お願いできませんでしょうか?

Hinaree:実は、先ほど
 サンドリア大聖堂にお勤めの高僧
 シャザルヴィージュさんより、
 お話したいことがあると伺いました。

Hinaree:ウルミアさんは
 サンドリア港にいらっしゃるでしょう。
 よろしくお願いいたしますわ。

End

・イベント終了後に話しかけると

Hinaree:ウルミアさんは
 毎日、サンドリア港に出向いて、
 プリッシュさんの行方を知る方がいないか
 捜していらっしゃいますのよ。

Hinaree:ぜひ彼女に、
 サンドリア大聖堂にお勤めの高僧
 シャザルヴィージュさんを訪ねるよう
 伝えていただけませんでしょうか。


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