[V1.0.6.1] 盾持ち冷気タクティシャン

Last-modified: 2018-10-24 (水) 19:27:10

 

概要

マスタリークラス
Soldier ソルジャータクティシャン
Inquisitor インクィジター

先日の、2H雷ヴィンディケイターに続いて、もう一つ装備を限定した形のビルド例を出してみます。
このようなケースでは、スキルと星座だけで火力が出せないと難しいので、可能性のありそうなものとしては「ハガラッドのルーン」が考えられますが、
インフィルトレイターは装備を落とすとかなりディフェンスが厳しくなりそうなのでタクティシャンにしました。

 

今回もフォーラムの両手フォースウェーブ型のビルドを参考にして作っています。
前回は装備以外はベースとしたビルドから全く変更する必要がなかったので、装備のアップグレードは置き換えて行くだけで簡単でしたが、
今回に関しては、両手型はディフェンスが厳しく盾持ちに変更した関係でスキルと星座も変更しました。
このため、レジェンダリー装備が手に入っても単純に装備を変えるだけでOKという訳にはいかないかもしれません。

 

強さ的には、流石に前回のヴィンディケイターには及びませんが、祝福が2つがあればグラディエーターのW150はクリアできる感じです。
今回の良い点としては、前回の例よりは装備が揃えやすいところだと思います。

 

10/24 増強剤と星座を微調整したので、画像とGTリンクを入れ替えました
「オーバーガード」を常時展開できるのであれば、それ以外で気絶耐性を稼ぐ必要はなさそうで、
実際に試しても全く問題なかったので武器の増強剤と星座1ポイントを変更しました。

 

マスタリー

スキル・星座・装備

1024-1.jpg
*今回の装備はいくつか在庫があったので、2,3個の中から一番ステータスが良いものを選びました。
また、今回もイリュージョンは無しです。

 

GrimDawnTools

 

長所:

  • レジェンダリー品は派閥で設計図を買えるクラフト品のみ。
  • グラディエーターのW150までをクリア可能な戦闘力。
  • 瞬間的な火力が高く、攻撃範囲も広くキャスター型なので攻撃も派手。

短所: 

  • 今回も派手すぎて敵が見えなくなる。→ 目が疲れる場合はオプションでエフェクトを減らしましょう。
  • ヘルス変換での回復は殆ど無いので、耐性低下の重なりには注意が必要。
     

コンセプト

  • グラディエーターのW150をクリア可能。
  • 出来る限り装備要求を低目で作る。
     

最初は「フォースウェーブ」使うパターンも試してみましたが、火力もディフェンスも合格ラインには届かない感じだったので、
「ハガラッドのルーン」を特化させることにしました。
タクティシャンの場合インフィルトレイターに比べて耐性低下が弱く「ザ シルバーセンチネル」セットは使いたいということで、
両手型そのものを諦め盾持ちに変えることにして、盾持ちのキャスター型という感じになりました。

 

あとは、スキルポイントも足りないので通常攻撃はコンポーネントスキルを使うことにしました。
「ベロナスのかけら」なら古代の森の商人から買えるので入手しやすいのですが、攻撃速度がないとあまり火力も出ないし、
ヘルス変換も効果が薄いので、設計図の入手が必要にはなりますが「夜の印章」の「チルスパイクス」が最適だと思います。
この場合エナジーが厳しくなるので、コンポーネントをどう当てはめるかで苦労しました。

 

ちなみに、他のクラスでは、共に生命耐性低下を持つ、シャーマン+ネクロマンサーのビルドなども試してみましたが、
火力はまだしもディフェンスが全く持たない感じだったので、装備を限定してグラディエーターを戦うという形においては、
今回の例もかなり強い方だと思います。

 

立ち回り・雑感など

基本的には「インクィジター シール」を展開したら張り付きで戦いますが、耐性低下をかけられると回復が追いつかない
場面が出てくるので、その場合は少し移動して、という具合に戦う必要があります。
このときに「ブリッツ」は便利で、うまく使うと危ない場面で素早く遠くへ避難できます。

 

今回も星座「グール」の低ヘルス時の保険に、コンポーネントの「プリズム状ダイヤ」もあるので多少の無理は可能ですが、
厳しい場面では速めにポーションも使っていく方が良いと思います。

 

参考動画:グラディエーターW141-150 
ヴァンガードバナー(3段階)と祝福のアマトク、エンピリオンの2つを使用しました。

 

今回もMod「Grim Internals」を使ってみましたので、前回のヴィンディケイターとも比較出来ると思います。
このため、マップも同じ「砂の坩堝」にしましたが、「死の坩堝」も柱や狭い通路を使いやすいので悪くないと思います。
ヴァンガードバナーは無くても問題ない感じですが、もう少しだけタイムを縮められれば1回の祝福でW131-150を2回戦えそうです。

 

注意する場面としてはW149の「シャー’ズール」「センチネル」「ブラッドロード タロニス」の耐性低下ですが、
「ザ シルバーセンチネル」セットのクトーニアンに強い利点を生かして戦うようにすると良いと思います。
あとは、ファビウスが冷気耐性が高いので同時に2体出てくるケースは厳しい戦いになると思います。

 

装備選択は前回のヴィンディケイターよりは遥かにシビアなので、増強剤をたくさん買い込んで、グラディエーターのW101~130辺りを、
設備・祝福なしで何度か戦い、装備やコンポーネントを変更しながら少しずつ弱点を修正していく感じで時間はかかっています。
ということで、若干装備が変わるだけでもそれなりに調整が必要になりそうなので、今回はタイトルにオススメの文字は入れていませんが、
それでも強いビルドであることは間違いないので、資産が少ない場合にも十分オススメは出来るとは思います。

 

レベリング

今回も0から育てていないので詳細は書くことが出来ませんが、似たようなビルドでレベリングはしているので、
参考になりそうな情報を書いておきます。

 

そのまま装備をアップグレードしていく方法以外に、ベースにしたビルドが、「ザ ルーンバインダー」+「ルミナリの刃 アルカノア」の構成なので、
最終的にそのようなビルドを目指したい場合も、同じようなスキル・星座の構成でいけるので向いています。
一方「大司法官の防護」+「シャー'ズールズ ワールドイーター」のような火炎型のビルドを目指したい場合は、星座も含めてある程度変更が必要になります。

 

序盤はインクィジター単体で進めて行くのが良いと思います。
当然「ハガラッドのルーン」がメインですが、補助攻撃は「ワード オブ ペイン」かコンポーネントスキルの「ファイアーブラスト」系を使うのが良いでしょう。
このため、序盤は特に冷気に寄せずにエレメンタル属性中心でオフハンド装備の方が良いと思います。
コンポーネントでは、LV24から使える耐性低下を持つ「神聖な鋼」をすぐに使いたいところです。

 

LV75で「チルスパイクス」を使う場合、クルーシブルよりは本編のほうがエナジー再生面では厳しいので、
まず、「吟遊詩人のハープ」の星座スキルのレベルがある程度上がっていることが必要で、
さらにコンポーネントや装備もエナジー再生を重視した選択にしたほうがストレスがないです。
設計図がない場合は、他に作れそうなコンポーネントスキルで代用するか、
最悪古代の森の商人から「ベロナスのかけら」の設計図を買うか、「セイクリッド ストライク」を打つかでしょう。

 

星座は今回も「ローワンの王冠」を最優先で取って、次に「噂の女王マーマー」「冬の精霊 アマトク」を目指すのが良いと思います。
あとは特に優先して取るものはなく、Tire3の星座もなく変更しやすいので、そのときに必要なものを取る形でも良いでしょう。
盾への切り替えはディフェンスが苦しくなってきたらで良いので、エリートAct5以降くらいが目安かもしれません。
盾持ちにした場合はディフェンスはしっかりしているので、装備が多少揃わなくても本編を最後まで進める上では問題ないと思います。

 

スキルについて

  • 「ハガラッドのルーン」を特化するのでツリーは全てフル強化します。あとは、「アーティファクト ハンドリング」が重要になりますが、
    ここもフル強化でも良いと思います。
  • 「スクワッド タクティクス」は強化すると「チル スパイクス」の速度も上がりますが、ポイントに余裕が無いので切り捨てました。
  • 「チルスパイクス」の代わりに「カデンツ」「フォース ウェーブ」に少しだけ振って使って、ヘルス変換を期待する手もありますが、
    火力を考えると、この装備なら「チル スパイクス」を使う以外にないと思います。
  • ソルジャー側の1振りに近いスキルは削って他に回しても良いと思います。
     

星座について

基本的には典型的な冷気型の配置で特別な部分はないと思います。

  • 「吟遊詩人のハープ」は攻撃・防御能力、減速・捕縛耐性確保よりは、エナジー再生のための選択で、
    「チルスパイクス」を使う上では必須に近い感じです。なので、使わない場合は必ずしも取る必要はないと思います。
  • 最終的に両手型に変えて「フォース ウェーブ」も使う場合は、どこかを削って「クラーケン」を取る必要がありますが、
    必要なのは詠唱速度なので、攻撃速度は捨てて3ポイントだけ取るという形も可能です。
  • 「レブナント」は別のものに変更して良さそうですが、生命力耐性、エナジー吸収、ヘルスに、
    「ムージラウク」が冷気耐性が高くアンデッドへのボーナスも悪くないので、ベースのビルド構成のまま残した形です。
     

装備について

メインハンド:ウィッチ ムーン
レジェンダリー品ですが、魔女団から設計図を買うことが出来るクラフト装備なので、入手は簡単です。
「ハガラッドのルーン」のスキル変化付きというところが目を引きますが、刺突→冷気変換を使うと効果が見込めるので、
当初はメダルにルミナリの推賞を使っていましたが、最終的に外したため残念ながら効果はそれほどないです。ということで、入手しやすさとスキル強化での選択です。

 

他の選択としては、スキル変化でエレメンタル耐性低下を持つバルゴールズ ハートは、古代の森の商人から買うことが出来るので入手しやすくレベリング時点からおすすめですが、
良いものは値段が高いので使うかは鉄片次第かもしれません。
*他のダンジョンはエリアを移動すると商人はいなくなってしまいますが、古代の森だけはいなくならないので、エリアの移動で品揃えも変わります。

 

オフハンド:コロッサル ブルワーク
「オーバーガード」のスキル変化が必要だったので必須に近い形での選択です。
この盾のリチャージ短縮と「マーコヴィアンのディフェンス」を取ることで「オーバーガード」は常時展開が可能になります。
マルマスレジスタンスの珍品屋で買える定番品で、ステータスは物理耐性の高いもの+冷気ダメージのものにしました。
どちらもレアのAffixではないので、似たようなものは入手できると思いますが、Affixは基本的には不足している部分を補う方向で選べば何でも良いと思います。

 

リング:カヴン スカイ シール
ヴィンディケイターのときと同じで、魔女団の派閥装備ですが、攻撃・防御能力が優秀です。
なお、凍結耐性に関しては今回はスキルや別の装備で確保できるのでそれほど必要性はないです。
今回のビルドに関しては攻撃・防御能力はある程度確保出来るので、設計図があれば「エレメンタル ハーモニー」セットを使う選択もあると思います。
あとは、「アルカモスの激怒」セットが優秀ですが、簡単には出ないので入手したい場合はそれなりの時間をかける覚悟が必要です。

 
 

ここまでは、基本店で買うだけなので確実に揃えられます。
これ以降はエピック品と言っても出ないときは出ないので、ない場合は別のもので置き換える必要があります。

 
 

ヘルム:シルバー センチネルのマスク
チェスト:シルバー センチネルのアーマー
ショルダー:シルバー センチネルのショルダーガード
「ザ シルバーセンチネル」セット3点ですが、「ハガラッドのルーン」強化と耐性低下を確保するためには必須です。
ただ、比較的出やすい装備なので集めるのはそれほど難しくないと思います。
あとは、アイテムスキルの「+50% クトーニックへのダメージ増加」というのが恐ろしく強力なので、そこを頭に入れて戦うと良いです。
*星座で「鷹」「毒蛇」「死者のチャリオット」に「吟遊詩人のハープ」と攻撃能力を重視して取っているのは、
このセットのスキルがクリティカル時発動なのが理由の一つです。

 

ブーツ:メイジロードのグリーヴ
減速耐性確保を目的とした選択ですが、他のステータスも今回のビルドに適しています。

 

アミュレット:神話級 アイストラップ
「ハガラッドのルーン」のスキルをフルに上げる目的での選択です。

 

ベルト:神話級 アルケノウィーブ コード
これも前回のヴィンディケイターと同じで、インクィジターのクラス全+1付きなので使いました。

 

パンツ:神話級 武勇のレッグプレート
ディフェンス強化目的の選択ですが、スキルも強化できるの助かります。
今回は装甲値が低めの装備が多いので、最初から使う想定でした。
*ステータス画面の装甲値のツールチップの内容を見ると装甲値の差がはっきり分かりますが、
この辺りをカバーする方法として、盾持ちや物理耐性を上げるのは効果的だと思います。

 

グローブ:神話級 ルーンシングド ハンドガード
こちらもディフェンス強化目的の選択で良く使われる装備です。性能は優れていますが装甲値が低目です。

 

メダル:イクリックス スケイル
上でも書いていますが、最終的に調整用の箇所が必要になったのでルミナリの推賞から変えました。
アイテムレベルがLV75のものですが、装甲値のないアクセサリー類は多少LVの低いものでも使える場合は多いと思います。
スキル変化のヘルス回復は効果としては弱めですが、あるに越したことはないので、耐性の調整に装甲・ヘルスの強化と合わせての選択です。
調整用の装備としては、何らかの耐性がついていないと採用しにくいので、Affixが合わない場合は別のもので全く問題ないです。
エピック品では、火力強化としては上に挙げた刺突→冷気変換のあるルミナリの推賞、また、クラフト品のサンクトゥスの紋章あたりも盾も強化できて調整用として使えそうに思います。

 

レリック:「イグナファーの燃焼」
今回も、なんとか「イグナファーの燃焼」は使いたいところですが、ない場合は何でもOKです。
ディフェンス強化などを目的に選択しても良いと思います。

 

その他:
行動系耐性については、減速・捕縛耐性は星座「吟遊詩人のハープ」で確保していますが、常時かかるわけではないので若干不安はあります。
ただ、捕縛に関してはブーツのアイテムスキルもあり低ヘルス時は確保されます。

 

コンポーネントは、非常に難航した部分で、レア装備はコンポーネントを使うために必要なAffixの付いた物を選んだ形です。
まず、腕の「安らぎ無き遺骸」はヘルス変換は期待できないので別のものでも良いと思いますが、詠唱速度とエナジー目当てで使いました。
あとは、コンポーネントスキルに「チルスパイクス」を使うかどうかでエナジー確保が大きく変わってきます。
個人的にはギリギリの回復量では不安なタイプなので、余裕を作るためにリングの片方を「ソウルシャード」ヘルムを「プリズム状ダイヤ」にしました。
これは生命力耐性の超過分の確保も兼ねています。
そして、クルーシブルのように敵の数が多い場合はエナジー再生を上げるよりエナジー吸収を上げたほうが良く効果が大きいです。
特にエレメンタル属性の場合はフラットダメージの付いた「プリズム状ダイヤ」は作るのが大変ではありますが非常にオススメです。
耐性超過はもう少し欲しいところでしたが、大事な属性は30%~40%超過させることを必須として、装備の選択から増強剤までを整えた形になっています。

 

全体的には、エピック品中心と言っても最終装備としても使われる装備が多いので目新しさはありませんが、
逆に言うとこのような装備が使えるからこのようなタイプのビルドを選んだという部分もあります。

 

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