プロマシアの呪縛/第5章~第8章/願わくば闇よ

Last-modified: 2012-06-17 (日) 18:15:08

■  第2節<願わくば闇よ>

 4つ目の母なるクリスタルも、少年の
 手にかかり、虚ろなる闇に包まれて
 しまった。虚ろなる闇に飲み込まれた
 皆は無事だろうか?
 彼らを見つけながら、奥へと進もう。


■ プロミヴォン・ヴァズ

 (各層のMemory Fluxに捕われているテンゼン、ルーヴランス、ウルミアを救出)

 (ヴァズの塔にPCが踏みいると、3人が立ちずさんでいる。)
 
 (大クリスタルへの道が断崖に阻まれている)

Tenzen:これは……!

Tenzen:これ以上は進めないでござる。
 虚ろなる闇におちてしまうでござるよ。

Ulmia:仕方がありません、
 一度引き返して、別の道を探しましょう。

Ulmia:ああ、PCさん。
 ……それに……

Nag'molada:おまえたち、無事だったのか。

Tenzen:ナグモラーダ殿!?

Nag'molada:く……
 ディアボロスの言っていたこと、
 本当だったようだな。

Nag'molada:確かに妙だとは
 思っていたのだ。虚ろに入っても
 虚ろに取り込まれずにいるとは。

Tenzen:おぬしは
 ディアボロスに会ったでござるか!?

Nag'molada:ああ。
 ヤツの夢の世界デュナミスでな。

Nag'molada:PC、
 おまえを助けてやれば、ここから出れると
 ヤツは言っていた。

Tenzen:PC殿を?

Nag'molada:PC。
 出口は、この先なのか?
 
・はい
・いいえ
 
(はいを選択)
Nag'molada:では、どいていろ。
 これが、この箱の最後の光だ。
 
(いいえを選択)
Nag'molada : 慣れぬ嘘などつきおって。
 さぁ、そこをどけ。これが、この箱の最後の光だ。
 
(暁の瞳の力を解放し、断崖に橋を架けるナグモラーダ)

Nag'molada:セルテウスめ……。
 こうなったからには、どのような手を用いても
 ヤツを捕らえねば……!
 
 BC戦突入

(BC戦で3体の巨大な虚ろを退けるPC)
 
(5人の前に出現するディアボロスと、その胸の前に浮かぶプリッシュ)

Tenzen:霊獣ディアボロス!?

Ulmia:プリッシュ!?

Diabolos:再ビ 会えタナ。
 セルテウスと 絆繋がリシ 者ヨ。

Diabolos:とうトウ
 4つノ クリスタルの光ヲモ 手に入レ
 この地ニモ 虚ろなる闇ガ 生ミ 落とさレタ

Diabolos:事は セルテウスの 思い通リニ
 進んデイル ようダ。もう少シ 早ク ヤツの
 目的ガ わかッテ いレバ 私ニモ できル
 こトガ あッタ もノヲ……

Nag'molada:ディアボロス、
 おまえはヤツの目的を知っているのか?

Tenzen:それはやはり、ヴァナ・ディールを
 虚ろなる闇に包まんとするがため?

Diabolos:結果的ニハ そうナルが
 それ自体ハ 目的デハ なイ。

Diabolos:この女ノ 夢ガ 教エテ くレタ。

Diabolos:セルテウスは
 神都アル・タユを 守るタメニ
 神都アル・タユかラ 来タト いうこトヲ。

Nag'molada:神都アル・タユだと!?

Nag'molada:馬鹿な、神都アル・タユは
 消滅したはずだ! ジラートの王が「楽園の扉」を
 開かんとしたときに跡形もなく……!

Diabolos:クリューの生き残りヨ
 神都アル・タユは 消滅シテ などいナイ。
 神都ニ 暮らシテイタ ジラートの民モ
 姿形ハ 変わレドモ あの場所ニ あル。

Nag'molada:あの場所……?

Diabolos:そレハ 最後ノ
 クリスタルの 向こウ。

Diabolos:PCヨ、
 最後ノ クリスタルを 目指スノダ。
 真実ハ そコデ おまエヲ 待ッテ いル。

Tenzen:いったいどういうことでござるか!?
 第5のクリスタルの向こうに、知られざる
 古代の都があるというでござるか?

Louverance:もしや、
 その古代の都に楽園の扉が……?

Diabolos:くクク
 あいモ かわラズ 人々ハ 楽園の扉ヲ
 見つけタイト 願ッテ いル のカ。

Diabolos:そのヨウナ 考エハ 捨テヨ。
 楽園の扉ヲ 開かネバ ならヌト 感じルノハ
 人の願イ ではナク 男神プロマシアの 願イダ。

Louverance:!?

Diabolos:おまエノ よウニ 人ハ 皆
 男神プロマシアの 意志ニ 支配サレテ いル。

Diabolos:だからコソ 楽園の扉ノ 番人
 バハムートは 人ヲ 滅ぼサント 考えルノダ。

Ulmia:男神の意志……
 まさか、それこそ……
 男神の、人への、呪い……?

Tenzen:男神プロマシアの呪いが、
 バハムートの敵意の原因なのか?

Tenzen:もしそうであるならば、
 どうにかしてそれを解く方法はないのでござるか?

Diabolos:呪イヲ 解ク 方法ハ あル。
 私ハ 昔 クリューの 生き残リノ 民ノ
 願イヲ 聞キ そノ 呪イヲ 解いタ。

Diabolos:しカシ その結果
 クリューの民ハ 人ノ 姿ヲ 失イ
 悲惨ナ 末路ヲ 遂げタ。

Nag'molada:……

Diabolos:人ヨ そノ 呪いハ
 人ガ 人でアル たメニ 必要なモノ。

Diabolos:呪イ といウカラ 呪縛トナル。
 恵ミ といエバ 恩恵トナル。

Tenzen:しかしながら、その男神の
 呪いとやら、みそぎすることかなわぬのならば、
 人は霊獣バハムートと戦う他、ないでござる!

Tenzen:そうなれば、虚ろなる闇は
 瞬く間にヴァナ・ディールを……!

Diabolos:仕方 あルマイ。
 未来ヲ 守るベキ 霊獣フェンリルは もハヤ
 人ノ 助けニハ なラズ 霊獣フェニックスも
 その姿……。

Diabolos:そシテ
 虹ノ子 カーバンクルも 迷ッテ いル。
 ヴァナ・ディールを 救うベキ なノカ
 人ヲ 救うベキ なノカ。

Diabolos:そレハ つマリ
 どちラモ 救うこトハ できヌ かラダ。
 我々ハ 教訓ヲ 得なクテハ ならナイ。

Diabolos:どちラモ 救おウ としタ
 セルテウスは どちラニモ 深ク 痛まシイ
 傷ヲ つけタノ だヨ。

???:それでも、あいつが
 どちらも救ったことには変わりない!

Ulmia:プリッシュ!?

Pirshe:ディアボロス、
 おまえも人だったならわかるはずだ!
 誰も傷つけない、傷つかない、そんな
 生き方はない!

Prishe:そして、ディアボロス、
 おまえはもう人じゃない!
 だからわからないんだ!

Prishe:傷つくことを恐れては
 誰も救えないということを!

Diabolos:……わカッタ ようナ こトヲ……

Diabolos:なラバ 女ヨ……
 おマエ ひとリガ 傷つクガ いイ。
 おマエ ひとリデ 人の傷ヲ 背負エバ いイ。

Diabolos:そシテ 死ネ!
 そレガ バハムートと 人トノ
 契約ヲ 破ル 唯一ノ 方法ダ!

Prishe:……!
 そうか、あの契約を破ること
 できるんだな……!?

Prishe:「世界の終わりに来る者」、
 ……を……、……すれば……
 
 
■ ボスティン氷河

(暗転・氷河の塔の入り口に倒れているPC)

Cherukiki:あっ、はっけんー!

Kukki-Chebukki:はっけんしたかー?

Makki-Chebukki:どこだどこだー?

Cherukiki:うわっ、またはずれ! どざえもんだ!

Kukki-Chebukki:なんだ、今度はどざえもんかぁ。
 まったく、まぎらわしいなぁ!

Makki-CHebukki:誰か呼んでこようぜ!
 ……とその前に……ごそごそ……

 (不思議なアミュレットを奪い取られてしまった!)

Nag'molada:おまえたち……!?

 (不思議なアミュレットはPCの懐に戻された!)

Makki-Chebukki:うわっ、ナグモラーダさま!

Makki-Chebukki:ナグモラーダさま、
 ごぶじでなによりですぜ~!

Kukki-Chebukki:エシャンタールさまが
 心配されてましたですぜ~!

Cherukiki:もちろん、おいらたちも
 心配してたですぜ~!

Nag'molada:心配などいらん!
 それよりも、ソ・ジヤを
 動かしたのは、おまえたちか!?

Nag'molada:この遺跡がどういうものか
 考えもせずに動かしたのだろう!

Cherukiki:ち、違うですぜ!

Kukki-Chebukki:それは
 エシャンタールさまですぜ!

Makki-Chebukki:冒険者どもを働かせてたですぜ!

Nag'molada:なんだと、エシャンタールが!?

Nag'molada:どういうつもりだ、エシャンタール、
 ディアボロスを封じるがために? それとも……?

Cherukiki:ナグモラーダさま、
 怒っちゃった!

Kukki-Chebukki:ナグモラーダさま、
 怒っちゃった!

Makki-Chebukki:どうしよう?
 プリッシュが向こうの塔の前んとこに
 倒れてたって言いそびれちゃった、

Makki-Chebukki:……でも、プリッシュなら、
 おいらたちがほっといても死なないよね~。

Kukki-Chebukki:でもおいらたちは、
 プリッシュに見つかったら死ぬよね~。

Cherukiki:ってことは~

Makki-Chebukki:ほっとくことにケッテーイ!

Nag'molada:……第5のクリスタルは、
 神都アル・タユか。

称号:ドザえもん

End

■ ソ・ジヤ(北東の魔法塔)

・それぞれに話しかけると

Potete:……ちょっと前に
 サンドリアのエルヴァーンがやって来て、
 エルヴァーンの女性とヒュームの侍を
 見なかったかって聞くの。

Potete:知らないって言ったら、
 バストゥークに先に戻っているから
 伝えてくれって頼まれたんだけど……。
 
 
Leigon-Moigon:あのルーヴランス
 とかいうサンドリアのエルヴァーンさー、
 なんかこの辺ウロウロしてる物好きで
 ときどき、会うんだけどさー……

Leigon-Moigon:とっきどき、
 インショーっていうか、イショーっていうか
 オーラっていうか、カラーっていうか、
 こー、ほら、違わない?
 
 
Torino-Samarino:なんだよう?
 その辺に倒れていた女の子?

Torino-Samarino:ああ、あの子なら、
 すっかりひえきっていたから回収したよう。

Torino-Samarino:サンドリアの
 エルヴァーンが運んできたんだよう。
 そいつはひとりで北の方へ行っちゃったよう。


プロマシアの呪縛
前のミッションミッション名次のミッション
鍔音やむことなく願わくば闇よみっつの道