キャラクターの作成
Gearheadにはベーシックモードとアドバンスドモードの2通りのキャラクター作成モードがある。
ベーシックモード
性別と名前のみ自分で決定する、初心者向けのモードらしいがあまりオススメは出来ない。
職業、ステータス、年齢、性格等はランダムで割り振られる。
スキルのみメック操縦や回避等の基本的な戦闘スキルに割り振られる。
大体は平均的な能力のキャラクターが生まれるが、たまに偏っていることがある。
アドバンスドモード
ある程度ゲームに慣れ、キャラクターを思い通りに作りたくなったらこちらのモード。
すべての項目を自分で決定する。
キャラクターの項も参照
性別
これは誘惑スキルの対象(異性)を決めるためにしか使われない。
大抵のNPCの性別はランダムなので好きに決めて良いが、一部固定のNPCも存在する。
性別固定のNPCはスキルトレーナーに男性、仲間に出来るNPCは女性が多い。
年齢
若いほど初期の所持金が増え、年を取るほど初期の経験値が増える。
経験値は劇的に変動するわけではないので、最低の16才でも一応問題は無い。
逆に所持金はかなり変動するので最高の30才だと職業次第では最低限の装備を整える事すらままならなくなる。
ただし、特定スキルを開始早々から高レベルで取得させたい場合などはその限りではない。
職業
家庭環境(両親の職業)とキャラクター自身の職業を決める。
親の方は適当にイメージで決めても良いが、自分の職業は出来るだけ理想とするものを選択しよう。
ステータス
92のステータスポイントを割り振ってステータスを上げる。
ステータスを1上げるために必要なポイントは16以上だと2に増えるので、最大15が一応の目安となる。
ある程度慣れれば何処かに特化した@を作るのもまた楽しみの一つではあるが
- 反応:9
メックを扱いたいならば最も重視すべきステータス。戦いに身を投じるなら15にして置くと色々出来る。
メック戦を行うなら最低9は欲しい、影響範囲が防御全般と攻撃に及ぶ為コレが低いととても辛くなる。
メック戦を重視するなら他を削ってでも反応に振り、15以上にするのも良いだろう、メックパイロットならそれだけの価値がある。
生身では重火器をメインに据えたり、格闘家を目指すなら1でも生身では不便さは無い。
ただし、メック戦では仲間に頼るかズタボロにされる覚悟が必要になるだろう。
- 体格:1
キャラクター本体の数値に深く関係するステータス。キャラの耐久力や積載量、近接戦での力強さが増す。
特に初期値はDP(各部位の耐久力)PV(キャラクタの価格評価)基部重量(キャラクタの体重)に影響するので
プレイスタイル次第ではあえて1にする事も有る。
HP(生命力)SP(持久力)積載量(重量挙げ)と、重要ステータスに影響しているが、全てスキルで上がり
「当たらなければどうと言うことは無い」と言うゲームシステムも相まって案外1でも何とかなってしまう。
ただし、回避(速度)や白兵戦(反応)等で回避手段の充実はしっかりと図っておこう。
白兵武器を遠投したり、重火器を振り回したい@は10程度は振って置くと良いだろう。
- 感覚:9
重火器を扱うのに必要なステータス。@の視界にも影響する、必須ステータス。
最低7、出来れば9は欲しい。策敵には影響しないが地形の確認や階段等を探すのに使う。
7未満だと@の視界は文字通り「一寸先は闇」となってしまう。
そしてこの視界は仲間に頼って広げると言う事も出来ないのでステータスを伸ばす他無いのだ。
「ダンジョンなんかに行かない」と思っていてもメインプロットの進行ではダンジョン探索は強制される為、感覚が低いと延々と階段を探し回るハメになる。
- 速度:9
生身で戦うなら何をするにも重視すべきステータス、徒歩での移動速度や旋回速度に影響する。
最低7出来れば9は欲しい。コレが低いとカタツムリめいた移動速度になる。
特に旋回速度は戦闘において致命的で、低いと行動する事すらままならない。
メックパイロットであっても、回避(メック破壊時の脱出)や盾防御で恩恵を受けられるのでケチらず振っておこう。
出来る限り快適にプレイしたいなら15まで振って置くと徒歩で移動でのストレスはかなり減る。
- 工作:1
あれば便利なステータスだが、1でも特に問題は無い。
メックパイロットであれば、工作は急所狙いの貫通上昇と、電子戦により攻防一体の強力な効果となる
ただしあくまで補助的な物なので反応があれば絶対必要な訳でも無い。
関連スキルは便利な物が多いので、魅力を感じるのであれば15まで振るのも悪くは無いだろう。
- 自我:1
1で問題ない。SPやMPに影響するものの即生死に直結する物でもなく、スキルで十分増やせる。
メックを鹵獲したいメックパイロットや、動物と旅をしたい@はいくらか振って置いても良いだろう。
また、あえてココに全部振り分ければローグライク伝統の所謂観光客プレイも出来るかもしれない
- 知識:15
15推奨、覚えられるスキルの数に直結するのでココを削るのは一種の縛りプレイに近いものがある。
関連スキルもメック工学や医療など、重要な物が有るのでココを削るなら他を削る事を考えるべき。
- 魅力:1
1でも良いが、ストレスを感じないプレイにしたいなら9程度は振ると良い。
低いとNPCと上手く仲良くなれない為、序盤の展開が非常に遅くなってしまう。
@が何かに特化している場合、15まで振って多くの仲間と協力すれば弱点を補ってくれるだろう。
ステータスの効果は大体イメージの通りなので、自分のやりたい事に合った部分に振り分ければ問題無いだろう。
迷ったら↓を参考にして振って置くと良い
メック戦重視
反応 | 体格 | 感覚 | 速度 | 工作 | 自我 | 知識 | 魅力 |
15 | 3 | 15 | 15 | 15 | 10 | 15 | 12 |
生身での戦闘重視
反応 | 体格 | 感覚 | 速度 | 工作 | 自我 | 知識 | 魅力 |
15 | 15 | 15 | 15 | 10 | 5 | 15 | 10 |
バランス型
反応 | 体格 | 感覚 | 速度 | 工作 | 自我 | 知識 | 魅力 |
15 | 10 | 15 | 15 | 10 | 10 | 15 | 10 |
特徴付けのためにどこか一箇所を20にするなら、ここから主に自我、工作、体格を削れば大きく失敗することはないだろう。
スキル
50のスキルポイントを割り振ってスキルのレベルを上げる。
自分の職業でいくつかのスキルに最初から1レベルのボーナスが付く。
一つのスキルは最大レベル5までしか上げられない(ボーナスがあればレベル6まで)。
スキルポイントは余らせることも出来る。その場合、余ったポイントが1ポイント = 100経験値として初期経験値に加算される。
そこでわざと余らせておき、ゲーム開始後に必要になったところで使うという方法もある。
ただし、新規作成時に比べると必要経験値で損をする点には注意。
特に職業ボーナスがついているスキルは新規作成時に+6まで上げた方がはるかにお得。
新規作成時 | ゲーム開始後 | |
レベル0から5までの必要経験値 | 1100 | 1300 |
レベル1から6までの必要経験値 | 1100 | 1700 |
スキルはステータスよりも重要なものであり、これの取り方によってゲームの難しさが大きく変化する。
メック戦と対人戦のどちらを重視するかでポイントの振り方は変わってくる。
- メック戦を重視
- メック操縦をレベル5(職業によるボーナスがあれば6)まで上げる。
続いて戦闘関連スキルを5まで上げるのだが、注意すべきはメック戦を重視する場合はメック格闘技スキルは格闘ではなく盾防御で使う物だと言うこと。
手をうなって光らせたい人でなければ、序盤の敵は射撃兵器であっさり倒せることが多いからだ。
また、余裕があるならメック修理(メックロスト対策&経験値稼ぎ)、回避(メックロスト対策)も上げておくと良いだろう。
- 対人戦を重視
- 回避をレベル5まで上げる。対人戦は射撃主体か接近戦命かでスキル構成は変わってくる。
射撃主体なら小火器と重火器を5にして、あとは盾を扱うための白兵戦に少しだけ振れば良い。
接近戦命なら白兵戦と格闘技を5にして、小火器と重火器は0でも良い(絶対射撃しないなら)。
残ったポイントは自分の好きなスキルにつぎ込もう。
すぐに必要になるスキルとしては話術、誘惑、買い物、急所狙い、集中力、持久力あたり。
性格
新規作成で選べる性格はそれほど重要な物ではない。
内向的にするとNPCとの会話がちょっと大変とか、短気だと壊し屋のタレントが取れるとかせいぜいその程度。
ここで選べる性格は以下の8つ。同じものを複数選択することも可能(その性格がより強くなる)。
- 外向的・内向的
- 呑気・短気
- 明朗・陰鬱
- 実用主義的・神秘主義的
名前
最後に名前を決めてキャラクターは完成。
セーブファイル名はキャラクター名で管理される。
既存のキャラクターと同じ名前のキャラクターを作ると上書きされてしまう点に注意。
キャラクターが作成されると、まず最初にキャラクターの初期ストーリーがランダムに決定される。
これはその後のストーリーにも関わってくる。
もし気に入らなければ、
セーブしないでQコマンドで終了 →キャンペーンをロードする →RPG(キャラ名).txtを選択
とすれば初期ストーリー決定からやり直せる。
ただしgharena.cfgでNOAUTOSAVEオプションを選択している人はこの方法が使えない。