AARキャンペーン/艦隊戦でキャンペーン攻略/艦艇サイズ検討

Last-modified: 2017-06-03 (土) 22:00:53

前提の小話

まずキャンペーンモードでの戦闘では、実体化できるオブジェクトの数に制限があります。
キャンペーンの戦闘開始時の彼我の合計艦艇体積比で50000㎥を折半して敵味方で消費します。
50000㎥は体積であってブロック数ではありません。4mウッドビームブロックは「4㎥」です。

体積比がトントンであれば25000㎥を敵味方で分け合って使う事になります。

ここで大型の戦艦(例えば50000㎥級)を実体化すると、いきなり自分の25000㎥を消費しきってしまい、一隻しか実体化出来ません。
50000㎥の内、どの程度自分の使用量としてモギ取れるかは戦闘に参加させる味方艦艇の規模にもよりますので、
とりあえず彼我の規模を1:1と仮定し、25000㎥で"艦隊"を実現できるよう、船の規模を検討しました。

自軍の参加戦力が圧倒的な場合、50000Volのほとんどをもぎ取ることも出来ますが
劣悪な「囲んで棒で叩く状態」となり、非常に気の毒になるので、このあたりは自重しています。
(多くても3:2くらいの比率に留めるようにしています。)

艦艇のサイズ検討

前提で検討した25000㎥で艦隊を実現するにあたって、艦隊編成を検討しました。
数多く出したいのは山々ですが、多く出そうとするとその分各艦の規模を相当削り込まないといけません。
塩梅が難しいところですが、史実の第二次世界大戦時に適応された水雷戦隊の編成を参考に
・旗艦(軽巡洋艦級)
・駆逐隊(駆逐艦3~4隻)
の構成を25000㎥で実現する、を目標とします。

旗艦と随伴艦はなるべく目に見えるくらいのサイズ差があったほうが、艦隊編成時の見栄えがよくなるので
旗艦と随伴艦の体積比は2:1くらいにしました。

駆逐艦一隻に使える体積を計算すると 25000㎥÷6=4166.66㎥ となります。
戦闘参加時にトントンで突入する場合もありますが、戦力差が優勢の場合もあるため
30000㎥まで上手く取れた場合も考えると 30000㎥÷6=5000㎥ となりますので
駆逐艦の基準体積は
4166~5000㎥ としました。

ここから各艦種を
軽巡洋艦(駆逐艦2隻分):8333~10000㎥
重巡洋艦(駆逐艦3隻分):12500~15000㎥
戦艦(駆逐艦3.5隻分):14583~17500㎥
と仮定し、これらを基準に船体を作成しました。

使用体積から船体サイズの策定

使用体積から実際に船のサイズを考えるにあたり、いままで自分で作ってきた船から
船のサイズと内部の密度の関係を確認してみたところ、
大体、船体サイズの直方体体積がほぼ使用体積となりました。
これは個人のデザインによりけりだと思いますが、自分の場合は下記式がかなりいい目標値となったのでこれを基準とします。

船体部の全長*全幅*深さ≒船の体積

船体サイズの直方体を木の葉状に削り、削りカスで上部構造物をつくるようなイメージです。

うちの船では深さがだいたい7~8m(水平装甲2m+船底1m+船内4~5m)のため、
駆逐艦分の体積で幅7mの船体となると、4166÷(7+7)≒85mくらいとなりました。

小型化黎明期では搭載砲の弾薬供給部が大きく、側面の垂直装甲と合わせると全幅が大きく
駆逐艦でも幅9m(船内5m、片舷装甲2m)とかになってしまい、その分全長を削るハメになり
黎明期は太っちょ感が出てしまいました……。
キャンペーン中盤では新型主砲として船内サイズ3✕3✕4のものを開発し、
以降の駆逐艦は船体の全幅は7mまで縮められています。

史実の船サイズを出そうとするともう速攻でアウトになってしまうのです……。
特型駆逐艦の吹雪型で考えると、
全長 約118m
全幅 約10m
吃水 約6m
ですので、 118x10x6 = 7080㎥ くらいになり、3隻だすと旗艦分がなくなってしまいます。
カナシミ。