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はじめに
この手順では、地形テクスチャの置き換え方法を記載する。
- 建物が表示されていない場所に表示される内容を変更することができる。
- 例:橋を作って川の上に配置しても、橋の下の水面に橋の航空写真が張り付いたままになったりするので、それを消すのに使える。
※準備するデータ
- 地形写真テクスチャ(png:256*256pixel,透明属性可能)
- 地形写真テクスチャのファイル名は、MSのBingMAPの命名規則BingMAPの命名規則に従いLOD20の精度で緯度経度を指定すること。
- ファイル名の例:02123020101020302101.png(ファイル名の長さが20文字)
- 透明とした箇所があれば、デフォルトの地形が表示される。
- ファイル名のLOD20について、日本なら 131,132,133のどれかで始まるはず。
- ※例:東京駅丸の内中央口は1330021123102231300
- LOD18までの番号が判明している場合も同様に、末尾二桁も同じ命名規約で配置されている。
- 地形の命名について
- ※この手順では、仮の名称としてAAAAという名前で地形テクスチャに名前を付けています。必要に応じて読み替えてください。
- SDKはDevelopperModeにすると、ツールバーにダウンロードのリンクがあるので、そこからダウンロードとインストールを行っておいてください。
SDKに読み込ませるファイルを準備する
準備作業:サンプルからファイルを複写して、読み込みするためのファイルを準備します。
- SDKのサンプルから SimpleAerialフォルダごと複写する
- コピーしたSimpleAerialのフォルダ名をAAAAに変更する
- AAAA\SimpleArealProject.xmlのファイル名をAAAA.xmlに変更する
- AAAA\PackageDefinitions\mycompany-aerial.xmlのファイル名をAAAA\PackageDefinitions\AAAA.xmlに変更する。
- AAAA/AAAA.xmlを開き、5行目(Package)中の"PackageDefinitions\mycompany-aerial.xml"から"PackageDefinitions\AAAA.xml"に変更する。
- AAAA\PackageDefinitions\AAAA.xmlを開き、AssetPackage Nameの"mycompany-aerial"から"AAAA"に変更する
- AAAA\PackageSources\CGL\aerial_imagesのフォルダを開き、経度緯度を示すファイル名にしたpngファイルを配置する
SDKによるパッケージのビルド
- MSFS2020を起動し、DevelopperModeを起動する
- ToolsからProject Editorを起動する
- Project Editorから"File" => "Open"にて AAAA\AAAA.xmlをOpenする
- Project Editorにaaaaと表示がされているので、aaaaをクリックして選択
- ※サンプルには"ContensInfo"フォルダが無いため、Thumbnail等は指定されていない。多分、後から追加するんだろう...
- Inspectorの"Build package"を押すとパッケージのビルドが始まる
- コンソールウィンドウが開き、ビルドの結果が表示される。
- ※AAAA\Packages\aaaaのフォルダが作成される
- SDKのwindowsからconsoleのチェックを外すと、コンソールウィンドウが消える。
ビルドしたパッケージのインストール
- MSFS2020を終了する
- ビルドしたときにできたフォルダ(AAAA\Packages\aaaa)を、MSFS2020をインストールしたフォルダへ複写する
- MSFS2020をインストールしたフォルダ\LocalCache\Package\Community配下にaaaaフォルダを複写
ビルドしたパッケージを試写
- MSFS2020を起動し、DelevopperModeを起動しておく
- World MAPから試写したいところではなく、別の場所を指定して飛行する。
- DelelopperModeからOptions→Pause simurationをクリックして停止する
- Camera→DevelopperCameraを選択
- Winodows→Teleport Windowを選択
- ※直接その場所を表示するとキャッシュに残ったものが表示される場合があるため、Teleportで移動してからとなる。
- 表示させたい場所に行くには2つの方法がある。
- 緯度(latitude)、経度(longitude)を入力し、"Go to LatLon"をクリック
- SDKサンプルはlatitude = 47.00050 / longitude = -122.85924
- 近い空港名をICAOコードとして入力する
- SDKのサンプル(SimpleAerialの場所)に近いのは、KOLMである
- https://goo.gl/maps/ReEDaVyrh9B1DL6D6
- その場所を上空から確認する。不具合があれば再度この手順を。