編集時Ver1.966
GUIを開く
設定を行うためにはGUIを開いて数値を入力する必要があります。
PACのGUIはコアパーツとそこに接続された各種パーツ、どこからでもQキーで開けます。
GUIの見方
- Horizontal focus power
横方向のフォーカス値。
左右方向から軌道が曲がるのを抑える強さ。
強いほど横方向に反れにくくなる。 - Vertical focus power
縦方向のフォーカス値。
上下方向から軌道が曲がるのを抑える強さ。
強いほど縦方向に反れにくくなる。 - Time between shots
現在の発射間隔。
X秒毎に発射する。 - Energy Use
1発に使われるバッテリーの電力量。
ポート毎に独立しており、各ポートの数値の合計がこのPACの瞬間最大消費電力量である。
レンズ方式のポートは1本分の数値なので、実際に消費されるのは2本分、つまり表記の2倍となるので、消費電力を計算する際は注意。 - Range
最大射程距離。
通常使用する構築ではこんな距離まで狙うことはないので気にしなくてもよい。
ここに到達する頃には威力は2%まで落ち込んでいる。 - Initial Damage
発射直後の威力。
減衰する前の最大威力。
威力は各ポート毎に独立している。
レンズ方式は粒子1本分の威力が表示されている。この威力の粒子が2本発射される。 - Attenuation 1 per km
距離1km進んだ際の減衰率。
e^(-X)
X=0.5の時1km進んだ際のInitial Damageは61%まで減衰する。
設定する
GUI右上にあるスライダーで数値を変えることでPACの性能を決めていきます。
スライダーの右に直接数値を入力しても構いません。
設定項目
- Horizontal -> Vertical focus
縦横のフォーカス値をトレードする。
正直あまり触れる必要はないところ。
- Damage and attenuation
威力と減衰率をトレードする。
数値を減らすと減衰が緩やかになり威力が低下。最大射程距離が伸びる。
数値を増やすと減衰が激しくなり威力が上昇。最大射程距離が短くなる。
目標距離が1.5kmの時
1/1.5=0.75
となる。
想定交戦距離に合わせて調整しよう。 - Field of fire
最大発射角の設定。
3.0~30.0°の範囲で設定する事ができる。
1軸ターレットの場合は対空、対潜攻撃を行うのであれば最大に設定しておこう。 - Efficient -> Overclock
使用電力の設定。
数値は威力の倍率となっているので注意。
威力を半分にすると、消費電力は1/4になる。 - Damage & Inaccuracy
威力とフォーカス値をトレードする。
想定交戦距離や想定攻撃対象の大きさに応じて要調整。
- Charge time
発射間隔を決める。
時間を伸ばすと威力と消費電力、フォーカス値が正比例で増加する。
瞬間消費電力量は増加するため、要求する最低バッテリー容量は大きくなる。
しかしながらじっくり狙って撃つか、手数で当てるかの違いなので、適切な距離においてはそう変わらないと感じる。
距離が離れるほどフォーカス値がものを言うので、交戦距離が遠いならば長いほうが安定する。 - 攻撃タイプ
PACの弾種は4種類あります。
- Piercing
貫通モード。
徹甲弾のように軌道上のブロックを撃ち抜く。
なお、空間を挟んでも貫通枚数に影響はないので、
性質上精度が重要なので、フォーカス値を高く調整すると良い。 - Explosive Shock
爆発モード。
榴弾のように着弾点で爆発を起こす。
具体的には、かなり威力を上げないと鉄複合装甲に苦戦する。 - EMP
EMPモード。
大口径CRAMの如く規格外のEMPを流す。
CRAMと比べると連射速度と弾速に優れ、防御不能であるなど非常に優秀。
とりあえずこれにしておけば大丈夫なくらい使い勝手が良い。
小型の砲でもEMP対策の甘いビークルならば数秒でAIを焼き切ることが可能。
しかしながら威力が桁違いなので、中途半端な知識での半端な対策だとゴリ押しできてしまうことも。 - Impact
インパクトモード。
着弾点に衝撃ダメージを与える。
着弾したブロックから繋がったブロックへとダメージが伝播する。
繋がったブロックにしか伝播しないので、小さな塊に着弾すると威力が十分に活かせない。
威力が高い方が成果が出しやすいので、無暗に精度を上げるよりは威力を高めに設定する方が使いやすい。
衝撃ダメージなのでラバーブロックに無効化される。
- Piercing
設定例
- 大型艦の副砲(一軸ターレット)
想定交戦距離1.5km
一軸ターレットなので上下に射角をとるためにField of fireは最大。
副砲なので威力と消費電力は控えめ。
交戦距離がに合わせてフォーカス値は高め。
小回りが利くように発射間隔を3秒、EMPモードに設定。
威力を維持して構築の自由度が高いターミネーター方式で構築。 - 中型艦の主砲(一軸ターレット)
想定交戦距離2.0km
一軸ターレットなので上下に射角をとるためにField of fireは最大。
主砲なので威力と消費電力は高め。
交戦距離に合わせてフォーカス値をかなり高め。
威力を上げるために発射間隔は10秒、装甲を削るためにインパクトモードに設定。
威力を上げやすいインプットポート方式で構築。
覚えるのが大変そうに見えるかもしれませんが、手順自体は多くはありません。
左右どちらかに極端に設定にしたものを試射してみると理解が速いかもしれません。
このページで使ったPAC実験場はWSにあるので良かったらどうぞ。
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=810738347
次はビークルに搭載しての運用の仕方を説明します。
PACを運用する
コメント
- Damage and attenuationも項目ですが1.5の逆数は0.66だと思うのですが・・・ -- 第一砲塔? 2017-05-05 (金) 01:58:06