まずはじめに 上手い弓の使い手とは。 1vs1が極端に上手い弓。違う。 スコアが飛びぬけている弓。違う。 味方ウォリアーが安心して背中を任せられる弓です。 数ある弓スキルの中、今回の講習では、最も支援・援護に長けているスキル 「アローレイン」について、要点を簡潔に説明していきます。 まず、アローレインといえば。 超射程と超範囲、仰け反り大という、撃つ前から既に反則的な能力を持つスキルです。 弓スカウトとして、これを使いこなさない手はありません。 ただし、ミニマップを見ながら撃つ、等、あまり慣れない操作方法も必要となってきます。 要所ひとつめ、立ち位置。 こちらの攻撃があたる以上、当然むこうからの攻撃も受けます。 このスキルは非常に硬直時間が長いため、被弾をなくすことは限りなく不可能に近いです。 ですから、1発や2発の攻撃を受けたところで、Powに余裕がある限り、すぐに逃げたりしないようにしましょう。 即座の後退は、前線の崩壊に繋がります。 意識することとしてまず、味方が密集している場所で攻撃を開始しない。 相手としては、できるだけ大人数に攻撃を当てたいものですから、当然密集度が高い場所めがけて攻撃をします。 スカフォードなどを併用し、たとえ被弾したとしても、こちらのスキルが敵2人以上に命中すれば、総合的にこちらの得となります。 ただし、孤立するということはそれだけ奇襲の危険も伴いますので、ハイドサーチや敵ウォリアーの奇襲のチェック等を忘れずに。 ウォリアーが突っ込んでくるようであれば、素直に引きましょう。 ただし、場合によっては真後ろでなく、真横にステップを踏んで、ウォリアーをスルーしましょう。 ふたつめ、撃つに至って。 これは弓としても基本なのですが、アローレインスキル時には特に重要なので、説明させていただきます。 まず、ステップにて前進。このとき、敵の動きをよくみておくこと。 次に、ある程度接近し、アローレインの射程内に敵がかぶる直前に1発放ちます。 アローレインの着弾判定は、スキルターゲットの魔方陣の内周から外周へ流れるように移動しますので その判定移動は非常に遅く、ターゲットの真ん中から、最外周に達するまでおよそ2.5秒かかります。 つまり、ターゲット時にはあたらない距離であっても、敵がこちらに向かっている最中であれば、そのまま敵は突っ込むとスキルの餌食になるわけです。 そして、もう1歩深く踏み込み、1発。 そのまま、先ほどと同じようにステップにて前線から離脱。 敵の攻撃が十分にあたらない距離までさがったところで、回復。 基本は、これの繰り返しです。 みっつめ。真骨頂、支援。 集団にスキルを命中させ、スコアをもぎとるだけならそこまで難しい話ではありません。 ですが、必要なときに必要な支援をするのは非常に困難です。 基本として、味方ウォリアーが突っ込んだとき、敵の後衛がそのウォリアーに気を取られているスキに、発射。 味方ウォリアーが突っ込んだときは、ぜひくっついていってみましょう。 味方ウォリアーが通ったばかりの道には、敵がいるわけがないので、安心して特攻できます。 このとき、味方ウォリアーに対する流れ弾をもらわないよう、斜め後ろを走りましょう。 味方ウォリアーが特攻し、攻撃スキルを使った瞬間に敵集団の退路近くに1発。退路を断ち、 味方ウォリアーのスキルを確実に当てる意味での1発です。 次に、続けてもう1発。 味方ウォリアーが攻撃するようであっても、逃げるようであっても、2連続で撃つことをお勧めします。 攻撃する場合、そのスキルが続けてヒットする確率が上昇します。 逃げる場合、味方ウォリアーに対する追撃を軽減させ、生還率を上昇させることができます。 ちなみに、アローレインには攻撃がかぶることが滅多にないので、どんどん援護射撃してください。 いまいちピンとこない方は、一度ウォリアーの方とPTを組むといいでしょう。 その他、前日講習の質問や補足から少し。 瀕死の敵が、壁にジャンプ→ステップを繰り返し行い、逃げきることを一度や二度は見たことがあると思います。 そんなとき、敵の進行方向に敷くようにアローレインを放ちましょう。 とどめをさせずとも、転げ落ちてきますので、そこをたたきましょう。 アローレインの上下の高さの判定上、ドラゴンでもない限り回避不可能です。 瀕死の追撃は、無理してイーグルショットを狙わずとも、アローレインで代用も可能です。 最後に、もちろん弓として、アローレインスキルだけを使っても臨機応変に戦えるわけではありません。 優秀なスキルとはいえ、弱点も当然あります。 ここで説明したのはあくまで、弓としての基本であり、発展のはじまりでもあります。 このスキルはプレイヤーの長所と短所が非常にわかりやすく浮き出るスキルなので、まずはこのスキルを使いこなし、弓としての基本的な技量を高め、自分の弱点を見出していきましょう。 集中力、判断力、観察力、それらすべてをフル活用し、ウォリアーに頼られるような弓スカウトを目指していきましょうNE!