車載装置

Last-modified: 2022-01-15 (土) 19:37:49

路線車で採用されるシステム
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OBC Visionの概要

 OBC Visionは、レシップ株式会社が開発した液晶表示器で、Windows Embeddedを搭載した拡張性の高いプラットフォームだ。現行では3種の機種がリリースされており、ワンマン運行を行う全国各地のバス会社や鉄道会社で採用が進んでいる。

福島交通におけるOBC Vision

 2010年10月30日より導入されたICカード「NORUCA」に対応するため、ワンマン装置の更新を行った。その際に導入されたのがレシップ社のシステムだ。OBC Visionを中心に、整理券機、運賃箱をレシップ製品とし、各機の連動をしている。同社では2画面タイプの「OBC-Vision“D”」を採用し、デザインは奈良交通などで見られるものとなっている。左画面では運賃を案内し、右画面では、次バス停(ひらがなとローマ字)、先4バス停の案内の他、同社の高速バスや観光ツアーの広告、注意喚起などの情報発信を行う。運賃表示は3パターンあり、1画面に券6番まで、12番まで、20番までとあり、路線によりマス目が異なる。

福島交通での特徴

 同社の音声合成は主に、郡山支社でClarion製品、福島支社でNEPTUNE製品(バスカード時代の市内専用車を除く)を採用していた。しかし、OBCシステムの導入に合わせ、全社全支局でレシップ化をした。音声は基本的に、株式会社 日立産業制御ソリューションズ「美音工房 奏」を用いたものとなっているようだが、一部の車内放送広告主によっては、声優の肉声を採用している[郡山:うすい、福島:石井工務店(現在は停止)など]もある。
 筐体色は2色(グレー、黒)ある。最初期にはグレー筐体のモデルを採用していた。

しかし、2016年~2017年頃に中古導入された車両の一部には、グレー筐体ではあるが、画面の色味が少し異なるものが搭載されている。

また、2020年初頭以降に中古導入された車両の一部には、黒筐体で前述の新しい色味の画面を用いたものが搭載されている。(下写真)


運転席に搭載される系統設定器にはレシップのテンキー付き セグメントLCDのモデルを使用している。
 2020年12月16日よりサービスが開始されたバスロケーションシステム「バスがいつ来るか分かります!」(以下バスロケ)に関連する機器(bV-Linker)も、OBC Visionに関係しているようだが、詳細は不明である。バスロケが正常に作動しているときは、bV-Linkerは緑ランプが2本常灯し、異常時には緑・赤のランプが点滅したり、常灯となったりするようだ。運転席の系統設定器にも「バスロケ」の文字が点滅する。バスロケサイトの車両指定のリンクは、bV-Linkerが持つ固有のアドレスを使っているようだが、こちらも詳細は不明。
 また、室内灯と連動し、通常モードと減光モードが切り替わる。室内灯点灯時にはグレー地の表示で、暗めの輝度で表示される。