・クピピの受難
進行内容
シャントットとクピピの言い争いが勃発。
シャントットは先日、古い院長服の修繕と
配達を、クピピに依頼したそうだ。
しかし、クピピにはその記憶がない。
どちらが正しいのか、天の塔にいる
サッサコタッサ(Sassa-Kotassa)、
シーララ(Sheelala)、ハビダジュビダ
(Habida-Jubida)に聞き回ってみよう。
- 天の塔のKupipiに話しかける。
きちんと説明してくださいますわよね、クピピ?
Kupipi : シャ、シャントット博士……
お許しくださささ、さいなのです。
Kupipi : クピピにもナゾなのです。
これは、誰にも解けないナゾナゾなのです。
Kupipi : 無駄に長い
新米冒険者たちの名前ですら、
忘れたことがないクピピが……
Kupipi : ま・さ・か!
シャントット博士との約束を
忘れちゃったなんて、なのなのです!?
Shantotto : それはいったいどういうことか、
きちんと説明してくださいますわよね、クピピ?
Kupipi : シャ、シャントット博士……
お許しくださささ、さいなのです。
Shantotto : あら、冒険者が
ちょうどいいときに来ましたわね。
Shantotto : このままでは
同じことの繰り返しで埒があきませんし、
時には客観的な意見も必要ですからね。
Shantotto : あなたに命じますわ!
この事件のナゾを解き明かすのです!
はい
いいえ
どういうこと?
Shantotto : よろしい。
ただし、お急ぎなさい。
Shantotto : この院長服の件で
だいぶ待ちくたびれましたわ。そろそろ
プチっと堪忍袋の緒が切れそうですわ。
Shantotto : ……よござんす。
では、これにて事件は一件落着。
クピピ、覚悟はよろしいですわね?
Kupipi : か、覚悟って
ななな、なんの覚悟なのなの!?
Kupipi : わぁ、あなた!
お願いなのなの!
Kupipi : クピピの……
えとえと、ウィンダスのために
この事件のナゾを解き明かすのなの!
Shantotto : わたくしが
聞きたいですわ。
Shantotto : この院長服の件で
だいぶ待ちくたびれました。そろそろ
プチっと堪忍袋の緒が切れそうですわ。
そこのクピピから聞きなさい。
Shantotto : ナンチャッテ名探偵、
あとはよろしく頼みましたわよ。
オーッホホホホホ!
(シャントット立ち去り、暗転)
Kupipi : ……ことの起こりは
バストゥーク共和国で開催されたという
コスプレとか何とかいう大会だったのなの。
Kupipi : その大会では
強さのみならず賢さや美しさも
競うとかホニャララ……
Kupipi : シャントット博士は
その大会に飛び入り参加して優勝するって、
年甲斐もなく、はりきっていたのなの。
Kupipi : そこで、ここ天の塔へ
とっておきの衣装を借りに来たのです。
Kupipi : そう、さっき着ていた
昔の院長服……。
Kupipi : でもでも、
なんだかんだあって
間に合わなかったのです!
Kupipi : コスプレとかいう大会は
とっくに終わっちゃったとかで、
シャントット博士はお怒りプンプン!
Kupipi : しかも、その理由は
クピピのせいだって言うのなの!
Kupipi : ああ……
いったいどういうことなのなの……?
Kupipi : クピピは、あの院長服を
大会の開催日までにお直しして、博士の家へ
お届けする約束をしたって責められたのなの。
Kupipi : でもでも、
クピピには……
そんな約束をした覚えがないのです……。
Kupipi : ……このままでは
クピピの人生は、おしまい!
いっかんの終わりなのなの!
Kupipi : そ・こ・で、名探偵さん。
あなたに調べてほしいのです!
Kupipi : 天の塔の1階で
働いているタルタルたちに聞き回って
真実を解き明かしてください。
Kupipi : その問題の日に
天の塔にいて、何か知っていそうなのは
兵士のサッサコタッサ(Sassa-Kotassa)と……
Kupipi : 侍女のシーララ(Sheelala)と
商人のハビダジュビダ(Habida-Jubida)なのなの。
みんな、今日もそこらへんにいるはずなの。
Kupipi : シャントット博士が
とうとうボケちゃったのか、
クピピのそっくりさんが現れたのか……
Kupipi : 真実は常にひとつ!
……のはずなのなの!
シャントット博士の話と
クピピの記憶が食い違ってるのなの。
Kupipi : 天の塔の1階で
働いているタルタルたちに聞き回って
何があったか調べてほしいのなの。
Kupipi : その問題の日に
天の塔にいて、何か知っていそうなのは
兵士のサッサコタッサ(Sassa-Kotassa)と……
Kupipi : 侍女のシーララ(Sheelala)と
商人のハビダジュビダ(Habida-Jubida)なのなの。
みんな、今日もそこらへんにいるはずなの。 - Sassa-Kotassaに話しかける。
クピピがシャントット博士に問い詰められて
大変な目にあっているんですか!?
Sassa-Kotassa : ううーん、その日は……
確か、ヤグードの使者たちがやってきた日で……
い、いえ、何でもありません!
Sassa-Kotassa : しかし、それ以外の記憶が
何故か曖昧なのです。おかしいですね。
Sassa-Kotassa : ああっ!
そうです、赤い布です!
赤草布なのです!
Sassa-Kotassa : ……おや?
それがどうしたのでしょうか?
何故、急に、それを思い出したのでしょう?
Sassa-Kotassa : ううーん、気になります……。
あなたは冒険者のようですから
赤草布を持ってきてくれませんか。
Sassa-Kotassa : 赤草布を
目の前でひらひらさせれば、
何か思い出せそうな気がするのです。
目の前でひらひらさせれば、
何か思い出せそうな気がするのです。
Sassa-Kotassa : もしも
手に入りましたら、
ぜひとも持ってきてください。 - Sassa-Kotassaに赤草布をトレード。
思い出しました!!!
Sassa-Kotassa : あの日、書状を持ってきた
ヤグードの使者が、赤草布が使われている
赤い面具を身に着けていたのです。
Sassa-Kotassa : ……い、いえ、
ヤグードのことは秘密なのでした!
忘れて、忘れてください!
Sassa-Kotassa : それで、肝心なのは
シャントット博士のことでしたね。
Sassa-Kotassa : 博士は、その日の
朝のうちにやって来て、クピピに
古い院長服のことを頼んでいました。
Sassa-Kotassa : クピピがボヤいていましたよ。
古い院長服は悲惨な状態で、繕ったり、
お洗濯したりしないとならない……と。
Sassa-Kotassa : クピピは、その辺りのことも
忘れてしまったということなのでしょうか。
悪いものでも食べたのかもしれませんね。
その日の朝のうちにやって来て
クピピに古い院長服のことを頼んでいました。
Sassa-Kotassa : クピピがボヤいていましたよ。
古い院長服は悲惨な状態で、繕ったり、
お洗濯したりしないとならない……と。 - Sheelalaに話しかける。
それほどお怒りだなんて……
Sheelala : 「天文泉」で調べると、
クピピの命運は、流れ星になって
燃え尽きているのかもしれませんね。
Sheelala : それはそれとして
シャントット博士がいらした日のことですが
……わたしの記憶も定かではないのです。
Sheelala : シャントット博士をはじめとして
とても危険なお客さまがいらした日なので
みなさんピリピリしていたことは覚えています。
Sheelala : わたしは、特別な
お客さまのために、ヤグードドリンクを
取り寄せるように言われておりました。
Sheelala : ……そうですわ。
ヤグードドリンクを目にすれば、
何か思い出せるかもしれません。
Sheelala : 冒険者さん、もしできれば
このわたしのためにも手に入れてきてください。
ではお気をつけて。
わたしは、特別なお客さまのために
ヤグードドリンクの用意に追われておりました。
Sheelala : ですから、もう一度
ヤグードドリンクを目にすれば、
何かを思い出せるかもしれません。 - Sheelalaにヤグードドリンクをトレード。
おかげさまで、記憶が戻ってまいりました。
Sheelala : ……あの日の朝、
この品の到着を待っていたわたしとすれ違った
シャントット博士は、ボヤいておりました。
Sheelala : クピピが、産地直送で
お取り寄せしたホワイトベリーという
貴重なロランベリーを分けてくれない、と。
Sheelala : ロランベリーがらみだとは言え、
シャントット博士の頼みを断るなんて、
大胆不敵……無鉄砲……あんぽんたん……
Sheelala : そういった流れと勢いで、
シャントット博士に院長服を届けるという約束も
忘れてしまったのではないでしょうか。
Sheelala : もしくは、
貴重なロランベリーがおいしすぎて舞い上がり、
忘れてしまったのかもしれませんわね……。
Sheelala : ……ところで、
全く関係ないお話なのですが、あの日、
わたしが用意したヤグードドリンク……
Sheelala : 確か、お客さまが
予定よりひとり多くて、足りないかもしれないと
慌てた記憶があるのですが……あれはいったい?
Sheelala : いえ、きっと気のせいですわね。
そちらの件のことは、どうか忘れてください。
クピピは貴重なロランベリーを前にして
興奮状態にあったのかもしれません。
Sheelala : そういった理由から
シャントット博士に院長服を届けるという約束を
忘れてしまったのではないでしょうか。 - Habida-Jubidaに話しかける。
シャントット博士とクピピがもめている
件のことなら、もう聞いているよ。
Habida-Jubida : 私としては、
小さい頃から見知っているクピピの
味方になってやりたいんだが……。
Habida-Jubida : はっきりしたことが
この私にもよくわからないんだ。
Habida-Jubida : あれは本当に
あったことなのか、なかったことなのか、
まるでホラー話のようだよ。
Habida-Jubida : というのも、ね。
私はあの日、誰かに質問されて
魔法人形の話をしたはずなんだ。
Habida-Jubida : ここ天の塔には、封印された
恐ろしい魔法人形が数体あるという……
そんなホラ話のもとになった伝説も含めてさ。
Habida-Jubida : それなのに、
私があの日、誰と話していたのか
どうしてもわからないんだ。
Habida-Jubida : ただ、魔法人形のことを
考えようとすると、なぜか
夢想花の花びらのことが頭をよぎる。
Habida-Jubida : 夢想花の花びらが
何かのカギになっているのかもしれない。
Habida-Jubida : 君が調べている件とは
直接は関係ないのかもしれないが
力を貸してくれないか。
Habida-Jubida : 夢想花の花びらを
どうにか探し出して、
手に入れてきてほしい。
直接は関係ないのかもしれないが
力を貸してくれないか。
Habida-Jubida : あの日、私は誰かと
魔法人形の話をしたはずなんだが
それが誰だったかさっぱりわからない。
Habida-Jubida : しかし、
夢想花の花びらがあれば、
何かがわかるかもしれない。 - Habida-Jubidaに夢想花の花びらをトレード。
夢想花の花びらの香り……
Habida-Jubida : そうか!
思い出したぞ!
ヤグードたちだ!
Habida-Jubida : あの日は、ヤグードの使者が
秘密裡に天の塔を訪れるということだった。
Habida-Jubida : そこで部外者は
天の塔に入らないように言われていたのだが、
クピピとシーララに大事な届け物があってね。
Habida-Jubida : その用事を済ましている時、
シャントット博士にも会ったぞ。
Habida-Jubida : 古い院長服のために
急いでダイエットをしないとならないから、
その件で、あるものを用立てろと……。
Habida-Jubida : ……むむ、今の話は
誰にも言ってはならないと
3回ほど念を押された、な。
Habida-Jubida : ごほん。
ともかくだ、そういったデリケートな理由で
シャントット博士は慌て……気が立っていた。
Habida-Jubida : そう考えると
シャントット博士の頼みをクピピが忘れたとは
言い切れないのではないか?
Habida-Jubida : ……と思ったのだが、
怒ったシャントット博士に
何を言っても無駄だろうなぁ~。
Habida-Jubida : 冒険者よ、
クピピには、さっさとすべて諦めて
土下座でもして謝るように勧めてみてくれ。
Habida-Jubida : 私の方からも
シャントット博士に口添えをしておく。
デリケートな品を携えてね。
しかし、怒ったシャントット博士相手に
正論をぶつけても無駄に違いない。
Habida-Jubida : 裏で手をまわしておくから、
クピピには、すべて諦めて
さっさと謝るよう勧めてみてくれ。 - Kupipiに報告する。
真実を突き止めたのなのです!?
(暗転)
Kupipi : ……つまり……
あなたが集めた情報をまとめると
こういうことなのなの……?
Kupipi : 問題の日、クピピは
お取り寄せホワイトベリーで舞い上がっていた。
Kupipi : そして、シャントット博士の
古い院長服は悲惨な状態で、繕ったり、
お洗濯したりしないとならなかった。
Kupipi : シャントット博士と
クピピのどちらが悪いのかは
はっきりとはわからなかった。
Kupipi : だから、とにかく
さっさと謝ってしまったほうがいい。
Kupipi : そんなの、だめなの!
クピピも怒ってるのなの!
Kupipi : さっきの話の、産地直送
お取り寄せホワイトベリーのことなんて
クピピ、知らないのなの!
Kupipi : どうなってるのなの!?
何が何だかわからないのなの!
ホワイトベリーが食べたいのなの!!
Kupipi : これは、あれなの。
冒険者に、クピピ人生の最後のお願いなの。
Kupipi : ホワイトベリーを
手に入れてくださいなの。そしたら、
少しは落ち着くことができるかもなの。
Kupipi : それに……
どうせおしまいなら、
最後のごはんにするのなの……。
頭がこんがらがって、もう
何も考えられないのなの。
Kupipi : ロランベリー耕地で、産地直送
ホワイトベリーを手に入れてくださいなの。
そしたら、落ち着くことができるかもなの。
Kupipi : それに……
どうせ、おしまいなら、
最後のごはんにするのなの……。 - ロランベリー耕地(F-11)のPellioに話しかける。
毎日、毎日、家業の畑仕事の手伝いばかり。
もっと研究の時間が欲しいよ。
栽培研究をしてるんだけど、父さんの手伝いで
素材の調達がままならないんだ。
Pellio : おや、キミは暇そうだね。
よかったら、素材になるロランベリーを
持ってきてくれないかい?
Pellio : 僕がコレだ、
と思うものを持ってきてくれたら
お礼に白いロランベリーをあげるよ。
Pellio : まあ、僕の御眼鏡に
適わなければ、やり直しもあるけれど
冒険者って、そういうものだろ?
Pellio : いつでも何回でもいいから
いろいろなロランベリーを持ってきてよ。
Pellio : 特に古ければ古いほど
良い結果に繋がるみたいだからね。
頼んだよ! - Pellioに指定されたアイテムをトレード。
突然変異の可能性が感じられるものを
持ってきてくれたのかなぁ……。
Pellio : コイツは使えないね、やり直し!
同じロランベリーでも違いがあるんだよ。
キミには見分けがつかないと思うけど。
Pellio : 白いロランベリーが
欲しかったら、僕の御眼鏡に適う
古いロランベリーを持ってくるんだね。
普通のロランベリーだけど
可能性は感じる……、かな。
Pellio : 古いロランベリーと
比べるための研究も必要だから受け取るけど
今回限りだからね。
Pellio : 一応お礼は渡すけど
次からはできるだけ古いロランベリーを
持ってきてくれよ。
ホワイトベリーを手にいれた!
って、これは普通のロランベリーじゃないか。
Pellio : 1回だけは
受け取ってあげたけど、もう必要ないよ。
できるだけ古いロランベリーを持ってくるんだ。
Pellio : いいかい?
古いロランベリーだよ、分かったかい?
その暇そうな頭によーく叩き込んでおくんだね。
Pellio : コイツは使えないね、やり直し!
同じロランベリー881/874/864でも違いがあるんだよ。
キミには見分けがつかないと思うけど。
ロランベリー881/874/864だな。
Pellio : ありがとな。
まさに「白いロランベリー」が
栽培できそうな可能性を感じるよ。
Pellio : ……昔のジュノは
ロランベリー栽培や海運ですごく栄えたんだけど
いろいろあって衰退した時代もあったらしいんだ。
Pellio : それでも
今は冒険者達が集まって
賑やかで大きな街になってる。
Pellio : ロランベリー農家も同じさ。
流行や戦争に振り回された時代があったんだ。
そして最近、果実が特産品から外されてしまった。
Pellio : だから
僕の白いロランベリーが必要なんだ!
Pellio : 安定して栽培できるようになれば
ジュノみたいにロランベリー農家も復活するはずさ。
ははは、一気に大金持ちだ!
Pellio : じゃあ、これはお礼だよ。
あまりの美味しさに
意識を飛ばしてしまわないようにね。
完熟ホワイトベリーを手にいれた!
Pellio : お! コレコレ!
ロランベリー854だな。
Pellio : ありがとな。
まさに「白いロランベリー」が
栽培できそうな可能性を感じるよ。
Pellio : むーん。
父さんも家の畑や他人の畑の世話ばかりしていないで
キミみたいに僕の研究を手伝ってくれたらいいのに。
Pellio : 今の時代じゃ
開墾できる土地も少ないし、畑が広がっても
家族だけだと手一杯で管理しきれないよ。
Pellio : これからは量より質の時代さ。
より良いものを付加価値をつけて売っていかないと。
Pellio : じゃあ、これはお礼だよ。
あまりの美味しさに
意識を飛ばしてしまわないようにね。
完熟ホワイトベリーを手にいれた!ホワイトベリー 白いロランベリー。 とても希少で、すごく甘い。
完熟ホワイトベリー 完熟したホワイトベリー。 とてもとても希少で、すっごく甘い。
- Kupipiにホワイトベリーまたは完熟ホワイトベリーを届ける。
うるわしのホワイトベリー……
Kupipi : パクパクパクパク!!!
Kupipi : ああ、幸せなのなの!
もう、クピピの人生、おしまいでもいいのなの!
うるわしのホワイトベリー……
Kupipi : ……と思ったら、
こ、こ、これはッ!
まぼろしの完熟ホワイトベリー!?
Kupipi : パクパクパクパク!!!
Kupipi : ああ、幸せなのなの!
もう、クピピの人生、おしまいどころか、
このまま異世界に転生しちゃうくらいなの!
Kupipi : 思い出したのなの!
ぜんぶ、思い出したのなの!
Kupipi : あの日は……
ヤグードの使者たちがやってくる日で
天の塔は、朝から大変だったのなの。
Kupipi : ウィンダスとヤグードは
大戦の後、「和平条約」を結んだのなの。その
条約の細かいことで、今もあーだこーだあるの。
Kupipi : もちろん、
ウィンダスの街の中に、ヤグードたちを
迎え入れるのは、すごく危険なことなの……
Kupipi : 街の人が知ったら、
パニックになるかもなのなの。
Kupipi : だから、この件は
内緒にしているのなの。あなたにはもう
バレちゃったみたいなので仕方ないのです。
Kupipi : ……それで、あの日の朝、
みんながバタバタしている中、
シャントット博士がやってきたのなの。
Kupipi : そして、ご自分で
どこからか古い院長服を探し出してきたけれど、
そりゃもう悲惨な状態だったのなのなの。
Kupipi : だから、ちょうど
ホワイトベリーを届けてくれた商人に
修繕屋さんへお届けを頼んだの。
Kupipi : そして!
その時に、クピピはこう言いましたのです!
Kupipi : 「お直しが終わったら
シャントット博士のところに届けるよう
修繕屋さんに伝えてほしいのなの」って!
Kupipi : ……。
Kupipi : ただ……
あの時、クピピは待ちきれなくて
ホワイトベリーを、ほおばっていたのなの。
Kupipi : 口いっぱい
ほおばっていたのなの。
こんな感じに……
Kupipi : 「もぐもぐもぐもぐ
もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ
もぐもぐもぐもぐもぐもぐごくん」って!
Kupipi : ……言ったつもりで……
ぜーんぶ、もぐもぐ……
Kupipi : ……ああ
真実の味は……
ホワイトベリー味……。
Kupipi : ……すべてが……
解き明かされたのなの……。
Kupipi : ……冒険者さん……
シャントット博士に
報告してくださいなのです……
Kupipi : クピピも後で
シャントット博士に
ごめんなさい、しにいくのなの……
あと、フェレーナにも報告しないと!
Kupipi : 完熟ホワイトベリーを
ほおばったら見えてしまった
「最後の幻想」について!
ホワイトベリー味……。
Kupipi : …………冒険者さん……
シャントット博士に
報告してくださいなのです……。
クピピの方が全面的に悪かったなんて!
Sassa-Kotassa : 侍女長のズババさまか、
守護戦士のセミ・ラフィーナさまに、急いで
相談したほうがいいのではないでしょうか!?
Sassa-Kotassa : ……いやまあ、
シャントット博士が相手では
すべて無駄でしょうけれど……
シャントット博士の古い院長服の件、
やはりクピピの方に落ち度があったのですね。
Sheelala : わざわざ「天文泉」で
調べるまでもなく、クピピの命運は
燃え尽きて……もはや消し炭でしょう。
真実が明かされても、結局のところ
状況はまったく変わらないようだ。
Habida-Jubida : しかし、気にするな。
私の方からもシャントット博士に口添えを
しておくから。デリケートな品を携えてね。 - ウィンダス石の区(K-7)のShantottoに報告する。
院長服の件、忘れたりはしてませんわよね?
Shantotto : ……お見事ですこと!
クピピのみならず、天の塔の何名かの記憶も
はっきりさせてくれたということですわね!
Shantotto : そして、結果的には
すべてクピピが悪いということで一件落着。
Shantotto : あなたも、
クピピを断罪すべきとお思いますわよね?
はい
いいえ
Shantotto : 物分かりの良いこと!
よくできました!
Shantotto : あらあら。
犯罪者に同情して、許してしまうタイプの
名探偵ということかしら。
このわたくしの考えに
従ってもらいましょ。
Shantotto : いろいろと
楽しみにしてなさい。
オーッホホホホホ!
20000ギルを手にいれた!