AARキャンペーン/はじめてのキャンペーン/第3話

第3話：防衛戦

防衛準備

前回までのあらすじ。
DWGに狙われて俺らの拠点マジヤバい。
で、何か対策は思いついたか？私はお昼ご飯のメニューしか思いつかなかった。担々麺だ。
あ、いいですね担々麺。じゃなくて。とりあえず拠点を奪取されたら再起のチャンスは無いと思います。しかも敵部隊を遅滞させる戦力はないので、早急に防衛体制を構築する必要があります。
しかし保有する資源は少ない。現在の主力艦であるヴレヴェースニク級を建造することはできない。
その通り。しかしこれまでの戦闘から、ヴレヴェースニク級はその武装と弾薬庫の配置から被弾に大変弱いということが分かっており、防衛には不向きです。
ということは新艦艇か。
そうです。新艦艇に要求される性能は以下の通り。
・コストを可能な限り低くする。最大でも8500を超えてはならない。これは最低でも2隻を建造するためである。
・敵航空機に対して有効な火力を有する。艦艇であれば最悪鹵獲すればよいが航空機はそうもいかないためである。
・防衛戦に投入可能なだけの防御力を有する。Metal製が好ましい。
これらの要件を満たすため、まず拠点防衛に特化させ、上記の性能を満たす以上の装備をすべて排除しました。そして出来上がったのがこちら。

ナニコレ
防衛ブイです。まあブイっていうより浮き砲台ですが、もう名前つけちゃったのでこれで通します。
ということは自力航行はほぼ不可能か。
非実体化時なら1m/sで動けますけどね。どうせ拠点防衛以外に使わないならエンジンは不要でしょう？
確かに。
内部はこうなっています。

バイタルパートは可能な限り水中に沈め、被弾のリスクを下げました。
武装は1つか。
コスト削減のためです。その代わり2種類を作りました。152mm対空砲と5砲身63mm対空砲です。
対空特化にしたのか。水上艦艇に対応できるのか？
あまり期待できませんね。航空機の排除を優先しました。152mmならある程度水上艦艇にも効果がありそうですけど。
で、ある意味一番重要なポイントだが、コストは？
約7000です。これなら2基建造できます。
よし、さっそく建造しよう！こうしている間にも敵は迫っているぞ！

防衛戦力を何とかかき集めましょう。輸送艦も単装100mm砲があるので防衛戦力にカウントします。
戦えるか？
砲の発射レート自体は高いですし、速力もありますので、役に立ってくれるでしょう。被弾さえしなければ・・・
それと、南方戦域のヴレヴェースニク級も呼び戻そう。少し遠いから間に合うかは分からんが・・・
あっまずい！


もう敵来てるじゃん！
まだ防衛ブイの建造中だってのに！
152mm砲型は完成しているから、そっちに期待するしかない！交戦するぞ！

防衛戦

残念ながらヴレヴェースニク級は間に合わなかった。
仕方ありません。こちらの戦力のうち、戦闘機動が可能なものは輸送艦のみですから、砲台との挟み撃ちを狙います。

おいブイが実体化してないぞ！？
あ、あれぇー？BattleSizeとかいうのをいじればいいのかな・・・？
防衛ブイがなければこっちはヴレヴェースニクと何ら変わらん、すぐに沈められる！

ｸﾞﾜｰｯ!
砲塔が！あ、でも防衛ブイが実体化しましたよ。
遅い！

でもほら、ちゃんと撃ってる！
奥の防衛ブイは動いてないように見えるんだが？
AIの部分まで建造できないまま戦闘になっちゃったんで・・・デコイにはなるんじゃないですかね？
それでいいのか！？
いつも状況が自分に有利とは限りません。今ある状況を変えることはできないのです。ですが、利用することはできます。それがフーリンカザン！運命は己の手で掴み取るのだ！クズネツォフ、お前なら分かるだろう！？今こそドイツ軍を迎え撃ったあの日を思い出すんだ！
うるせえ！死ね！

出た！あの飛行機が厄介なんだ！
ほとんどあれに対処するためだけに防衛ブイの武装を対空砲にしたようなもんですからね・・・


やったーっ！
きまったーっ！
あとは水上艦艇だ！

ソ連邦英雄ジューコフよ、その名誉は永遠に

あっ・・・
100mm砲が・・・
どうするんですか・・・応急処置するだけの資源もないんですよ・・・
やっちまった・・・
防衛ブイも破壊されてしまっている・・・
くそ、ここまでか！
いや、諦めるには早い・・・！まだ手はある・・・！
おい、突然SMGを持ってどうした！
このゲオールギー・ジューコフ、数多くの同志を指揮し、彼らの犠牲の上に立ち勝利をもぎ取った男！ソ連邦元帥たる者、必要とあらば自ら銃を持って突撃する覚悟が無ければならぬ！
まさか！やめろ！
クズネツォフ！あとは任せたぞ！
За Родину!　Урааааааа!!!!!

待てぃっ！このっ！
あいつ！乗り込んでAIを破壊するつもりだ！
逃げるな！腰抜け！待てっ！

あのっ！ちょっと！待って！本当に！速すぎ！
あのバカ本当に役に立たねえな！もう一隻が拠点に近づいているから、行くならそっちにしてくれ！
わ、分かりました・・・

あ、あの、こっちも速くて追いつけません・・・
お前ただ海水浴してるだけじゃねえか！楽しいか！？NSSの拠点が攻撃されてるときに海水浴して楽しいか！？
楽しくないです・・・

あ、なんか壊れた。
敵の拠点に近づきすぎると自壊するみたいですね・・・
とりあえずいったん上がってこいお前。
はい・・・
残った敵艦はおそらく舵を破損していて、こっちに戻ってこれないみたいだ。
そりゃよかった・・・

お前がのんびり海水浴してる間に拠点はボロボロになったけどな。
ああ、無惨な姿に・・・
輸送艦も艦橋とAIが破損してただぐるぐる走り回るだけの木の箱になったぞ。
ど、どうしましょ・・・
お前、泳げよ。
えっ
必死こいて敵艦に乗り込んでくるんだよ！行けっ！
は、はい！

戦闘終結

ひー、遠い！
あれだけ啖呵切ったんだから泳げよ！休むな！
ふぇぇ・・・
オッサンがふぇぇとか言ってんじゃねえよ・・・

あ、座礁してる！
じゃあそのまま鹵獲してしまおう。やれっ！
だーかまんでぃーる！




お、終わった・・・！
ディープウォーターガードめ、NSSの力を思い知っただろう。しょせん奴らは辺境で隠れ住むだけの集団よ。
そっすね・・・
我々は違う。我々は大いなる志を抱き、戦う。同志の屍を乗り越え、敵を粉砕し、前進する。振り返ってはいられない。それが革命への道だ。・・・と言っておけばそれっぽい感じだ。
すごくソ連っぽい。
とにかく戦力を立て直さなければ。
そうですね。とりあえず今回はここで切りましょうか。
一回の戦闘だけで一回分使うってどうなんだ？
まあ重要な戦いですし・・・

次回予告

さあーて！次回のニコライさんはー？
ゲオールギーです。まだまだ寒い時期が続きますね。私はホットウォッカが手放せません。スキットルが湯たんぽになって一石二鳥です。さて次回は「ニコライ、コスト削減に悩む」「赤い詐欺師」「小さい子、大きい子」の3本です。
来週もまた見てくださいね。ジャン、ケン、ポン！

ウフフフフフフ！
いい加減にしないとヤバいですよ、こんなクソコラまで作って！サ〇エさんも厳しいんだから。
そうだな、じゃあ次はそろそろネズミに手を出すか？
アカン！それだけはアカン！

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