アトラス

Last-modified: 2010-11-10 (水) 23:22:18

http://www.atlus.co.jp/ir/
http://www.index-hd.com/ir/earnings/2010.html

MSN

http://jp.moneycentral.msn.com/investor/invsub/results/statemnt.aspx?symbol=JP%3a7866

20092008200720072006
決算年月日2009/7/312008/7/312007/7/312007/3/312006/3/31
決算月数12 か月12 か月4 か月12 か月12 か月
決算発表日2009/10/292008/10/282007/10/302007/6/282006/6/28
収益19,24323,3067,98421,34016,730
売上高合計19,24323,3067,98421,34016,730
売上原価合計14,04717,1156,05216,10515,068
売上総利益5,1966,1911,9325,2361,663
販売費及び一般管理費 (合計)4,2424,4811,6004,3623,274
研究開発費5619000
固定資産償却費35132981155140
利息純額(営業)00000
特別損失(利益)1,2977023816521,273
その他営業費用合計00000
営業利益-750661-12967-3,024
利息純額(営業外)00000
固定資産売却損益-1,37445-656-101-220
その他収益費用(純額)53152355830
税金等調整前当期純利益-2,084946-743482-2,769
法人税合計2572033913514
税引後利益-2,341743-781347-2,783
少数株主利益-56-156-637919
持分法による投資損益00000
アメリカ会計基準調整額00000
異常項目前の当期純利益-2,397587-844426-2,764
異常損益項目合計00000
当期純利益-2,397587-844426-2,764
調整額合計00000
配当金(優先株式)00000
無限責任社員への配分00000
基本的期中平均株式数1414141414
異常損益項目を除く 一株当たり当期純利益金額-17142-6030-197
異常損益項目を含む 一株当たり当期純利益金額-17142-6030-197
潜在株式調整後期中平均株式数1414141414
異常項目を除く潜在株式調整後1株当たり利益-17142-6030-197
異常項目を含む潜在株式調整後1株当たり利益-17142-6030-197
一株あたり配当金05000
配当金(普通株式)070000
支払利息(補足的情報)495117297
減価償却費(補足的情報)1,7232,1004861,4461,220
正規化されたEBITDA2,4643,6457662,197-517
正規化されたEBIT5471,362252718-1,751
正規化した税引前利益7811,7853221,267-1,262
正規化した税引後利益-4111,442-79921-1,799
普通株式に係る正規化した利益-4671,286-1421,000-1,780
正規化した一株当たり当期純利益金額-3392-1071-127
正規化した潜在株式調整後一株当たり当期純利益金額-3392-1071-127
連結調整勘定償却額194183293214

四半期

2010年2010年2009年2009年2009年
第2四半期第1四半期第4四半期第3四半期第2四半期
決算年月日2010/1/312009/10/312009/7/312009/4/302009/1/31
決算月数6 か月3 か月6 か月9 か月6 か月
決算発表日2010/3/162009/12/142009/10/292009/6/122009/3/13
収益8,1494,4498,08015,17211,163
売上高合計8,1494,4498,08015,17211,163
売上原価合計5,0902,9665,98210,9398,039
売上総利益3,0581,4832,0994,2343,124
販売費及び一般管理費 (合計)2,3521,1011,9473,7232,702
研究開発費00000
固定資産償却費00000
利息純額(営業)00000
特別損失(利益)2481163291,305840
その他営業費用合計00000
営業利益459266-178-794-419
利息純額(営業外)00000
固定資産売却損益660-1,432-1,504
その他収益費用(純額)6123924
税金等調整前当期純利益440267-164-2,220-1,920
法人税合計-91-15267214191
税引後利益531419-231-2,434-2,111
少数株主利益-43-7-24-49-32
持分法による投資損益00000
アメリカ会計基準調整額00000
異常項目前の当期純利益488412-254-2,483-2,143
異常損益項目合計00000
当期純利益488412-254-2,483-2,143

10年間

売上金利税引前利益減価償却純利益1 株益税率 (%)
Jul-0919,243-2,0841,917-2,397-171.020
Jul-0823,3069462,28358741.8821.42
Jul-077,984-743515-844-60.250
Mar-0721,3404821,47942630.3828.03
Mar-0616,730-2,7691,234-2,764-197.180
Mar-0517,847101,272-24-1.71346.63
Mar-0417,161751,314382.950.54
Mar-0316,2902921,33425724.9112.48
Mar-0217,8504911,20448139.121.53
Mar-0122,868-4,2881,498-4,034-340.190

atluspast.PNG

部門別

2005年2006年2007年2008年2009年2010年
売上3月期3月期7月期7月期7月期7月期
家庭用ゲーム関連事業(千円)3,881,2247,269,0573,254,5368,141,6278,758,549
業務用ゲーム関事業(千円)4,661,6724,705,5931,626,7045,229,8921,696,214
アミューズメント施設関連事業(千円)8,105,3939,282,9403,016,3509,934,4038,788,051
遊技機関連事業(千円)82,16782,50586,449--
利益
家庭用ゲーム関連事業(千円)63,6581,170,062703,6681,979,9861,492,886
業務用ゲーム関事業(千円)220,025-55,157-199,64759,598-276,218
アミューズメント施設関連事業(千円)950,348690,68355,774270,600153,974
遊技機関連事業(千円)-118,268-309,285-5,052--

地域別

2006年2007年2007年2008年2009年2010年
売上3月期3月期7月期7月期7月期7月期
日本(千円)14,660,37517,194,8846,747,29220,019,72616,552,223
北米(千円)1,887,5453,996,8811,088,4313,135,1812,690,592
その他地域(千円)182,536148,330148,318151,014-
利益
日本(千円)842,147882,989380,0062,037,1101,471,830
北米(千円)291,599629,487166,494334,936-99,835
その他地域(千円)-17,84812,7683,159-32,493-

決算詳細

アトラス/アトラス決算2000-2002
アトラス/アトラス決算2003-2004
アトラス/アトラス決算2005-2006
アトラス/アトラス決算2007-2008
アトラス/アトラス決算2009-2010
アトラス/index決算2011

NEWS

2007

アトラスが業績上方修正―『世界樹』や『カドゥケウス』の好調で

http://www.inside-games.jp/article/2007/02/07/19966.html
アトラスは平成19年3月期決算の予想を上方修正すると発表しました。それによれば、売上高が210億0800万円(修正前180億0600万円)、経常利益が6億6000万円(4億5000万円)、純利益が3億2000万円(1億円)となっています(いずれも連結での数字)。

家庭用ゲーム機部門が好調な為で、昨年7月の『ペルソナ3』(PS2)が予定を上回る出荷本数で、1月の『世界樹の迷宮』(DS)も予想を大幅に上回る出荷が見込め、昨年11月にアトラスUSAが発売したWii『Trauma Center Second Opinion』(カドゥケウスZ 2つの超執刀)が20万本を超える出荷を記録していること、などを挙げています。

業務用では「きらりん☆レボリューション ハッピー☆アイドルライフ」のカードは好調ですが、既存店の売上は伸び悩んでいるとのこと。遊技機関連事業も苦戦しているそうです。

2008

ゴンゾロッソ:中国産MMORPG『King of Pirate Online』の運営権を獲得

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/10/32115.html
ゴンゾロッソは2008年11月10日(月)、中国の大手オンラインゲームパブリッシャー・Moli Publish Limited.との業務提携を発表した。

中国のMoliは、主にMMORPGの企画開発・運営を手がけている同国の大手オンラインゲーム会社。中国に2万店を超えるインターネットカフェに、自社開発したオンラインゲームのサービスを提供しているほか、台湾・香港・シンガポール・マレーシア・タイといったアジア地域のほか、北米・ロシアなどでもサービス提供を拡大している。

今回の両社の提携により、ゴンゾロッソは同社のMMORPG『ルアーガの塔〜the Recovery of BABYLIM〜』の日本を除く世界各国での運営ライセンスと、『パンドラサーガ』の北米での運営ライセンスをMoliに提供する。

一方のMoliは、ユーザー数が700万人を超えると言われているMoliのMMORPG『King of Pirate Online』の日本における運営ライセンスをゴンゾロッソに提供する。

更に両社は、新作MMORPGの共同開発も視野に入れているとのことだ。

【朝刊チェック】タカラトミーとバンダイが中国リスクに対処、GHDとオンラインゲーム大手が提携(11/12)

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/12/32155.html
本日の朝刊チェックです。朝の冷え込みが一段と強まっていよいよ冬到来と言ったところでしょうか。

日経産業新聞4面「12月3日“着うたの日”に、レーベルモバイル6周年10億ダウンロード突破」
携帯電話向け音楽配信「着うた」を手がけるレーベルモバイルは、12月3日を「着うたの日」と命名すると発表しました。同日は2002年同社が着うたを業界で初めてスタートした日で今年で6年目を迎えます。社会問題化している音楽の違法ダウンロード防止も訴える狙いもあるそうです。

日経産業新聞4面「GDHと中国オンライン大手が提携」
アニメーション企画のGDHは中国のオンラインゲーム大手モリグループと業務提携したと発表しました。モリは中国のインターネットカフェを約2万店に自社ゲームを提供し、全世界に22箇所の拠点を持っています。GDHのゲーム子会社ゴンゾロッソの人気ゲーム『ドルアーガの塔〜the Recovery of BABYLIM〜』を、日本を除く世界での運営ライセンスなどをモリに提供し、モリが持つ人気ゲームの日本での運用権をGHDが得ることになります。

日本経済新聞9面「タカラトミーとバンダイが生産効率・安全対策を厳格化」
タカラトミーは2009年3月までに、50社超ある中国の生産委託先を数十社に集約する事を明らかにしました。有害物質などの安全対策と生産効率の基準を厳格にし、リスクとコストの管理を徹底するとの事。バンダイも既に委託先を1/5に削減し、世界最大の玩具生産国である中国には日本メーカーも8〜9割(金額ベース)を委託しており、中国製の安全問題と人件費増を背景に選別に動くとしています。

2009

ネクソンジャパン、『ドルアーガの塔』サービス開始

http://www.inside-games.jp/article/2009/01/16/33125.html
ネクソンジャパンは、2009年1月15日(木)よりゴンゾロッソがサービス提供中のMMORPG『ドルアーガの塔 〜the Recovery of BABYLIM〜』のサービスを、ゲームポータルサイト「NEXON」で開始すると発表した。

『ドルアーガの塔 〜the Recovery of BABYLIM〜』は、1984年にアーケードゲームで登場した『ドルアーガの塔』の世界観を持つMMORPG。本作では、最大5人のパーティプレイで役割分担をしながら敵を倒し、塔を攻略して神々の至宝を手に入れるストーリーが楽しめる。

ネクソンジャパンでのMMORPG『ドルアーガの塔』では、運営、企画、管理はゴンゾロッソが行う。ポータルサイト「NEXON」を通じての集客、サイト内における告知はネクソンジャパンが行っていく。

そして、ネクソンジャパンでは「NEXON」でのサービス開始を記念するキャンペーンが開始された。

◆キャンペーン概要
●期間
1月15日(木)〜1月27日(火)24:00
●内容
キャンペーン期間中にNEXON会員で「NEXON」の『ドルアーガの塔〜 the Recovery of BABYLIM〜』 をプレイしたユーザーに、冒険に役立つアイテムをプレゼント
●プレゼントアイテム
・イシターの慈愛(3日)1個
・マエストロの研磨剤(3日)1個
・癒しのタブレット 10個セット
・集中のタブレット 10個セット
●備考
・NEXON 1IDにつき1回のみプレゼント
・アイテムボックスに空きが無い場合は、プレゼントが無効となる
・1月15日(木)〜1月20日(日)に登録されたユーザーは1月21日(水)、1月21日(水)〜1月27日(火)に登録されたユーザーは1月28日(水)にプレゼントされる

純国産MMORPG『パンドラサーガ』アジア3地域でサービス開始

http://www.inside-games.jp/article/2009/01/21/33206.html
ゴンゾロッソは2009年1月21日(水)より、台湾、香港、マカオにて、MMORPG『パンドラサーガ』の正式サービスを開始すると発表した。運営に関しては台湾のGamania Digital Entertainment Co., Ltd.が行う形となる。

『パンドラサーガ』は、ゴンゾロッソが開発を行う日本製オリジナルMMORPGで、中世ヨーロッパ風のファンタジー世界を舞台に、3つの国家が戦争を繰り広げるというもの。日本では2008年2月より正式サービスが開始されているが、海外でのサービス開始は今回が初めてとなる。

発表資料によれば、近日中に旧正月イベントの実施および、地域限定アイテムの実装なども予定しているとのこと。またサービス地域についても今後順次拡大していく予定としている

アトラス、業務用ゲーム機関連から撤退―プリント倶楽部で一世を風靡

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/06/33543.html
アトラスは6日、業務用ゲーム機関連事業から撤退すると発表しました。アトラス1987年に業務用アミューズメント機器の仕入販売業務を開始し、機器の企画・開発・製造・販売までを手掛けるようになり、中でも1995年に発売した「プリント倶楽部」(プリクラ)は一世を風靡する大ヒットとなり、現在でも人気を集めています。

その一方で、近年では原油価格の高騰や開発コストの高騰などにより収益が低下していました。昨年度は営業利益があったものの、今年度は景気後退によるアミューズメント業界全体の苦戦により、非常に厳しい状態が続いていて、営業損失は免れない状況であるということです。

アトラスでは業務用ゲーム機器の企画・開発・製造・販売事業を廃止し、在庫処分等で今期8億2500万円の特別損失を見込んでいます。関連する従業員については、配置転換を行うほか、早期退職者優遇制度による退職を予定しているとのこと。

【朝刊チェック】アトラス、業務用ゲーム機から撤退(2/10)

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/10/33594.html
日経産業新聞4面「プリクラのアトラス業務用ゲーム機撤退」
インデックス・ホールディングス傘下でジャスダック上場のアトラスは3月31日をもって業務用ゲーム機関連事業から撤退すると発表しました。ゲームセンター市場の低迷が長期化しており、務用ゲーム機器の受注が落ち込んでいました。アトラスは1995年に写真シール作成機「プリント倶楽部(プリクラ)」の大ヒットで知られていますが、最近はプリクラの新機種開発はやめていました。2008年11月〜2009年1月期に約8億2500万円の特別損失を見込んでいます。関連する従業員は配置転換する他、早期退職優遇制度による退職も予定。ゲームセンター運営でも不採算店舗の売却を進め、好調な家庭用ゲーム関連事業に経営資源を集中する方針としています。

日経産業新聞5面「トップランド音楽プレーヤー参入」
携帯電話充電器メーカーのトップランドは音楽プレーヤー事業に参入します。独自の音源を収め、USBメモリーとしても使える低価格機種を4月6日に全国のコンビニなどで発売します。若年層に売り込むほかに海外にも展開、同事業で2010年5月期に3億円の売り上げを目指します。新製品は「マイリスナー」。メモリー容量は1Gでステレオヘッドホン、単4乾電池付きで店頭実勢は2000円前後。

アトラスとスティングが業務提携―国内外でのパブリッシングをアトラスに委託

http://www.inside-games.jp/article/2009/03/10/34099.html
アトラスとスティングは、国内外におけるパブリッシングについて業務提携を行うと発表しました。今後、スティングが企画・開発するタイトルは日本・国外を問わずアトラスが独占的に販売することになります。アトラスは、これにより来期の販売本数は約50%増の規模になるとしています。

アトラスは中期経営計画に基づき、業務用機器開発・販売から撤退し、家庭用ゲーム機関連事業に集中的に投資する方針を明らかにしています。今回の提携もその一環で、RPG分野に強みを持つスティングとの提携により、優良IPの確保と市場シェアの向上を図る計画です。

また、アトラスではRPG分野で常に業界5位内を確保したいとしていて、アトラスの企画やIPのゲームをスティングが開発するといったスタイルも視野に入れていくとしています。

スティングは『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』や『ユグドラ・ユニオン』などで知られます。

GDH、ゴンゾロッソを売却

http://www.inside-games.jp/article/2009/04/02/34543.html
アニメーション制作大手のGDHは、傘下でオンラインゲームの制作・運営を行う、ゴンゾロッソの株式を中小企業サービス機構に売却すると発表しました。ゴンゾロッソは『ドルアーガの塔 〜the Recovery of BABYLIM〜』や『Master of Epic』、『RAN ONLINE』などを運営中で、GDHが54.56%、タカラトミーが15.43%を出資していました。

経営不振となっているGDHは早期黒字化に向けて事業再編を行っていて、アニメーション事業とオンラインゲーム事業に経営資源を集中しているとしていましたが、経営環境や財務状況を鑑み、アニメーション事業のみに集約することとしたとしています。売却によって得られた資金はグループの再編に当てるとのこと。

売却先は中小企業サービス機構とされていて、会社概要を見る限り、投資事業を行う会社の模様。売却金額は6億7000万円となります。

アトラス、第3四半期業績を発表―アミューズメント施設で苦戦・機器からは撤退

http://www.inside-games.jp/article/2009/06/09/35727.html
アトラスが9日発表した平成21年7月期 第3四半期の業績は、売上高が151億7200万円、営業利益が5億2200万円、経常利益が4億4300万円、純損失が24億8300万円となりました。業績は堅調に推移しましたが、アミューズメント施設運営で評価損などを計上したことから純利益は通期でマイナスとなる見込みです。

家庭用ゲーム関連事業では国内で『デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王』(PS2)、『女神異聞録 デビルサバイバー』(DS)、『ペルソナ』(PSP)などを発売し好調に推移。北米は『Persona4』(PS2)を発売しましたが若干計画を下回りました。オンラインゲーム事業ではC&Cメディアが展開する『パーフェクトワールド』や『夢世界』『Legend of Chusen』が堅調だったものの、新作の課金開始の遅れもあり計画には届きませんでした。

業務用ゲーム関連事業は立て直しを模索したものの、回復の見込みがないとして、2009年3月末で廃止しています。今後はカードゲーム機のカードの販売など一部消耗品に限って販売を継続していくとのこと。

アミューズメント施設関連事業ではコストカットを進めたものの、既存店売り上げが前年比89.7%になるなど苦戦が続き、僅かに営業利益を計上したに留まりました。

通期の業績予想は修正されておらず、売上高206億4000万円、営業利益5億4900万円、純損失24億7000万円を見込んでいます。

アトラス、アミューズメント施設運営事業を売却・・・家庭用ゲーム機関連に注力、10位内を目指す

http://www.inside-games.jp/article/2009/09/18/37757.html
今年初めに業務用機器からの撤退を決めたアトラスですが、残る施設運営事業も分社化し売却する方針を固めました。

それによれば、12月1日にアミューズメント施設関連事業を会社分割し、新たに株式会社NEWSを設立。同日付で、新会社の株式の86%を中小企業レジャー機構株式会社に売却します。アトラスでは、10月29日に開催する株主総会の決議を経て正式に決定する予定です。

アトラスでは昨年9月に発表した中期経営計画の中で、2011年7月期を目標にアミューズメント関連資産を圧縮し、家庭用ゲーム関連事業に注力する方針を打ち出し、今年3月末をもって業務用機器関連事業からの撤退を行いました。その後もアミューズメント業界全体の厳しさが増している事を受け、前倒しでの施設運営からの撤退を決めました。

新会社の従業員は104名になる見通しで、中小企業レジャー機構への売却金額は44億7200万円。2008年7月期の部門成績は売上高99億3400万円、営業利益2億7000万円でした。

アトラスは今後、家庭用ゲーム関連事業に経営資源を集中し、パッケージゲームソフト市場で将来的に10位内を目指し、開発体制の強化、ラインナップの拡充を進めていくとしています。また、世界に通用するIPの開発、コンテンツのマルチユースにも取り組んでいくとしています。

株式会社ゴンゾロッソの株式取得(子会社化)に関するお知らせ 2009年10月29日

http://www.atlus.co.jp/ir/news/pdf/1256812248.pdf

アトラス、オンラインゲームのゴンゾロッソを買収

http://www.inside-games.jp/article/2009/10/30/38526.html
アトラスは、オンラインゲーム運営で『パンドラサーガ』『シャイア』『ドルアーガの塔 〜the Recovery of BABYLIM〜』といったタイトルを手がけるゴンゾロッソの株式を取得して子会社化すると発表しました。

ゴンゾロッソは2002年に設立。2005年に、GDH(ゴンゾ)が買収しましたが、経営悪化に伴い、今年3月末に中小企業サービス機構が過半数の株式を取得していました。

一方のアトラスは3月にアミューズメント関連から撤退し、コンテンツ関連に経営資源を集中させていて、中でも子会社であるC&Cメディアで手がけるオンラインゲーム事業は成長分野と捉え積極的に投資する方針を示していました。

アトラスは中小企業サービス機構が保有する全株式に当たる45,603株(発行済み株式のうち54.6%)を4億6000万円で取得します。今後はアジア展開で先行するゴンゾロッソのノウハウをC&Cメディアにも展開していくものと思われます。尚、ゴンゾロッソの第2位株主はタカラトミーで14%を保有しています。

2010

アトラス,インデックス・ホールディングスの完全子会社に

http://www.4gamer.net/games/102/G010275/20100215016/
 インデックス・ホールディングスとアトラスは2010年2月12日,2010年5月10日付けで株式交換を行い,インデックス・ホールディングスを完全親会社,アトラスを完全子会社とすることを発表した。
 発表時点でアトラス株の62.24%を保有するインデックス・ホールディングスは,2006年からアトラスを連結子会社としていたが,今回,完全子会社とすることにより「より迅速且つ適切な経営判断の執行体制を構築する」(リリースより)としている。

 インデックス・グループの持ち株会社であるインデックス・ホールディングスは,インターネットやモバイル向けコンテンツのほか,アニメーション,書籍,テレビ番組などのコンテンツ制作を行う多くのメーカーを傘下に持っており,アトラスはゲーム事業の中核として,今後さらにグループ内で重要な役割を担うとのこと。

 「世界樹の迷宮」シリーズや「ペルソナ」シリーズなど,コアなファンがついたゲームを数多く擁するアトラスだけに,新作タイトルの開発/発売がどうなるかなども気になるところだが,発表では特に触れられてはおらず,今のところ大きなスケジュール変更などはないと考えておいていいだろう。

■株式交換契約締結についてのプレスリリース
http://www.atlus.co.jp/ir/news/pdf/1265975726.pdf

アトラス、第2四半期業績を発表・・・家庭用ゲーム機が国内外で好調2010年3月16日(火)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1316
アトラスは平成22年7月期の第2四半期業績を発表しました。

それによれば、売上高81億4800万円(前年同期比△26.9%)、営業利益7億6000万円(63.1%)、経常利益6億8200万円(94.2%)、純利益4億8700万円(-)となりました。アミューズメント関連事業から撤退したことから売上高は減少しましたが、利益は改善しました。

アトラスは家庭用ゲーム機事業に資源を注力する方針を示し、業務用ゲーム関連事業は廃止、アミューズメント施設関連事業は分割の上、大部分の株式を売却しました。その一方で、ロッソインデックス(元ゴンゾロッソ)の過半数の株式を取得しています。

第2四半期はパッケージソフト事業が好調で、国内では『真・女神転生STRANGE JORNEY』『ペルソナ3ポータブル』などが好調。北米でもAtras USAが担当した『Persona』『Demon's Souls』『101 in 1 Party Megamix』などが計画を大幅に上回りました。

アトラスではアミューズメント関連からの撤退などに絡み第2四半期に特別損失を計上しています。業務用ゲーム機等の固定資産の破棄を行った固定資産除去損(1100万円)、アミューズメント施設関連事業に関する損失(1億2400万円)、保有する株式(CCRE株式会社)が民事再生手続を開始したことになる損失(1900万円)となっています。

アトラス、シーアンドシーメディアをオランダゲーム会社に売却・・・朝刊チェック(3/29)

http://www.inside-games.jp/article/2010/03/29/41264.html
日経産業新聞4面「コーエー、新作『北斗無双』2日間で出荷50万本突破」
コーエーは25日に発売した『北斗無双』が発売2日間で50万本を突破したことを発表しました。人気マンガ「北斗の拳」のキャラクターを取り入れたことなどが人気を集めました。

日経産業新聞4面「アトラス、オランダ企業にゲーム会社売却」
アトラスは26日、オンラインゲーム事業のシーアンドシーメディアを売却すると発表しました。C&Cのオンラインゲームのライセンス許諾元であるオランダのパーフェクトワールド社にアトラスが保有する76.1%の株式を15億円で譲渡します。

【補足】インデックス・ホールディングス、連結子会社の吸収合併に関するお知らせ

http://www.index-hd.com/press/?p=1009
アトラスブランドについて

本日弊社より開示およびプレスリリースを行いました『インデックス・ホールディングス、連結子会社の吸収合併に関するお知らせ』に際して、アトラスブランドについては今後も継承し展開してまいります。

引き続き当社製品・商品のご愛顧のほど、何卒宜しくお願いいたします。

アトラス、親会社のインデックスHDが吸収合併へ ブランドは存続

http://www.inside-games.jp/article/2010/08/31/44024.html
インデックス・ホールディングスは8月30日、子会社であるゲーム会社「アトラス」の吸収合併を発表しました。

同社は、2006年10月に実施した公開買付により、家庭用ゲーム関連事業・業務用ゲーム関連事業・アミューズメント施設関連事業等を当時展開していたアトラスを連結子会社化。その後株式を100%取得し、完全に子会社化しました。今回同社は、純粋持株会社による経営管理ではなく、事業持株会社としての経営管理方法が適切であると判断、吸収合併を行うこととしました。

合併の予定日(効力発生日は2010年10月1日(予定)で、同日をもってアトラスは消滅します。

ただし、アトラスブランドについては今後も継承し展開していく旨が発表されています。

(訂正)平成22 年7月期 通期(連結・個別)業績予想の修正および特別損失の計上に関するお知らせ

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120100917012827.pdf

インデックス・ホールディングス、ゲームを主力事業に再編・・・アトラス軸に2010年10月23日(土)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2312
コンテンツやソリューション事業を行うインデックス・ホールディングスは、合併したアトラスやゴンゾロッソより買収したオンラインゲーム運営のロッソ・インデックスを軸に、主力事業を「ネット&ゲーム」と「映像」に再編する計画を明らかにしました。

これは平成22年8月期通期の決算短信で触れられているもので、これまでに培ってきた、モバイルコンテンツ、ソリューション事業、エンターテイメント事業における技術・サービス提案力を成長が見込める2つの分野に重点的に配分するものです。

「ネット&ゲーム」では主にゲーム分野に特化。インデックスがこれまで主力としてきたインターネットやモバイル事業をアトラスやロッソ・インデックスのゲーム事業に融合させ、ソーシャルゲームやスマートフォンで成長を目指します。

「映像」では傘下のマッドハウスを核に、アニメや映像技術、ダイナモピクチャーズの3D技術を活用し、「ネット&ゲーム」事業に付加価値を付けるような魅力的な作品の制作や、映像化・3D記述の開発を進めていくということです。

平成22年8月期は営業利益27億7100万円を確保したものの、売上高は前年度の742億5600万円から347億3500万円と大幅に減少するなど事業の再編を進めています。モバゲータウンに提供している『ペルソナ3ソーシャル』の会員数は2ヵ月で50万人を突破するなどこの分野での自信を深めているようです。

インデックス・ホールディングス、社名をインデックスに・・・アトラスブランドは今後も継承2010年11月10日(水)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2395
アトラス事業部や傘下のロッソ・インデックスでゲーム事業を行う、インデックス・ホールディングスは、12月1日付で社名をインデックスとすることを発表しました。

同社はグループ規模が拡大することに伴い、持株会社制とし、インデックス・ホールディングスの傘下に事業会社としてのインデックスを置く体制となっていました。近年の業績悪化から同社はグループ事業の再編を進めていて、10月1日付で傘下のインデックスとアトラスを吸収合併しています。インデックスへの社名変更は原点回帰の意味もありそうです。

アトラスブランドについては「同社が築き上げてきた歴史とブランドを"アトラス"という名称のまま、当社の重要なコーポレートブランドの1つとして、今後も継続して展開いたします」としています。