private/Parry/グラナド・エスパダの登場人物

Last-modified: 2013-12-10 (火) 13:03:55

グラナド・エスパダの登場人物は、「グラナド・エスパダ」のゲーム内及び公式ページの年代記に登場する架空の人物について解説する。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。
private階層にありますがもしよろしければ編集どうぞー



地域別

リボルドウェ地域の人物

パンファルロ・ド・ナルヴァイス(Panfilo de Narvaez)
戦闘料理師。
クエスト

クイーンズゲートで勤務中のリボルドウェ警備員達の弁当注文を受け、その配達を頼んだレオナルドエクスプレス職員が未だに到着していないらしい。「食事はタイミングが大事」らしく、弁当も食べずに勤務している警備員達のことを思うとブルーになりそうなので、開拓家門が「パンファルロ特製弁当」を警備隊第2中隊員まで届けることに。

アンドレ・ジャンジール(Andre Janzur)
イノリー出身の衣装デザイナー。現在はリボルドウェでコスチュームショップを営んでいる。
親交のあるプリッツの勧めから、新大陸に移住した。新大陸でも旧大陸でも彼の名声は最高である。旧大陸では、それ以上得ることのできない「インスピレーション」を求め、新大陸へ来た。有名デザイナーであると同時に名高い剣士でもある彼は、新大陸の高官たちとも深い絆を築き上げている。
クエスト

「美しいドリームとファンタジー」を妨害する(いやらしい触手をもぐもぐと動かす)マンドラゴラを討伐するよう依頼。新しく来た開拓民のために特別に作った「ゴールドスクールルック」をくれた。

ブルーニ・エティエン(Brunie Etienne)
若くして、トレージャーハンター界でその名を広めた。1523年、新大陸へ移住した。
プリッツ・オラシオにより、秘密裏に古代文明の情報を収集することを命じられている。住宅管理人としてリボルドウェに定着し活動を開始した。
テトラ大遺跡の隠された部屋の扉を開けることができる鍵の設計図を入手した。
イェガネー(Yeganeh)
大工。「人食いイェガネー」と呼ばれていた。開拓初期の移住民社会は現在よりももっと弱肉強食の世界で、イェガネーは食べられる側ではなく食べる側だったとのこと。その結果、罪なことを沢山したが、今は後悔している。ジャックに貸した工具が2、3年経っても返ってこず、返ってきても錆付いていて使えない状態だった。
クエスト

最近大工の仕事依頼が来なくて悩んでいる。広報ができなかった所為だと考え、リボルドウェとコインブラに広報をすることを決める。その結果、家門がリボルドウェの掲示板(役所通りの右上の階段上)、コインブラの掲示板(バレアレス広場)に「広告ポスター」を貼ることに。結果、仕事が増えた。

クラウド・ボネ(Claude Baudez)
「リボルドウェの守護神」。リボルドウェの武器商人。
クエスト

レコンキスタ政策のせいで忙しいらしい。「マンドラゴラの触手でも借りてえくらいだ!」
レコンキスタ政策、新大陸基地安定などの所為で開拓家門のような新しい移住者が増えたらしい。
心が優しいので、初心者が素手で外をウロウロするのを見ていられず、武器を作ってあげたいらしいが、材料集めが難しいとのこと。

イッジ・インブリア(Idge Imbrulia)
フェルッチオ石像付近に装備が残っているという噂を聞き、昔の鎧の制作方法の中で今でも応用できるようなものがあるかもしれない、防具作りの参考にしたいと思ったので、開拓家門に何かそれらしい物が出たら持ってきて来るよう頼む。
ナジブ・シャリフ(Najib Sharif)
タルガの平凡な交易商人だったが、現在はリボルドウェで鉄砲商を営んでいる。
3年戦争

軍商として3年戦争に従軍した。ベスパニョーライノリー連合軍の軍需品補給を担当し、オルペシアの文物に興味をもつようになる。それまでは、多くのタルガ人のように、オルペシア産の物はゴミ同然と思っていたが、タルガとは異なるオルペシアの考え方が創り出した物に接することで、その魅力に魅了された。

3年戦争後

3年戦争終結後、再び商人の身分に戻った。戦争を通じて築いた財産を基に、世界各国の骨董品を収集する。しかし、弟が反乱事件の関係者として捕まってしまう。帝国情報部の高位将校に、新大陸でのスパイ任務を成功させたら弟を赦免してやろうと言われ、選択の余地もなく、新大陸の文物にも興味があった彼は、財産をまとめ、新大陸へ向かった。

ジャック・ショルリ(Jack Shirly)
採石師。採石場のオーナー。
3年戦争後、チェルニー・キエルチェの降伏宣言に怒りを覚え、ブリスティアを捨て新大陸に渡る。死にかけるような苦労を経た後、採石場を運営するようになった。新大陸に来てから一度もブリスティアに帰ったことはなかったが、兄夫婦殺害の話を聞いてブリスティアへ戻る。
性格に難がある。いつも人の物を借りても返さない人物で、イェガネーの工事用道具を借りてから2、3年後に錆びたまま返した。パンファルロの料理に不味いとケチを付け、イェガネーの道具を本人の知らないところで壊し、ウンボマの店で値切って喧嘩になり、ホセ……、クラウドボネ……。「男ってのはな、一歩外に出れば七人の敵がいるもんなんだよ!」
クエスト

最近、「採石場第2作業区」に急にモンスターが溢れ、作業が進まないらしく、そのモンスターを追い出す開拓家門は手助けをする。モンスターが作業場を壊したらしく、その補修をするための資材(石灰岩)を集めることになる。

3年戦争

736工兵隊緊急支援担当官、ジャック・ショルリ准尉。話す自動砲塔を作ることで有名。736工兵隊隊長でもあったらしい。
736工兵隊:バレアレス海戦でベスパニョーラ集束魔導砲から数多くの戦闘艦を守りぬいた戦闘工兵隊
 ジャック「こんなやつらが大陸に来ても、俺ジャック・ショルリのターレットにかすりキズすらつけられねぇよ!」
 スパイクガトリング「時間が。」「どれだけ。」「かかろうともな。」

エンジ・ショルリ(Angie Shirly)
ジャックの姪。父ハルト・ショルリ、母マーガレット・ショルリ
ジャックからの手紙で新大陸の話を聞いて面白そうだと思い新大陸まで来た。子供の頃から男の子達と一緒に遊んだり訓練も受けていた為、頑丈。スリを一発で倒したグルトルデに惚れる。
エウセビオ(Eusebio)
趣味は、骨董品の復元。
ジャケン収容所で拾った、字や模様がサビで覆われていた古い階級章と血が付いている認識票を復元した。デーモンの胃液、ロドナイト、食塩水を混ぜ合わせて作った特殊な薬品に浸けておくことで、錆を落とし、模様を復元した。ブリスティア軍認識票は見たことがあっても、ブリスティア特殊部隊の階級章を見るのは初めてだったらしい。
ベラ(Vera)
ナジブの知り合い。東西洋の芸術品に造詣が深い。

コインブラ地域の人物

アデリーナ・エスペランサ(Adelina Esperanza)
元海賊。現在はコインブラの武器商人。
物資普及の為に立ち寄ったベスパニョーラ勢力圏の港で、彼女のドスパレス号はベスパニョーラ海軍によって強制的に戦闘へと駆り出されてしまった。ドスパレス号の船長だったアデリーナは妊娠を理由に下船していたのだが、船と部下全員そして愛する恋人、彼女を除く全てをこのバレアレス海戦で失った。
アデリーナはベスパニョーラ海軍にドスパレス号と部下を売り払った元凶を捜してオルペシア各国を捜し回ったが、結局何の手掛かりも見つけ出すことは出来なかった。
様々な人が集まる新大陸ならば、必ず仇についての手掛かりを見つけ出すことが出来ると信じて、1524年、新大陸へと向かう。
グレイス・ベルネルリ(Grace Berneli)
ブリスティア陸軍情報少尉。コインブラで鉄砲商を営んでいる。シャルリンとは面識がある。
バレアレス海戦でベスパニョーラがブリスティアの無敵艦隊を破り3年戦争に勝利したことに疑問を感じていて、何らかの強力な力が介入したのではないかと考えている。新しい人生を生きるために新大陸へ渡ってきた。新大陸の人間、グラナド・エスパダ人として、ベスパニョーラが新大陸へもたらし得る危機に対して備えていた。アインの訃報を聞き、再び3年戦争の内情について調査を開始することにする。アイン、デリックヘイランとは友人だった。ヘイランにグレイシーと呼ばれている。アイン、デリック、ヘイランとは、士官学校の同期。学生時代、告白してきた複数の男をヘイランに追い払われるなど、ヘイランによって全ての行動を干渉されいた。
アイラワン(Irawan)
プラテトゥ・シャム出身。シアンでは有名なムエタイ戦士。謙虚な若者。
1529年、使節団としての任務をカタイで完了させ、シアンに帰る中、暴風雨に巻き込まれ、グラナド・エスパダに流れ着いた。カタイから受け取った品物が全て沈んだことをシアンに伝えるために、開拓家門から借りた10,000Visで使者を送った。返答が来るまでの間、グラナド・エスパダのコインブラで過ごすことになり、その間に様々な人種と不思議な文明が交じり合っている新大陸に興味を持つようになる。
縄張りに進入されたと思ったグラシエルロの舎弟から襲撃を受けた。その後、ステロイドを飲んだグラシエルロと戦うが、敗北。師から聞いた伝説の格闘家プリッツと出会い、グラシエルロをよく観察するように言われた。新大陸最強の座を手にするまで故郷シアンには帰らないことを決意し、シャムへ新大陸に残ることを正式に申請したアイラワンは開拓家門と同行することにする。この時、シャム国王からフェルッチオの遺産を回収するよう言われている。
エミリア・ジアニノ(Emilia Giannino)
失踪した父ロレンジョと、ロレンジョが記録した日誌を探している。
ロレンジョは家にも帰らず研究のため常にどこかを歩いていた為、いつも乳母スーザンと二人きりだった。4、5歳の頃、久しぶりに帰ってきたロレンジョに実験材料扱いされ、全身に傷を負った。その後ロレンジョは帰宅しなかった。スーザンが死に、頼るところが無くなったため新大陸へ来た。
エラクで発見した眼鏡の柄を見て父の物であると断定出来るほどには、ロレンジョの顔(すくなくとも眼鏡)は覚えているようである。
1532年、リボルドウェ地下水路を発見。父ロレンジョ博士の痕跡を捜し地下水路の向こうへ行き、第3文明のエラクを発見。第3文明との接触は、新大陸だけでなくオルペシアにまで知られ、人々に新鮮な刺激を与えた。
グラシエルロ(Gracielo)
3年戦争時、少年兵として水兵隊に徴収され、最前線で無謀と言える程に戦ったが、富も名誉も爵位も得なかった。戦争が彼に残したのは、たった二つ。消えることのない顔の傷と野獣の本能だった。終戦後、グラシエルロは似たような立場の連中と共に、暴力の中で日々を過ごした。しかし、いくら暴力を振るい、街に火をつけても、胸の中には収まる事の無い虚しさがあった。
3年戦争当時に経験した震えるような刺激とスリルをもう一度感じてみたいという欲望ひとつで、新大陸へ渡ってきたものの、誰も彼のことを知る者はおらず、コインブラの裏道を徘徊している。
復讐心に燃える老人
「残虐非道な凶悪犯」であるイェガネーを捕まえる為に、一生の大半を犠牲にしてまで追い続けていた兄が、病気で死亡。何故兄がイェガネーを追っていたかは不明。
ポスターを見てイェガネーを見つけた老人は兄の仇を討つために、開拓家門に依頼する。
アレハンドロ(Alejandro)
コインブラの漁師。
親友デュラムが付けた愛称はアル。彼曰く、街の女性が皆夢中になるぐらいに誠実な美男子だったらしい。昔デュラムと共にロビーディックを捕まえようとこっそり船を出し、後に船主に怒られた。デュラムが作ったピクォード号の所有者。ロビーディックに壊されたピクォード号を何度も修理しようとしたがうまくいかず、現在は港に停泊させている。
クエスト

海の悪魔ロビーディックに壊されたピクォード号を修理したが、今度はエスクードペシェー(EscudoPecher)に襲撃され占拠された。開拓家門が討伐し奪還。エクスードペシェーを「シーフード(野郎)」「カジキ野郎」と呼ぶ。
皮が堅く、剣や銛が全く効かないロビーディックとの対戦のために、エスクードペシェーの腕を用意することになった。エスクードペシェーの腕を凍らせればロビーディックの堅い頭を貫ける武器になるという。が、ロビーディックの襲撃までに完成しなかったので、開拓家門がロビーディックを討伐した。

ソホ(Soho)
コインブラで生まれた新大陸2世代。
両親はともにベスパニョーラ系移民ではなかった為、色々と差別を受けてきた。青少年期にはそういった状況に憤慨したりもしたが、プリッツ・オラシオに出会い、哲学と武芸を継承し始めからは人が変わった。プリッツが目的を持って育てた新大陸の人材の中の一人であり、いつか大業績を残すだろうと期待されている。
ウンボマ(M'Boma)
アビシニア人。ベアトリーチェの弟。
3年戦争終戦後、大部分のアビシニア傭兵が自らの故郷であるアビシニアへと帰っていく中、彼らアビシニア人の中には、自らの個人的な冒険性を理由に、また別のアビシニア人たちは新大陸の状況を把握するための密かな任務を任され、新大陸に渡ってきた。ウンボマもまたそんなアビシニア人のひとりである。
 「オルペシア料理は辛く、塩気が強すぎて、味を感じられない」
ヌネズ(Nunez)
自称「迅速果断な役人」。粘り強い性格。
新大陸へ来る前はイノリー大使をしていた。イノリーで暮らしているうちにイノリーの食通になった。
カタイからイノリーに伝わった特別なソースを使った豆腐料理の作り方を模索中。失敗作は必ずコインブラ開拓副官へ渡される。開拓民も実験対象にされている。
イノリー風豆腐料理

1.豆腐を茹でる
2.薄くスライスした狼の肉を豆腐の上にのせる
3.上からチョコラテをかける

カリュケ
幼少時代、両親を亡くしオーシュの近辺を徘徊しているところを、エルナンデスが作った秘密機関に収容された。以降、秘密機関を離れ、1529年、自由傭兵としてペガディーラに傭兵として登録されている。

オーシュ地域の人物

クレア(Clair)
クラウド・ボネの養女。グラングマフェリペ大公の娘。イオン・フェリペとは異母兄弟。
ボネの意に従っておとなしくソケット加工技術を習得していたが、何故か徐々に大剣や火砲のような兵器扱う事に関心を持ち始めた。次第に開拓をしたいと言い出すことが多くなり、ボネに「はぁ・・・あの親にしてこの娘か・・・」と呟かせた。この呟きをナジブは聞いており、それを聞いた商人達は、クレアの母親が有名な開拓者である可能性が高いと主張している。
ボネがクレアの出自をはぐらかし続けたため、リボルドウェ商人組合によって出自を憶測で語られており、ボネの子供ではないということにVisをかけられたことがある。
1532年、オーシュでソケット加工店を開店した。
シモン・アイェンデ(Simon Ayende)
グライシュテルムの主将。新大陸2世代。父親はベスパニョーラ系、母親はブリスティア系移住者。早くに父親を亡くしたため、母親と共に苦労した。生まれはグラナド・エスパダ。若い頃にブリスティアに留学し、そこでも自由に対する妄想を描いていた。その時に、自分と同じ理想を持つケス・キエルチェと知り合い、話をした。皆が平等な世を作るために常に努力している。ガルシアとは旧知の仲。ベロニフは元恋人。
 「故郷がどこなのかは意味のないこと。私たちの祖国はグラナド・エスパダだ。」
グルトルデ・ピーターソン(Gurtrude Peterson)
イノリーで14歳の天才探偵としてその名を広めていたが、早過ぎる出世は自然と既成勢力の妬みと中傷を招いた。既成の探偵社会側に、ピーターソンの周りには常に殺人事件が起きるとの噂を広められ、事件の依頼が途絶え、オルぺシアに嫌気がさした彼は新大陸へ来た。
世の中どこでも人間の暮らしている所なら何らかの事件が発生するもの。新大陸でも探偵事務所が必要になるだろうと思った彼は、新大陸で出くわすであろう新しい事件やミステリーを心を躍らせてオーシュに定着する。しかし、イノリーとは違い、新大陸では彼の名声が知られず、探偵という職にあまりピンとこない新大陸の人々が彼に事件を依頼しに来ることは稀なことであった。このままでいると、探偵事務所を閉店し、オルペシアへ戻らざるを得ないと思ったその時、ある冴えない風体の博物学者(ロレンジョ)から依頼が入り、それ以来、彼の人生は大きく揺らぎ始める。
依頼人との信用問題になるので、関係者以外にはむやみに依頼内容を明かすことはしない。
レオナルド・リオ(Leonardo Rio)
フェルッチオの右腕。元オーシュ市長。レオナルド・エクスプレス(Leonardo Expreso)の設立者。ビセンテの父。1517年死亡。
ストゥラータビスタから誘いを受けていたが拒否、共和派と王党派の和平のために東奔西走していた時に、撃たれて死亡。遺言に、レオナルド・エクスプレスの財産を新大陸の市民を助けるために使うよう残したが。が、開拓支援本部が反逆罪を装い全ての財産を強奪。
ビセンテ・リオ(Vicente Rio)
1517年に父レオナルドが死亡した時には既に母も他界していたため、混乱から逃れるため執事の助けを借りてブリスティアに亡命。事件の真相を知ってから復讐心を抱きながらブリスティアで生き延びていたが、1531年、ベスパニョーラの力が本格的に及び始めてきたので、危機感を感じたビセンテは手持ちの財産を投げ売って新大陸へ渡った。仇の息子ロルクから目を離さなければ必ず復讐の機会が訪れると重い、鉄砲商を営んでいるロルクの目の前で強化商を営むことを決意。
ロルク・プルホレン(Lorch Furuholmen)
プルホレン家の次男。オルテガの息子。兄ユルゲンは異母兄弟。オーシュの鉄砲商人。
あらゆる点で抜きん出ている異母兄がいるにも関わらず、自分が後継者に選ばれたことに常に不満を抱いていたロルクは、13歳のときに兄から玩具の銃をプレゼントされたことを切っ掛けに、すっかり銃器の虜となってしまった。銃の魅力にとりつかれた彼は、タルガに比べて立ち遅れているオルペシアの銃器技術を発展させる為にも、より強力な銃を作りたいという夢を抱くようになったのだが、オルテガは後継者であるロルクがガンスミスの道を進むことを許しはしなかった。結局、自分の夢を叶えるために家を飛び出し、1531年、新大陸へ向かう。父の手の届かないオーシュで新たな生活を始めたが、夢を実現させるためには、まだまだ道は遠いようだ。
白虎(Back Ho)
トンイェ国出身の青年。
幼少時に諸外国との抗戦で両親を亡くしており、自身も死を覚悟した瞬間、現在の師である白龍に命を救われ育てられる。師と共に国家の特殊機関に所属し、ある日、プリッツからの手紙を受け取った白龍は、白虎に手紙で使われていた文字の読み書きを教えた。その言語をマスターした頃、師にプリッツに会いに行けと命じられ、1531年、新大陸へ来た。
新大陸へ来た白虎はモントロに会い、モントロの「自分がプリッツであり、ベスパニョーラの王はモントロ陛下である」という発言を鵜呑みにする。そして、モントロに命じられるがままに、「モントロ陛下」にとって邪魔な存在であるブリスティア人を新大陸から排除していった。そんな時に出会った開拓家門に「ベスパニョーラにモントロ陛下は存在しない、その代わりに女王がいる」と言われる。開拓家門がブリスティア人だと誤解した彼は開拓家門を力でねじ伏せるが、以前倒したブリスティア残存兵が追ってきたので開拓家門を見逃した。
後にプリッツの4人の弟子が彼の発言の真偽を確かめに白虎を訪ねる。彼らを倒した後に本物のプリッツとモントロが現れる。自分がモントロに欺かれ、無実な人間に制裁をしていたことを知った白虎は失意に陥る。
ペデリゴ(Federigo)

ウスティウル地域の人物

グラングマ(Grandma)
元十人貴族。開拓王。新大陸の開拓史に一線を引いた開拓の巨人。不敗のファイター。
18歳の時に単身で新大陸に渡った(?)。伝説に残っている数多くの開拓戦闘を全て勝利に導いた。
生い立ち

開拓時代初期、両親と共に新大陸生活を始めた。詩人を夢見ていたごく普通の少女だった。ベスパニョーラの重い税金を避け、リボルドウェとコインブラを離れた人々が築いた都市オーシュを足がかりとして新大陸の開拓に数多くの功績を立て、尊敬の眼差しを受ける開拓者となった。

社交界へ

いつしか彼女の功績と実力は広く認められ、1513年、女王の招待の元ベスパニョーラへ招待を受けた。初めて踏み入れた社交界で彼女は、フェリペ大公との運命的な出会いをする。荒れた皮膚と筋肉質な手足は照れくさかったが、彼は彼女の耳元で愛の言葉を囁き、彼女はそんな男に永遠の忠誠を約束するようになる。彼の力で彼女はレディという名を授かり、貴族になった。
しかし彼女は、社交界の華やかな世界に疲れ、本国ベスパニョーラで与えられた富や名声を捨て、再び新大陸へと戻ってた。本国の社交界や財界に身を置くよりも、開拓の最前線で活躍したいというのが彼女の意志であったからだ。開拓民たちはそんな彼女に尊敬の意を込め“開拓王”と呼び、賞賛した。

3年戦争

1519年、3年戦争が勃発し、焦ったベスパニョーラ政府は新大陸にも徴兵令を出し、多くの開拓英雄たちに、愛国の戦に参加するよう促した。当時30歳にだったグランディスも例外ではなく、彼女は女王と情人の呼び出しを断りきれず、結局、救護機関「レスキューナイツ」の活動を条件に、戦争に参加する。十人貴族と共に、彼女の名がオルペシアの歴史に本格的に登場したのもこの時期である。だが、戦争に勝利し、フェリペ大公の影響力を拡張するためなら、あらゆる非人道的な手段を動員する政策に、彼女は失望した。しかし、その時はまだ彼らの愛は冷めてはおらず、彼女は密かに一人身で娘クレアを出産する。

帰還

バレアレス海戦での勝利はグランディスにとって素直に喜べるものではなかった。あまりに汚く、あまりに多くのものを失ったこの戦いがきっかけになったのだろうか、彼女は愛というものを捨てる決意をした。彼女は十人貴族の地位を捨て、レコンキスタ政策に対する呼応を力に、1523年、新大陸に戻る。開拓王の帰還に新大陸人たちは熱烈に歓迎し、既に人生の夕焼けを目前にした彼女にグラングマというあだ名を与えた。
一方、彼女は情人に内緒にしてきた娘クレアを育てる為に、適切な人物を模索し、前々から思いを告げられていたイノリー出身の鍛冶屋クラウドボネに娘を預けることとする。彼は突然の要請を寂しい気持ちで受け取ったが、自身の名誉をかけて秘密を守り、子供を立派に育てることを約束した。

ビルラングドリ戦闘

短期匹馬として数多くのモンスターの群れと戦って勝利したことは、ベスパニョーラよブリスティアの陸軍教範に載っている。

栄光の5月4日

まだ少女だった頃、莫大なモンスターの群れを相手に村の入口を守って戦い、村を死守した。オーシュの生産品をリボルドウェに輸送するために村の男達が殆ど離れていた時に、襲いかかったモンスターと一人で30分間も死闘を繰り広げ失神した。丁度その時に村の男達が帰ってきたので命は助かった。開拓王というはこの時付けられた。

ギガンテ地域の人物

ソソ Soso
タンイン王国からベスパニョーラに送られた平和使節団の代表であった王室近衛隊隊長の娘。
オタイト戦争の発端となった十人貴族の無断のオタイト密輸の真実を探るため、1529年、オタイトの原産地であるグラナド・エスパダに派遣された。
ルディン・フォン・ハネン Ludin von Hanen
リオネルの妹。
兄リオネルを追ってヴァイロンに行くつもりが、間違えてギガンテ諸島行きの船に乗ってしまった。

エラク地域の人物

ジャレン
エラク前酋長。ハマンの父。
20年前に火の元素の封印を解いて、大爆発をもたらした。被害を最小化させるために、神人の心臓である自分の心臓を結晶化して、火の元素を抑制した。
心臓をなくし、生きることも死ぬこもできず、その地を守ろうとする一念だけが残り、近づくものを攻撃するようになった。大爆発の根源地に調査に向かった多くのエラクの民を殺した。ムファサ(Mufasa)。
ハマン・シエラ・クシャトリア13世(Hamaan Sierra Kshatria XIII)
エラク現酋長。ジャレンの娘。神人の血筋を継承した者の中の一人。神と人間の混血?
記憶を操作する力を持つ。父ジャレンが大爆発を起こした事を隠蔽するために、アルセンアニアナルの記憶を操作した。
詳細は大爆発参照。
シエラ
バハマル在住。フェルッチオとハマンの娘。
心の元素の力を知らない為使えないが、無意識のうちに発動して動物と会話をしている。
レオノラ曰く、シエラは神と人間の混血の女とフェルッチオの間で生まれた第2世代。
→ハマンは神と人間のハーフで、ジャレンは神……?
アニア Ania
エラクの戦士。
ナル Nar
エラクの戦士。
[クエストより]
大爆発後にロレンジョを神殿まで案内した。ハマンに記憶を操作され、「ロレンジョを神殿に案内したが、ロレンジョはストゥラータビスタに拉致されてしまった。それは自分の所為である。そして、その後大爆発が起きた」と思い込まされ、後悔の念に苛まれた。
ロレンジョの眼鏡に記されていたイニシャルを読み、「ロレンジョ」と言ったことからアルファベットを読めるようである。
[年代記より]
ストゥラータビスタに、「宝物をナルにあげる代わりに火のロドライトから手を引け」と提案されたナルは宝物を選ぶ。ロレンジョを裏切って、ストゥラータビスタのメンバーを神殿まで案内し、宝物を要求するが、答えの代わりに閃光が彼の視界をふさいだ。彼が目を開けたとき、エラクの村からそう離れてない場所だった。深い穴に落とされ、身動きのとれなかった彼は、大柄な男の手によって車に乗せられた。大爆発に巻き込まれたナルはエラクの人々に救助され、隣町の生存者として看病された。
 
つまりどういうことなんだって……?

ヴァイロン地域の人物

ベロニフ(Berroniff)
ベスパニョーラ出身の錬金術師。自称「ヴァイロン最高の錬金術師」。マルチェティの姉。
幼い頃から周りから天才だと言われながら育ったため、自分でもそうだと思い込んでいた。心の傷を治す理論を考えたが失敗し、開拓家門と共に旅をしながら代案を探すことにした。
本国。
性格は冷静で、腕も超一流だが研究対象を目の前にすると回りが一切目に入らなくなるのが玉に瑕。昔の恋人シモン・アイェンデが自分を捨てて新大陸に旅立ってから新大陸の人々を心の底から嫌うという乙女チックな一面も持つ。
研究内容

・「記憶」の時間の流れを加速化させる薬を作ろうとしている。この薬によって、どんな記憶も時間が経てば朧げになり、どんなに胸が痛くても心の傷も癒えるように、心の傷を治すことが可能になるとのこと。
・複合物質の構成と再結晶の理解に関する論文を書いた。
・3日連続でしゃっくりをし続けたことがあり、しゃっくりのしすぎで胃腸が口の外に飛び出しそうな感覚を味わった。体験していなかったとしてもしゃっくりの危険性を知っている。
・今日まで錬金術を発展させている一番の原動力「不可能を可能にすること」に基づいて活動している。

ベロニフのダイアリー

錬金術研究日誌。タフヤーン100個で束ねてある。時には人の命をも左右することができる潜在力がある。ベロニフ曰く、ダイアリーとエレメンティス教本の2冊さえあれば死人さえ生き返らせることができるらしい。
恋人に対する感情を長い時間かけて一行一行綴ってきた日記帳でもあるらしい。人間には読めないように処置されている。ナバス曰く「強力な感情が込められた良い魔法書」で、内容は「完全に乙女の恋愛日記」。

デュラム
アレハンドロの親友。アレハンドロにアルという愛称を付けた。ピクォード号の製造者。船造りの腕は一級品。ピクォード号が壊れたと聞いて新しく製造し直すことになる。
ジェニア(Genia)
ヴァイロンの錬金術師。ジニアの姉。
夕暮れの森とカラスの森を徘徊するモンスターが人為的な実験によって作られたことを聞いたジェニア。モンスターを調査すれば誰の仕業か突き止められると思い、学問的な好奇心を満たすため、妹のジニアと共にヴァイロンへ来た。開拓家門の協力のもと、夕暮れの森とカラスの森に生息するモンスターについての研究を進める。カタイ地方の悪魔の象徴を媒体にして合成されたモンスターであるということが判明した。この「悪魔の象徴」がナラカである。反復クエストでモンスターの一部を渡すと、悪魔の象徴を形象化してくれるようになる。
ジニア(Genia)
ヴァイロンの道具商人。ジェニアの妹。
レイヴン(Raven)
ブリスティア人。本名レイモンド・ブリア(Raymond Blear)。将校。ブリスティア諜報部所属。レイヴンはコードネーム。本当の名前は誰も知らない。諜報員として多くの功績を挙げてきた。敗戦国の諜報員の運命は陸軍部隊より遙かに過酷なものだったたらしい。息を潜めながら生活していたが、難を逃れたブリスティアの高官が新大陸に多く潜んでいると聞き、新大陸へ向かう船に潜り込む。航海途中で補給のために船がヴァイロンに立ち寄った時に、モントロ子爵に見つかり城の地下にぶちこまれ呪術をかけられた。腕に、まるで生きているかのように光りその模様を変える灰色の光の紋様を刻まれた。島を一歩出た途端にモントロが一言発しただけで呪術は発動し、この紋様が体中に広がってありとあらゆる人体機能を破壊し尽くす。
ファレル(Farrel)
ベスパニョーラ海軍補給部隊総司令官。金に汚い軍人として悪名高い。
ヴァイロンを掌握し、ベスパニョーラ中央に進出する野望を持っている。そのためには手段を選ばない。ベスパニョーラ海軍の統率権を持っている。
・ベスパニョーラと新大陸の中間貿易で発生する手数料で最も大きな権益を受けている。本来ならヴァイロンの商人に分配されなければいけない手数料を、自分に近しい商人に独占取引権を与え、そこから利益を吸い上げている。
・ヴァイロンがベスパニョーラから遠く離れている事を利用して首都の貴族に賄賂を渡して新大陸の航海で発生する莫大な利潤を独占している。本来ヴァイロンの民に分配されるものである。
・ドミニオン男爵家に取り入りその地位と富を利用しようと、ディーンをメルラに取り入らせたが失敗。開拓家門はファレルの弱みを握ったつもりでいたが、ドミニオン男爵夫人にディーンとファレルが繋がっていることを知られたとしても、ファレルにとっては、豪邸で住めなくなることと、ディーンという手駒を失う程度の不利益でしかなかった。ファレルがその気になれば、自警団のコルネ望楼を取り壊して、ドミニオン邸と同規模の屋敷を建てられる。
・港の造船場、魚市場、中央官庁の商店街を掌握するために暴力団を動かした。商店街で暴力団が起こした傷害事件が発生した。魚市場でショバ代を払うよう、暴力団が漁師を脅していたところを開拓家門が成敗した。
 フィルトン「この街の後ろ暗い噂は全てファレルが関与していると思って間違いない。」
リオネル・フォン・ハネン Leonele von Hanen
ファレルの副官。貴族出身。仕事もでき見た目も良いため商店街で人気。ルディンの兄。
ファレルの悪行を知っており、彼の代わりに彼の仕事を引き受けてヴァイロンを良くしようと思っている。そのため、自警団団長フィルトンと協力してファレルを牽制することにする。商店街でファレルの暴力団が傷害事件を起こした次の日、フィルトンと会談を行った。
フィルトン(Wheelton)
ヴァイロン自警団団長。リオネルをファレルの腰巾着だと認識していたが、ファレル牽制のためにリオネルから接触を受け認識を改める。
ドミニオン家門(Baron Dominion Family)
ヴァイロン所在の大邸宅を所有。ベスパニョーラに約5千万Feso相当の土地を所有している。邸宅の金庫や保管庫に500万Fesoほどの現物がある。
ローラ・ドミニオン(Baroness Dominion)
ドミニオン男爵夫人。34歳。ヴァイロン北西の邸宅の主人。未亡人。聡明で気難しい人物。新大陸開拓民を嫌う。メルラの異母姉。
ベスパニョーラの貴族と親交がある。フィルトン団長とは長い付き合い。
3年戦争で夫を亡くし、男爵家の財産を相続する。男爵の爵位はない。現在はファレルと共に屋敷で同居中。ディーンと付き合っているメルラを心配していた。ディーンとファレルが繋がっていることをまだ知らない。
ドミニオン男爵(Baron Dominion)
3年戦争時に戦死。
メルラ・ドミニオン(Mella Dominion)
ドミニオン男爵夫人の異母妹。22歳。幼い頃から良く出来た優しい子。男爵家の財産を相続したローラが本家から連れてきたことで、ドミニオン家門の一員となる。
ディーンに惚れていたが、ディーンの計画を知り、現在は傷心状態。ローラが慰めている。
ラベル・ドミニオン
ドミニオン男爵の甥。4歳。成人して国家への功勲を達成するとドミニオン男爵位を継ぐことができる。
ディーン(Dean)
ロンテル街の画家。ベスパニョーラから移住してきた。ジニア曰く「男前の画家」。
薄情な女たらしとして悪名高い。ベスパニョーラの社交界でも度々夫人を誘惑し財産を騙し取っていた。
ドミニオン家の財産を狙ってメルラと近づいた。過去を包み隠さず教えることによって、誠実な印象を与えることに成功。
ドミニオン男爵家細部調査結果を記した文書を失くした使い走りを死ぬほど殴り街中探させたが、開拓家門が先に入手。メルラにディーンの計画をバラされ、開拓家門を襲うが失敗。
ファレルと繋がっていることを部下に知らせていない。
タイクビン(Taikbin)
ディーンの部下。叩きのめされるとすぐに口を割る。ぞうさん。

キエルチェ地域の人物

ケス・キエルチェ(Kess Kielce)
キエルチェ家門の現在の門首。敗戦当時の総督の息子で、ブリスティア側から見れば「裏切り者の一族」であり、ベスパニョーラ側からは組みしやすいと見なされていた人物。子供のころから反逆者家門の息子として多くの避難を受けながら成長してきた。父チェルニーを憎悪している。父の犯した過ちを正し、家門の名誉を回復させるために、ベスパニョーラの貴族と付き合いをし、彼らの機嫌を取りながら機会を捉え、茨の道を歩いた末に総督の座に上り詰めた。
総督になってすぐ新大陸とブリスティアの航路を開港した。
カノ・キエルチェ(Kano Kielce)
ケスの妹。子供の頃から聡明で知識に対する探究が深く、歩く百科事典というニックネームを得ている。彼女は、兄であるケスがブリスティアの総督になるために歩んでいく過程で選択した道が「覇道」だと思い心配する。現在、新式の軍隊の基盤を作る指導将校として新式軍隊養成に協力している。
JD
ケスの親友。キエルチェ家門の家臣。子供のころケスと幼なじみで同じ士官学校を1、2位で卒業したエリート。現在、カノと一緒に新軍部の治安担当将校として勤務している。
オリビア
ケスの副官。ケスJDと同じ士官学校を卒業した秀才。父はブリスティア人だが、母はベスパニョーラ人。現在、ブリスティアの総督部でケスの副官をしている。
マルチェティ(Marchetti)
ベロニフの弟。天才科学者。幼い時から数多くの発明をした天才科学者であり、研究所を自分の家のように使用している。その才能をねたむ者達も多い。
ヘイラン(Heyran)
サロン「赤い帽子」の女主人。元情報部の将校。グレイスの元同僚。酒場と呼ばれるのを嫌う。
アインデリック、グレイスとは、士官学校の同期。学生時代、グレイスに告白してきた男達を追い払うなど、グレイスの行動に干渉していた。
バレル(Barrel)
昔、ブリスティアで有名だったガンマン。現在は散髪屋を営んでいる。
ハルト・ショルリ
エンジの父親。ジャックの兄。
ブリスティアの数ある商団の中でも一番大手の商団「S.G.T」の団主。「Sherly Golden Treasure」
商人組合の組合長でもあったので、陰謀説が広まっている。
マーガレット・ショルリ
エンジの母親。

所属別

エスパダ家門

エスパダ家門は、フェルッチオの曽祖父の代から武功でその名声を轟かせ「南部の剣」と呼ばわれ、国王であるディニス10世が、新しい城であるエスパダを下賜したのであった。王の権力が地に落ちた時代となり、エスパダ家の勢いは以前程のものではではなかったものの、物堅い気質を保ち続け、勢力をなんとか維持していた。

フェルッチオ・エスパダ Ferrucio Espada
オポルト南部のカナノール地方領主の長男。1464年誕生。
生い立ち

母親を亡くしてからオポルトから帰郷し、生まれて初めて父親に出逢う。母親が口を酸っぱく言っていた父親の姿とは異なり、父は尊敬するに値する人物であり、自分の理想に近い男性であった。王族と共に育ち、良質な教育を受けたフェルッチオ・エスパダが実戦の感覚を身に付けたのもこの時期であり、未来のフェルッチオ・エスパダの姿は、この時期になって、ようやくその人格の基盤を読み取ることができる。彼は書斎にある数十冊の本を熱心に読み漁った。この時、おそらく新大陸の存在を最初に言及した触れたカベザ・ドゥ・ベッカの本を読んだものとみられる。

海軍司令官

フェルッチオと共に海軍士官学校へ進学。1480年、オポルト海軍司令官副官として任官された。フェルッチオとジルベルトに課された初任務は近海の海賊を掃討すること。で、彼らの適正にもかなり向いている仕事であった。武功を立てながら、南海の近辺で次第に名を知らせていった。
海軍将校として服務していたフェルッチオとジルベルトは、悪名高い女海賊「アデリーナ」を捕まえることに成功する。
1485年、海賊アデリーナの一団を掃討。彼女と内縁の関係だとの噂もあったが、アデリーナ一味の掃討の功労として中央に進出するようになる。

新大陸発見

1487年、オルペシアの西方、暗黒の海(the Dark Sea)の先には闇しかないと考えられていた時代に、暗黒の海を突破して新大陸を発見。
 cf. 新大陸発見

新大陸グラナド・エスパダが過去に神と人間が共存していた地域だったという事実を知った。
ノヴィアを封印し、封印のペンダントをインビエルノに託した。
ストゥラータビスタとの関係
  • フェルッチオ・エスパダは新大陸の発見と開拓の過程でフェリペ大公の支援を多く受け、ストゥラータビスタからの接触を受けた。(ストゥラータビスタのメンバーになったのはこの時か?)フェルッチオは古代文明の存在と古代の神の存在を確信しており、古代神の遺産を探すために十人貴族とストゥラータビスタの力を利用した。
  • 後に、ロレンジョと共にストゥラータビスタを裏切った。二人は古代神の神殿を探すために協力関係にあった。一度、エルナンデスによって毒殺されそうになったが、新大陸の公医業務をさせていた影武者が身代わりになり、フェルッチオは古代神の神殿を探索していた。失敗に気がついたエルナンデスは再度フェルッチオの暗殺を企てるが、既にフェルッチオは自害に成功していた。
  • フェルッチオはカトヴィック近隣で古代神の神殿を発見したかもしれない。
死去

1518年、フェルッチオ・エスパダ死す。遺言として「Multimulta,nemo omnianovit(多くのことを知っている者は多いが、全てを知り尽くした者はいない)」と言う言葉を残した。
一部の人々はNOCCとの衝突の果てに毒殺されたと噂を立たせたりもした。フェルッチオの死後、ポルトベルロに異常現象が起き始めた。新・旧大陸を問わず難破された船が集まり始めたのだ。瞬く間にポルトベルロは海賊と魔物の生息地へと化し、コインブラの保安にとって、大きな脅威となった。一方、カトヴィック雪原辺りでフェルッチオの幽霊を目撃したという開拓者たちの主張が続き、フェルッチオは死んだわけではなく、生きているとの噂が広まった。だが、時の流れとともに、それ以上フェルッチオの目撃証言はなくなっていき、次第に忘れ去られていった。

 cf. 天上への道
母親
オポルト王家の出身のプライドが非常に高い女性。望まない結婚をした彼女は出産を口実にオポルトへと戻り、死ぬまでエスパダの元へは帰らなかった。フェルッチオが10歳の時に、二児の出産途中に梅毒で死亡。
父親
口数が少なく、思索に良くふける人物。フェルッチオに剣術を教えたり、一緒に狩りに出ることが好きで、表には表現しなくとも彼の息子に対する愛情は非常に深いものだった。
レオノラ
元エスパダ家門の下女。フェルッチオを深く愛していた。
インビエルノ
フェルッチオ探検隊の一員。スープ。昔はノヴィアが惚れ込むほどの色男だった。
フェルッチオによるノヴィアの封印を「封印のペンダント」で守っていたがモントロに奪われ、封印を解かれそうになったが、開拓家門が再度阻止。
 「それ、触るな!何でも入れようとするな!」

プルホレン家(Furuholmen)

ベスパニョーラ王室の様々な局面で飛びぬけた人材をを輩出することで、王室から多大なる信頼を得ている由緒ある名門。200年前、王家の推薦を受けた。

プルホレンフォース

一族に伝わる秘伝「プルホレンフォース」は念動力の変種である完全無欠な無形の力であるため、どんな強力な防具をもってしても「プルホレンフォース」を防ぐことは出来ない。「プルホレンシールド」によって「プルホレンフォース」を中和させることができる。ポーションの材料が多い理由は1個1個から得られる力の抽出率が非常に低いからである。ロルクが製造法を知っている。ユルゲンもシールドの存在を知っていたため、一族全員が知っているのだろう。

オルテガ・プルホレン(Ortega Furuholmen)
ベスパニョーラ保守派。ビオラケア所属。
最初に十人貴族を構成したフェリペ大公が最も迎え入れることに心血を注いだ人物。オポルト-ベスパニョーラの合併においても大きな活躍を成し遂げ、十人貴族の隊列にも肩を並べ、ぺスパニョーラの財界に強大な影響力を持つようになった。
モントロに招かれモントロの城に行ったが、薬物を飲まされ、半魔物の姿に変貌。聖魔水の部屋で聖魔水を探していた。
プルホレン家を継いで王家を守り、世を平定させることが、プルホレン一族の重責であると考えており、オルペシアの各王家にストゥラータビスタの影響が及んでいることに危機感を抱いている。
長男ユルゲン、高齢になってからやっと授かった次男ロルクの父。ユルゲンに家督を継がせる気は全くなく、ガンスミスになる夢を諦めずにいるロルクにいつかは必ず継がせる気でいる。
金髪長髪。
ユルゲン・プルホレン(Jurgen Furuholmen)
オルテガ息子。ロルクの異母兄。金髪長髪。
モントロによってモンスター化。現在キエルチェにいる。どうやらブラッディネイビーと関係があるようだが……?
ロルク・プルホレン(Lorch Furuholmen)
オルテガの息子。ユルゲンの異母弟。プルホレン家を兄ユルゲンが継げばいいと思っており、ガンスミスの夢を抱き続け、オーシュで鉄砲商をしている。
詳しくは「ロルク・プルホレン」を参照。

新大陸拓殖株式会社

リンドン男爵(Lyndon)
新大陸拓殖株式会社開拓支援本部長。
3年戦争時

小規模部隊の大将だった。当時、ベスパニョーラはブリスティアの大規模部隊を相手に小規模部隊で戦っていたが、両軍の全滅で戦闘終了することが多かった。そんな中、他の部隊員が死んでもリンドンと彼が大切にしていた幾名かの部下は無事に帰還した。部隊を葬った功績でリンドンの地位はますます上がったが、毎回戦闘へ行く度に部隊員は死亡し、一人生き残って帰ってきたリンドンは「黒いネズミ」と呼ばれた。部下を死に追い込んで自分はネズミのように逃げ失せるという意味か、使臣の意味でそう呼ばれていたのかは不明。部下が死ぬため、戦闘がある度に新しい部隊を任されていた。

現在

特殊訓練を受けた兵団を持っているが、ベスパニョーラと女王エスペランサの許可は受けていない。知ってはいけない都合の悪いことに踏み入れた開拓民をその兵団を使って密かに処理している。特にリンドンに関わることに首を突っ込んだ人間は誰一人生き残っていない。グルトルデの依頼でリンドンを探っていた開拓家門もドミンゴによって手配書を発行されそうになった。

リボルドウェ開拓副官
党関連業務の他に、開拓家門の能力を見極め仕事を仲介する等の業務を担当。
ドミンゴ(Domingo)
新大陸拓殖株式会社リボルドウェ支部長。バラックと個人商店に関する業務を担当。

十人貴族

旧十人貴族

モントロの死後、フェリペ大公とエルナンデス以外の合計8名が解任され、新十人貴族へと移行した。
詳細は「十人貴族」を参照。

フェリペ大公(Grand Duke Felipe)
強気ベスパニョーラを提唱した。前王サンチョ4世の兄、前々王フェリペ2世の息子。つまり、前王サンチョ4世の娘、現女王エスペランサの従兄弟。
アルフォンソ・エルナンデス侯爵(Marquis Hernandez)
十人貴族第2位。
トルシェーが栄耀栄華を狙って十人貴族に合流はしたものの、先天的に道徳性の強い人である為、最後まで行動を共にすることは無理だと予想、トルシェーの愛娘カトリーヌを拉致し、主導権を握ろうとした。1519年、メイドを通して魔法の液剤を投与して仮死状態に落とし入れた後、病院に運ばれた彼女を事前に用意しておいた死体との入れ替え、病院で火災を起こし死体を燃やした。証拠の隠滅とともに事を綺麗に纏め上げたのである。知らせを聞いた大きな失意へ陥ったトルシェーは、以後、エルナンデスが要求する大量殺人兵器の開発に盲目的に協力することになった。
コルテス(Cortes)
石化。死亡。秘書シャロンと共に五大元素の研究をしていた。
孤児だったシャロンを拾った。
モントロ子爵(Viscount Montoro)
あらゆる魔法に精通している。表には公表できない方法で作った秘薬で10代の外見を維持しており、実際は50歳を過ぎている。「不死身の魔人」と呼ばれていた。
フェリペ大公の多くの家臣の中でもそれほど高い地位の家柄ではなかった。フェリペ大公の意向を誰よりもよく分かった側近として出世を果たし、それと同時にフェリペ大公の片腕ともいえる魔術師エルナンデスの仕事、陰謀、情報操作などを次々と学んだ。
フェルッチオに裏切られ傷心の魔女ノヴィアと出会ったモントロは、出世への恰好の足がかりになると思い、恋人関係になる。モントロとノヴィアは地位も年齢もかけ離れていたため、二人の関係は社交界の噂の的になり、この噂を知ったエルナンデスは放置することができず、1513年、モントロを異例の子爵への推挙した。モントロは十人貴族の一人として名前を連ねることに成功したのだった。目的の為なら手段と方法を問わず、陰謀を仕立てるということで「小さなエルナンデス」と称されるようになった。
新大陸の地に足を踏み入れてからは、自分が新大陸公フェルッチオを乗り越え、新大陸を手に入れたいという野望に燃え上がり、自分の国を建てようと言う企てを見せ始めた。一方で、ノヴィアを幼い頃から見守り、同じく十人貴族の一人であるコルテスを露骨に無視しており、エルナンデスはそれがモントロの生い立ちに対するコンプレックスから起因することであると認識している。
ルシフェル城にて死亡。
オルテガ・プルホレン伯爵(Ortega)
最初に十人貴族を構成したフェリペ大公が最も迎え入れることに心血を注いだ人物。
詳しくはオルテガ・プルホレンを参照。
ノヴィア(Novia)
氷の魔女。現在、氷魔塔に封印されている。モントロ同様見た目は若いが実際の歳は不明。カトヴィックが雪原になる以前から同じ容姿を保っている。
ベスパニョーラの大商人の娘として生まれた。幼い頃から商人としての才能の一つともいえる人を使うということに優れていた。
フェルッチオとの関係

10代の頃、王室主催の宴で、大冒険家であり、新大陸公であるフェルッチオに一目惚れした。白髪の混じりつつあるフェルッチオの髭と髪の毛、そして、新大陸公の名から響く余裕と謹厳さに彼から目を離すことができなかった。フェルッチオに自らの資産を投資するも、彼には愛人のメイド(レオノラ?)と子(シエラ?)がいること、さらに古代神の神殿を探すための資金目的で利用されたことを知り、フェルッチオに復讐することを誓う。その際近づいてきたフェリペ大公の提案を受け、フェルッチオへの復讐を容認してもらう代わりに十人貴族の1人となった。モントロとはその時に知り合い、恋人になり、さらに右腕として遣わせた。フェルッチオとは肉体関係にあった。

カトヴィック

カトヴィックを一夜にして雪原に変え、そこに住む多くの人間を消滅させた。氷魔塔を作った(氷魔塔は虚像であり、実在はするがカトヴィック雪原に実在していない)。

フェルッチオに封印されて、モントロがそれを解くために、インビエルノからペンダントを奪い、開拓家門がそれを阻止して、うんぬん
プリッツ・オラシオ(Fritz)
ビオラケアの一員。
フェルナンド・トルシェー(Torsche)
1514年、イノリーの若き天才科学者だったトルシェーはエルナンデスの説得でフェリペ大公の幕下に入り、十人貴族の一員になった。
元王室直属の錬金術師。王室が全負担してくれた研究資金によってオタイトを研究、使用法・精製法を確立。ビオラケアの一員。
3年戦争で使用された「集束魔道砲」の非人道差に嘆き、集束魔道砲に使用されたオタイトが自分の研究成果であることから、集束魔道砲などの設計図をすべて破棄し、新大陸へ逃亡。その時愛娘であるカトリーヌを連れ、湖のほとりに建てた屋敷に移住。しかし病気によってカトリーヌを失い、カトリーヌを生き返らせようと、研究に明け暮れていた。錬金術に対しては否定的であるが、全く認めていないわけではない。ベスパニョーラへ連れ戻すために、シャルリンが来た。
集束魔道砲

3年戦争に使用されたベスパニョーラの錬金術で作られた兵器。この兵器によってブリスティアの艦隊は壊滅した。オタイトの力を使い、周囲の生命体の精気を吸収、魔力に変換して魔道砲を発射する仕組みになっている。非常に強力で、緑色の光線状の魔力を発射する。この集束魔道砲によって魂を抜かれた生き物は、生きた屍となる。ベスパニョーラはこの生きた屍すらも艦上戦に投入した。

ウルリック・エルネスト(Ulrik Arnest)
ビキの祖父。ビオラケアの一員。3年戦争に参加した。召喚術師としての腕は一流。
ベスパニョーラの有力な地方領主だった。家門代々継いで来た大公との縁から自然と十人貴族の一員になった。質素に生きてきたため、十人貴族の行跡は到底自分に合わせられるものではなく、社交界からの誘いには目を通さなかった。特に、十人貴族の内でも裏切り者扱いされているプリッツや、トルシェー、グラングマ等と親交を持っていた彼としては、何十年間に渡り大公に協力しただけでも、充分義務を果たしたとも思った。
フェリペとエルナンデスからの監視が強化され、十人貴族でいることの意味に疑問を感じ始めた。1531年、プリッツ・オラシオと交わした書簡がフェリペ一派の手に渡り、身の危険を感じたウルリックは孫のビキをつれ、身一つでベスパニョーラを出奔。現在はプリッツとトルシェーの助けを受けながら、新大陸テハドベルデにある小さな芦屋にビキと共に住んでいる。
パニックの特効薬

綺麗に畳んだスノールーファスウィングを手にした状態でナービンを飲む。スノールーファスウィングを持つのは効果が倍増するため。比率は、ナービン:スノールーファス=1:2。

グラングマ(Grandma)
開拓王。新大陸の開拓史に一線を引いた開拓の巨人。不敗のファイター。
詳しくは「グラングマ」を参照。

新十人貴族

レノルド
ベスパニョーラからブリスティアへ派遣され、ブリスティア監察官をやっている。ブラッディネイビーという部隊を持っている。キエルチェ訓練所にブラッディネイビーと共に駐屯中。

ストゥラータビスタ

エルナンデス
フィリペ
ロレンジョ・ジアニノ

アルセンサーカス団(Arsene Circus Troupe)

ルイ・アルセン(Louis Arsene III)
団長
ヘレナ(Hellena)
副団長
エミリー(Emily)
団員
マリオ(Mario)
団員
セリーヌ(Celine)
団員
フロスト(Frost)
団員
フェリペ大公(Grand Duke Felipe)
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ビオラケア(Violakea)

10人の代表
ビオラケアに協力を約束した元十人貴族と、新大陸の未来のためにビオラケアに合流した人物から成り立っている。
プリッツ・オラシオ(Fritz)
武神。元十人貴族。詳しくは「プリッツ・オラシオ」を参照。
フェルナンド・トルシェー(Torsche)
天才。元十人貴族。詳しくは「フェルナンド・トルシェー」を参照。
ウルリック・エルネスト(Ulrik Arnest)
鋼鉄の召喚師。元十人貴族。詳しくは「ウルリック・エルネスト」を参照。
オルテガ・プルホレン(Ortega Furuholmen)
プルホレン家当主。元十人貴族。詳しくは「オルテガ・プルホレン」を参照。
グラングマ(Grandma)
開拓王。元十人貴族。詳しくは「グラングマ」を参照。
アンドレ・ジャンジール(Andre Janzur)
純白の称号。詳しくは「アンドレ・ジャンジール」を参照。
ジェラルド・ロレン
ペガディーラの主人。
ドミンゴ
新大陸拓殖株式会社リボルドウェ支部長。詳しくは「ドミンゴ」を参照。
イゴルニー
バハマルの富豪。
不明
アルモニア代表。円卓会議には不欠席。

3年戦争従軍者

ブリスティア

ガルシア・ヒンギス(Garcia Heungys)
エデュアルドの弟。ブリスティア軍陸軍特殊部隊、少尉。シモンとは旧知の仲。
戦後、自分の兄エデュアルドがベスパニョーラ十人貴族の一人であるモントロ子爵に殺されたという情報を耳にする。
1521年、軍を除隊した後、復讐のためモントロを追いかけ新大陸に密入国したお蔭で、ブリスティア軍のエリート将校たちに訪れた残酷な運命を避けることが出来た。後日、自分が所属していた特殊部隊がジャケン収容所で残酷な人体実験の材料に使われたことを知り、祖国と仲間、そして兄の恨みを晴らすために、ジャケン収容所の力を利用し、アンデッド兵団を製作(チューリンゲン森の共同墓地を掘り返すなどしてアンデッドを集めた)。ジャケン収容所にて、グレイス、Dr.フランモールステイン、モントロに出くわすが、モントロに逃げられてしまい、再び後を追う。
十人貴族の陰謀を阻止するため東奔西走していたが、ジャケン収容所の事件の容疑者として開拓支援本部に手配されたため、開拓支援本部からも信頼が厚い開拓家門に身を隠すことにした。
兄エデュアルドの婚約者セルバに思いを寄せていたが現在は吹っ切れた様子。
エデュアルド・ヒンギス(Eduardo Hingis)
大尉。ガルシアの兄。セルバの婚約者。記憶喪失。モントロが死ねば記憶が元に戻ると思っていたが、そんなことはなかった。
モントロが新しい体に使おうとするほど、モントロ好みの顔をしていた。
失われた記憶

・花の指輪をセルバに作ってあげた。
・セルバと魚料理を食べに行ったが、魚の骨が面倒なので食べたくないと言い他の料理を注文しようとしたので、その場で喧嘩になった。
・夜遅い時刻に、片膝を付いたポーズでセルバにプロポーズした。夏の休暇が前倒しになり、戦争に出る直前の日であった。曇っていて星の見えない日であったが、「天気が…いいな?風も涼しいし。」から始めた。
・戦争から帰還したら、セルバが以前綺麗だと話していた家を買ってそこで結婚式を挙げる予定だった。
・夜遅い時刻に外出しないようセルバに言っていた。
・セルバとのデートによく遅刻していた。その内一回の原因はワープゲートの臨時メンテナンス。
・セルバが髪型を変えても気が付かない。
・セルバの提案で花見に行った。
・女性が行きたい場所で良いと思っているのでデートコースは決めない。決める約束をしていてもしない。
・「何でもいい」と他人任せな発言をする割に、相手の提案を却下する。キノコのグラタンを食べにレストランへ行こうと言ったセルバの提案を、他のメニューがあるにもかかわらず、キノコは苦手だからという理由で却下した。また、昨日ステーキを食べたからという理由で、ステーキを食べることも却下。
・セルバの腹が鳴ったことを指摘した。セルバは羞恥のあまり否定するが、「あたりに人もいないし、僕のお腹でもないから、君しかいないよ」と論理的に説明した。

レイヴン(Raven)
ブリスティア諜報部所属。
詳細は「レイヴン」を参照
ジャック・ショルリ(Jack Shirly)
736工兵隊緊急支援担当官、736工兵隊隊長、准尉。
詳細は「ジャック・ショルリ」を参照
グレイス・ベルネルリ(Grace Berneli)
ブリスティア陸軍情報少尉。
詳細は「グレイス・ベルネルリ」を参照
ヘイラン(Heyran)
ブリスティア陸軍情報部。
詳細は「ヘイラン」を参照
チェルニー・キエルチェ(Czerny Kielce)
キエルチェ家門の前門首。ケスカノの父。バレアレス海戦で降伏を宣言した。降伏後は静かに隠居してから亡くなった。
Dr.フランモールステイン(Dr. Fran Mothein)
ブリスティア人。グレイスと面識がある。
3年戦争終結直後にベスパニョーラによって殺害されたと言われていたが、実際はジャケン収容所にいた。死を恐れ、ベスパニョーラに捕らえられジャケン収容所に捕らえられていたブリスティア軍特殊部隊隊員と有能者を裏切り、ベスパニョーラの行う実験に協力し、同胞を殺した。モントロに命じられた、非道な人体実験や虐殺を行った。自身も実験台にされ死亡したが、ジャケン収容所の空気に影響されてアンデッドとなった。アンデッドになってもなお理性を保っていたため、良い研究資料としてモントロに再度協力するよう誘われるが、暴走、開拓家門が討伐。
デリック(Derek)
ジャケン収容所にアインと共に収容されていた。アインのおかげでデリックだけ脱出できた。グレイスが少尉になってからずっと敬語で話していた。アイン、グレイス、ヘイランとは友人だった。
ジャケン収容所にいた頃の後遺症と純白の大地にある何かからの影響で体の変化が遅くなった。オーシュの錬金術師が作った治療薬を開拓家門が渡した。その治療薬の材料は、エルタトから採取できる冷気の浄水、ユニコーンの角のピース、ゴーストバロンから取れる幽霊の心臓。
アイン・べディット(Ein)
ジャケン収容所にデリックと共に収容されていた。ジャケン収容所の脱出に失敗した。ルシフェル城地下実験室で死体で見つかった。判別できる状態ではなかったが手にくしゃくしゃになったグレイスの写真を持っていた。デリックによって、チューリンゲン湖畔で一番景色のいい場所(C6)に墓を作られた。黄色のフリージアが好き。デリック、グレイス、ヘイランとは友人だった。

ベスパニョーラ

フェルナンド・トルシェー
詳細は「フェルナンド・トルシェー」を参照
ウルリック・エルネスト
詳細は「ウルリック・エルネスト」を参照

イノリー

パンファルロ・ド・ナルヴァイス
詳細は「パンファルロ・ド・ナルヴァイス」を参照

ブリスティア解放軍

ケス・キエルチェ Kess Kielce
詳細は「ケス・キエルチェ」を参照
オリビア
詳細は「オリビア」を参照
ヘイラン
詳細は「ヘイラン」を参照
グレイス・ベルネルリ
詳細は「グレイス・ベルネルリ」を参照
ジャック・ショルリ
詳細は「ジャック・ショルリ」を参照
レイヴン
詳細は「レイヴン」を参照
ガルシア・ヒンギス
詳細は「ガルシア・ヒンギス」を参照
セルバ・ノルテ
詳細は「セルバ・ノルテ」を参照
エデュアルド・ヒンギス
詳細は「エデュアルド・ヒンギス」を参照

プリッツの弟子

アイラワン Irawan
詳細は「アイラワン」を参照
グラシエルロ Gracielo
詳細は「アイラワン」を参照
グルトルデ・ピーターソン Gurtrude Peterson
詳細は「グルトルデ」を参照
ソソ Soso
詳細は「ソソ」を参照
白虎 Back Ho
詳細は「白虎」を参照
ラスカサス(Lascasas)
セルデン(Seldan)
リエヌ(Reen)
採石場案内兵。話しかければ無料でリボルドウェまで連れていってくれる。

その他の登場人物

セルバ・ノルテ
エデュアルドの婚約者。
エデュアルドが行方不明になったという知らせを聞いてベスパニョーラに向かった。足取りを追って辿り着いた場所はモントロの研究室で、そこに拷問をされていたエデュアルドを発見。彼に駆け寄ろうとしたところ、モントロに呪いをかけられ気絶。呪いの光が当たった腕は壊死。意識が戻った時にはエデュアルドもモントロもいなくなっていた。モントロが死ねば腕が元に戻ると思っていたが、そんなことはなかった。
婚約者の生死を知るためだけに命懸けで戦場に飛び込んだ強靭な志を持つ。他人を見て、エデュアルドとの記憶を思い出して涙を流す、デートのためにデザイナーにヘアーカットをしてもらう、髪型を変えた事を指摘してもらえず拗ねる、など、女性らしい面も少なくない。
 「彼のために私の命をかけようと覚悟した。そのためなら腕の1本程度なんともない。彼の生活を作ってあげたい。私の生活も一緒に…私達の生活を改めてやり直したい。」
ディロス・ラテム Dilos Latem
人徳のある聖職者であり賢者。「Memento mori」(死を想え)が口癖。ビンセントに「ラテム様」と呼ばれている。
神聖市国アルモニアの大司教だったが、もっと多くの人々のために、世の中の新しい可能性のために、ベスパニョーラ女王エスペランサを説得してこの新大陸に渡ってきた。
女王エスペランサから聖堂アル・ケルト・モレッツァの建築と管理を委任された。工事中に異様なエネルギーを発見したラテムは、そのエネルギーが新大陸に危機をもたらすことを予測した。彼は私兵を組織し、異様なエネルギーを基から封鎖しようとした。結果、聖魔水を封印することには成功したが、いつその封印が解けるか分からない危険な状況であった。
聖魔水を狙っていたモントロとコルテスによって、建築費を着服して私兵を養成し、反逆を引き起こそうとした、と濡れ衣を着せられる。移住民たちは、尊敬されていた大司教の変節に計り知れない衝撃を受けた。1528年、ベスパニョーラはラテムの処刑を決定、窮地に追い詰められたラテムは最期の選択として自決を選んだ。
アル・ケルト・モレッツァ司祭室にある「聖なる箱」にラテムのソウルが封印されており、そこにアンドレがラテムの為に織った「純白の布生地」を置いた開拓家門は、「ディロスラテムの記憶」を見ることになる。
「ディロスラテムの記憶」でのラテムの発言

「強い魔力で汚染された地下水と、絶えずモンスターを召喚するゲート。
魔力に汚染された地下水はディロスラテムの法力で浄化したが、真の脅威はゲートの方である。
半永久的にモンスターを召喚し続けるゲートを民が危険に陥る前に全て破壊しなければならない。そのために養成しておいた兵士よ、戦え、神が君達の聖戦を見守っている。」

ビンセントがラテムの意志を継ぎ、水脈を浄化する方法を探すようである。
 
「ディロスラテムの記録」
第1巻

今日に至っていよいよ新大陸の安息所になるべき、ここの水脈が汚染されていることを確認した。私は一体何のためにこの聖堂を建てたのか?このままではここは安息のための場所ではなく、血と殺戮の根源になりかねない。状況が悪化する前に、すでに汚染された水源を浄化しなければ。状況が解決されこの記録が意味を持たなければいいが…後日ここがまだ、深淵の獣が溢れているようであればアル・ケルトからでる水脈には気をつけてほしい。
 -アル・ケルト・モレッツァの外部水脈の前で、私、ディロスラテムが残す-

第2巻

地下の水脈の影響がここの大気を変化させている。早いうちにこの水脈を浄化できなければ、ここは私が懸念していた最悪の結果が訪れる。そのためにアルモニア、そしてベスパニョーラに状況を伝え助けを呼びかけた。しかし、まだ何の連絡もない。万が一のために私は私兵を養成しておこうと思う。まだ深淵の橋が繋がってない今、私の能力でも最悪の自体は防げるならば防ぎたい。
 -アル・ケルト・モレッツァ ナルテックスで、私、ディロスラテムが残す-

第3巻

アーケードには、すでに汚染された地下水脈を通じて、深淵とのゲートが開けられてしまった。私と私の屈強な私兵たちが聖戦に突入して5時間が過ぎている。出身がどこか分からないが、開拓家門の助けで一時的な防御には成功した。だが、これが終わりではないということを知っている。深淵の深さは死者の大地ですでに目にしている。それを知りながらも私についてきてくれた者は、これを止めることができるのだろうか…深淵の輩が再度地上にあがってくるならば、アーケードを諦めて、司祭室に集まって最期の抗戦を準備するつもりだ。どうか…この問題が解決されず、この記録を見る者がいるならば、汚染された水脈を浄化してほしい。水脈を浄化しないかぎり深淵の橋が切れることはないのだ…
 -アル・ケルト・モレッツァ、アーケードで、私、ディロスラテムが残す-

第4巻

聖魔水。私と私の屈強な私兵達にはもうこれ以上抗戦する気力がない。しかし、我々は今日この大地の水脈自体を封印する。水脈を封印することによって深淵の橋は完全に切れる。但し、この聖堂はもう生きた者の安息所にはなれないだろう。私、ディロスラテム、今になって深淵との取引は公平でないといけないことに気付いた。世間では私を聖者だと讃えるが、結局は私は死者の大地で深淵の支配者と正当ではない取引で契約を結ぼうとした。私はここで私の罪を償う。いつか、この記録を見る者よ。私は失敗したが…君は深淵との正当な取引でこの大陸に新しい可能性を開いてほしい。そして、私と私の仲間の魂がこの大地で怨霊となり彷徨うことがあるならば、どうか我々を解放してくれることを願う。聖魔水を…汚染された水脈をアルモニアの聖なる水のようにきれいにしてくれることを願う。
 -アル・ケルト・モレッツァ 司祭室で、最期の一人、ディロスラテムが最期の記録を残す-

シャルリン(Cherlyn)
幻術師。イチゴヘッド。オタイトを原動力としたトレジャー自称十人貴族。「フェルッチオの遺産」の手がかりを求め、本国から派遣されてきた。濃いピンク色の髪と高慢な口調が特徴の美女。ゴーレムを操る。3年戦争で活躍したベスパニョーラ軍の重鎮。
シャロン
コルテスの秘書。孤児だったシャロンをコルテスが拾ったらしい。
生きるための全てを与えてくれたコルテスに恩返しをしたいという気持ちで一杯。
ロレンジョ・ジアニノ Lorenzo Giannino
ベスパニョーラの有名な博物学者。主分野は動物学。グラナド・エスパダという前人未踏の新大陸に、学者としての使命感を感じていた模様。新大陸の様々な動植物の生態について研究して記録し、数々の報告書と日誌を残した。エミリアを一度実験材料にした。その日から帰宅することはなかった。元素の使い方を知っている。眼鏡をかけている。自分の眼鏡に「L.G.」とイニシャルを記すような人物。エラクで紛失した。
ロレンジョ博士の研究日誌

彼の失踪と共に、それらの記録と日誌の相当な数が紛失。
娘エミリアが新大陸開拓支援本部とレスキューナイツに探索依頼をしたが、手帳のみしか戻って来なかった。その手帳によると、彼が最後に立ち寄った場所はテトラ大遺跡で、手帳の中に大回廊の地図があった。

ストゥラータビスタとの関係

ストゥラータビスタの一員だったがフェルッチオと共に裏切っていた。二人は古代神の神殿を探すために協力関係にあった。カトヴィックへ行ったフェルッチオとは別行動をしており、20年前、火の元素と天上への道を探しにエラクへ行った。前酋長ジャレンを言いくるめて火の元素の封印を解かせ、大爆発を引き起こした。大爆発に巻き込まれて死んだように見せかけようとしたが、結局失敗しストゥラータビスタによって拉致された。エルナンデスによって5大元素を求める本当の理由を探られた。エルナンデスはロレンジョの居場所を知っているようだが、ベアトリーチェは教えられていない。

 cf. 大爆発天上への道
スーザン
エミリアの乳母。ロレンジョがエミリアを実験体扱いしたことを目撃している。死亡、死因は不明。
アドゥミラル
フェルッチオ探査隊の一員だった錬金術師。新大陸にある三属性ダンジョン(氷魔塔、フレイムトルネード、沈黙の迷宮)について記述された「アドゥミラルの日誌」の著者。日誌は新大陸拓殖株式会社に回収され、全て焼却処分されたと言われていたが、実はタブカル高原地域に「古い日誌1~10」として全10ページが落ちていた。「古い日誌10」はヘルブレイカーの固有ドロップである。氷結のエレメンタルキーは氷魔塔に、火炎のエレメンタルキーはフレイムトルネードに、電撃のエレメンタルキーは沈黙の迷宮にアドゥミラルによって封印された。氷結のエレメンタルキーはその後ノヴィアに奪われた。この3属性のエレメンタルキーを調合すると強力な力を持つ何かがうんぬん。

年代記のみ登場

カベザ・ドゥ・ベッカ
新大陸発見を夢見旅立っていたオポルトの旅行家。誰かに殺害された。
1285年のオポルト帰港後、新大陸発見の手記を出版したが、世間には真実とは受け止められず、作り話や噂話として国中に広まっていった。その噂が真実であると確信した、国王の甥であるカルロス大公に秘密裏で宮城へ迎え入れられた。その後、カベザを中心に結成された新大陸探査隊として、新大陸を調査するため出港。この頃、王自身も彼の手記を入手。秘密裏に新大陸から帰還したカベザは探査記録をカルロス大公のみに渡したため、国王やその他の人々には探査記録は知られていない。
カール大公
当時国政に才能が全くなかった国王の甥。
この海の果てには他の大陸があるかもしれないという見解が、何回か繰り返して残されていた歴代の国王の記録を知っていたため、カベザの噂話は真実であると確信し、カベザを城へ招き入れ、秘密裏に新大陸探査隊を派遣した。新大陸をどのようにして手に入れるか、その大陸との関係でどんな位置を占めるのかが国の未来に繋がると考えていた。
 「これは今後の国富と関係する重要な部分であり、だからこそこの真実かどうかをまずは秘密裏に調査をするべきである」
ジルベルト・グラナド Gilbert Granado
エスパダ家の執事であるロアイサ・グラナドの長男。1461年誕生。
フェルッチオ・エスパダより3歳年上。長年エスパダ家に慕ってきた執事に対する信頼はジルベルト・グラナドの代まで引き継がれ、フェルッチオの父はジルベルトを実の息子のように接し、ジルベルトもまた、その恩返しにフェルッチオの父の傍らを死ぬ瞬間まで守った。
フェルッチオと共に海軍士官学校へ進学。1480年、オポルト海軍司令官副官として任官された。フェルッチオとジルベルトに課された初任務は近海の海賊を掃討すること。で、彼らの適正にもかなり向いている仕事であった。武功を立てながら、南海の近辺で次第に名を知らせていった。
海軍将校として服務していたフェルッチオとジルベルトは、悪名高い女海賊「アデリーナ」を捕まえることに成功する。
1485年、海賊アデリーナの一団をフェルッチオと共に掃討。
 cf. 新大陸発見
1512年、当時、ジルベルトはフェルッチオの行動が最近怪しくなって来たと感じていた。フェルッチオが権力の味を知ってからというもの、新大陸の正義を歪曲させ、王国を裏切ったと(もしくはもうじき裏切ることになるだろうと)固く確信していた。しかし、彼は自分が確認した証拠が全て事実だとしても、フェルッチオの口から直接話を聞きたかったのである。彼はコインブラ反乱の日、モンスターがコインブラを襲撃したのも、フェルッチオの仕業だと思っていた。フェルッチオが最後の船に最後まで乗らなかったこともあり、ジルベルトの疑念は確信へと変わっていた。
コインブラ反乱の鎮圧に成功するが、ジルベルトはフェルッチオ同様、この戦いで片方の視力を失い、また、死に至る傷を負った。フェルッチオは自分の一生の友達である副官に、最期の時間が差し迫ったのを知り、彼に自分の知っている全てを話した。新大陸を発見し、コインブラを建設する時、自分に近付いて来た人々、人生で負けた者たちの陰謀論と思っていた世界を動かすという秘密の組織、女王と十人貴族、その間で自分が行った選択、自分が大陸で探さないといけなかった物についてである。この膨大な話を聞いたジルベルトはフェルッチオに対する疑惑を晴らすことができ、「まったく、仕方の無い奴だ・・・」という最後の言葉を残して死去。享年51歳。
女王トリエステ
オポルトの女王。
幼い頃から数多くの王室の記録を読み、勉強して来た。長く続いてきた王室の混乱の歴史の中で、どれが真実でどれが嘘であるかを見分ける方法、何のために真実を隠すべきであり、また、真実はどのように明かされるべきであるかを理解するようになった。そして、先祖の記録より真実を探し出すことができ、新大陸は存在すると確信した。新大陸発見後、オポルトは財政困難に陥り、1494年、オポルト-ベスパニョーラの合併にてベスパニョーラ国王サンチョ4世と結婚、1497年、エスペランサを生む。
 cf. 新大陸発見オポルト-ベスパニョーラの合併
愉快なアデリーナ Adelina
オポルトと犬猿の仲であったベスパニョーラ漁村の出身の海賊。
アデリーナは彼女を捕まえようとした海軍を馬鹿にするように、殺害した軍人の遺体を踊るようなポーズで並べた。そのユニークさと残忍さから逆説的に「愉快なアデリーナ」と呼ばれた。海賊全盛期のアデリーナは特にオポルトの宝を狙い盗んだ。
1485年、フェルッチオ・エスパダとジルベルト・グラナドによって掃討される。当時、フェルッチオ・グラナドとアデリーナは内縁の関係だと噂された。
南側と西側にある海を周り、暗黒の海の近くにある無人島にもよく寄っており、その島々に宝を隠した。女王トリエステによって数多の手段を問わぬ方法で新大陸に関する陳述や宝のありかを吐かされた。
女王エスペランサ
現ベスパニョーラ女王。ベスパニョーラ国王サンチョ4世とオポルト女王トリエステの娘。
1497年、誕生。
1510年、即位。
サンチョ4世
ベスパニョーラ国王。フェリペ2世の弟。フェリペ2世が落馬事故で死去した時にフェリペ2世の息子のフェリペ大公が幼すぎたため跡を継ぐことになった。
1492年、即位。
オポルト-ベスパニョーラの合併で、オポルト女王トリエステと結婚。
1510年、死去。
フェリペ2世
ベスパニョーラ国王。サンチョ4世の兄。フェリペ大公の父。
1492年、落馬事故で死去。

コメント

  • 愉快なアデリーナとコインブラのアデリーナは別人なんじゃないか?年代記を見る限り、年齢的にもおかしいと思うのだが -- 2012-11-11 (日) 18:11:41
  • デスヨネー、愉快なアデリーナを「年代記のみ登場」の方に移動。受け継いだか何かなあ。 -- 2012-11-11 (日) 18:18:11
  • 一応彼女はエスペランサだし、女王の親戚なんかね。 -- 2012-11-15 (木) 20:25:23
  • ヴァイロン住人などで一部抜けてるキャラはこれから追記予定? -- 2012-11-18 (日) 23:17:02
  • はい、キャラ数が多くってヴァイロンが後回しになっている状態です -- 2012-11-19 (月) 01:22:58