概要
| エルドリッチの申し子 カイザン 詳細情報（Grim Dawn Tools） |
両腕が刃になっているコルヴァークのチャンピオンをさらに大型化したような姿の、エルドリッチ ホラー派閥ネメシスボス。
ネメシスボスの出現条件を満たすことで出現する。
他のネメシス系ボスのようなワンパン能力や強力なDoTこそ持たないが、DPSに優れた通常攻撃と回避の難しい補助攻撃の組み合わせを
優秀な本体性能に乗せて押し付けてくる、攻防両面にバランスの取れた強敵。
特性
攻撃属性
物理/雷/毒酸 が基本属性。
一部スキルに冷気も混じるが値は低い。
耐性
火炎/生命力/刺突 の耐性がかなり高く、特に刺突はレベル次第で100%に到達する。
それ以外の耐性も軒並み高水準*1で、防御面に大きな隙がない。
主なスキル
通常攻撃
両腕で殴打する通常近接攻撃*2はカデンツのようなチャージ式となっており、
3発に1発の割合で 物理/雷 ダメージと ヘルス割合減少/ADCtH を含む高威力の攻撃に変わる。
ダメージ自体が純粋に高く、その上ランダムで上下するヘルス割合減少効果の上限は50%と危険な値であり、
高めの水準でヘルスを補充できるキャラでなければ殴り合いの土俵に立つことすら難しい。
またこれとは別に、攻撃時に一定確率で 冷気/雷 ダメージを与える投射物を周囲に自動発射する
全方位電撃弾（破砕付与）
腹を突き出すような動きから、緑色の電撃のような多数の弾をランダム全方位に射出する。*3
弾は不規則な軌道で数秒間飛び回り、触れた対象に 物理/雷/酸 ダメージと 破砕/近距離＆遠距離ファンブル確率付与 のデバフを与える。
使用時は破砕付与系スキル特有のオレンジ色のエフェクトが出るものの、予備動作がコンパクトかつ多数の弾が広範囲を高速かつランダムに飛び回るため、
特に近距離では目視しての回避難度が高い。
再使用までの間隔が長いので、あらかじめ予測しておいて離れた距離で出させて躱したり、
受けてしまったらデバフが消えるまで一旦離れる などしてから攻撃を再開するという手もある。
シャード設置
定期的に緑色のクリスタルめいたシャードを設置する。 詳細情報（Grim Dawn Tools）
シャードは以下のスキルを並行して使用する。
- 雷/酸 ダメージを与える全方位砲弾
- 上記砲弾をトリガーとする、半径30mの ヘルス回復/各種CC耐性 を付与するオーラ
- 酸ダメージ/ヘルス割合減少 を与える照射即着弾型のビーム
- 酸ダメージ/防御能力低下 を与えるデバフ
シャードの範囲内で戦っているとこちらは避けようのないダメージと防御能力低下デバフを受け続け、
ボスはかなりの勢いでヘルスを回復していく非常に厄介なスキル。
強い範囲攻撃を多用できるビルドでは、本体へ攻撃しながらシャードを巻き込んで早く破壊できる場合もあるが、*4
すぐに破壊できないビルドでは、このシャードだけを攻撃しているとADCtHでのヘルス回復が止まってピンチになったり、
時間を掛け過ぎると次のシャードをまた置かれてしまうため、シャードから思い切り離れた場所へ移動して、本体とだけ戦う方が手っ取り早い。
本体はシャドウストライクやブリッツのような、高速移動でこちらに大ダメージを与えつつ貼り付いてくるスキルはもっていないため、
広く自由に動ける場所ではこの手段で難易度を緩和しよう。
落雷
遠距離の対象に、 雷/酸 ダメージと移動速度低下を伴う落雷を放つ。
緑色のドゥームボルトのような外見で目立つが、エフェクトの発生から着弾までが非常に速く、目視しての回避は難しい。*5
ボスから距離を取って戦いたいタイプのビルドでは、十分な値の減速耐性が欲しい。
戦術
一旦退いて立て直す
カイザンのスキルには、一定確率で大ダメージを与える通常攻撃やシャード設置のように、来ると分かっていても万全な対処は難しいものが多い。
無理にその場で応戦し続けてもリスクが高いどころか、せっかく減らした相手のヘルスをADCtHやヘルス回復バフによってひっくり返されかねない。
状況が不利だと思ったら早めに下がって仕切り直した方が、結果として安全で早いという場合も少なくない。
カイザンは足が速めでかなりしつこく追ってはくるが、最大のダメージソースである通常攻撃については相手から遠ざかるように移動している限りまず当たらないので、
不利な状況から脱したのを落ち着いて確認してから戦闘を再開しよう。
その他
ドロップ
死亡時に下記の専用MIをドロップする可能性がある。
| レアアミュレット | カイザンズ バーニング アイ |
| レアアミュレット | カイザンズ エルドリッチ アイ |