ヴァナ・ディールの星唄/祈りの炎

Last-modified: 2015-05-14 (木) 23:11:46

・祈りの炎

進行内容
 ノーグにて、イロハに会った。
 醴泉神社の宮司だという彼女。
 神の力を借りたのか、未来から警告に
 やってきたという。このまま行くと
 世界は闇に包まれて滅びてしまうと……。
 イロハは消えてしまったため、
 今後どうすべきか、ギルガメッシュと
 相談してみよう。


  1. ノーグ(K-8)のOaken Doorを調べる。
     
    Comitiolus : やっと来たか。
     冒険者[Your Name]、
     頭の部屋に案内しよう。
    Gilgamesh : おお!
     お待ちかねの冒険者が
     とうとうやってきてくれたぞ!
    ??? : 師匠!
    ??? : 今再び、こうして
     言葉を相い交わせる日が来るとは。
    ??? : 師匠の言いつけどおり、
     日々、天神地祇へと祈祷を捧げ、
     自らを律し、鍛錬を重ねてまいりました。
    ??? : すべては、この再会のため。
    Iroha : 不肖、このイロハ。
     感極まりましてございます。
     
    何という?
     誰?
     師匠って?
     
    「誰?」「師匠って?」
    Gilgamesh : おいおい!
     師匠と呼ばれているのはおまえだろう!?
    Gilgamesh : 弟子のことを
     すっかり忘れてしまったのか?
    Gilgamesh : おい、
     どういうことなんだ?
    Iroha : いいえ、
     それで良いのでございます。
    Iroha : つい我を失ってしまいましたが、
     ここは実のところ、天晶暦884年。
    Iroha : 私めが
     世に生まれ落ちるは、ずっと後のこと。
     本来ならば、ここに在ることも許されぬ身。
    Gilgamesh : はあ?
     なんだ、難しいことを言い出したぞ?
    Aldo : この時代に、おまえはまだ
     生まれてないって話なのか……?
    Gilgamesh : じゃあ、
     どっから来たっていうんだ?
    Iroha : 後の世……
     はるか先に待つ、世の行き先。
     そこから師匠の元に馳せ参じました。
    Aldo : ……つまりは
     未来において、[Your Name]が
     師匠になるということだな。
    Gilgamesh : 未来、ねぇ……。
     で、その出で立ちは、「ひんがしの地で
     生まれ育ったから」で間違いないか?
    Iroha : はい。
     私めは、醴泉神社の護り手。
     宮司を務めるよう、仰せつかりし者。
    Gilgamesh : ふぅむ。
     ひんがしの信仰は、中の国とはかなり違うが、
     女神アルタナへの信仰を元にしている。
    Gilgamesh : その信仰を司る
     神職の人間だということはわかった。
    Gilgamesh : 神の力を借り、
     未来からここへ来たってーことか?
    Iroha : 過去へと遡り、
     来たる闇の未来を討ち払うよう、
     神は私めにおっしゃいました。
    Aldo : ちょっと待て。
     闇の未来とはどういうことか、
     詳しく教えてほしい。
    Iroha : 師匠、
     この者たちに、真実を伝えて
     宜しいのでしょうか?
     
    何と答える?
     伝えてあげて
     やめておいた方がいいかも……
     
    「やめておいた方がいいかも……」
    Gilgamesh : 荒海で流されている小舟から
     その娘を助けたのは誰か、忘れたのか?
     
    「伝えてあげて」
    Iroha : 御意。
    Iroha : 来たる闇の未来とは、
     闇に閉ざされた世のことでございます。
    Iroha : 我が祖国
     ひんがしの国は「虚ろなる闇」と呼ばれし
     闇に浸食されており申した。
    Iroha : しかし、師匠の勇敢なるご活躍にて、
     一度は「虚ろなる闇」の浸食も止まり、天下泰平の
     世が始まろうとしていたのでございます。
    Iroha : そう、
     師匠とその御友人による命を賭した武勲により、
     明るい未来は約束されたと思われました。
    Iroha : それから幾星霜。
     私めがこの世に生を得、師匠に
     弟子入りを果たしてしばらく後のこと。
    Iroha : 濃霧を超えた
     泥海のごとき「闇」が、
     ひんがしの地を包み込み申した。
    Iroha : 当時の師匠が仰いますには、
     ひんがしのみならず、ここ中の国、
     他の大陸も皆、同様の窮地に立たされ……。
    Iroha : 人も神も為すすべなく、
     世に終焉が訪れたのでございます。
    Gilgamesh : ……おまえは、
     どうやって生き残ったんだ?
    Iroha : 師匠と父に、
     命を繋げていただきました。
    Iroha : 母の故郷、
     ひんがしの醴泉島にて
     最後の戦(いくさ)を迎えた我等……。
    Iroha : 「闇」を討ち払わんとする
     努力は報われなかったものの、結界を張り、
     小さな光を守るに至ったのでございます。
    Iroha : それは、数多の骸の上に……。
     世にただひとり、残された私めが護りし祠に……。
    Iroha : ……そして、戦から数年。
     私めの元に、神は一条の光を
     お示しくださいました。
    Iroha : 人々の希望……。
     最後の希望の光……。
      
    Iroha : 師匠。
     それは師匠と共にある光でございます。
     師匠と共に、世を照らす光でございます。
    Iroha : その光に導かれ、私めは、
     この時代へと遡ることができたのでございます!
    Iroha : 師匠。
     忘れぬうちに、まずは
     こちらをお納めください。
    (勾玉を取り出し、冒険者に手渡す)
    Iroha : これより先……
     師匠がひんがしの地を踏むまでの間。
     師匠には、幾多の定めがございます。
    Iroha : その定めの道を
     正しく辿りしこと、お渡しした
     勾玉が教えてくれましょう。
    Iroha : 勾玉に従えば、自然と
     私めの知る未来へ近づくことになり申す。
     ただし……
    Gilgamesh : そのまま突き進めば、
     世界は滅びちまうってことだよな?
     おまえだけが生き残った世界になるんだよな?
    Iroha : ……はい。
     しかし、師匠は本来の未来よりも先んじて、
     闇の未来を知ることとなったわけでございます。
    Iroha : 新たなる一手を、
     師匠……どうか見出し……。
    Iroha : ……この世は……
     私めは……いまだ不安定な……
    (光となって消えてしまうイロハ)
    Gilgamesh : どうなってやがる!
     消えちまったぞ!?
    Gilgamesh : [Your Name]。
     あの娘が言ったこと、本当だと思うか?
    Aldo : 調べてみるしかないな。
     俺の方でも、人手を割いて調査してみよう。
    Gilgamesh : やれやれ。
     気が動転しちまって、
     頭が真っ白になっちまった。
    Gilgamesh : すまんが、
     ちょっとだけ考えさせてくれ。
    だいじなもの:醴泉神社の勾玉を手にいれた!
    ・醴泉神社の勾玉
イロハから手渡された勾玉。
イロハがいた未来へと導く力を
持っているようだ。