・ざわめきの言霊
進行内容
ノーグの周囲で奇妙なことが起きている
そうだ。人を惑わす何かが現れるとき、
「エスカ-ジ・タ」の時と同じく、
鈴の音が響きわたるという。
「海蛇の岩窟」を調査しにいってみよう。
- ノーグ(K-9)のOaken Doorを調べる。
Gilgamesh : [Your Name]、
イロハがお待ちかねだぞ。
Iroha : 未来の師匠が
語ったことを思い返しておりまして、
ひとつ、気になり始めましたことがございます。
Iroha : それは、エスカで
ライオン殿がおっしゃっていたこと……
「師匠が闇と戦う未来」を確定させることと
関係していると思われます。
Gilgamesh : 勾玉に
光を集めるという話だったか……。
Iroha : はい。
まずは師匠が師匠たりえる未来を
確かなものにせねば戦えませぬ。
Gilgamesh : それでいったい、
何が気になったんだ?
Iroha : 師匠。
闇の王を倒したときのこと、
覚えておりますでしょうか?
Iroha : 未来において、
私めに、師匠は語ったのでございます。
Iroha : 「そのとき、
クリスタルから声が響いた」と。
Iroha : どうぞ、
思い出してくださいまし……。
(回想、クリスタルが語りかける)
??? : 『あなたは クリスタルの戦士
そしていずれ 光の戦士となる者』
??? : 『多くの聖なる光を得て
多くの邪悪なる闇を倒す旅をしてきた』
??? : 『これからは
自らの内に眠る闇を晴らし
より多くの光で満たしていくがよい』
??? : 『普通の戦士は 皆
その旅の半ばで疲れ 諦め 足を止めてしまった』
??? : 『しかし あなたは
歩み続ける強さを 持っている
何度か 立ち止まったとしても……』
??? : 『皆を助け 世界を守り
心の闇を切り開いていく強さを持っている』
??? : 『そして
あなたはいつしか 戦士の枠を越える』
??? : 『世界が それを求めるゆえに……
越えてしまうのだ……』
(回想終わり)
Iroha : 思い出しましたでしょうか?
Iroha : その声を聞いた師匠は、
心の力を得たと申しておりました。
Iroha : そして厳しい旅を続け、
後に、いろいろな冒険譚を
語ってくださいました。
Iroha : それだけの
大冒険を経験した師匠ゆえ……
Iroha : 未来が滅びるという
最後の戦いまで、皆を率いることが
できたのでございます。
Iroha : そう。
我が父上は、おっしゃってました。
師匠は、使命を背負う男だと。
Iroha : すでに師匠は、
多くの邪悪な闇を倒してはおりますが、
聖なる光で心を満たす必要がございます!
Gilgamesh : そういえば、
お前さんの父親ってのは、
いったい誰なんだ?
Iroha : それは、もちろん……
Eunsoo : てぇへんだ、親分!!!
Eunsoo : 海蛇の岩窟で
妙なことが起きてやがる!
Eunsoo : 同じところをぐるぐる回って、
外に出られなくなっちまったってよ!
Gottna : それに、何艘かの船から、
ノーグの港に入れねぇって
連絡がきてるぜ!
Gottna : 鈴の音が聞こえたかと思うと
海の同じ場所をぐるぐる回っちまうそうだ!
Gilgamesh : なんだそりゃあ?
ノーグのまわりで、いっせいに
おかしいことが起きてるってか?
Gilgamesh : ……ん、ちょっと待て。
「同じ場所でぐるぐる回る」ってところが
どちらも同じような話だな。
Gilgamesh : つまり、
原因も同じということか?
Zeid : 鈴の音……。
Gilgamesh : ザイド、
[Your Name]。
何か、心あたりがあるのか?
わからない
エスカという世界と同じ?
Zeid : 鈴の音といえば、
色のない地……聖地ジ・タに似た、
あの不思議な場所でのことを思い出さぬか?
Zeid : そうだ。
あの時と同じではないか?
おまえらは経験者ってわけか。
それなら、ぜひとも調査を頼む。
Zeid : 海蛇の岩窟は入り組んでいる。
分かれて探したほうがよいだろう。
先に行くぞ。
Iroha : 師匠、私めも
調査にご助力致します!