■ 第1節<鎖と絆>
皆は無事だろうか。
タブナジア地下壕に戻っているのだろうか。
■ ルフェーゼ野
(地面に倒れている[Your name])
(起き上がると、目前にチェブキー3兄弟が気絶している)
ゴソゴソしますか?
・やってみる
・やってみない
(やってみる を選択)
大公親衛隊制式指輪を発見した!
(目を醒ますチェブキー3兄弟)
Makki-Chebukki:ウきゃー!
Kukki-Chebukki:クきゃー!
Cherukiki:モきゃー!
Makki-Chebukki:おいらたち、生きてる?
Kukki-Chebukki:おいらたち、生きてるね?
Cherukiki:あっ!
Kukki-Chebukki:おまえはっ!
Makki-Chebukki:バハムートを怒らせた
[Your name]!
Cherukiki:逃げろ~!
Kukki-Chebukki:はなれろ~!
Makki-Chebukki:スタコラさ~ん!
■ タブナジア地下壕・入り口
Prishe:[Your name]!
Prishe:いったい今まで、どこにいやがったんだ?
Prishe:んんん?
まあた、行き倒れてやがったのか!?
Prishe:へっへっへ!
俺たちの方はみんな無事だぜ? いやぁ、さすがに
今回は、みんなでおダブツだって思ったけどな!?
Prishe:そういや、あんとき
なにが起きたか、おまえはわかってるか?
Prishe:テンゼンの鳳凰丸が、
俺たちを守ってくれたんだぜ?
Prishe:刀に込められていたすべての力を
解き放って、バハムートのメガフレアを
受け止めてくれたんだ。
Prishe:バハムートは、これでしばらく
大人しくなるはずさ。えーと、そうさ、
コウチャク状態ってやつだな。
Prishe:……。
Prishe:なぁ、[Your name]。
生きるってさ、大変なことだよな。
Prishe:俺さ、世界もみんな救えるんだったら、
この命なんか惜しくネェって、そう思ったんだ。
Prishe:でも結局、そうはならなくて、
だから、わかったことがあるんだ。
Prishe:俺が死なねぇでヴァナ.ディールを
救うってのは、すごく大変な方法だったけど、
あることはあったんだってことがさ。
Prishe:きっと今までいろんな時代で、
ぜってぇに諦めない誰かが、それを探し出して……
Prishe:だから、男神プロマシアに呪われても、
人は生きてられたんだなぁ。
Prishe:だからおまえもこれから先、
何があっても、生きて、戦えよ。
Prishe:俺はおまえが生きてて
よかったって思ってるからさ。
Prishe:へへへ! さぁてと!
Prishe:[Your name]!
休んでるヒマなんてねぇぞ!
Prishe:神都アル.タユにいるっていう、
もうひとりの「世界の終わりに来る者」!
さっそくソイツを倒しに行こうぜ!
Prishe:みんな、タブナジアのどっかに
いるはずだから、みんなに声かけたら港へ来いよな。
■ タブナジア地下壕・プリッシュの部屋
Ulmia:[Your name]さん!
お待ちしておりました!
Ulmia:あの後、私は気を失ってしまったので、
なにが起きたのかよくわかりません。
Ulmia:けれども、耳に残っています。
あの恐ろしい雄たけびと、物悲しい囁き……。
Ulmia:あれは、霊獣フェニックスの
最期の声だったそうですね。
Ulmia:思えば、他の霊獣たちが私たちを
ほんろうする中で、霊獣フェニックスだけは、
ずっと私たちの側にいてくださいました。
Ulmia:テンゼンさんと共に、
私たちを助けてくださっていた……。
私たちを導いてくださっていた……。
Ulmia:テンゼンさんは大丈夫でしょうか?
仕方ないことだと笑ってはいらっしゃいましたが
とても気になります。
Prishe:俺も心配なんだけどよ、
ござるのおっちゃん、心を閉ざしちまって、
なに考えてるかよくわかんねぇんだよな。
Prishe:武士とかいう奴らは、
そういうことができるから始末がわりぃぜ。
ろくなことじゃなきゃいいけどよ。
Ulmia:[Your name]さんも、どうかテンゼンさんに
一言、お声をかけてさしあげてください。
Prishe:頼んだぜ、[Your name]。
なんかイヤーな感じがするんだよな。
ござるのおっちゃん、タブナジアには
いねぇみたいだしよ。
■ 海獅子の巣窟
Shikaree Z:[Your name]!
プリッシュの言ったとおりだ。
飛空挺から落ちたのではなかったのだな?
Jabbos:ケガ、ないか……?
痛いところ……俺たちに……言う......。
Jabbos:よく考える……。
心の……ケガ…………、気づきづらいぞ……。
Jabbos:身体の……ケガより……、
心の……ケガ……、ずっと……重いぞ……。
Jabbos:もし、ケガ……あったら……、
「モブリンの……薬」、やるから……言え……。
Jabbos:テンゼンも……
いらない……言ったが……
あいつも……きっと……薬……必要……。
Shikaree Z:……ところでおまえは
あのとき、なにが起きたのかわかっているか?
Shikaree Z:おまえの言動で
真龍の王バハムートが激昂したこと、
わかっているだろうな?
Shikaree Z:人と竜の確執は深い。
まったく話し合いにもならなかった。
Shikaree Z:眠れる神々の力さえ
借りることができたなら、バハムートと
互角に話すこともできようが……。
Shikaree Z:[Your name]、
シドの飛空挺が迎えに来る前に町に戻るよう
テンゼンに伝えておいてくれ。迎えが来たら
すぐに出発したい。頼んだぞ。
■ タブナジア地下壕・フォミュナ水道入り口
Louverance:……!
Louverance:[Your name]殿、
ずいぶんお元気そうで、なによりです。
Louverance:あなたの一言のおかげで、
私たちはただならぬ目にあったわけですが、
おかげさまで無事に帰還することができました。
Louverance:ただ、もしも私が
真龍の王バハムートでしたら、あのような目に
あわせた者たちを許す事はできますまい。
Louverance:ここに暮らす人々のためにも
一刻も早く、ここから立ち去るべきだと思いますね。
Louverance:……ああ、そういえば、
テンゼン殿をお見かけしませんでしたか?
Louverance:死闘にて刀の力を失った
その傷心ぶり痛ましく、ひとりタブナジアの町から
去っていったという噂を聞きました。
Louverance:あの刀がどういったものかは
よくは知りませんが、東の国では国宝に値する
ものに見受けられます。
Louverance:テンゼン殿はその刀を投げうち、
私たちの命を救ってくださった……。
Louverance:私たちは既に礼を申し上げましたが、
あなたはまだ、顔をあわせてもいないでしょう?
Louverance:飛空挺がない今、
この島より出ることはできません。
Louverance:この町にいらっしゃらないのならば、
ミザレオ海岸にでも向かわれたのでしょうか?
※ タブナジア地下壕・タブナジア自警団の台詞
Justinius:神を信じてみるものだな。
実は、生まれて初めて神に祈ったのだ。
誰ひとり欠けることなく、ここへ戻って
きてくれるようにと。
Justinius:……これからは、
暁の女神様を信じてみようかと思うよ。
毎日とはいかないまでも、気が向いたら
祈ってみるさ。
Chemioue:プリッシュ、無事だったんだって!?
え? し、心配なんかしちゃいないよ!
Tressia:あたしも含めて、
この町のみんなは、ずっと忘れていたころから、
素直になれないところもある……。
Tressia:でも今日は心から言えるよ……
ありがとう……。
Mengrenaux:よく帰ってきたな!
おまえ、なかなか見込みあるし、
いっそのこと、この町に住んだらどうだ?
タブナジア自警団の一員としてよ!
Mengrenaux:ん?
まだいろいろやることがあるって?
難儀なもんなんだな、冒険者ってのも。
End