ヴァナ・ディールの星唄/イロハの決意

Last-modified: 2017-07-27 (木) 02:07:51

・イロハの決意

進行内容
 エスカ-ル・オンに入ると
 セイレーンが待っていた。
 未来を包む闇……無なる雲を
 女神アルタナでも止めることはできないと
 セイレーンは言うのだが……。
 未来を諦めるわけにはいかない。
 イロハの下へと向かおう。


  1. エスカ-ル・オンでイベント。
    イベント名「イロハの決意(1)(2)(3)」
     
    (勾玉が輝き、セイレーン登場)
    Tenzen : セイレーン!
     イロハ殿を知らぬか!?
    Siren : 『ああ、そなたらは
     あのイロハという名のおなごに
     近しい存在であったな。』
    Siren : 『ならば、聞け。』
    Siren : 『我が支配されていた時。
     無の使者の望みで、我は扉……すなわち、
     時空の歪みをいくつか見出していた。』
    Siren : 『そのひとつが、この場所。』
    Siren : 『神の世に近い場所のひとつ、
     ル・オンの庭。』
    Siren : 『時のない世界をもたらす
     無なる雲は、高い次元から降りてくる。』
    Siren : 『唯一の道である
     クリスタルを通り、何もかもを飲み込みながら。』
    Siren : 『しかし、女神アルタナは
     それを止めようとはしない。』
    Siren : 『何故なら、
     女神は知っていたからだ。』
    Siren : 『それは運命。
     世がいつか迎える運命。』
    Siren : 『無は
     もはや止められぬ。』
     
    イロハの決意(1)

    Siren : 『対なる存在を失い、
     ひとりとなった女神には、止められぬ……。』

     
    イロハの決意(?)

    Siren : 『対なるプロマシアを失い、
     ひとりとなった女神には、止められぬ……。』

     
    Tenzen : ええい!
     我等、女神アルタナに
     すべて頼る気はござらぬ!
    Tenzen : 小さき仄かな光でも!
     導きをいただければ!
    Siren : 『ふむ。
     イロハというおなごが言うとおり、
     そなたらにならば、任せられるな。』
     
    イロハの決意(?)

    Tenzen : おお!
     わかってくださるか!
    Tenzen : 大いなるものは皆、
     人の話すことを理解してくれなんだ!
     やっと話がわかる存在と会えましたな!

     
    Siren : 『女神アルタナに
     会う方法を教えておこう。』
    Siren : 『まずは、
     ひんがしの醴泉島を包んでいる
     虚ろなる闇を払う必要がある。』
    Siren : 『その力を持つは、
     神都にいるセルテウス。』
    Siren : 『セルテウスの元へと続く
     クリスタルの道を通る力を渡しておこう。』
    Tenzen : セイレーン殿!
     本当に、かたじけないでござる!
    Siren : 『我等セイレーンと
     あのおなごが消え去った後も、
     その心意気を忘れずに歩むがよい。』
    Tenzen : ……な、なんと?
     消え去る……だと?
    (地響きが起きる)
    Siren : 『ふふふ。
     あのおなごに頼まれていた
     時間稼ぎは終わりだ。』
    Siren : 『さぁ、帰れ。』
     
    帰る?
     はい
     いいえ
     「時間稼ぎ」とは?
     
    「はい」
    Siren : 『今、自然の循環を乱す存在が、
     我等が言霊の力を用いて
     自らの意思で消え行こうとしている……。』
    Siren : 『祈りを捧げてくれ。
     言霊の成就がために。』
     
    「いいえ」
    Siren : 『むすめごは、
     そなたらには会いたくないと言っていたのだ。』
    Siren : 『邪魔はせぬように。
     自然の循環を乱している存在が、
     自らの意思で消えようとしているのだから。』
     
    「「時間稼ぎ」とは?」
    Siren : 『むすめごは、
     そなたらには会いたくないと言っていたのだ。』
    Siren : 『自然の循環を乱している存在が、
     自らの意思で消えようとしているゆえ、
     我等は力を貸すが……』
    Siren : 『今のそなたらは
     詳しく知らぬ方がよかろう。
     さぁ、帰るがいい。』
     
    (セイレーン退場)
    Tenzen : [Your Name]殿!
     わかってるでござるな!?
     帰るわけにはいかぬでござるよ!
    Tenzen : 先ほどの揺れの中心は、
     向こうでござる!