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ナタ
『争いの規律は生きとし生けるものの中に刻まれ、敗者は戦火の灰に、勝者は再び燃え盛る。
戦争の神がこの秘密を旅人に教えたのは、相応の理由があるからだ。』
テイワット西部に属する炎神が治める国。スメール教令院から見て砂漠の更に向こう側に位置する。
他国のような中央集権制を敷いておらず、中心となる都市が存在しない。代わりに6つの諸部族が発達しており、それぞれ竜と共生しつつ「帰火聖夜の巡礼」を通して互いに切磋琢磨している。
理由は不明だが地脈の影響が薄く、代わりに夜神の国という非物質で実体を持たない「概念」が流れる川とも形容される、意識空間または精神世界に近い場所が存在し、ここに大霊や古名といったシステムが代替を担っている。また、ナタ人はナタから出ると大霊の加護をナタにいるときと同程度に受けることができなくなり、記憶や感情に影響が出るという。
そのせいもあってか土着の魔神がおらず、カーンルイア滅亡に連なる500年前に七国を襲った漆黒の災厄では炎神を含め人間勢力のみで対抗せざるを得ず、辛うじて災厄を鎮めるも甚大な被害を受け、諸部族は一度壊滅した。その後、繁栄を遂げるほどに復興こそするものの、その間もアビスの脅威に晒され続けており、現代でもアビスとの戦争を余儀なくされている。
上記のような事情もありナタ人がナタを離れることは非常に少ない*1。一方で鎖国期の稲妻のような閉鎖性はなく、他国の旅行者も歓迎し、平時には束の間の平和と言わんばかりに「帰火聖夜の巡礼」に向けた修行に励みつつも各部族での日常を謳歌している。
一方で「アビスの脅威に晒されている」という割にはアビス教団のエネミーが極端に少なく、ヒルチャールも他国と比べると少ない。ナタ人の言う「アビス」は「アビス教団」設立以前から存在する「漆黒の力」のもので、教団とは直接無関係の可能性が高い。一方で夜神の国で旅人が遭遇した敵はアビス教団のそれであり、淵上などアビス教団関連者の活動は確認できる。
過去の人物
初代炎神の世代
- シュバランケ
- 初代炎神。男性。すでに死亡している。「太陽のように眩しく、曙光のように暖かな王」とされる人格者であった。
彼以降の炎神は魔神ではなく人間で、彼が定めたルールにより決闘の勝者が炎神となっている。
七神の中にはウェンティやフォカロルスのように後天的に魔神となった者もいるが、今のところ過去の炎神で魔神に昇格した例はないようだ。
なお、予言によると本来のナタでは「獅子のように凶悪で、狐のように狡猾な救世主」が初代炎神となると言われていた。
ナタで前々から語られていた予言を捻じ曲げ唐突に表れた存在であり、シュバランケは降臨者の可能性もある。
死の執政ロノヴァの協力を得てナタのルールを作るとともに、さらに彼女と交渉することでアビスを乗り越えるための力を得た。
最期は短刀で自ら胸を切り裂いて心臓を聖火に捧げ、聖火の中に還っていったようだ。- 名前について
マヤ神話に登場する神「イシュバランケー(Xbalanque)」から。双子の兄にフンアフプーを持つ。
殺害された父と叔父の仇をとるため協力して冥神並びに冥府シバルバーを滅ぼし、太陽と月になって天に上ったという。
- 名前について
- シウコアトル(炎龍?)
- ナタの元素龍。「原初のあのお方」との戦いに敗北したのち、まだ支配が及んでいないナタにやってきた。
アビスの力を手に入れた龍王ニーベルンゲンによる復讐戦争に参加した。
その際、アビスの力に汚染され狂い果ててナタの地脈を焼き尽くしてしまった。
その後シュバランケに討伐され相打ちになるが、シュバランケはシウコアトルの心臓から復活。
炎の大権はシュバランケに譲渡されることになった。
- ワシャクラフン・ウバ・カン(盗炎の賢者)
- 龍族が独占していた燃素を盗み取り、使い方と併せて人類に広めた人物。種族は文献によりまちまちだが、龍である可能性が高いと思われる。
アビスに汚染され狂ったシウコアトルと、それに同調して暴虐による支配を行う龍族を見るうちに未来に対する懸念を抱くようになる。
そして龍以外の種族に希望を見出すため、燃素を盗み龍の都を出奔。
さまざまな地域を旅した末に人間に可能性を見出し、「進化」を促すため燃素を与えることに決めた。
最終的には「人と龍が交じり合い一つの種族となり、争い合いながら勢力を増し、最後に『獅子のように凶悪で、狐のように狡猾な救世主』が国を統べることで二つの種族を救う」
という筋書きを考えており、「浮遊島」を拠点に人類の辿る道を眺めていたが、
実際には誰もその誕生を予見していなかった「太陽のように眩しく、曙光のように温かな王」ことシュバランケが国を統べることになり、「進化」の道は想定通りには進まなくなってしまった。- 種族について
『ハナン・パチャの記録』でははっきり「一介の人間にすぎない」と言われているが、この文献は最後に語り部と彼にツッコミを入れる人物との話し合いで終わっており、
創作や伝承の過程で様々な情報が濁されたり歪められたりした可能性がほのめかされている。
聖遺物『黒曜の秘典』では繰り返し「龍の中で最も聡明な賢者」「龍の賢者」と呼ばれており、またもともと龍の都に住み龍族の将来を案じるなど本来的には龍のほうに近しい存在であることがうかがえる。
また、『ハナン・パチャの記録』『黒曜の秘典』共に、夜神とは本質的には友好関係ではないことも示されており、こういった点からも天空の神やその被造物とは異質な存在であると考えられる。
ただし同時に『黒曜の秘典』で「落日の国の中で、ただ一人の『人間』」と鍵括弧つきながら人間とも語られており、ヌヴィレットのような「人の姿をした龍」の可能性も考えられる。
- 種族について
- チャアク
- ユパンキ
- オチカン
- シュバランケの従者にして共にシウコアトルを討伐した策士。
ただの人間ではなく竜と人間のハーフであり、金色の模様が刻まれた顔と縦長の瞳孔を持つ。
竜から奴隷として扱われていたところをシュバランケに助けられ以後絶対の忠誠を誓う。
その出自から竜を激しく憎んでおり、部族の仲間のために竜の言葉を解読し竜を打ち倒すことで復讐を成していたが、
余りにも強すぎる憎しみは共に戦う仲間からも危険性を指摘されていたようだ。
シュバランケが聖火に自らの命をささげた後、後継者を探す期間の炎神代理を頼まれたものの
オチカンは「シュバランケ以外に炎神の座は相応しくない」とシュバランケからの約束を無視し、
聖主を自称、禁忌の都「オシカ・ナタ」を建設して事実上の炎神となる。
(これによりナタで言われていた「獅子のように凶悪で、狐のように狡猾な救世主」が炎神になるという予言が成就した)
オチカンは天空の使者が消えた後から続いていた生贄文化の廃止、夜神の国への信仰の禁止などナタの民間の風習を徹底的に破壊したほか、
自身に反対するものや竜と親交を深めようとするものの処刑、竜を鎖で拘束し奴隷とするなど恐怖政治を敷いた。
最終的には夜神の国から戻ってきた赤い瞳の少年とその仲間たちに、オシカ・ナタを攻め落とされオチカンも敗北した。
最期は自らの口から吐き出した金色の炎に吞み込まれ、魂は漆黒の泥沼に沈んだという。
- 赤い瞳の少年
- サックカ
- アタワルパ
- ワスカル
- 職人
部族の始祖たちの世代
- 「太陽」
- 雷霆を操る龍。アホブによって討伐された。
- クイール
- 「太陽」の娘(龍?)。星を住処としていたが、ある日地上に落ちてしまい、力の源である星の欠片も散り散りになってしまった。
その後ウククと出会い、彼と友に星の欠片を探す旅を続ける。欠片は見つからなかったもののウククのやさしさに触れ、家族となってクントゥルを授かる。
しかし、プチカの言葉でウククに疑いを持ち問いただすと、ウククが本当に自身を騙していたことを知り、彼と決裂する。
その後は荒れ地に戻ると地上に大きなラクガキを描いて「太陽」に見つけてもらい、天上へと帰還した。
- ウクク
- 熊のように強く寡黙な戦士。星から落ちてきたクイールと共に星の欠片を捜索するが、力を取り戻したクイールと離別したくないがために見つけた星の欠片を隠してしまう。
その後上記にもある通り、一時は家族になるも嘘がバレて決別し、「太陽」の雷霆で失明した。
- プチカ
- ウククの仲が悪い隣人。クイールにウククの悪評を刷り込み、結果的にクイールが真実を知るきっかけを作った。
- クントゥル
- クントゥルの物語の主人公。クイールとウククの息子。
父の犯した過ちのせいで「太陽」に嫌われた男性であり、部族の人々にも竜たちにも嫌われていた。
それでも落ち込まず、父や運命に対して決して愚痴を吐くことはなかった。
やがて努力が実り、一族最強の戦士にも劣らない戦士になって勇気と知恵を駆使して偉業を成し遂げた。
そのおかげでイクトミ竜に仲間として認められた上に一族の英雄にもなったという。イクトミ竜からおそらく「謎煙の主」の人物だと思われる。
- ウヌク
- 流泉の衆地域で活躍していた英雄(初代族長とは別人)。古名「団結(ウモジャ)」の最初の持ち主。「虹を踏む者」や「虹の王」の名で知られる。
純水精霊シネイラ(イアイネイラ)と契約を結び、ナタの水源から過剰な燃素を除去して周っていた。
その後シネイラの裏切りに遭い、数十年間後に龍王に殺害される。
- シネイラ(イアイネイラ)
- エゲリアの命を受けてナタを訪れた純水精霊の少女。
ウヌクとはナタの水源を浄化する代わりに「凶獣の棲む流泉」を褒章に貰う契約をしていた。
その後ウヌクを裏切るも、ウヌクが龍王に殺害される間際に彼を見捨てきれない自身に気づき、共に業火に身を投じた。
- アホブ
- イキの双子の兄。太陽を自称する雷の龍を討伐した。
- イキ
- アホブの双子の妹。地震を引き起こした龍を山に生き埋めにした。
- リアンカ
- 花翼の集の始祖。
捨て子だったが龍の母に育てられる。やがて母から長弓を受け取り旅に出るが、その道のりで自由が強者にしか許されない現実を知り、その理を打倒することを志す。
その後、弱者は庇護し、強者は打ち負かしては友人になる、といった行いを彼女が繰り返していった末に、やがて花翼の集という部族が成立したという。
- 足首を抉られた少女(聖王)
- マグハン
- ディンガ
- 聖王の少女の従者。無口。
歴代の炎神や英雄達
- ムラタ
- 初代以降~1000年前までのどこかの代の炎神。女性。公式漫画「原神セレベンツ」より。
儀式での模擬戦前に自身に勝利を捧ぐ誓いの言葉を紡がせていた。ウェンティ曰く「よくよく考えたらすごいわがままな人」とのこと。
彼女の血を引く一族はムラタ人と呼ばれている。- 英語版のムラタ人の説明「The Children of Murata, the Lady of Fire」という記述より、本名はムラタであると推測される。
- コシャニナ
- 「流泉の衆」出身の炎神。愛用の武器は「ウヌ・パチャクティの刃」。
火山大王が流泉の衆の泉に「暗くて汚いもの」を投げ込み混乱を招いた際、計略を用いて懲らしめた逸話が伝わっている。- 上述の通り火山大王はアビスの比喩だと考えられるため、上記の逸話も実際には「流泉の衆の水を汚染していたアビスを浄化した」歴史を表していると考えられる。
- 火山大王
- 竜の去った後のトゥラン大火山を占領し、度々部族に迷惑をかけていたとされるイモリやサラマンダーのような怪物。
正体はナタを脅かすアビスを擬人化(擬イモリ化?)したもの。アビスとの戦いの歴史を部族の子供達に伝える様々な寓話の登場人物として用いられている。- 例として、「火山大王と陰縫いの針」では、噴出したアビスの泥を封印するために用いられた陰縫いの針が「火山大王の手を縫い付けて懲らしめたもの」として語り継がれている。
カーンルイア滅亡・大災害時代(500年前~数百年前)出身
【テノッチと英雄達】
マーヴィカと共にナタ復活の計画を練った後、極西の島々に向かい直接漆黒の災厄と相対した人物たち。
- マーヴィカ
- 500年前当時の炎神。懸木の民出身。恐らく古名は「指導者(キオンゴズィ)」。
災厄襲来の影響による将来のナタの滅亡に対抗するための計画を立てた後、その時復活できるように一人聖火に身を投じた。- 戦期には天理によって草神を除く七神全員がカーンルイアに召集されたが、マーヴィカが応じたかは現時点では不明。
- テノッチ
- 過去のナタに存在した英雄。話死合い棒の持ち主。かつてはどこかの部族の一員だったようだがやむを得ない事情で追放されている。
災厄襲来時は、マーヴィカや六大部族から募った盟友達と共に極西の島々に向かい、ナタに襲来した漆黒の軍勢と激突した。
激突前に盟友の一人サンハジェ・コンポレが予見したところによると、自身と同じく壮絶な最期を迎えた末「燼寂海」の誕生に影響を与えたとされる。- 名前の由来は、14世紀のアステカ族の酋長テノク(Tenoch)、もしくは彼の名又は「石のように硬いサボテン」が由来とされるアステカの首都「テノチティトラン」と思われる。
- 500年前の英雄と相棒
- テノッチや炎神と共に漆黒の軍勢と激突した者たちと、彼らが騎乗する竜の相棒。
名前はアフリカの伝説や地名等に関連するものが多いが、トゥパクのみアメリカ大陸のインカ帝国に関連する。- ワンジル&ケウク
- 「豊穣の邦」の英雄。どす黒い肌の女性。大部族と争って疲弊していたが、テノッチに招かれて再び気力を奮い起こした。
マーヴィカとは炎神になる前からの付き合いでよくレスリングをしていた。
片手剣「ストロング・ボーン」の元の持ち主。「怪力のワンジル」と、二つ名になるほどの怪力の持ち主で、
鉱石を素手で握りつぶし、どんな硬い金属でできた道具でも振るううちに手の中で歪んでしまうため、武器に困っていつも素手で戦っていた。
ある時「巨龍の墓」の伝説を聞いてトゥラン大火山に行き、龍の亡骸だらけのなか突如現れた金色の龍と死闘を繰り広げた末、戦いに勝った時に握りしめていたその龍の尾の骨を武器とすることに決めた。*2
もっとも、大抵の相手には素手で事足りてしまうため骨の剣はいつも腰に差したままであり、抜くに相応しい相手が現れることを願っていた。 - メネリク&ンゴウボウ
- 「花翼の集」の英雄。勇敢な男性とクク竜。テノッチとはいつも仲が悪かったが、災厄襲来時は抱擁を交わし戦列に加わった。
ンゴウボウはフィールドボス「暴君・金焔のクク竜 (ホラワイガ・ンゴウボウ)」として実装されている。 - サンハジ・コンポレ*3&マハンバ
- 「謎煙の主」の英雄。狡猾な男性。説得は難航したが、戦利品の譲渡を条件に戦列に加わった。
- ブルキナ&コンガマトー
- 「懸木の民」の英雄であり、若い男性とユムカ竜。古名は「廻炎(マリポ)」。
同郷のマーヴィカとは幼馴染であったようで、彼女より早く古名を手に入れたことを自慢していた。
また、他の5人とは異なりテノッチとも比較的仲が良く、災厄襲来時も自ら進んで彼に追随した。
コンガマトーは巨体のユムカ竜。アビスの汚染によって長寿命化しつつも体内のエネルギーが不安定になっている。
一度起きるたびに暴れ出してしまうため、廻炎の夜という儀式を通じて汚染の影響を抑えられている。
コンガマトーはフィールドボス山の王・貪食のユムカ竜として実装されている。 - スンジャタ&ムフル
- 「こだまの子」の鉱山の長である男性。絶えず争いを起こすテノッチを追放する投票を炎神に求めたことがある。
- トゥパック*4
- 「流泉の衆」の巨体の男性。古名は「団結(ウモジャ)」。相棒はいない。
若いころのテノッチの不倶戴天の敵で、全身傷だらけにされているが、災厄襲来時にテノッチが向かったときは大笑いして握手を交わしている。
死後は夜神の国にて大霊の一つとなっていたが、カチーナ奪還のために夜神の国に訪れたムアラニを認め姿を現し、古の英雄の記憶を託した。
【漆黒の災厄関係者】
テノッチらとは違い、ナタ各地に噴出したアビスに対処していた者たち。
- トラオレ
- 当時の「こだまの子」族親。
カーンルイアの騎士二人を含む一族の戦士たちと共に漆黒の軍勢を封印の地へ誘い込み、戦士たちの血肉によって作り上げた「陰縫いの針」によって封印した。 - ゼファニヤ&エレアザル
- トラオレに協力したカーンルイアの騎士。
- アイズ
- 「謎煙の主」族長。マーヴィカに神の心を用いた地脈の再構築を何度も提案しては断られていた。
漆黒の災厄襲来時は、カーンルイアから逃げ延びた「隊長」を助けた。
アビスとの戦闘で命を落とすが、その際隊長に上記の手段を教えている。 - 「隊長」
- 現・ファトゥス第一位。カーンルイアからナタの地まで撤退した際謎煙の主に助けられ、その恩を返すべくアビスとの戦闘に尽力していた。
詳しくはファデュイの欄を参照。
【灰燼の都の探索者】
漆黒の災厄から十年後以降、アビスへの対抗手段を見つけるべく天蛇の船を訪れた人々。
- タイカ(「勇者」)
- ティトウ・レグバ・コパン
- リリム
- ポーナ
【その他】
- 烈火を渡る賢者
- 燼寂海形成後数百年後*5のナタを拠点としていた人物。
赤いメノウでできた防火の冠を作り、同僚・先輩・先生から恐怖や嫉妬の感情を向けられる中、悠々とマグマの上を歩いてみせた。
その後は弟子や家族に恵まれたようだが、何故か彼らと関係を絶ち再び100年間に渡る隠遁生活を送った後、最期はマグマの海に消えたという。
現代の人物
六大部族はゲーム中で一般に用いられる名に加え、アステカ神話の天界や冥界の名が用いられたカタカナ名を持っている。
- こだまの子(ナナツカヤン)
- ナタ東端~北東部の鉱山の部族。共生する竜は岩元素のテペトル竜。受け継がれている古名は「祝福」を意味する「バレカ」や、「不屈」を意味する「ウッサビーティ」。
宝石採掘や宝石装飾を生業とする。ダンス対決をよく行っている。
カチーナ、シロネンが属する。- 名前の由来は第8層「イルウイカトル・ナナツカヤン」で「黒曜石のナイフがきしむ場所」を意味する。
- 流泉の衆(メツトリ)
- ナタ南部の水辺の部族。共生する竜は水元素のコホラ竜。「団結」を意味する「ウモジャ」という古名が受け継がれている。
音楽や釣り、温泉といったレジャーが有名。ナタの地形に詳しいガイドたちも多く所属する。
温泉は人工温泉と天然温泉の2種類がある。天然のものは温度が高いため、まずは人工温泉で温度に慣れる必要がある。
ムアラニが属する。- 名前の由来は第1層「イルウイカトル・メツトリ」で「月の動く空」を意味する。
- 懸木の民(ウィッツトラン)
- ナタ東南部の険しい山の部族。共生する竜は草元素のユムカ竜。「廻焔」を意味する「マリポ」や「探察」といった古名が受け継がれている。
多くの伝達師を抱える身のこなしに優れた部族。エクストリームスポーツが盛ん。ナタの冒険者のほとんどは「懸木の民」所属である。
キィニチが属する。- 名前の由来は第4層「イルウイカトル・ウィッツトラン」で「大きな星の空」を意味する。
- 花翼の集(トラロカン)
- ナタ北部の部族。共生する竜は風元素のクク竜。
ナタの厄介事に仲介して問題を解決する調停者がおり、クク竜に乗り空を駆け巡る騎士や熱気球の文化がある。基本的には1人で行動する人が多い。
チャスカ・イファが属する。 - 豊穣の邦(テテオカン?)
- ナタ西端部~西南付近?の部族。共生する竜は雷元素のライノ竜。
仮面を被った筋肉質な戦士がいる。トレーニングのインストラクターも多く在住する。
トゥラン大火山の近くにあることから古くより肥沃な土地として農業が盛んである。特に「豊穣の邦」産の青果はナタで一番いい品質だという。
褐色肌のナタ人の大体は豊穣の邦に属している。
イアンサ・ヴァレサが属する。 - 謎煙の主(ミクトラン)
- ナタ北西部付近?の部族。共生する竜は氷元素のイクトミ竜。
謎煙の主所属の人はほとんどが医者になると言われるほど医者が多い。
また、占いの文化があり、サイケデリック音楽がよく売れる。ラクガキユニオンの本拠地である。
ナタではウォーベンという織物に物語や伝説が書かれるが、これは謎煙の主のシャーマンが使い始めたものである。
シトラリ・オロルンが属する。- 名前の由来はアステカ神話の冥界「ミクトラン」。
- ムラタ人
- 赤髪と強靭な身体を持つとされる戦闘民族。神の住む島を信仰し、炎の国を風靡した。
しかし、現在では六大部族には炎元素の部族のみ存在していない。ムラタ人の存在も確認できていない。
著名人としてはモンドの英雄ヴァネッサが挙げられる。
古名の名称は同一またはそれに近しい意味のスワヒリ語が使用されている。
また、古名の表面で光っている文字は、これらのスワヒリ語をアルファベットで略し、対応するテイワット共通文字に置き換えたものである。
古名 | 継承者 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
名前 | 表面 | スワヒリ語 | 現在 | 500年前 | 初代 | |
祝福 | バレカ | BRK | baraka:祝福 | シロネン | スンジャタ | イキ? |
献身 | ビディー | BDI | bidii:努力 | オロルン | サンハジ・コンポレ | |
指導者 | キオンゴズィ | kiongozi:リーダー | マーヴィカ | マーヴィカ | シュバランケ? | |
導く | モンゴゾ | MGZ | mwongozo:ガイド | ? | ||
廻炎 | マリポ | MLP | malipo:支払い | キィニチ | ブルキナ | ユパンキ |
団結 | ウモジャ | UMJ | umoja:団結 | ムアラニ | トゥパック | |
家族愛 | ウンドゥグ | UDG | undugu:同胞 | ラゾーリ | ||
不屈 | ウッサビーティ | UTBT | uthabiti:一貫性 | カチーナ | ||
力 | ウウィーゾ | UWZ | uwezo:能力 | イアンサ | ワンジル | アホブ? |
超越 | ヴーカ | VK | vuka:超える | チャスカ | メネリク | |
探索 | ? | ヴィチャマ |
- マーヴィカ
- 当代炎神。ライダースーツのような衣装にオレンジ色のサングラスを付けている女性。
歴代炎神の例に漏れず彼女も元人間で、両親と妹(ヒネ)、そして2匹のユムカ竜の家族がいた。
前述のとおり元は500年前の炎神で、災厄襲来の影響による将来のナタの滅亡に対抗するため家族に別れを告げ聖火に身を捧げ、現代に復活。
その後帰火聖夜の巡礼で、部族のお年寄りに「こんなに強い炎神は見たことがない」と言わしめるほどの圧倒的な成績を収め再び炎神になった。
また、イグニッションPV内ではフェニックスのような炎の鳥から人の姿に変化しているかのような描写もある。
情熱的かつまっすぐな性格。社交辞令や回りくどいことを嫌い、誰に対してもフランクに接し単刀直入に話すことを好む。親友を失って感情的になるムアラニの気持ちを最大限汲みながら丁寧に事情を説明し納得させるなど、為政者でありながら人の気持ちも分かるバランスのとれた神である。
各部族の大霊に選ばれた英雄を集めアビスを撃退する計画を立てており、その候補者を全員把握しているものの、英雄が真に覚醒するには自ら行動する必要があると考えており、すでに選ばれた英雄を含め残りが誰であるかは明かしていない*6。一方でこの計画では全員揃わない限りアビスに対して行動を起こすことができず、アビスの侵攻によりあと1年もしないうちにナタは滅ぶという現実とのジレンマに悩まされ続けていた。
夜神の国がアビスの深刻な汚染を受けている影響で、ナタのアビスに対抗する力の源泉である聖火の力が弱まっていることを受け、自らの力を聖火に捧げたため、神としての力を一時的に失った。なおその直前にファトゥス第1位「隊長」の襲撃を受けたものの、ギリギリ捧げる前であったため、相打ちながら撃退に成功している。
その後ナタはアビスの大侵攻を受け絶体絶命状態に陥るも、ナタを救いたいとの思いを同じくする「隊長」と協力関係を築くことに成功する。
神としての力は失っていたが、炎神として選ばれた実力は伊達ではなく、各地で国民を鼓舞しつつ奮戦する。
しかし総力戦の甲斐も虚しく侵攻は激しさを増し万事休すと思われた時、最後の英雄であるチャスカが覚醒。英雄達の力を受けて神座の潜在能力を全て引き出し、通常の元素攻撃びくともしなかった各地のアビスの境門を次々と破壊し、遂にはアビスの力の源ともいえる空のグーシィ・トースを破壊してアビスの侵攻を押し返す*7。
その後はアビスの侵攻を永久的に抑えるために、アビスの影響を受けない主人公と共にアビスの巣窟に攻め込む予定である。しかし死の執政の力によって得た炎神の力を使うと代償としての死は免れないとされており、マーヴィカも自身が死ぬ運命であると覚悟した上で行動していることが伺える。- 名前について
マオリ神話に登場する火の女神「マフイカ(Mahuika)」だろうか。 - 魔神名について
ハボリム(Haborym)は序列23位アイム(Aim)の別名。決して燃え尽きることのない松明を手に持ち、26の悪魔軍団を率いるとされる。
ハボリムが歴代炎神に共通する魔神名なのか、それとも当代炎神であるマーヴィカ固有の魔神名なのかは不明。ただし、「神像の周りで木の枝を回せばハボリム様が導いてくださる」といった内容の発言をするNPCがおり、ナタの七天神像は500年前のマーヴィカがモデルであるとされるため、少なくとも500年前の炎神マーヴィカの魔神名は現在同様ハボリムであったのだろう。
マーヴィカ自身が魔神として覚醒した描写は無いため、おそらく炎神の神座に対して与えられた名なのではないかと思われる。
- 名前について
- 大霊
- ナタ人と大霊は互いに寄り添わなければ生きていくことができない。
また大霊の加護はナタ人だけではなく、他国からの訪問者も含めたナタにいる者すべてに与えられる。
【こだまの子】
- カチーナ
- 岩元素の神の目を持つ少女(ロリ枠)。「こだまの子」出身で古名「不屈(ウッサビーティ)」を授かった勇士。三姉妹の次女。
「グルグルコマちゃん」というドリルのような乗り物に乗って、テペトル竜のように陸地や崖を高速移動できる。
PVではナタで始まる大会のPRとして始球式をしている。
古名を受け継いだものの、「帰火聖夜の巡礼」では鳴かず飛ばずで、「こだまの子」内でも敬遠され孤立無縁となっていたところに旅人と出会い、師匠として慕うようになる。
ムアラニ、キィニチとは友人で、事情を聞かされたムアラニがバディとなることを提案したため、それを受け入れ出場、決勝まで勝ち残り「夜巡者の戦争」への参戦資格を得る。
「夜巡者の戦争」で唯一戦死してしまい、夜神の国に落ちてしまうも、チームが生還したため復活の儀式にて生き返る…と思われたが夜神の国がアビスにひどく汚染されておりマーヴィカがカチーナの古名を見失ってしまい、復活は失敗に終わる。
その後、マーヴィカから事情を聞かされた旅人らが夜神の国に直接乗り込み、アビスを退けつつカチーナを発見し、マーヴィカの助力を経て夜神の国から生還することに成功する。- 名前について
「カチーナ(Kachina)」と呼ばれるアメリカンインディアンのホピ族などが信仰する超自然的存在(精霊のようなもの)から。儀式によって人々の前に姿を表すとされ、人々に恵みをもたらすという。
またホピ族は儀式や子供への教材としてカチーナを模した人形、カチナドールを使う。
- 名前について
- シロネン
- 岩元素の神の目を持つ鍛冶職人にして、「こだまの子」の大霊に選ばれた英雄。古名は「祝福(バレカ)」。オセロットのケモ耳や尻尾が生えている。
綿密な打ち合わせに基づく丁寧な仕事で高い評価を得ており、古名の製作も請け負っている。マーヴィカのサングラスやカチーナのぐるぐるコマちゃんは彼女の作品。
一方、オフの生活はかなり自由かつ不器用で、PVのように木の上で日向ぼっこしていたり、サウリアンサキュレントを盛大に枯らしたりしている。工房には大量の本が天井近くまで積まれており迂闊に入ると大変なことになってしまうらしい。
カチーナが自信を持てるようになったことを喜んだり、部族の少女のことを気にかけたりと面倒見の良い性格。
旅人の古名を作るためにシトラリとともに夜神に交渉し、旅人がナタでの経験を刻むことができる聖宵の旅織りを入手、旅人に渡した。- 名前について
アステカ神話に登場する豊穣の女神チコメコアトルの別名「シロネン(Xilonen)」から。
- 名前について
【流泉の衆】
- ムアラニ
- 水元素の神の目を持つ少女。古名「団結(ウモジャ)」の継承者。
「流泉の衆」のガイドであり、マリングッズショップのオーナーでもある。
「ざぶざぶサメくん」なるサーフボードに乗ってコホラ竜のように水陸を高速で移動することができる。
「夜巡者の戦争」に参加したこともある実力者である一方、心優しい人物であり、カチーナに「帰火聖夜の巡礼」の団体戦の仲間がいないと聞かされた際に、自らの仲間をキィニチに移籍させて同行すると名乗り出た。
「帰火聖夜の巡礼」では快勝を続けるが、決勝でカチーナと当たってしまい激闘の末敗北する。
カチーナ復活失敗の一件では焦燥し炎神マーヴィカに詰め寄るが、丁寧な説明を受けて冷静になり、救出作戦に参加する。
夜神の国で無事にカチーナと再開するが、大霊の除染に向かったところでアビスの襲撃に遭う。しかしカチーナと息の合った連携を見せこれを撃退することに成功、その勇気が500年前の英雄トゥパックに認められ、記憶を託されると同時に「流泉の衆」の英雄として認められることになる。- 名前について
オアフ島に住んでいた古代ハワイの王女「ムアラニ(Mualani)」から。
またこの言葉はハワイ語で天国や空を意味する。
- 名前について
【懸木の民】
- キィニチ
- 草元素の神の目を持つ青年。古名「廻炎(マリポ)」の持ち主。
「懸木の民」出身で、獣や悪竜を制圧する「竜狩り人」を生業としている。
エクストリームスポーツが得意で、ユムカ竜のように空中を跳ねるようにして移動できる。
クフル・アハウというドット調の生き物のようなものを連れている。
キャラデザイン、エフェクトもどことなくドット感を感じる。
友人に対しては世話焼きな面を見せるが、仕事に関してはビジネスライクなようで、儀式の参加にも真っ先に報酬交渉から始めており部族の人間を憤慨させている。
大霊に選ばれた英雄の一人で、イアンサと共にマーヴィカの計画に協力している。カチーナ救出には同行せず、マーヴィカの要請で隊長に協力した裏切り者を探るため「謎煙の主」に向かっている。- 名前について
マヤ神話に登場する太陽神「キニチ・アハウ(Kinich Ahau)」から。
日没後はジャガーの姿に扮して地下世界を闊歩するという。
- 名前について
- クフル・アハウ
- キィニチが連れている自称「偉大なる聖龍」。キィニチがつけている腕輪に封印されており、普段は燃素を用いたドット調の姿を出してコミュニケーションをとっている。
「龍の秘宝」という古代遺跡でキィニチと出会い、限定的に力を貸す代わりに遺跡の外に連れ出し死後彼の身体をもらい受ける契約を結んだ。
キィニチのことを従者と呼ぶなど尊大でひねくれた性格の持ち主であり、彼とはしょっちゅう口喧嘩をしつつ隙あらば死に追い込もうとしている。- 名前について
マヤ語を始めとしたマヤの言語で神聖なる君主を意味する「クフル・アハウ(Kʼuhul Ajaw)から。この言葉はマヤに存在した政体の指導者を指す言葉でもある。
アハウ単体では主、指導者を意味する。
- 名前について
- ヴィチャマ
- 「伝説の偵察員」と評される腕前を持つ懸木の民の住民。
5年前の夜巡者の戦争の直前に負傷したため参加できず、戦友たちを亡くしてしまったことを後悔していた。
その後、カチーナを夜神の国から救出するために旅人たちに助力し、その過程でマルコの最後の記憶を知ることができた。
アビスの侵攻の際に戦死。戦死時の状況は描写されていないため不明だが、聖火競技場近くの建物内に慰霊の祭壇が設けられ、そこにある「みんなで作った記録」(戦死者名簿)の中に彼の名前が記載されている。
また懸木の民で、かつて彼がいた場所には花束とゴーグルが供えられている。
- マルコ
- ヴィチャマの幼馴染。5年前の夜巡者の戦争にて戦死。
数人の大男を片手で倒せるほどの手練れで、ヴィチャマと息を合わせてアビスの襲撃を何度も退けてきた。両親は早くに亡くなっている。
5年前の夜巡者の戦争では、直前になって相棒のヴィチャマがアビスの小規模な侵攻の際に負傷したために同行できなくなったため、彼を置いて戦争に赴いた。
しかしながらアビスの魔物の数が予想を遥かに上回っており、届かぬ想いと知りながらもヴィチャマに向けた遺言を残しながら戦死。
- ビサック
- 5年前の夜巡者の戦争にて戦死。
【花翼の集】
- チャスカ
- 髪は全体的に濡羽色*8、長耳、帽子が特徴的な女性。シロネンに特注した身の丈を優に超える巨大な銃「スピリットリボルバー・ライトワンド」を駆る。得物は弓。風元素の神の目を持つ*9。
「花翼の集」出身で、各部族に名を轟かせる調停者。キィニチ曰く、調停の際は当事者両名を黙らせるタイプとのこと。クイクという血のつながっていない妹がいる。
懸木の民の族長ワイナによると、幼い頃にある病気を理由に親から捨てられた孤児で、その頃にアビスの侵蝕を受けるも奇跡的に生き残る。しかし、アビスの侵蝕による影響で魂の奥底に抑えきれない闘争の衝動を抱えることになる。その後はクク竜に拾われ、クク竜とともに闘いに身を投じたという。
族親のアルパに保護され、クイクの家族に引き取られ人間社会に戻った後も、上記の衝動や自身の身に巣食うアビスによる謂れなき誹謗が元で各所でケンカを起こしてはクイクに連れられ謝りに回っていたとか。当時はムアラニとも取っ組み合いのケンカをしていたという。
幼い頃からアビスに侵蝕され続けていることもあり、それらの対処や知識も豊富。
「帰火聖夜の巡礼」に勝利し、「夜巡者の戦争」の参加資格を得て参戦、生還するもカチーナ復活失敗の件で責任を感じ、夜神の国に旅人らと乗り込む。
アビスの侵攻のさなかでクイクを眼の前で失い絶望しかけるも、彼女が最期に遺した言葉を胸に、直後襲ったアビスの衝動に打ち勝ち、期待に応えられるような勇ましい戦士としてナタを救う覚悟を決め、古名「超越」を担う最後の英雄として覚醒する。- 名前について
インカ神話に登場する夜明け、夕暮れ、金星の女神「チャスカ (Chasca)」から。
また、ペルー原住民が話すケチュア語で夜明けや空の星を意味する。
- 名前について
- クイク
- チャスカの義理の妹であり、「お姉ちゃん」と呼ぶ。
アビスの侵蝕に対する治療を専門的に行える医者。アビスの侵蝕を患っている身内がいることもあり経験豊富。
チャスカとはよくケンカをする仲で一見険悪に思えるが、関係はむしろ良好である。実のところ、このケンカこそがチャスカの「衝動」を抑えるためにクイクが行っていた治療の一環でもあった。
アビス侵攻の終盤、競技場防衛線にてアビスの侵蝕により息絶える寸前の状態で旅人と再会。旅人がアビスの力を浄化し意識が回復するも、最期を悟ったクイクは得られた僅かな時間でお姉ちゃんと心からの言葉を交わし眠りについた。
聖火競技場近くの建物内に慰霊の祭壇が設けられ、そこにある「みんなで作った記録」(戦死者名簿)の中に彼女の名前が記載されている。
- イファ
- 花翼の集に所属する*10竜専門の獣医(竜医)の男性。プレイアブルキャラクター候補?
ムアラニ曰くなんでもそつなくこなせてノリがいい。オロルンと仲が良く、彼が育てた野菜をシトラリに届けている。
獣医自体には自ら望んでなったわけではないようだが「知恵と武力を尽くして竜とやり合うのはなかなか面白い」らしい。
なお、彼に診察された小竜は大人しく従順な性格になるとのこと。シロネン製の注射器を愛用していたり、診察を受けたアハウが酷く怯えてたりもするが、一体何を……。- 容姿について
魔神任務5部4章では、オロルンが想起している記憶として、建物内で診察中の彼とドア越しに会話をするシーンがある。
この診療所には褐色白髪の男性がデフォルメ調で描かれた看板が掛けられている。公式の声優紹介でも引用されていることから、これがイファの容姿と推測されている。
- 容姿について
【豊穣の邦】
- イアンサ ☍
- 豊穣の邦出身の女性。古名は「力(ウウィーゾ)」。足跡PVのナタ枠として早くからプレイヤーには知られていた。
イグニッションPVにも一瞬映っているが、当初のものよりもかわいらしく描かれている。
足跡PVでの好戦的な印象とは大きく異なり、ストーリー中では冷静で大人びた様子が目立つため、見た目と実際の年齢が異なっている可能性がある。また、PVでは炎を手に宿していたが、本人の神の目は雷である。
スポーツインストラクターで、「豊穣の邦」で帰火聖夜の巡礼の選手を育成するコーチも務める。
また、自身も帰炎聖夜の巡礼で全勝記録をキープする優秀な戦士でもある。大霊に選ばれた英雄にもなっており、早くからマーヴィカの計画を聞かされていた。
カチーナ救出作戦では夜神の国に旅人らと同行した。- 名前について
ブラジルの民間信仰・カンドンブレで信仰される嵐と戦いの女神「イアンサン(Iansa)」から。
この民間信仰の源流であるヨルバ人の伝統的宗教(西アフリカ)においては、火と鉄の軍神オグンの妻オヤにあたる。ブラジルでは少し設定が変わってオグンの元妻となっている。
- 名前について
- ヴァレサ
- 豊穣の邦の女性。プレイアブル候補?
「こだまの子」採掘場掲示板内では野菜の栽培や輸出に携わる人物として言及されている。
大食い大会『バーニングストマック』の前回(第242回)大会優勝者。八十皿もの『温泉タイム』を平らげ他選手を圧倒した。
第243回となる今大会も顔色一つ変えず『ブレイズ・ミートシチュー』八十皿を平らげ部族内予選を勝ち抜き、その後も他部族の予選に参加して周っているらしい。
魔神任務では「夜猟者の戦争」内で言及。聖火競技場に向かっていたイアンサに代わって豊穣の邦からアビスを撃退している。- かつてのカーヴェ等と同様、モデル未登場ながら複数の掲示板に跨って言及がある人物。このためプレイアブル化が予想されている。
【謎煙の主】
- シトラリ
- 氷元素の神の目を持つ女性。「謎煙の主」出身で、十年先の吉凶まで読める占い師と言われ、「黒曜石の老婆(グラスバーバ)」の異名を持つ。
異名の通り見た目にそぐわずかなり高齢*11だが、最近の若者に合わせて流行りの言葉を使おうと意識しており、語彙がところどころカタカナになっている。
未遂に終わったとはいえ、オロルンに対しては生贄に捧げた過去に負い目を感じながらも、同じ謎煙の主の民とともに大切に育ててきた。
作中ではシロネンが旅人の古名を作るために協力を依頼、ファデュイとの協力が疑われるオロルンを共に探すことを条件に承諾する。
前々から不確定要素の多いマーヴィカの計画を不安視しており、タブーを破って未来の暗示を覗いたことでマーヴィカの死の運命について知り、彼女を死から救うための策を考えている。
酒好き。『蜃気楼戦記』という娯楽小説の大ファンでもある。- 名前について
ナワトル語の星(citlalli)、またはアステカ神話に登場する創造神「シトラリクエ(Citlalicue)」から。
二重の創造神オメテオトルの女性的側面を表した女神、オメシワトルの別名とされる。
夫である創造神シトララトナックと共に星を作った。名前の意味は「星のカーテン」。
- 名前について
- オロルン
- ナタプレビュー動画「手を貸そうか?」、イグニッションPVより。
コウモリの耳と羽のようなものが生えている男性。
孤児であり、不完全な魂を持つことから夜神の国の魂を強化し再生するための生贄として捧げられたことがあるが、儀式が失敗したためそのまま謎煙の主で育てられた。
現在は郊外の家に住み、菜園を営んでいる。部族では変わり者扱いされているが、実際は心優しい性格で、部族の民やナタを思う気持ちも強い。ある日ファデュイの「隊長」が訪れ、シトラリの居場所を尋ねられたことを不審に思い、気付かれていることを知りながらも尾行、マーヴィカとの激突を目撃する。
このまま「隊長」が死んでしまうとナタを救うための手がかりが途絶えてしまうと判断し、巫術を使い撤退に協力する。
最初は隊長はオロルンを小物として気にも留めていなかったが、対話を経て気に入り、協力関係を結ぶ。
その後は旅人を計画に引き込むことを画策しつつ、シトラリを巻き込まないよう秘密裏に隊長と地脈再構築の作戦を進める。
計画は順調に進み古代装置の起動には成功したが、不安定な魂が地脈の影響を受け、グスレッド*12の意識に追い出されてしまう。
しかし強い意志を持って逆に追い返し、意識を取り戻すと同時に、古代装置によって夜神が一時的に復活、古名「献身(ビディー)」の英雄として覚醒した。- 名前について
ヨルバ人の伝統的宗教やカンドンブレなどで信仰される最高神かつ神々の親「オロルン(Olorun)」という説が優勢だが、原神のオロルンは「Ororon」と綴り、中国語版でも最高神とは表記が異なる。
- 名前について
「竜」
ナタに生息する龍に似た外見の生物。ナタに存在する6つの部族とそれぞれ共存関係にある。
詳細は全て明らかにはなっていないが6種類存在すると思われ、マグマや水上を泳げるなどの特殊能力を持つ。
ナタの「竜」と元素龍や龍王などの「龍」とは区別されている。また英語では龍はDragon(ドラゴン)、竜はSaurian(サウリアン)と表記されている。
- テペトル竜
- 東部の鉱山地域に生息するかわいい見た目をした岩の竜。こだまの子と関わりが強い。
プレビュー動画でも登場した岩元素の竜であり、スメール側からナタに入国する大抵見ることができるという。
ドリルのように回りながら地面や崖に潜り込んで高速移動ができる。- 名前について
ナワトル語で山を意味する「テペトル(tepetl)」から。
ちなみにナワトル語はメキシコの先住民が使う言語であり、アステカ人が使っていた言語でもある。
- 名前について
- コホラ竜
- 即興パフォーマンスをしてくれるという水の竜。流泉の衆と関わりが強い。
後述の由来から、ナタプレビュー動画「竜の漫遊」に登場する水やマグマの上をスムーズに泳いでいた竜のことと思われる。- 名前について
古代ハワイアンの言葉でザトウクジラを意味する「コホラ(Kohora)」から。
- 名前について
- ユムカ竜
- 空中を跳ねながら高いところに移動することができる草の竜。懸木の民と関わりが強い。
「山の王・貪食のユムカ竜」という太りすぎて洞窟から出られなくなった特殊個体(ボス)がいる。 - イクトミ竜
- 浮遊する竜。謎煙の主と関わりが強い氷元素の竜。
談義室内の部族旗では一番左。色合いからするとちび竜ビスケットでは左上の竜だろうか。- 名前について
インディアン部族「スー族」の神話や民話に登場する蜘蛛の精霊「イクトミ(Iktomi)」から。
- 名前について
- クク竜
- 花翼の集と関わりが強い炎元素の竜。これに騎乗する花翼の集の戦士は騎士と呼ばれている。
- ライノ竜
- 豊穣の邦に対応する竜。恐らく雷元素。パイモン曰く猛攻を仕掛けるのが得意。「龍の遺物研究会」窓口前の看板や書籍『火山大王と陰縫いの針』にも記載されている。
魔神任務5章2部で大霊に認められた英雄を紹介しているシーンを見る限り、談義室内の左から2番目の旗に描かれている竜がライノ竜だと考えられる。- 名前について
語源は英語でサイを表すライノセラスだと思われる。なんか雑じゃない?
なお、英語版では「Tatankasaur」であり、北米インディアンのラコタ族におけるアメリカバイソンを表す言葉「タタンカ(Tatanka)」の名を冠している。やっぱ日本語訳が雑じゃない?
- 名前について