ヴァナ・ディールの星唄/候ふ者たち

Last-modified: 2015-08-05 (水) 19:11:58

・候ふ者たち

進行内容
 未来を包む闇。それを知ったテンゼンは
 「未来を変えよう」と強く決意する。
 テンゼンとの絆の力が光となって
 勾玉に満ち、新たな道が開けたようだ。
 次はプリッシュの力を手に入れなくては
 ならない。「ジュノ港」へ向かおう。


  1. ル・ルデの庭・オーロラ宮殿でイベント。
     
    Tenzen : [Your Name]殿。
     我輩がここにいると、よく分かったでござるな?
    Tenzen : 実は……でござる。
     先の、ノーグでのやりとりの後、
     忍びの者を見張りにやったのでござる。
    Tenzen : それもひとえに、
     「未来の破滅」の一刻も早い解決を願ってのこと。
    Tenzen : 未来の破滅は、
     ひんがしを包み込んでいた「虚ろなる闇」が
     原因ではないかと思うのでござる。
    Tenzen : [Your Name]殿、
     プリッシュ殿をはじめとした一行と男神を倒した際、
     虚ろなる闇の侵攻は止まったでござる。
    Tenzen : 然れども……
     おそらく、未来に何か……
     また恐ろしいことが起きるのでござろう。
    Tenzen : そういったことを
     イロハ殿に詳しく問いただしたい。
    Iroha : 師匠、
     お待たせして申し訳ございませぬ。
    Iroha : テンゼン殿。
     私めはイロハ。
    Iroha : また会えましたな……。
    Tenzen : むぅ?
     そなたとは初めて会うでござ……
    Tenzen : ……わかったでござる。
     未来において、我輩と面識があるのでござるな?
    Iroha : 我が命があるは、
     テンゼン殿の御陰。
     最後の別れは、涙なくして語れませぬ。
    Tenzen : うぅむ。
     未来において、我輩も闇に飲まれる……
     そういうことでよろしいでござるか?
    Iroha : 私めひとりを残し、
     皆が闇に飲まれ申した。
    Tenzen : 覚悟はしていたでござる。
     やはり、そのような未来が到来するのでござるか。
    Tenzen : しかし、何故でござる?
    Tenzen : 楽園の扉を求める
     新たな勢力が現れたのでござるか?
    Tenzen : 或いは、
     クリスタルの力を奪おうと企む輩が、
     再び、現れたのでござるか?
    Iroha : 未来においては、
     師匠もテンゼン殿も、はっきりとしたことを
     教えてはくださいませんでした。
    Iroha : すべては突然のこと。
     クリスタルから現れた闇が、瞬く間に
     世を押しなべて包み始めたということでございます。
    Tenzen : 我輩も、
     [Your Name]殿も、
     何も分からぬままに闇に翻弄されたのか?
    Tenzen : それとも、
     伝えられぬ理由があったのか?
    Tenzen : 深い深い謎でござるな……。
    Tenzen : ともかく、でござる!
    Tenzen : 我等の手で、
     その未来を変えなくてはならぬ!
    Tenzen : イロハ殿!
     [Your Name]殿!
    Tenzen : このテンゼン、
     全身全霊を賭け、魂を燃やし尽くしてでも
     死力を尽くすこと、お約束するでござる!
    (勾玉が光輝く)
    Tenzen : ばばば、万事休す!?
    Tenzen : は、早くも、
     我が魂は燃え尽きたでござるか!?
    Iroha : 感じ入り申した!
     テンゼン殿の魂の力、勾玉に宿り申したぞ!
    Iroha : 然れども……
     まだ、勾玉に宿る力は
     弱きものでございますな。
    Iroha : プリッシュ殿のお力は、
     まだお借りになっておらぬのでございましょうか?
    Iroha : 私めの未来において、
     プリッシュ殿のお力は特筆すべきものであったと
     師匠はおっしゃっておりました。
    Tenzen : プリッシュ殿を
     ジュノに呼べばよいでござるか?
    Kagero : 私めが
     お連れいたしましょう。
     ジュノ港でお待ちください。
    Tenzen : うむ……
     では、ジュノ港にて
     また会おうでござる。
      
    Iroha : 師匠。
     テンゼン殿は乗り気のようでございますし、
     是非とも、あの方のお力をお借りください。
    Iroha : 未来における
     闇との最後の戦いにて、師匠とテンゼン殿が
     「醴泉島」へやってきてくださったから……
    Iroha : 私めは、
     ある力を受け継ぐこととなり、その結果、
     この時代に危機を報せることができ申した。
    Iroha : 然れども、
     ここは、本来ならば
     私めが「居ない」はずの時代。
    Iroha : 私めが「居る」ことで、
     如何に未来が変わり、定めの針が振れていくのか。
     大変に不安ではございます。
    Iroha : ただ、
     時代の中心であった師匠がいれば……
     しかと歩んでくだされば……おそらくは……
    Iroha : 私めなど
     「居て」も「居なくて」も同じ。
     最後の決断の時を迎えることができるでしょう。
    Iroha : 師匠。
     お先にジュノ港へと参ります。
     では、御免。
      
    (イロハが一人で歩いているシーン)
    Iroha : お願いでございます。
     プリッシュ殿に会うまでは、お待ちを……。
      
    (テンゼンが佇み、鳳凰丸が脈動する)