新米ギャングの手引き

Last-modified: 2021-01-25 (月) 18:41:17

ギャングスターパラダイスへ、ようこそ。
このページでは、ギャングスターパラダイスの基本的なルールについて解説しています。
ゲームの新しい発見・楽しみを損なうことがないよう、最低限の情報のみが掲載されています。もう少し詳しい情報が欲しい方は、以下をご参照ください。

新米ギャングの皆様にとって、ボスの座を目指す手助けになりますことを。

 

ゲームの進行

1回のゲームは大きく、以下の順番で進行していきます。

1.準備
  • はじめにSPY1枚とTRICKSTERの、合計2枚を除いておきます。
  • 全員に初期手札を配ります。次の項である初期手札で詳しく説明します。
  • 初期手札を配り終えたあと、余ったカードは裏返して全て混ぜ、ひとつの山にしてください。これを山札と呼びます。全員が触れるよう、真ん中に置くのがいいでしょう。
    山札からから3枚めくり、はじめに除いておいたSPY1枚とTRICKSTERに加えた合計5枚を山札のまわりに広げます。このように山札のまわりに広げられている、誰の手札でもないカード群をと呼びます。
2.ラウンド
  • 全員の手番(ターン)が1周することをラウンドと呼びます。
  • 最初の手番の人(スタートプレイヤー)を起点に数えられ、以降最初の手番の人の手番になるたびに、ラウンド数が増えていきます。
  • ラウンド数は、一部の勝利条件とカード効果に直結します。数えておいて損はないでしょう。ギャンパラ名刺版拡張「Saturday Night Forever」がお手元にあれば、ROUND MARKERの使用も一考の余地があります。
3.ターン
  • ラウンドの中で起こる、1人の1手番のことをターンと呼びます。ターンはスタートプレイヤーから1人ずつ順番に、時計回りで進行します。
  • 1ターンは、以下の3つの段階(フェイズ)で構成されます。この3つが自分のターンにやることだと考えましょう。
    1. ドローフェイズ
      山札から1枚カードを引きます。必ず自分のターンの最初に行います。

      Q.山札がない!どうしたらいいの?

      A.場のカードを全て混ぜ、改めて山を作り、上から5枚を場に広げてください。
       その後改めてドローフェイズとして、山札から1枚カードを引きましょう。

    2. アクションフェイズ
      ターン開始時、全員が2回の行動回数を所持しています。これを消費することで、自分の行動(アクション)を2回まで行うことができます。様々な行動がありますが、自由に組み合わせて2回までです。中には行動回数を消費しない行動も存在します。行動の種類については、後の各種アクションで詳しく説明します。
    3. エンドフェイズ
      ターン終了の宣言です。2回の行動回数を消費し、自分のターンを終える場合に行います。「これで私のターンは終了です」などと、一言添えてあげるとわかりやすいでしょう。
      ターン終了の宣言がされると、左隣の人にターンが移ります。
  • 全員がターンを終えると、次のラウンドに移行します。

ゲームが進行していく中で、誰かが勝利条件を満たした場合にゲームが終了します。
繰り返し同じメンバーで遊ぶ場合、ゲーム終了時に勝利点が配布されます。

 

勝利条件

以下のどれかひとつでも満たした場合、勝利条件の達成を宣言することができます。勝利条件が揃った場合は、その場で必ず宣言しなければいけません。かつ、自分のターンでなくとも行うことができます。

人徳勝利 (2点)
THE BOSSを1枚と、GANGSTER5枚集める。
次のボスになるに相応しいボスの座と、自らの手下になる人間を集めるイメージです。
「さあ、この取引を持って私の手元にはTHE BOSSと、GANGSTERが5枚揃い、人徳勝利を宣言します!」
金銭勝利 (2点)
MONEY7枚集める。
カネは力なり、お金を持っている人こそボスになるというイメージです。
「この時点で金銭勝利です。MONEYが7枚揃いました!」
偉人勝利 (2点)
3ラウンド目以降に、3コストの【SPECIALIST CARD】であるKILLERHEROBEAUTY3枚を集める。
強者を味方に付けた人が、次のボスになるイメージです。
「スタートプレイヤーのターンになり、3ラウンド目になりました。私はKILLERHEROBEAUTYを揃えたので、偉人勝利です!」
殲滅勝利 (2点)
自分以外の全員が【死亡】または【降伏】状態にある。
自分以外にボスになれる人が存在しない場合や、生存者全員の同意の上で次のボスになる人物を認めます。
「私以外の全員が死亡しているため、殲滅勝利を宣言します」
A:「唯一生き残っている私とあなたはBLUE LIFEの仲間同士であることを確認しているので、共に勝利することができます。あなたに【降伏】しましょう」
B:「Aさんの【降伏】が宣言されたので、この時点でBLUE LIFEによる殲滅勝利を宣言します」

他にも陣営によって、様々な追加の勝利条件があります。陣営による追加の勝利条件については、後のLIFE・陣営で解説します。

 

初期手札

はじめに配られるカードは7枚です。それらの活用の仕方については、カード種類ごとの特徴も参考にしてください。

1.MONEY
  • 確定で配られます。
2.GANGSTER
  • 確定で配られます。
3.BULLETまたはTHE BOSS
  • THE BOSSは誰か1人の手札に必ず含まれています。
  • ゲーム開始時にTHE BOSSを公開することで、スタートプレイヤーになることができます。あくまでも公開は任意なので、公開したくないと思えばしなくても構いません。
  • THE BOSSを持たなかった人の元には、確定でBULLETが配られます。
4.GUNや攻撃手段になりうる2コストの【WEAPON CARD】
  • BULLETと併せて使うことで、他者を攻撃できるカードです。
  • GUNの他に、任意の枚数のBULLETを捨てた枚数分だけダメージを与えられるMACHINEGUNBULLETを必要としないKATANAなどがあります。
  • 余ったものがあれば山札に加えます。
5.2コストの【SPECIALIST CARD】
  • 【SPECIALIST CARD】は持ち主のために働いてくれるカードたちです。ゲーム全体において、大きなアドバンテージをもたらしてくれます。
  • 2コスト以上の【SPECIALIST CARD】に、同じ名称のカードは2枚以上存在しません。初期状態では必ず全員が、違う2コストの【SPECIALIST CARD】カードを所持しています。
  • 余ったものがあれば山札に加えます。
6.ランダムで引いた1枚
  • 上記で配布したカード、そしてSPY1枚とTRICKSTER以外のカード群から、ランダムで1枚配られます。
  • 余ったカードは山札になります。
7.【LIFE CARD】
  • あなたの陣営を決定するカードです。ゲーム中、このカードはあなたのとなります。
  • 身代わり】の効果を持つカードが無い中でダメージ効果を受けると、LIFEを失う=【死亡】の扱いになります。
  • 特別な許可がない場合、あなたは【LIFE CARD】を自ら公開することはできません。基本的には【死亡】したタイミングで、全員に公開されることになります。なお、手札見る効果のカードが使用される場合に限り、他の人のLIFEを覗き見ることができます。
    • 手札とは別にして、手元に伏せて置いておくと、間違って公開してしまう等のミスを避けることができます。慣れないうちは、手札と別にしておく癖を付けておくといいでしょう。
  • 基本的な陣営の種類や立ち回りなどは、次のLIFE・陣営 で解説します。
 

LIFE・陣営

我々はひとつのギャング団ではありますが、内部的に派閥が存在しています。それを決定するのが【LIFE CARD】です。俗に陣営とも呼ばれています。陣営は大きく分けて3つ存在し、基本的には同じ陣営が勝利すれば、自身の生死を問わず共に勝利することができます。自陣営の勝利のために尽力しましょう。

 

RED LIFE】――革新派

  • 通称を。フレーバーテキストによれば、組織の改革を望む派閥のようです。
  • レギュレーションによりますが、ゲーム中に1人以上必ず存在します。
  • 通常の勝利条件を満たすことで勝利することができます。RED LIFEの仲間が見つかったら、協力して手札を揃えていきましょう。
  • 後述のBLUE LIFEとは敵対関係にあります。彼らを攻撃することは、勝利に近づく手段のひとつです。しかし【BLACK LIFE】は赤と青の共通の敵。序盤は協力関係を築くことも必要かもしれません。
  • 特殊な勝利条件に【協力勝利(1点)】を持っています。同じRED LIFEを持つメンバーが勝利することで、共に勝利することが可能です。【死亡】していても達成できます。

    PURPLE LIFE】――臆病者

    • 通称を。どっちつかずの人間で、派閥には属していません。
    • レギュレーションによりますが、ゲーム中に1人だけ存在する場合があります。
    • 自身の生存が絶対条件ですが、RED LIFE勝利時に共に勝利できる特殊な勝利条件【協力勝利(1点)】を持っています。生存中は積極的に協力していきましょう。
      • この【協力勝利】はBLUE LIFE勝利時でも同様に適用されます。生存時にどちらかが勝てば構わないため、勝ちそうな陣営に便乗する臨機応変さが鍵です。
    • 通常の勝利条件を満たし、単独で勝利することもできます。
    • 他者に【LIFE CARD】を見られた場合に【死亡】します。

BLUE LIFE】――保守派

  • 通称を。フレーバーテキストによれば、組織の安定を望む派閥のようです。基本的な陣営構造はRED LIFEと同じです。
  • レギュレーションによりますが、ゲーム中に1人以上必ず存在します。
  • 通常の勝利条件を満たすことで勝利することができます。BLUE LIFEの仲間が見つかったら、協力して手札を揃えていきましょう。
  • 前述のRED LIFEとは敵対関係にあります。彼らを攻撃することは、勝利に近づく手段のひとつです。しかし【BLACK LIFE】は赤と青の共通の敵。序盤は協力関係を築くことも必要かもしれません。
  • 特殊な勝利条件に【協力勝利(1点)】を持っています。同じBLUE LIFEを持つメンバーが勝利することで、共に勝利することが可能です。【死亡】していても達成できます。

    PURPLE LIFE】――臆病者

    • 通称を。どっちつかずの人間で、派閥には属していません。解説は上記のPURPLE LIFEに準じます。

BLACK LIFE】――裏切者

  • 通称を。何を隠そう組織の黒幕、ボスを殺した張本人です。組織の壊滅を望んでいます。
  • ゲーム中に必ず1人だけ存在します。
  • 特殊な勝利条件に【裏切勝利(3点)】があります。自身が生存状態の中でRED LIFEもしくはBLUE LIFEが、合計で2名【死亡】することで達成できます。
    • RED LIFE(BLUE LIFE)が2人【死亡】でも、RED LIFEBLUE LIFEが1人ずつ【死亡】でも達成できます。必ずしも【BLACK LIFE】自身が【死亡】させる必要はありません。
    • 忘れられがちですが、通常の勝利条件を満たすことで勝利することも可能です。武力行使するよりも、手札を揃えた方が速い場合があります。臨機応変に行動することが有効です。これにより、仮に死亡してしまっていても勝利を狙えます。
  • RED LIFEBLUE LIFEにとっては共通の敵となる存在です。正体がバレた場合、真っ先に攻撃対象として狙われる可能性は高くなります。
    • これをピンチとするかチャンスとするかは【BLACK LIFE】次第です。もしも圧倒的な武力を所持していれば制圧できる可能性もありますし、他者が自己の利益を重んじるあまりに見逃してくれる場合もあります。正体がバレることは、必ずしも負けではありません。
  • 任意のタイミングで、自らLIFEの公開ができます。自分こそが【BLACK LIFE】であるという自白と引き換えに、アクションフェイズでの行動回数を3回に増やすことができます。死亡時もLIFEが公開された状態と見なされ、以降の行動回数が3回になります。

    GRAY LIFE】――共謀者

    • 通称を。【BLACK LIFE】の味方です。
    • レギュレーションによりますが、ゲーム中に1人だけ存在する場合があります。
    • 通常の勝利条件を持っていません。唯一の勝利条件はBLACK LIFE】が勝利する【共謀勝利(2点)】。自身の生死は問いません。【BLACK LIFE】が【BLACK LIFE】と周囲に分からないよう、しかし確実に【BLACK LIFE】に支援ができるといいでしょう。
    • BLACK LIFE】は彼にとって兄貴同然。【BLACK LIFE】が【死亡】した場合、後を追うように同時に【死亡】します。
    • 他者に【LIFE CARD】を見られた場合にも【死亡】します。できるだけGRAY LIFEのカードを見られないように立ち回りたいところ。同じくLIFEを見られると【死亡】するPURPLE LIFEであると嘘を吐くのも有効な戦術です。
      • 唯一、【BLACK LIFE】にだけはLIFEを見られても【死亡】しません。【BLACK LIFE】がLIFEを確認した場合は何も見なかったことにでき、そのままカードが戻ってきます。LIFEを見られたからといって【死亡】するとは時期尚早、一度相手の行動を待つようにしましょう。
 
  • 【LIFE CARD】は1人1枚必ず所持し、誰にも譲渡することはできず、誰も奪うことができません
  • これらの陣営について、発言は自由です。【LIFE CARD】を見た、見ていない、何色だった、何色ではなかったなど、本当のことを言ってもよいですし、嘘をついても構いません。
  • 【LIFE CARD】手札から捨てられた場合に【死亡】します。身代わり】の効果を持つカードで身を固めるのも戦術のひとつです。
  • 【死亡】した場合、以下の順序で死亡処理が行われます。
    1. 即座に【LIFE CARD】を全員に公開の上で、持ち主の前に表向きで置いておきます。
    2. 手札は全て捨てられ、場に落ちます。このとき【死亡】させた人が【殺害ボーナス】として、場に落ちた手札の中から1枚選び、奪い取ります。
    3. 処理中の効果があれば続行します。
  • 【死亡】した場合でもこれまで通りターンが訪れ、ドローフェイズ、アクションフェイズ、エンドフェイズを行います。しかしエンドフェイズ時に、手札を全て捨てる必要があります。勝利条件を満たすことができれば、【死亡】していても勝利が可能です。
     

各種アクション

アクションフェイズ開始時、行動回数を2回分所持しています。【BLACK LIFE】のLIFE公開時など、場合によっては3回以上所持している場合もあります。この行動回数を消費することでアクションを行うことができます。行動回数の消費は任意です。1回分だけ行動を行い、残りの行動を放棄することも可能です。

カードの効果使用
  • 購入】行動や【SPECIALIST CARD】の使用、【WEAPON CARD】での攻撃がこれに相当します。
  • 行動回数は使用するカード効果に準拠します。カードに書かれた効果略称の中でも、①や②などの丸数字は、数字のぶんだけ行動回数を消費することを表しています。【公開①】であれば1回分の行動を消費します。DETECTIVEは【公開⓪】なので、行動回数を消費しません。SNIPER RIFLEの2つ目の効果は【公開②】のため、2回分の行動回数を消費します。効果略称については効果略称一覧も参考にしてください。
  • 同名のカードは複数同時に使用できます。SPYの2枚同時使用や、GUNの複数枚同時使用による攻撃が該当します。しかし【使用制限】のあるカードは、その使用制限回数を超えるような同時使用はできません。例えばPOLICEは【使用制限1】のため、複数枚所持していても1ターンに1枚しか使うことができないので注意してください。
  • MONEY CARDを使い購入】することも1行動に数えられます。各カードの左上にはコストとしてマークが書かれており、同じ数のコストを払うことで場にあるカードを購入】して手札に加えることできます。SPYなら1コストなのでMONEY1枚分、MACHINEGUNなら2コストですからMONEY2枚分を場に支払います。
    • 一度の購入】行動で、複数枚カードを拾うことができます。3コスト分の【MONEY CARD】を支払い、KATANAGANGSTERを手に入れることも可能です。購入枚数、コストに上限はありません。【MONEY CARD】が手元にある限り、そのコストの範囲内で自由に購入ができます。
  • 1コストの【SPECIALIST CARD】は、ほぼ全てが使い捨てです。2コスト以上の【SPECIALIST CARD】カードは手元に戻ってくる場合があるので、カードをよく読んで確認しましょう。
  • 【WEAPON CARD】で他者を攻撃する場合、銃と弾のセットが必要です。射撃】の効果を持つ銃と、弾丸】の効果を持つ弾を用意してください。
    • 効果使用後の銃は手元に戻り、使った弾丸】は捨てられ場に落ちます。
    • 弾丸】を使用しない武器として、KATANAがあります。KATANAはそのままで他者の攻撃に使えます。
  • 他にもGANGSTERの【使い捨て①】効果使用や、【CONTRABAND CARD】の使用もこのカードの効果使用に該当します。
     
取引
  • 行動回数を1回消費することで、カードの交換や受け渡しを行うことができます。
  • 後の交渉と恐喝でも解説しますが、カードを相手に提示するだけであれば行動回数を消費しません。カードの移動があって取引とされ、行動回数を消費したことになります。
  • 1回の取引に対し、人数、カード枚数の制限はありません。何人に対しても、何枚でも同時に行うことが出来ます。
  • 取引に際し、TRICKSTERには十分ご注意ください。
     
武器の売却
  • 行動回数を1回消費することで、【WEAPON CARD】を場に捨て、そのコストと同じ枚数だけMONEY CARDを拾うことができます。
  • 同名のカードは同時に売却可能です。GUNの複数枚同時売却だけでなく、弾丸】も同名のカードとみなし複数枚同時に売却することができます。弾丸】であればBULLETAP-BULLETなどと組み合わせても構いません。
    • あくまでも【WEAPON CARD】しか売却できないことに注意しましょう。VANGUARDDUMDUM BULLET弾丸】ですが、【WEAPON CARD】ではないので売却不可となります。
  • 一度に売却するコストに上限はありません。しかし、場に落ちているMONEY CARDの枚数以上にMONEY CARDを拾うことはできません。
     
場のリセット
  • 行動回数を1回消費することで、場のカードをリセットすることができます。リセットの手順は以下の通りです。
    1. 場のカードを全て山札に戻します。このとき背面の向きが揃うように戻すことで、山札から何が出てくるか推測されることを避けることができます。余裕があれば、向きを揃えておきましょう。
    2. 山札をよくシャッフルします。
    3. 山札の1番上から5枚表にし、場に出します。
  • 自身がうまく行動できる場ではない、後の手番の人に大きくアドバンテージをもたらして自己が不利益を被りそう、といったときに有効な手です。リセットひとつで状況を一変させることができるかもしれません。
     
ワンモアドロー
  • 行動回数を2回消費することで、山札から1枚カードを引くことができます。カードを引いたあと、1枚山札から引いて場に出します。
     

交渉と恐喝

このゲームのです。
各種アクション取引でも説明した通り、カードを相手に提示するだけであれば行動回数を消費しません。これを利用して、自分の有利に向くように交渉を行ったり、他者を恐喝しカードを脅し取ることができます。

交渉パターン例①
A:「私は【BLACK LIFE】であるCさんを攻撃したいのですが、手元にBULLETがありません。お金はありますが、場にも落ちていないので購入することもできません。どなたかBULLETをこのMONEY1枚で譲っていただけませんか?」

B:「なるほど、Cさんを倒すためなのですね。その交渉に乗りましょう! 私はBULLETを持っていますので、あなたのMONEYと交換してください」

(カードの交換、取引の発生で1行動消費)

A:「では2行動目で、先程Bさんから貰ったBULLETGUNに込めて、Cさんを撃ちます!」
  • AさんはBULLETを持っておらず、【BLACK LIFE】を攻撃したくてもできない状況にありました。状況を説明したところ、Bさんが協力を申し出てくれたので、交渉が成立し取引が発生しました。
  • この場合は1枚ずつの等価交換ですが、2枚ずつの交換、1枚と2枚の非対称交換、一方的に手札を渡す交渉でも、互いの合意があれば成立します。
     
交渉パターン例②
E:「Fさん、あなたがもしGANGSTERを2枚持っているのなら、私に頂けませんか?」

F:「お断りします」

E:「どうしてでしょう。あなたも私も、RED LIFEを主張しています。本当にRED LIFEならば、私に協力できるはずです」

F:「私はまだEさんを信用しきれていません。あなたがRED LIFEであるという保証はどこにもないので、お渡しすることはできませんよ。その交渉には乗れません」
  • EさんはFさんからカードを要求しましたが、信用を得られていない状態でした。不信感を募らせたFさんは、交渉を拒否します。
  • このように交渉が決裂した場合、取引は発生していません。つまり、行動回数は消費していないことになります。
  • Eさんはこのあと、交渉を変えて再度Fさんに取引を申し込んでみてもいいですし、他の人に同じ交渉をしても構いません。もっとも、交渉を諦めて行動に移ることもできます。
     
恐喝パターン例
G:「さあHさん、あなたの持っているMONEYを全て渡してください。ここにMACHINEGUNがあり、少なくとも弾は4発持っています。渡さないならば、あなたを撃ち抜くことになりますよ!」
  • カードを渡さないならば武力行使するという脅しです。現時点で行動回数は消費しませんが、この後Hさんがカードを渡せば取引成立となり、行動回数を消費します。
  • この脅しに対して、Hさんは言論や取引の範囲であれば、自由に振舞うことができます。大人しくMONEYを渡してもいいですし、潔く断っても構いません。交渉次第ではMONEYを渡すことなく、銃口が下がる可能性もあります。
     

上記は一例であり、このゲームではどんな交渉でも、互いの同意があれば成立します。たとえば……

  • このカードを渡そう。これでお前は勝てるはずだ。その代わり、勝利点を1点くれないか?
  • あいつを君のターンで攻撃してほしいんだ。一杯奢るからさぁ、頼むよ!
  • 腹が減ってるんだってな。俺に協力してくれるなら、ハンバーガーくらい食わせてやるよ。
  • TOKYOの一等地、欲しいでしょう? 権利書をプレゼントするから、手札をすべて頂けるかしら。

など、ちょっと無茶に見える交渉でも許されます。勝利点の交渉はルールでも許可されていますが、ゲーム外の私情を挟んでも構いません。
過激にならず、紳士的に。ゲーム会などで主催者がいる場合、規定を守った上でその判断に従いましょう。

 

勝利点

  • 連戦する場合、お好みで勝利点制度を採用することができます。ある程度慣れた中級者以上向けのルールですが、もちろん新米ギャングでも簡単に扱うことができます。
  • 呼んで字の如く、勝ったらもらえる、負ければもらえない得点です。誰かが勝利条件を満たし、ゲームが終了したときに配布されます。
  • 勝利点は交渉材料として使用できます。お手持ちのポーカーチップなどで数えるとわかりやすいでしょう。
  • 勝利手段によって点数が変動します。勝利条件LIFE・陣営に(2点)のような表記がところどころにありますが、まさしくそのカッコn点が勝利点のことです。勝利条件を勝利点数別にまとめると、以下のようになります。
    1点協力勝利(赤・青・紫のみ)
    2点人徳勝利(灰以外)
    金銭勝利(灰以外)
    偉人勝利(灰以外)
    殲滅勝利(黒・灰以外)
    共謀勝利(灰のみ)
    3点裏切勝利(黒のみ)
    通常の4つの勝利条件であれば2点、誰かに便乗は点数が下がり1点、裏切勝利は達成が難しい場合もあるので3点というイメージです。GRAY LIFEのみ通常の勝利条件を持たないので、共謀勝利は2点を有しています。