基本情報
期間限定入手キャラクター(→祈願)
| 画像 |
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| プロフィール | |
| 名前 | シロネン |
| CV | ファイルーズあい |
| 誕生日 | 3月13日 |
| 所属 | ナナツカヤン |
| 神の目 | 岩 |
| 命ノ星座 | オセロット座 |
| 装備可能武器 | 片手剣 |
| オリジナル料理 | フルーツミルクキャンディ(チョコレート) |
| ひとこと紹介 |
| ナナツカヤンの名鋳り師。山積みの仕事と快適な暮らしのバランスを取るのが得意。 |
| 人物評 |
| 「シロネン、前回頼んだサングラスだが、もう少し調整してもらいたいんだ。特に、つるの先の模様が…ん？どこに行った…？まだ昼休みには早いというのに。シロネン！どこだ？依頼したサングラスについて、もう少し詳しく話したいんだが——」——シロネンの工房前、大声で叫ぶマーヴィカ |
公式動画
ステータス
| Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||
| 基礎HP | 966 | 2,505 | 3,333 | 4,987 | 5,576 | 6,415 | 7,199 | 8,047 | 8,636 | 9,491 | 10,079 | 10,945 | 11,533 | 12,405 |
| 基礎防御力 | 72 | 188 | 250 | 374 | 418 | 481 | 540 | 603 | 647 | 712 | 756 | 820 | 865 | 930 |
| 基礎攻撃力 | 21 | 55 | 74 | 110 | 123 | 142 | 159 | 178 | 191 | 210 | 223 | 242 | 255 | 274 |
| 防御力 | - | - | - | - | 9.0% | 9.0% | 18.0% | 18.0% | 18.0% | 18.0% | 27.0% | 27.0% | 36.0% | 36.0% |
天賦
通常攻撃
| 戦闘天賦(通常攻撃) | 天賦紹介 |
|---|---|
 通常攻撃・エエカトル・ロアー | 通常攻撃 最大3段の連続攻撃を行う 重撃 一定のスタミナを消費し、前方に蹴りを繰り出す。 落下攻撃 空中から落下し地面に衝撃を与える。シロネンの防御力を基に、経路上の敵を攻撃し、落下時に範囲ダメージを与える。 夜魂の加護状態・ブレードハント 夜魂の加護状態にある時、シロネンは「ブレードハント」モードに切り替わる。モード継続期間中、シロネンの通常攻撃はローラーブレードによる最大4段の連続蹴りに変わる。ただし、重撃はできなくなる。 モード継続期間中、通常攻撃や落下攻撃のダメージは、元素付与によって他の元素に変化せず、またシロネンの防御力を基にした夜魂性質の岩元素ダメージへと変わる。 |
| ステータス詳細 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ | ブレードハントダメージ | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1段 | 2段 | 3段 | 4段 | ||||||||
| 防御力 | |||||||||||
| Lv.1 | 51.8% | 27.4%+27.4% | 72.9% | 91.3% | 20.0 | 63.9% | 127.8%/159.7% | 56.0% | 55.0% | 65.8% | 86.0% |
| Lv.2 | 56.0% | 29.6%+29.6% | 78.9% | 98.8% | 69.1% | 138.2%/172.7% | 60.6% | 59.5% | 71.2% | 93.0% | |
| Lv.3 | 60.2% | 31.8%+31.8% | 84.8% | 106.2% | 74.3% | 148.6%/185.7% | 65.1% | 64.0% | 76.5% | 100.0% | |
| Lv.4 | 66.2% | 35.0%+35.0% | 93.3% | 116.8% | 81.8% | 163.5%/204.2% | 71.7% | 70.4% | 84.2% | 110.0% | |
| Lv.5 | 70.5% | 37.2%+37.2% | 99.2% | 124.3% | 87.0% | 173.9%/217.2% | 76.2% | 74.9% | 89.5% | 117.0% | |
| Lv.6 | 75.3% | 39.8%+39.8% | 106.0% | 132.8% | 92.9% | 185.8%/232.1% | 81.4% | 80.0% | 95.7% | 125.0% | |
| Lv.7 | 81.9% | 43.3%+43.3% | 115.4% | 144.4% | 101.1% | 202.2%/252.5% | 88.6% | 87.1% | 104.1% | 136.0% | |
| Lv.8 | 88.5% | 46.8%+46.8% | 124.7% | 156.1% | 109.3% | 218.5%/272.9% | 95.8% | 94.1% | 112.5% | 147.0% | |
| Lv.9 | 95.2% | 50.3%+50.3% | 134.0% | 167.8% | 117.5% | 234.9%/293.4% | 102.9% | 101.1% | 120.9% | 158.1% | |
| Lv.10 | 102.4% | 54.1%+54.1% | 144.2% | 180.5% | 126.4% | 252.7%/315.6% | 110.7% | 108.8% | 130.1% | 170.1% | |
| Lv.11 | 109.6% | 57.9%+57.9% | 154.4% | 193.3% | 135.3% | 270.5%/337.9% | 118.6% | 116.5% | 139.3% | 182.1% | |
元素スキル
| 戦闘天賦(元素スキル) | 天賦紹介 |
|---|---|
 ヨワル・スクラッチ | 情熱のビートを大地に響かせよ! シロネンは高速戦闘用のローラーブレード装備に切り替える。同時に前方へ一定距離突進し、シロネンの防御力を基に夜魂性質の岩元素ダメージを与える。 発動後、シロネンは夜魂値を45獲得し、夜魂の加護状態に入る。この状態の時、シロネンは「ブレードハント」モードに切り替わる。 サンプル音源 シロネンは3つのサンプラーを持ち、その中にチーム内の他キャラクターの元素タイプに応じて、異なる「音」を取り入れる。「サンプル音源」がアクティブ状態の時、近くの敵は対応する元素耐性がダウンする。 3つのサンプラーの初期「サンプル音源」は岩元素である。チーム内に炎元素、水元素、氷元素または雷元素のキャラクターが1名いる毎に、岩元素のサンプル音源1つが該当の元素タイプに変わる。 夜魂の加護状態にある時、シロネンが持つ岩元素のサンプル音源は、常時アクティブ状態を維持する。固有天賦「ネトティリズトリの残響」開放後、その天賦効果を発動することで、シロネンは自身の夜魂値を回復できる。夜魂値が上限に達した時、シロネンは夜魂値をすべて消費し、自身が持つ3つの「サンプル音源」を15秒間アクティブ化する。 「サンプル音源」がアクティブ状態の時、近くの敵は対応する元素耐性がダウンする。なお、同じ元素タイプの「サンプル音源」の効果は重ね掛け不可。シロネンが待機中でも効果を発動できる。 夜魂の加護・シロネン 持続的に夜魂値を消費する。夜魂値が尽きた時や再発動時、シロネンの夜魂の加護状態は終了する。夜魂の加護状態は以下の特性を持つ。 ・「ブレードハント」モードに切り替わり、シロネンの移動速度と登る速度がアップ。また、登る時にはオセロット形態で高速跳躍ができるようになる。 ・シロネンの夜魂の加護状態には、次の制限がある。夜魂の加護状態にある時、シロネンの夜魂値には9秒の制限時間があり、制限時間を超えると、シロネンの夜魂値は直ちに尽きる。 夜魂の加護状態にある時、夜魂値が尽きると、シロネンは固有天賦「ネトティリズトリの残響」による夜魂値を獲得できなくなる。 ある意味、宝石の加工と音楽のミキシングには共通する部分があるかもしれない――不純物を取り除き、最も輝くものだけを残す。 それについて、シロネンは気にしたことがない。何しろ彼女にとって、どちらもこの上なく楽しいことだからだ。 |
| ステータス詳細 | 突進ダメージ | 元素耐性ダウン | サンプル音源の アクティブ時間 | 夜魂値の 時間制限 | 夜魂値上限 | クールタイム |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Lv.1 | 防御力179.2% | 9.0% | 15.0秒 | 9.0秒 | 90.0 | 7.0秒 |
| Lv.2 | 防御力192.6% | 12.0% | ||||
| Lv.3 | 防御力206.1% | 15.0% | ||||
| Lv.4 | 防御力224.0% | 18.0% | ||||
| Lv.5 | 防御力237.4% | 21.0% | ||||
| Lv.6 | 防御力250.9% | 24.0% | ||||
| Lv.7 | 防御力268.8% | 27.0% | ||||
| Lv.8 | 防御力286.7% | 30.0% | ||||
| Lv.9 | 防御力304.6% | 33.0% | ||||
| Lv.10 | 防御力322.6% | 36.0% | ||||
| Lv.11 | 防御力340.5% | 39.0% | ||||
| Lv.12 | 防御力358.4% | 42.0% | ||||
| Lv.13 | 防御力380.8% | 45.0% |
元素爆発
| 戦闘天賦(元素爆発) | 天賦紹介 |
|---|---|
 オセロット・キューポイント！ | 立体音響燃素光学ミキシング・コンソール（ポータブルタイプ）を最大出力でオンにして、シロネンの防御力を基に夜魂性質の岩元素範囲ダメージを与える。 また、「サンプル音源」のタイプによって、以下の効果を発動する。 ・元素変化した「サンプル音源」が2つ以上存在する場合、シロネンは「歓喜」のビートを刻み、一定時間ごとに周囲のフィールド上キャラクターのHPを回復する。回復量はシロネンの防御力によって決まる。 ・元素変化した「サンプル音源」が2つ未満の場合、シロネンは「熱烈」のビートを刻み、追加で2回の演奏を行って、シロネンの防御力を基に夜魂性質の岩元素範囲ダメージを与える。 「オーケー! ドロップ・ザ・ビート!」 「問題ないよ、今のビートは記録したから。さて、ウチらの音をミックスしたら、どんなメロディーになるのか――試してみよ!」 |
| ステータス詳細 | スキルダメージ | 継続回復量 | 歓喜リズム 継続時間 | 追加のビートの ダメージ | クールタイム | 元素エネルギー |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Lv.1 | 防御力281.3% | 防御力104.0%+501 | 12.0秒 | 防御力281.3% | 15.0秒 | 60 |
| Lv.2 | 防御力302.4% | 防御力111.8%+551 | 防御力302.4% | |||
| Lv.3 | 防御力323.5% | 防御力119.6%+605 | 防御力323.5% | |||
| Lv.4 | 防御力351.6% | 防御力130.0%+664 | 防御力351.6% | |||
| Lv.5 | 防御力372.7% | 防御力137.8%+726 | 防御力327.2% | |||
| Lv.6 | 防御力393.8% | 防御力145.6%+793 | 防御力393.8% | |||
| Lv.7 | 防御力421.9% | 防御力156.0%+864 | 防御力421.9% | |||
| Lv.8 | 防御力450.0% | 防御力166.4%+939 | 防御力450.0% | |||
| Lv.9 | 防御力478.2% | 防御力176.8%+1,018 | 防御力478.2% | |||
| Lv.10 | 防御力506.3% | 防御力187.2%+1,102 | 防御力506.3% | |||
| Lv.11 | 防御力534.4% | 防御力197.6%+1,189 | 防御力534.4% | |||
| Lv.12 | 防御力562.6% | 防御力208.0%+1,281 | 防御力562.6% | |||
| Lv.13 | 防御力597.7% | 防御力221.0%+1,377 | 防御力597.7% |
固有天賦
| 固有天賦 | |
|---|---|
 ネトティリズトリの残響 | 夜魂の加護状態時： ・元素変化した「サンプル音源」が2つ以上存在する場合、通常攻撃と落下攻撃が敵に攻撃した時、夜魂値を35回復する。この効果は0.1秒毎に1回のみ発動可能。 ・元素変化した「サンプル音源」が2つ未満の場合、通常攻撃と落下攻撃のダメージ+30%。 突破段階「1」で解放 |
 ポータブル・アーマー | 夜魂の加護状態中、シロネンの夜魂値が上限に達した時、「夜魂バースト」と同様の効果を1回発動する。この効果は14秒毎に1回のみ発動可能。 また、付近にいるチーム内キャラクターが「夜魂バースト」を起こした時、シロネンの防御力+20%、継続時間15秒。 突破段階「4」で解放 |
 夜域の賜物・鍛火の祝福 | 夜魂値が尽きると、シロネンは代わりに燃素を消費して夜魂の加護状態を維持する。 燃素を利用できるナタのエリアにいる時、「夜魂トランス: シロネン」を行える。フィールド上にいるキャラクターがダッシュ、登攀、特定の天賦による移動状態にある時、または一定の高さの空中にいる時、シロネンに切り替えて登場すると次の効果が発動する。シロネンが夜魂の加護状態に入り、夜魂値を20獲得する。この時、シロネンの夜魂値には4秒の時間制限があり、制限時間を超えると、シロネンの夜魂値は直ちに尽きる。制限時間内にヨワル・スクラッチを発動した後、夜魂値の制限時間+9秒。自身のチームにおいて、夜魂トランスは10秒毎に1回のみ発動可能。 さらにナタにいる時、夜魂の加護状態にあるシロネンは、登攀でスタミナを消費しなくなる。 |
 山を駆け巡る鐡火 | 夜魂トランス発動時、燃素を15回復する。 |
命ノ星座
 第1重 | 惰眠ブレイク シロネンが夜魂の加護状態で消費する夜魂値と燃素-30%、かつ夜魂値の時間制限+45%。 また、シロネンの「サンプル音源」がアクティブ状態の時、付近にいるチーム内フィールド上キャラクターの中断耐性がアップする。 |
|---|---|
 第2重 | 燎原リミックス シロネンが持つ岩元素の「サンプル音源」は、常時アクティブ状態を維持する。また、シロネンの「サンプル音源」がアクティブ状態の時、「サンプル音源」の元素タイプに応じて、その元素タイプと同じであり、かつ付近にいるチーム内キャラクターに対応する効果を与える。 ・岩元素: 与えるダメージ+50% ・炎元素: 攻撃力+45% ・水元素: HP上限+45% ・氷元素: 会心ダメージ+60% ・雷元素: 元素エネルギーが25ポイント回復し、かつ元素爆発のクールタイム-6秒 |
 第3重 | 陽炎ループ ヨワル・スクラッチのスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
 第4重 | 午睡トランス シロネンがヨワル・スクラッチを発動した後、周囲のチーム全員に継続時間15秒の「栄華の恵み」効果を付与する。 「栄華の恵み」を持つキャラクターの通常攻撃、重撃、落下攻撃の与えるダメージをシロネンの防御力の65%分アップする。この効果は6回発動、または継続時間終了時に解除される。 同時に複数の敵に命中した場合、命中した敵の数に応じて発動回数が消費される。「栄華の恵み」の発動回数は、付与されたキャラクターごとに計算される。 |
 第5重 | 夕刻モデュレーション オセロット・キューポイント！のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
 第6重 | 永夜カーニバル 夜魂の加護状態にある時、シロネンがダッシュ、跳躍、通常攻撃、落下攻撃を行うと、「永夜の祝福」効果を発動する。夜魂の加護状態における制限を無視し、通常攻撃と落下攻撃の与えるダメージをアップ、継続時間5秒。 継続期間中: ・シロネンの夜魂値の時間制限カウントダウンを一時停止し、シロネンの夜魂値、燃素、スタミナは減少しなくなる。さらに、夜魂値が上限に達した時、シロネンの夜魂の加護状態は終了しない。 ・夜魂の加護状態にあるシロネンの通常攻撃と落下攻撃の与えるダメージがシロネンの防御力の300%分アップする。 ・1.5秒毎に、付近のチームメンバー全員のHPを回復する。回復量はシロネンの防御力の120%分に相当する。 「永夜の祝福」は15秒毎に1回のみ獲得可能。 |
使用素材
プロフィール
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
転記ミスと勘違いされやすい誤字などには、その箇所の直後に「*」を記しています。
物語ページへ
| 物語 | 内容 | ストーリー解放条件 |
| キャラクター詳細 | 「名鋳り師」シロネンの卓越した鍛造技術と名声は、ナタ中に知れ渡っている。 そのすばらしい技に憧れた人々が、各地から集まってくるほどだ。中には武器の鍛造を本気で依頼しようとする者もいれば、「名鋳り師」の顔を一目見て、世間話のネタを増やそうとする者もいる。 しかし、シロネンは人々のそういった思惑を、さほど気にしていない。他人にどれほど訳の分からない称号を与えられようと、彼女はあくまで一人の鍛冶職人なのだ。注文通りに鉱石を溶かし、材料を製錬して鍛造するのみである。何故なら、称賛がハンマーを打ち付ける力を鍛えてくれることはなく、誹謗が火の温度を下げることもないからだ。 ただし、顧客が工房に足を踏み入れたとき、真っ先に迎えてくれるのは炎の熱気ではなく、記入事項だらけの用紙だ。 「鍛造の依頼？それは別にいいけど、その前に依頼の細かい部分を決めとこーよ。」 「コミュニケーションも仕事も、効率が一番大事だからさ。まずは何が欲しいのか、ハッキリさせないとね。」 | 初期解放 |
| キャラクターストーリー1 | 物語から「古名」を鋳造するのは非常に重い責任を伴う仕事だと、多くのナタ人は考えている。 なぜなら「古名」とは、無数の英雄たちが成し遂げた偉業や崇高な精神を具現化した存在であり、ナタを支える礎とも言えるものだからだ。 「古名」を作る「名鋳り師」に対して、彼らが様々な想像を巡らすのも無理からぬことである。 ——「名鋳り師」とは孤独な苦行で己の精神を鍛えた修行者に違いない…いやいや、無数の戦場を潜り抜け、傷を負いつつもそれを乗り越えて栄光を掴んだ百戦錬磨の老兵かもしれない…あるいは、謎のルートで古名の作り方を知り、使命を与えられた天に選ばれし者という可能性も… そういえば、大霊に選ばれし英雄が、その導きのもと、神話に出て来るような数多の試練を潜り抜けて強敵を倒し、旅の終わりにやっと心の底に隠された答えを見つけた、なんて話もあったっけ… 「シロネン姉ちゃん！本当にそんな感じなのか？」「あの噂って全部ホント？」「名鋳り師ってみんなそんなふうに能力を手に入れるの！？」 「こだまの子」の好奇心旺盛な子供たちは、やっとのことでシロネンを見つけ出すと、口々に問いかけた。木の上で昼寝中だった現役の名鋳り師はあくびをして、仕方なく答えた—— 「まず、『古名』を造れるかどうかは、能力じゃなく技術の問題。」 「えっ…でも…」 「技術を身につけたいなら、勉強して実際にやってみるのが一番の近道だから——」 名鋳り師の講義が終わらないうちに、子供たちは口を尖らせてぱっと散ってしまった。子供たちの単純で華やかな想像は、籠いっぱいの黒曜石が床に落ちたように、散り散りになってしまったのだ。想像を掻き立てられる次のネタが見つかるまでは、引き続き勉強に専念するだろう——それが彼ら自身の意思であるかどうかは別として。 「はぁ、本当のことを言っただけなのに…」 名鋳り師はまた体を横たえた。生い茂る葉が日差しを遮ってくれるので、昼寝には絶好の場所だ。あと数十分も寝れば、次の仕事をこなすための英気は充分に養えるだろう。 「そーゆー物語を現実にしたいんなら、まずはしっかり勉強しないとね。」 | 好感度Lv.2後に解放 |
| キャラクターストーリー2 | 「古名」に関する授業は色々あるが、シロネンの興味は専門的な技術を学ぶ授業にのみ向けられていた。 最も効率よく燃素銘刻で名を刻む方法に、燃素を使う各種機械の操作、それから既存の銘刻図を改造する方法… この手の授業になると大半の生徒は今にもくっつきそうな瞼と格闘し始めるものだ。そして、時間が経つにつれ、机に突っ伏して夢の彼方へ旅する者は増えていく。 そんな教室で最後まで授業を聞いているただ一人の生徒——それがシロネンだった。講師を務める職人が感嘆の眼差しを向ける中、シロネンはノートを手に質問することさえあるのだった。 「燃素銘刻は燃素の流れで起動させるんだよね？じゃあもし、燃素でいっぱいのプールにウチが入ったら、ウチの持ってる燃素銘刻図は発動する？停止する？それとも爆発する？」 「気体の燃素ってあんの？ま、あるって仮定で。煙突の中に気体燃素を充填して、獣肉を煙突の口のとこから落とすとしたら…煙突の高さと燃素の濃度をどう設定したらいい感じに焼き上がるんだろ？」 「人間は二十パーセントの水分が失われると死ぬって言うけど、キャンドルキノコはどれくらい燃素を失ったら、枯れたり熱くなくなったりすんの？」 鋭くも、おかしな質問ばかりであったが、有名な名鋳り師のテイーズはシロネンを煙たがったり、邪魔者扱いしたりはしなかった。 むしろ無味乾燥と言われる授業にこれほど打ち込んでいる彼女を見て、鍛造界の名匠テイーズはただただ驚いていた。 なぜなら、ほとんどの生徒はこんな授業には全く興味を示さず、各部族の族長たちが語る英雄の物語に熱中するものだからだ。そして、自分が伝説の主人公となって花々と歓声に囲まれる姿を想像するのだ——英雄たちが乗り越えてきたはずの苦難については、都合よく省略して。 一方、シロネンはそういった授業には全く興味を示さず、その手の科目の試験をパスするために、キャンディで同級生を「買収」していた。そうして借りたノートを書き写しては、丸暗記して無難な点数を取っていたのだ。 根拠のない想像よりも厳密な定理と数式を好む彼女は、後者こそが後世に利益をもたらす、研究に値するものだと思っていた。 そして、物語については、こう言ってはばからなかった…「確かな根拠もないし、要点がまとまってない。定義も無ければ、定理も見出せない。試験をパスするためって以外に学ぶ意義があるとは思えない。」 そんなシロネンをテイーズはその場で戒めたり、咎めたりせずに見守った。 しかし、シロネンが腹痛やめまい、風邪などを言い訳に授業をサボろうとする度に、その言い訳を見破った。 「私も昔はあなたと同じだったわ、シロネン。」 慈愛に満ちた名鋳り師は、数式でいっぱいのシロネンのノートを軽く叩いて言った。 「でもね、私たち『名鋳り師』にとっては…物語も数式も、本質的には同じものなのよ。」 | 好感度Lv.3後に解放 |
| キャラクターストーリー3 | 教室の中で、子供たちは「名鋳り師」テイーズを囲んで座り、彼女の語る「英雄の物語」を聞いていた。 スンジャタにネメリク…この地では多くの英雄たちがナタのために立ち上がり、正義と美徳に身を捧げてきた。 本で読んだことのある物語も、「テイーズばあちゃん」にかかればより詳しく描写され、まるで実際の場面が目の前に広がるかのようだ。子供たちは夢中になって、物語に耳を傾けた。 鍾乳石を引き抜いた即席の矛で、魔物の目を貫く場面…縄一本で巨大な谷を渡り、たった独りで悪龍を追いかける場面… 豊かに描かれる英雄たちは、生きた人間として子供たちの心の中に蘇る。 しかし、そうした描写は矛盾をはらむ。 ふいに、一人の子供が顔を上げて尋ねた。これまで読んできた数々の本と情報を照らし合わせた結果、多くの疑問が湧いてきたようだ。 「テイーズおばあちゃん、今のは独りで悪龍を狩ったって話だったけど、本では仲間と一緒に悪龍を狩ったって書かれてたよ。」 テイーズは優しく答えた。 「私もその本を読んだことがあるわ。あなたは、どちらが本当だと思う？」 子供は瞬きをして言った。 「だって…本にはそう書いてあったもん…」 テイーズは微笑んだ。 「じゃあ確かなことはわからないのに、片方の言葉だけを信じて、本当かどうか疑うの？」 負けず嫌いなのだろう、その子はそれでも反論した。 「物語に確かなことなんて…物語なんて山ほどあるのに、いちいち証拠を探してたらキリないよ。」 物語や伝説は、そのほとんどが口伝で残されるものだ。長い時の中で、内容が変わってしまうのは致し方ないことである。同じ人物の同じ物語が、部族によってまったく異なる展開として伝わる場合さえあるのだ。 しかし…子供たちの予想とは裏腹に、テイーズは頷いて賛同を示した。 「ええ、その通りね。ナタには英雄の物語が数え切れないほどあるんだもの…そのすべてに根拠を見つけ出すなんて、無理な話かもしれない。」 「物語の多くは、口から口へ伝えられる。その過程で捻じ曲げられ、すり替えられる場合だってあるわ。誰かの成し遂げたことを大げさに言って讃えたり、巧妙に誰かをおとしめたり…」 「でもね、あなたたちもいずれハンマーを片手に、先人の功績をもとに古名を作ることになるのよ。」 「古名の材料としての英雄の功績をめぐって、様々な説と向き合うことになるでしょう…」 「ハンマーを振り下ろす前に、どうやって真偽を見極めるつもりかしら？」 突如降りかかってきた重圧に、ざわついていた子供たちがぴたりと静まり返った。 「伝説にも脈略というものがあるし、物語にも道理は存在するのよ。」 「さて——色んな物語とウォーベンを読んできたわね。」 「それじゃ、次の授業に移りましょう。」 シロネンは少しだけ目を開けた。 そういう視点から物語を読んでみるのは、ちょっと面白いかもしれない。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| キャラクターストーリー4 | 授業はまだ終わらない。 テイーズの指導のもと、子供たちは書籍の海に喘いでいた。数え切れないほど聞いてきた英雄の物語が記された書籍を繰り返し読み、ほかの書籍の内容と関連する部分がないか、しらみつぶしに詳細を調べているのだ。たとえ大まかなものでも、共通点さえ見つけられれば、その物語の信憑性を証明できるからである。 以前は英雄の物語に魅了され、飽きることなく何度も読んでいた子供たちも、今やこの授業から逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。 「このままだと、もう二度と物語なんか読みたくなくなるよ！」 「ほんとそれ！地に足をつけて調べろなんて、つまんないって。想像の余地がないじゃんか」 「シロネン、なんでそんなやる気満々なの？物語を読むのが一番苦手なんじゃなかったっけ？」 まるで人が変わったかのように、せっせとノートに書き込んでいくシロネンを見て、クラスメイトたちはきょとんとしている。 「物語を読むのが苦手なんじゃなくて、根拠もない話を読むのが好きじゃないだけだよ。」 シロネンは頬杖をついたまま、気だるげにそう答えた。 想像力は、岩山の間を吹き抜けるそよ風にも似ている。軽やかで、涼しげで、隙間があれば潜り込み、隅々まで届く。しかし、その形を一言で形容することはできず、そばに留めておく術もない。 だがもし、風を地面に引きずり下ろし、黒く硬い、物言わぬつややかな石に変えられるのならば…もし鍛造のようなプロセスを経て、形なき物語に形を与えられるとしたら——それはシロネンの心をくすぐる思考実験だった。 とはいえ、彼女は「名鋳り師」になろうと思ったわけではない。とらえどころのない風を掴むことにそこまで興味があるわけでもないし、重い石を運ぶ気力なんて沸いてくるはずもない。 「古名なんて別に作りたくない。集落にはいくらでも人がいるんだから、適当に一人選べばいっしょ？」 それも、鍛冶職人である父親の姿をずっと見てきたからだ。商談の時には満面の笑みを浮かべていても、槌を振るう時には、苦しげな表情になる。仕事というのは、身体も心も疲弊させてしまうものなのだろう——そう、シロネンは思っていた。 「父さんはなんで名鋳り師になろうと思ったの？何かすごく大事な理由があったとか？」 「いや、特にない。ただ…物語を聞いた限りは、物語を伝えていく責任があると思ってね。」父は鉄のハンマーを下ろして、汗を拭いながら言った。 「でもそれなら、ウォーベンに記録するか、石にでも刻んどけばいいじゃん？」 「物語を伝えるだけなら簡単よ。」 母が櫛を手に取りながら言った。シロネンに新しい髪型を試すつもりらしい。 「でも、本当の物語を伝える覚悟がある人ばかりとは限らないでしょ。」 「じゃあ、テイーズばあいちゃんは？」 「彼女はその覚悟があった、数少ない一人だったってことね。」 | 好感度Lv.5後に解放 |
| キャラクターストーリー5 | テイーズの葬儀は集落の外にある小さな山で行われた。この日が近いであろうことは、誰もがうすうす勘付いていた。 かなりの年だった彼女は、夢の中で大霊の声を聞いたと身の回りの世話をしている者たちによく話していたのだ。 ——でも、まだ大霊のもとへ行くわけにはいかないの。そう彼女は言っていた。大事な話を伝えるべき人がいるのだと… 「…山の血、壑の目。」 「穢れを燃やし尽くさん。魂よ、炎淵に帰すべし。」 シロネンの手によって火が入れられると、積まれた薪はたちまち炎に包まれた。 一晩そこで待ち、翌朝、遺灰を壺に入れて、彼女がずっと言っていたあの洞窟の中に置いてやった。 一方、洞窟の外ではテイーズをめぐる議論が谷の風のように吹き荒れ始めていた。 ——テイーズから古名作りの技術を伝授された、署名入りの書物は自分のものだと言う者から、自分は工房を譲ってもらう約束をしており、鍵も持っていると主張するものまで…利益のために言い争う人のことなど、シロネンにとってはどうでもよかったが、卑劣な嘘は許せなかった。 「テイーズは講義で英雄の物語の信憑性を疑っていたんだって…？」 「あら、あなたも聞いた？はぁ…学術的な問題とはいえ、子供たちに悪い影響を与えていないかしら…心配だわ。」 「テイーズは若いころから技術の研究ばっかりしてたらしいぞ。そんな人が古名の作り方を教えていたんだからな…」 人々の口から口へと伝わるうちに、テイーズの物語はどんどん歪んでいった。ある者は人々のために尽くした偉大な英雄だったと讃え、別の者は裏で策を巡らす卑怯者だったと貶す。 人は風を捕まえられない。だからそれぞれが入れ物を作って、これが風の形だと言い張る。 しかし本当の物語は、そう、硬く黒くずっしりとした石のようなものだったはずだ。 翌日、集落の人々は不思議な光景を目にした——あの怠け者だったシロネンがまるで別人のように、テイーズと関係のあった人々に話を聞くため、「こだまの子」の集落のすみずみまで足を運び、精力的に調査を進めていたのである。それだけではない。集落を出て「懸木の民」の伝達使や「流泉の衆」のミュージシャンを訪ね、「謎煙の主」に頼んでウォーベンを調べ、「花翼の集」の崖を登って「豊穣の邦」にまで足を延ばしたのだ——テイーズがこの世に残した、すべての痕跡を辿るために。 シロネンは、そうして集めた証拠を武器に、テイーズに対する誹謗中傷に反論し、あらぬ噂を断ち切った。 ありのままの彼女を皆に覚えていてほしい——その一心だった。 ヒビのない堅強な鉱石だけが、高温とハンマーの衝撃に耐え、立派な材料に生まれ変わるのだから。 …… 「シロネンお姉ちゃんはなんで名鋳り師になったの？すごく大変そうなのに…」 ハンマーの音が響き渡る中、シロネンの仕事ぶりを見つめながら生徒たちが尋ねた。 シロネンが手を止め、汗を拭う。 「ウチだってなりたくてなったわけじゃないよ。でも、テイーズばあちゃんも父さんも母さんも、みんなそうだったから。」 「それに…」 シロネンが再びハンマーを振り上げる。 「責任持って物語を伝える人は必要っしょ？」 | 好感度Lv.6後に解放 |
| 「熱狂ターンテーブル」 | シロネンは、「古名」よりも、精巧で実用的な道具を作るほうが好きなようだ。遠くからでも燃素を刻み込める圧縮型燃素噴射機から、燃素を動力に垂直方向へ下降・上昇できるプロペラ、そしてオーダーメイドで作った超大型狙撃銃——これらはすべて、彼女の発明品の一部だ。 中でも「こだまの子」で有名なのは、彼女が改造した「熱狂ターンテーブル」である。 あの日、毎日の慣例である「ドリルダンス」大会が幕を開けるやいなや、ダンサーたちは次々とステージに上がり、熱いリズムに合わせて煮えたぎるマグマのような力強いダンスを披露し、会場を興奮の渦に巻き込んだ。 しかし、会場の盛り上がりが最高潮に達した時——使い古されてガタが来たのか、「熱狂ターンテーブル」が突然暴走を始めた。リズムも何もない、耳をつんざくような鋭い音が鳴り響く。大技を決めようとしていたダンサーは驚きのあまり転びかけ、観客たちは両手で耳をふさいだ。 ついさっきまで会場を盛り上げていたDJが慌てふためいていると、急に辺りが静まり返った。そして、「熱狂ターンテーブル」が再び起動する音とともに、やる気のない声が響いた。「あー、テステス、聞こえる？」——気だるげにケーブルを手にした、シロネンの声である。 ダンサーたちは反射的に頷く。 「よーしっ。もっかいミュージックスタート！」シロネンはそう言ってケーブルを投げ捨てると、目を瞬かせるDJの背中を叩いた。 「このあとも任せて。」 「でもシロネン…ターンテーブルを使えるのか？」 「ま、見てなって。」 すぐに、これまでにないほど力強い音楽が会場を席巻した。呆然としていた観客から、再び大歓声が沸き起こった… 「ドリルダンス」大会が終わった後、主催者がシロネンを訪ねてきた。「ドリルダンス」大会の技術コンサルタント兼スペシャルDJとして働いてくれないかと言うのだ。それも、高額な報酬付きで。 しかしシロネンの返答は、報酬や肩書きはいらないから、暇な時に「熱狂ターンテーブル」やその周りの機械をいじらせてくれ、というものだった。 去り際、主催者は頭を掻きながら尋ねた。 「シロネン、君がターンテーブルを操作できるなんて、知らなかったよ…一体いつの間に覚えたんだ？」 「前に『流泉の衆』でレコードの吹き込み方を教えてもらったんだけど、そのついでにね。ま、忙しくてあんまやれてないけど。教えてあげよっか？」 「いやいや、私にはとても…」主催者は慌てて手を振った。「それより、本当に報酬なしで大丈夫なのかい？結構大変だし、君だって忙しいだろうに…」 「じゃあさ、一ついいかな？」 「ああ、何でも言ってくれ！」 「いつか、もう古名を作んなくてもいいって時が来たら、正式にDJとして雇ってよ。」 | 好感度Lv.4後に解放 |
| 神の目 | 一発目のハンマーはどう振り下ろせばいいのだろう——？ 初めて「古名」を作ることになったシロネンは、ハンマーを握りしめたまま、なかなか手を動かせずにいた。 「古名」を作るための準備は十分なはずだった。これまで多くの資料を読み漁ってきたシロネンは、数日前には部族の採掘チームについて山に入り、最上級の鉱石を探し出してきたのだ。また、父に頼んで燃素をより多く取り入れられるものに改造してもらった高炉は、炎の勢いが増して、どんな鉱石だって溶かせるようになった。さらにシロネンは、工房にあった全ての燃素銘刻図を再検討し、刻み直した。作業中に飛び散る火の粉の一つさえ、彼女の計算通りだった。 ——さあシロネン、準備は整った。ハンマーを振り下ろせ。…でも、一発目はどこに当てればいい？どんな模様にしよう？いったい何回叩けばいい？ 職人の邪魔をしないように、炉の火も気を遣ったのだろうか。工房は静寂に包まれ、炎がパチパチとはぜる音さえしなかった。 シロネンはハンマーを置き、獣の牙で作られた櫛を手に取った。光沢が出るまで滑らかに磨かれた櫛は、燃える炉の火に照らされて、温もりを帯びたように見えた。 この櫛の前の持ち主は、優しい老婦人だった。授業をサボろうとするたび、髪を梳いてあげるから授業に戻りなさい、と諭されたものだ。 「テイーズばあちゃん」はきれいで複雑なヘアアレンジをしてくれた。シロネンの母もなんとか真似しようと頑張ったが、結局テイーズに教えを乞うことになった——シロネンが、どうしてもあの髪型がいいと言って聞かなかったからだ。 「名鋳り師」テイーズの物語が、シロネンの心の中に浮かび上がる。それは、彼女が手ずから集めた物語だ。その物語で古名を作ろうと、シロネンは心に決めていた。 ハンマーの激しい打音が静寂を破る。力を込めて、ハンマーを正確に振り下ろしていく。物語のどんな細部も取り逃さないように。つかみどころのない風は、今やシロネンの前に捕えられ、叩かれ、鍛えられる材料と化していた。 やがて燃素が尽き、炉の炎が消えた頃、新たな「古名」が出来上がった。 そこに刻まれた「テイーズばあちゃん」の物語が歪むことは、もう二度とないだろう。 これを誰に授けるかは…大霊の判断に任せるとしよう。 シロネンは立ち上がってポンポンと服をはたき、片付けを始めた。しゃがんで、使わなかった鉱石を拾ってかごに入れていく。どれも上質な石だから、他のものを作る時に使えるだろう。 「ふぅ、お腹空いた…夕飯は魚だって母さん言ってたっけ…？」 一つ、二つ、三つ…鉱石がかごに放り込まれる。 夕食に思いを馳せるばかりで、四つ目の黄色く透き通った石の様子が他と異なることに、気づいていないようだ。 「神の目」をポイッとかごに放り込んで、工房を出たシロネンはそのかごを適当に外に置いて立ち去った。 シロネンは、次に鍛造する時にこの特殊な「石」に気づくのだろう。 それは彼女への贈り物であり、「責任」でもある。 | 好感度Lv.6後に解放 |
ボイス
日常ボイス
| タイトル | 内容 | 解放条件 |
| 初めまして… | ハロハロー、ウチは「こだまの子」のシロネン。道具の鍛造依頼なら、直接言ってね。まあ、手元にある注文が山積みで、今依頼を出されてもしばらく待ってもらうことになるけど。 | 初期解放 |
| 世間話・植物 | あちゃー、ベランダの花がまた枯れてる。毎日水やりしてるのに…もしかして、逆にやり過ぎ？ | 初期解放 |
| 世間話・休み | ずいぶん走り回ったし、そろそろ休も…座ってきゅーけい。 | 初期解放 |
| 世間話・鍛造依頼 | …まだ終わってない鍛造依頼、あと何件あったっけ？ええと…一つ…二つ…そんな多くないみたいだし、明日から本気だそっと。 | 初期解放 |
| 雨の日… | 雨の日は、部屋で寝るのにぴったし… | 初期解放 |
| 雪の日… | ックション！…うぅ、眠気も吹っ飛んじゃった。 | 初期解放 |
| 晴れの日… | ふわぁ～昼寝でもしよ。あれ？サングラスどこやったっけ… | 初期解放 |
| 砂漠にいる時… | 気温はちょうどいいけど…うーん、横になるのには向いてないね、ここ… | 初期開放 |
| おはよう… | おはよ、ゆうべはよく寝れた？はい、ジュースあげる。朝から甘いものを飲むと、一日中いい気分になれるんだよ。 | 初期解放 |
| こんにちは… | ふわぁ～もう昼寝の時間か…ちょっと寝てくる。用があったら起こして… | 初期解放 |
| こんばんは… | げぇっ、もうこんな時間？撤収撤収。さあ、今日の仕事が無事終わったお祝いに、一緒に美味しいもんでも食べに行こ。 | 初期解放 |
| おやすみ… | おやすみ。枕を柔らかくほぐしてから寝るんだよ。じゃないと明日の朝、首が痛くなるから。 | 初期解放 |
| シロネン自身について・適度に休む | どんなに忙しくても、休憩時間は作らないとね。仕事ばっかしてたら、頭も身体もストライキ起こしちゃう。そんな状態じゃ、いい結果が出るわけないっしょ？ 時間が作れない？じゃ、こう言ったらいいよ——ウチに呼ばれてるって。そしたら、ウチの工房で一休みできるじゃん？安心して、秘密は守るから。 | 初期解放 |
| シロネン自身について・鈍い | 友達の何人かに、たまに鈍いし冷めてるって言われるんだよね。たとえば、友達んちでパーティーしたとき、結婚の話題になったんだけど、一人が「自分が結婚したらみんな泣く？」って聞いたの。で、ちょっと話したあとに、みんな泣きながらずっと友達でいようねとか言い出してさ… ウチにはまったく分かんなかった。だって、結婚ってめでたいことじゃん？別に大霊に会いに行くわけでもないし、時間があればまた会えるのに。 えっ？もし結婚を迫られてて、嫌で泣いてたらどうするかって？ああ、それは考えたことあるよ。 本当にそうだったら、結婚式場に乱入して友達を連れ戻すつもり。ウチって足速いし、問題ないっしょ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| 鍛造について… | 何を鍛造するにしても、炉の温度は一番大事でね。低すぎると材料を柔らかくしたり、溶かしたりできないし、不純物だって取り除けない。逆に高すぎると、材料は本来の持ち味を出せなくなる。 そこで、職人たちは炉の火を調節する方法を考えたの。高すぎたら薪を引き抜いて、低すぎたら薪を足すってね。ウチは、よく燃素の含んだ宝石で炉の温度を調節してる。燃素を使って起こした火は、普通の火より断然強力だかんね… えっ？燃素を使い切った宝石はどうなるかって？どっかに積み上げるくらいしか使い道はないよ。燃素が空っぽになった以上、残された取柄は見栄えだけだからね。欲しいなら、いくつか好きに持ってっていーよ。 | 初期解放 |
| 祝福について… | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「？？？ 」をクリア シナリオ「祝福を祈り、テペトルに告ぐ」をクリア | |
| ｢神の目｣について… | 「神の目」ね…けっこう役に立ってるよ。これのおかげで、鉱石の中で「岩」元素の含有量と分布をより正確に判断できるし、良質な鉱石とダメな鉱石を素早く選別できるようになったからね。 意義？うーん…深く考えてないかな。役に立つならそれでオッケーだし、他は気にしないよ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| シェアしたいこと… | 精密加工の能力を鍛えるために、よく複雑な形をした小さなアクセサリーを作ってるんだよねー。たとえば、網の形をしたペンダントとか、ウォーベンみたいなイヤリングとか。出来上がったら、それを友達やお隣さんにプレゼントするの。 ん？指輪は作れるかって？モチのロンっしょ！何日か前にシャクギクの形をした指輪を作ったばっかだしね。まぁ設計図を描くだけで、だいぶ手間取ったけど… 欲しい？いいよ。んじゃ、手を出して、指のサイズを測ったげる。すぐに作れると思うよ。 | 初期解放 |
| 興味のあること… | 植物の育て方がよく分かんないんだよね…言われた通り、三日にいっぺん水やり、五日にいっぺん雑草を抜いて、週に二回肥料をあげてる上に、日を浴びさせる時間をきちんと守ってるのに…最後は例外なく、ぜんぶ枯れちゃって。 はぁ…植物を育てるのも運に左右されるとか？ | 初期解放 |
| カチーナについて | この前、カチーナに掘削マシンを作るように頼まれてね。しかも掘削を跳躍、両方の機能を備えてほしいって注文つき。まぁ、そんなに複雑なもんじゃないし、さくっと作ろうと思ったんだけど、椅子の角度を調整するのに苦戦してね。結局カチーナはウチの意見を聞き入れて、椅子を外すことにしたんだ。んで、代わりに掘削マシンの動力コアと連動したマニュアル操作装置を搭載したってわけ… えっと…どうしてカチーナが「ぐるぐるコマちゃん」を操縦するとき、自分も跳ねるのかって？ それはあの子のリクエストによるもんだよ。掘削マシンを操縦するときの揺れが大好きだとか言って、一部の震動軽減システムを削るよう頼んできてさ。 そだ、今度カチーナにマウスガードでも作ってあげよ。もしぴょんぴょんしてるときに舌でも噛んだら大変だからね… | 好感度Lv.4後に解放 |
| ムアラニについて | ムアラニって、運動が大の得意なんだよね。サーフィンにしても、「スピリットウェイ」を滑走するにしても、あいつほど動きが滑らかで、表情をリラックスさせてる人は知らないよ。それに、これまでムアラニがミスしたところなんて見たことないし。 もし人や竜が道を塞いでたら、どうするかって？うーん…あいつなら、たぶん相手をひょいっとつまみ上げて、滑走を続けるんじゃない？ | 好感度Lv.4後に解放 |
| チャスカについて… | 空を飛ぶために、チャスカの「銃」にはかなりの労力を費やしてきたんだ。まず、高速機動中の銃本体の安定性を可能な限り確保しなければならないこと。次に、空中戦に適した通常弾薬と特殊弾薬をカスタマイズすること。最後に、空中での発射による反動と照準に関する問題を考えること… でもチャスカは「最後の二つは心配しなくていい。銃に基本的な機械式照準装置を取り付けさえすれば、残りは自分の力でどうにかする」って言ってね。 実際、チャスカはあの「銃」をうまく扱ってる。さすがは「花翼の集」の空飛ぶエースって感じ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| マーヴィカについて… | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「？？？ 」をクリア | |
| キィニチについて… | キィニチはいいやつだけど、あのアハウはねぇ、どうも好きになれなくって。 って言うか、あいつどっから現れてんの？もし何かの機械から出てきてるんなら、永遠に大人しくさせることができるかも。うん、時間を見つけて、キィニチに相談してこよ… | 好感度Lv.4後に解放 |
| シトラリについて… | シトラリはたまにウチの工房に鉱石を買いに来るんだ。あいつの話だと、一部の鉱石は粉にすると飲み薬になって、しかもそれが占いや祭祀に役立つんだって。ん？あいつに占ってもらったことはあるかって？ないよ、まだ起きてないことに興味ないし、今の仕事で手一杯。それに、占いの儀式っていっつも眠くなっちゃうんだよねぇ… | 好感度Lv.4後に解放 |
| イファについて… | イファならウチの部族に来て、テペトル竜を治療したことあるよ。いい腕だし、面倒見が良さそうな感じだった。どんなにやんちゃな小竜でも、あいつの前ではみんな大人しくなってね。 ウチの作った竜専用注射器は、針がなくても、竜と人間に対してかなりの抑止力を持ってるってイファが言ってた。見てみたい？サンプルならあるよ。 待っててね、一番デッカイ注射器を持ってくるから…ちょ、なに後ずさりしてんの？注射針は付いてないし、超安全だよ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| オロルンについて… | マイナスかけるマイナスはプラスになる——この理屈でいけば、変人の中の変人は普通の人間ってことでしょ？でもオロルンは明らかに違う。 まっ、そうは言ってもあいつはいいやつだよ。イファに頼んで、「こだまの子」に果物やミツをたくさん持ってきてくれたし。みんなに迷惑をかけたって思ってるんでしょ。それに、燃素ミツムシからこんなに甘いミツを採れるなんて知らなかった。あいつ、腕は確かみたい。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「燃ゆる運命の虹光」をクリア |
| イアンサについて… | 昔、「豊穣の邦」の人たちのために、死ぬほど重い「バーベル・プレート」と「ケトルベル」を作ったことがあるんだよね。そいつらが受け取りに来たとき、イアンサが人を連れて検品してた。あいつ、素手で各器具を持ち上げて、重量を測ってから一つずつ荷台に積み込んでたよ。全部積み終わると、イアンサは少し息を切らしながら、顔をちょっち赤くしてるだけだった。 正直イアンサの部族の人が羨ましいよ。力持ちってだけじゃなく、農作業も得意だからね… | 好感度Lv.4後に解放 |
| シロネンを知る・1 | ウチは「名鋳り師」だけど、「古名」の鋳造はウチの本業じゃなくってね。部族内外の人のために道具や武器を鍛造するのが、ウチの主な仕事。 何しろ珍しい「古名」と比べれば、みんなの鍛造依頼は後を絶たないからね… | 初期解放 |
| シロネンを知る・2 | 鍛造の依頼を受けるとき、一番疲れるのは仕事そのものじゃなくて、一部の依頼人の曖昧な言葉なんだ。その人が何を考えているのか整理するのを手伝わなきゃいけないし、どんなものを望んでいるのかはっきりさせないといけないでしょ。鍛造を始める前から、めちゃくちゃ苦労させられるんだよね。そして、依頼人の何かを悟ったかのような喜びの表情を見るたびに、胃が少し痛くなる。無意識に食事の量を減らしちゃうほどね。 | 好感度Lv.3後に解放 |
| シロネンを知る・3 | 鍛造の依頼がないときは、ちょっとしたものを作ってることが多いよ。たとえば、いま履いてる靴を最新の燃素推進システムと、新型の合成金属を採用してて、軽くて丈夫なんだ。それとウチがつけてるイヤホンはレコードプレイヤーに繋げられて、音楽を聴きながら鍛造できるの… ちょっと複雑そう？まあ、多少ね。でも好きなものを作ってるときは、仕事してるときよりもずっと精が出るもんだから。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| シロネンを知る・4 | ウチが「名鋳り師」になったのは、父さんと母さん、それからウチの一族のほとんどが「名鋳り師」の道を歩んでたからだよ。小さい頃、父さんと母さんはウチにこう言った。「ナタの中で、我々一族だけが各部族のために『古名』を鍛造する重責を担える」ってね。ウチが大きくなったら、その跡を継ぎ、「古名」を鍛造し続けて欲しいってお願いされたの。 そしてウチは頷いた、それだけ。 | 好感度Lv.5後に解放 |
| シロネンを知る・5 | でも「名鋳り師」になる前は、このメンドーごとに足を踏み入れていいのか、真剣に考えたこともあってね。だって、楽な仕事はたくさんあるし、普通の職人でも「名鋳り師」よりかは何倍も楽っしょ？それにウチの腕なら、もっと稼ぐこともできるはずだから。けど…結局、ウチは「名鋳り師」を選んだ。 「古名」の鍛造は、誰かが背負わないといけない重責で、ちょうどウチにはそれにふさわしい能力があった。だから、それを受け継ぐ義務があると思ってね。父さんがいつも言ってたように——「すべてのナタ人が自分の背負うべき責任を果たしていれば、ナタは永遠にこの地に存在し続ける」ことができる。 このことは、個人的な好き嫌いと関係ナシに、ただの責任ってだけ。 …それに一族で「古名」の鍛造技術を学んでた人の中で、ウチは一番優秀だったしね。「名鋳り師」にならなかったら、ウチの代わりに他の誰かが鍛造しなきゃいけなくなる。あいつらは授業中にウチに質問したり、宿題を書き写したりしてたし、もし「古名」を作ることになったら、毎日邪魔しに来るに違いない。そんなのまっぴらごめんだから、ウチが「名鋳り師」になっちゃったほうが都合いいっしょ。ウチも本業以外のことで悩まされずに済むし。 | 好感度Lv.6後に解放 |
| シロネンの趣味… | 寝たり、ぼーっとしたり、日向ぼっこしたり…仕事をしてないときは、真っ白な紙を見つめることさえ面白く感じるんだよね。 | 初期解放 |
| シロネンの悩み… | 鍛造依頼の話をしてるときに「別に急ぎでも重要でもないから、そちらの都合に合わせて、できるだけ早くしてくれればいい」って言われるのが一番ヤなんだよね。 ウチの仕事の経験上、それは「いつでも催促しに来る可能性があるよ」ってのと、ほぼおんなじだから。 はぁ、考えただけで頭が痛くなってきた。もう少し寝よっと… | 初期解放 |
| 好きな食べ物… | キャンディ、チョコレート。ウチの仕事は鍛造だから、それをたくさん食べないとハンマーを振れないんだよねー | 初期解放 |
| 嫌いな食べ物… | 味のない水。はいはい、分かってるってば。綺麗な水が身体にいいのは知ってるよ。でも飲まない。せめて砂糖くらいは必要っしょ？何なら、レモンを少し搾っても… | 初期解放 |
| 贈り物を受け取る・1 | うんまい、まだある？…いつの間に食べたかって？たった今だよ、ウチ、食べるの早いから。と・く・に、美味しいものを前にしたらね。 | 初期解放 |
| 贈り物を受け取る・2 | うん、悪くないね、今度ウチもごはん作ったげるよ。 | 初期解放 |
| 贈り物を受け取る・3 | へっ…い、今はいいかな。食べ過ぎると眠くなるっしょ？ | 初期解放 |
| 誕生日… | 誕生日おめでと。この「全サイズ対応マルチツールセット」をあげる。いろいろなサイズのドリルやハンマーが入ってて、あとのこぎりが三本、特殊なナイフ型オープナーが五本入ってるの。野外で使うにはたぶん十分っしょ。そうそう金属の糸と革の糸を混ぜたロープもあるよ。成体のテペトル竜を一匹吊るすほど強靭だから。ロープの結び方は分かる？分かんなかったら教えたげる。ほら、ロープの端をつまんで、こうやって回して… | 初期解放(※) |
| 突破した感想・起 | …ニャー？ | 突破段階｢1｣で解放 |
| 突破した感想・承 | うん、まだまだ鍛えないとね、サンキュー。 | 突破段階｢2｣で解放 |
| 突破した感想・転 | 観察する力が上がって、ハンマーを振る手もより強くなった気がする。ちょっと何かで試してみたいから、離れてて。 | 突破段階｢4｣で解放 |
| 突破した感想・結 | こんなに手伝ってもらったし、タダ働きさせるわけにはいかないよね。ほら、ウチの「名前」をこの宝石に刻んでおいたよ。これがあれば、いつでもウチに助けを求められるの。あんたのためにウチの炉の火を起こることも、あんたと一緒に危険な地に足を踏み入れることも、なんだって応えてあげる。ウチの「名前」とこの宝石が風化するまで、約束はずっと有効だから。 | 突破段階｢6｣で解放 |
※プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
戦闘ボイス
| アクション | 内容 | 備考 |
| 元素スキル | んじゃ、行くよ。 | |
| ふん。 | ||
| ハァ… | ||
| 元素爆発 | 響け、壑の音！ | |
| 沸け、山の血！ | ||
| 響めく深壑、火淵を刻め。 | ||
| 宝箱を開ける | 待ち伏せは——うん、いないね。ウチが見張っててあげるから安心して。 | |
| いいものザックザク～、ウチにもちょうだい？冗談だってば、あんたが持ってていいよ。 | ||
| まー…多少はモラになるはず？さっさとしまっとこ。 | ||
| HP低下 | メンドくさ… | |
| 勘弁してよ。 | ||
| …ふん！ | ||
| 仲間HP低下 | ウチが引き受けたげる。 | |
| 任せて。 | ||
| 戦闘不能 | …燃え…尽きちゃった… | |
| 冷めちゃった… | ||
| ふぅ…もう寝る時間だね… | ||
| ダメージを受ける | またトラブル…？ | |
| 重ダメージを受ける | …うざったいな。 | |
| チーム加入 | 出発するの？ | |
| さっさと片付けちゃお。 | ||
| 行こっか、ついてくよ。 |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
他キャラからの反応
| イアンサ | シロネンはこだまの子で初めて知り合った友達だ。トレーニング器具をデザインする時は、たくさんのアイデアが湧いて来るんだけど、シロネンはそれを実現できる数少ない職人の一人ですごくいいものを作ってくれるんだ。納期はいつも先延ばしにされるけど…もしかしたら、その分手間をかけてくれてるってことなのか？ |
| イファ | シロネンと話すのは結構好きなんだ。いつもすごいアイデアを思いつくからな。たまに機能を重視しすぎて、とんでもない見た目の道具を作るが、俺に言わせりゃ「見た目のインパクト」も立派な機能のひとつだ。 |
| ヴァレサ | わたしが「こだまの子」で技術を学んだ場所は「ムフル宝石店」っていうところなんだけど、そこの職人さんたちがよくシロネンさんの名前を口にしてたんだ！でも実際に会ったのは一、二回で、話したことはないの…けど、シロネンさんがお店に勧めた音楽なら聞いたことあるよ！すごくリズミカルで、テンションの上がる曲でね。ランニングの時に聴くと、いつの間にか普段より多く走ってて、しかも疲れないんだぁ～！ |
| オロルン | 彼女は高いところが好きらしい。特に木の上で寝そべるのが好きみたいだが、僕の場合は、枝から逆さまにぶら下がっているほうが気持ちよかった。機会があれば、ぜひ彼女と感想を話し合ってみたい。ん？やめたほうがいいのか？違う角度から世界を見ることも大事だと思うけど。特にシロネンほどの発明家なら、なおさらだろう？ |
| カチーナ | 古名を手に入れた後、パカルおじさんがわたしをシロネンお姉さんのところに連れて行ってくれて、それでぐるぐるコマちゃんを作ってもらったんだ。シロネンお姉さんの腕ってほんとに神かがってると思う。 その後は宝石コレクションと保存について色々話したり、コレクションを見せ合ったりしてたの。お姉さんのコレクションは保存状態がすごくよかったから、きっと丁寧に手入れしてるんだろうなって思った。でも、普段の生活習慣については…何だか自由だなって思う。前にどれだけ探しても見つからない時があったんだけど、木の上で日向ぼっこして寝てたんだよ… |
| キィニチ | 「こだまの子」の前を通りかかったとき、ある奇妙な依頼を受けた。育てやすい植物がほしいって依頼でな。それでサウリアンサキュレントの種を植木鉢や肥料と一緒に届けたんだ。サウリアンサキュレントは生命力が強い植物で、様々な地形に広く分布し、荒野でもよく育つ。だが、しばらく経って報酬を受け取りに行くと、鉢には芽の影すらなかった。 シロネンの園芸能力を過大評価した代償はかなり重かったな…あの件は、失敗に終わった数少ない依頼の一つだった。 |
| シトラリ | 彼女みたいに、ワタシのウワサを気にせず、熱くなりすぎないヒトと付き合うのがイチバン楽チンね。あ…モチロン、キミの前でも気を張らずにいられるけど。むしろ、気を抜き過ぎて素のワタシが出ちゃうっていうか。 |
| チャスカ | シロネンはいつもやる気がなさそうに見えるが、本気を出せば誰よりも真剣だ。 彼女に銃の製作を依頼した時は、私もそんなに深く考えていなくて、最低限の条件を言い渡しただけだった。だが実際に製作が始まると、一日中質問攻めにされたな。普段飛ぶときの習慣や求める使用感を問いただされて、図面と廃案で足の踏み場もなくなった…まさか、私があいつよりも早く眠る日が来るとは思わなかったよ。 その後は、シロネンが書いた『銃器メンテナンスマニュアル』を無理やり暗記させられた。今後、いちいち手間をかけさせるなと言われたが…実際は安全に気を付けて、慎重に飛ぶようにと伝えたかったんだろう。 |
| マーヴィカ | シロネンはナタでも抜きん出た職人の一人だ。古名の作り方はもちろん、秘源技術についてもかなり詳しい。前例のないものであっても彼女は果敢に挑戦し、いつも決まっていい結果を出してくれる。まぁ、その過程でいろいろと予測不能なことも起こるのだが…例えば、元の設計を変えてしまうとか、な。 |
| ムアラニ | 炎神様でさえ認めた職人の力は疑う余地もないよね。たとえ古名がバラバラになっても、彼女なら完璧に復元できるでしょ…って！縁起の悪いこと言っちゃったかな？あんな大事なものがバラバラになるわけないよね！今のはナシ、君は何も聞こえなかった。ね？ |
引用元ページ：各キャラの反応
考察
総評
チーム編成に応じて多彩な恩恵をもたらす岩元素DJジャガー
チーム内に4元素(炎水氷雷)キャラが何名存在するかによって性能が別物になるのが特徴。
- 4元素キャラが2～3名
シロネンはサポーターとなる。「元素スキル→通常2回」の動作だけで自身に追従する耐性ダウン領域を展開できるのが最大の強み。
元素爆発では継続回復ができ、適正聖遺物も含めて考慮すると「集敵を失った代わりに回復が可能な楓原万葉」と言える存在となる。 - 4元素キャラが0～1名
シロネンはアタッカーとなる。運用自体は一般的な時限アタッカーであり、元素スキル発動で獲得した夜魂値を消費しながら強化通常攻撃でダメージを与えていくのが主軸。
元素爆発は回復が失われた代わりに火力が3倍になり、一気に大ダメージを与えることが可能。
2つの性質をよく理解し、編成に適切なビートを刻んでいこう。
特徴
- 手軽かつ強力な耐性デバフを撒ける元素スキル
チームに4元素キャラが2人以上いれば「元素スキル→通常2回」を命中させるだけでチームに居る4元素+岩元素の耐性デバフが可能。
このデバフは従来の耐性デバフの定番であった翠緑4セットと異なり、
「操作キャラに追従するので、敵が新しく湧いてもかけ直しが不要」「常に元素をまとっている敵など、拡散しにくい敵の耐性も下げられる」などの点で優れる。
継続時間も15秒と十分に長く、スキルCTも7秒と短いのでデバフの維持も余裕を持って可能である。
- 十分な継続回復ができる元素爆発
チームに4元素キャラが2人以上いれば元素爆発で出場キャラに継続回復をもたらす。
回復量・頻度共に申し分ない上に60族と回復系の爆発では比較的軽く、マルチプレイではデバフの範囲内にいる味方も回復できる。
- 優秀な崖登り性能
ナタキャラは全員探索性能も併せ持っており、「こだまの子」の民であるシロネンは崖登りが得意。
探索性能を持つキャラはこれまでに数多く実装されているものの、崖登りスキルを所持するキャラは今まで綺良々とカチーナの僅か2名。
シロネンはナタ国外であってもこの2名より登攀距離、移動速度、CTの短さで勝っているという破格の性能を有している。
またカチーナ同様「こだまの子」の特徴として、テペトル竜と同様の能力を有しており、地面に潜ったり燃素の壁を登ることが出来る。
注意点
- 絵巻バフの起動に注意点あり
サポート型のシロネンではほぼ確定で採用される聖遺物「灰燼の都に立つ英雄の絵巻」は、夜魂の加護状態で結晶反応を起こすことで関連元素タイプにダメージバフ+40%を提供する破格の聖遺物。
耐性デバフ・継続回復と併せてダメージバフも配れるようになるためシロネンとの相性は非常に良い。しかしシロネンが夜魂の加護状態で岩ダメージを与える機会は基本的に「元素スキル使用時の突進」と「強化通常攻撃2回」の3回（+元素爆発）と少ない。そのためシロネンが元素スキルを使用する前にメインアタッカーの元素を敵に付着しておく必要がある。
チーム内の炎水氷雷属性が1種類だけなら大した問題にはならないが、2種類以上の場合はシロネンの攻撃前に元素反応で付着元素を消してしまわないように注意が必要。また結晶反応には1秒のCTが存在する。このCTは敵ごとに独立しているがPTで共有するため、シロネン以外の岩キャラクターが結晶反応を起こしてしまうと1秒間を空ける必要があり結果的にPTのDPS低下の要因となる。
同様の理由で、2種類の元素バフや「蒼古なる自由への誓い」の効果発動条件を単体の敵相手に満たすのも難しい。用途や装備に応じたスキル・爆発回しが非常に重要となる。
- 元素付着性能が低い
前項にも関連する特徴だが、シロネンは裏から岩元素攻撃を行う手段がほとんどなく、表の攻撃にしてもサポート運用時は前項の通り3回程度しか行わない。
そのため、ナヴィアと組ませる場合や中断耐性の補強目的で結晶を多く生成したい場合は、シロネン以外のキャラで豊富に岩元素を撒けるよう編成やローテーションに気を付ける必要がある。- もっともこの欠点は（絵巻バフの問題を除けば）4元素キャラにとって「結晶反応によってメインの元素反応が阻害されることが少ない」というメリットになることもある。
- もっともこの欠点は（絵巻バフの問題を除けば）4元素キャラにとって「結晶反応によってメインの元素反応が阻害されることが少ない」というメリットになることもある。
- 通常攻撃の天賦倍率と天賦レベルの関係が特殊
シロネンはスキル使用時とスキル非使用時で通常攻撃の性能やモーションが完全に異なるキャラである。
しかしタルタリヤやクロリンデなどとは異なり、シロネンの場合はスキル中の天賦倍率も通常攻撃の天賦レベルに依存する。
サポーター運用ならほとんど関係がない欠点ではあるが、メインアタッカーとして起用する場合は通常攻撃の天賦レベルもしっかり上げるようにすること。
運用
- サポート型
シロネンの基本の型。4元素キャラを2,3名採用し、4元素+岩キャラの支援を行う。
4元素キャラを3名採用した際は岩キャラ(自身)への支援はできなくなるが、単元素編成などへ組み込むだけでもチーム全体へ強力な支援を行える。
夜魂の加護がすぐに切れるため攻撃の機会が少なく、火力も意識したステータスにしなければシロネン本人はほとんど火力を出せない。
- メインアタッカー型
4元素キャラを1名以下にし、夜魂の加護状態のシロネンで殴る型。大抵は岩3人編成。
シロネンが夜魂の加護状態であれば岩デバフだけは行えるため、岩サブアタッカーの支援は行える。
ただしシロネンの夜魂の加護は控えに戻ると消える。そのため2凸未満では岩メインアタッカーとの相性は絶望的。
- 岩3サポート型
2凸効果の「岩元素サンプル音源を常時アクティブ化」を利用し、岩3人編成でもシロネンをサポーターとして使う型。2凸必須。
2凸シロネンだと岩元素に対するバフデバフは常時発動するようになるため、極論シロネンはずっと控えにいても良い。
ただし絵巻バフを獲得するためにはシロネンが表に出る必要がある他、絵巻バフ獲得には結晶反応を起こす必要があるため岩4人編成との相性はイマイチ。
天賦
通常攻撃・エエカトル・ロアー
元素量: 1U（元素付与時） 特性:
3段構成で4ヒット。後半は剣を使わず回し蹴りで攻撃する。
通常・重撃はそれなりの倍率を持つが攻撃力参照のため火力源にしづらい。
重撃は一瞬後ろを向いてから宙返りして蹴り上げる派手な体術。
微妙に破砕効果が付いており、「通常→重撃」のループ2回と通常4ヒットで水晶を採掘することができる。氷砕きも起こせる。
ちなみに重撃を繰り出すたびに少しずつ後退していく。
落下攻撃は素で防御力参照となっている。素では物理ダメージであるが、夜魂の加護中であれば岩元素が付与される。
しかし落下攻撃を出す手段は限られているため実用性は微妙。夜魂の加護中のジャンプは落下攻撃ができそうな距離まで飛び上がっているように見えるが、実際はできない。
- ブレードハント
- 夜魂の加護状態での通常攻撃。ローラースケートを使用した全4段の足蹴りで、防御力参照の岩ダメージ。
夜魂の加護中は重撃は使用不可。落下攻撃はモーションこそ変わるものの、通常時の落下攻撃と倍率は同じ(岩元素付与は行われる)。
破砕効果が多少あり、通常攻撃5回で水晶を採掘することができる。なお4元素キャラが2名以上の場合は通常攻撃2回で夜魂の加護が終了してしまう。そのため足蹴りを存分に披露できるのは4元素キャラが1名以下の時となる。
ヨワル・スクラッチ (元素スキル)
「んじゃ、行くよ。」
CT: 7秒
元素粒子生成: 4個 元素量: 1U 特性:
突進攻撃と同時に夜魂値を45獲得し、夜魂の加護状態に入る。夜魂の加護状態中は岩のサンプル音源がアクティブ化する。
夜魂値が減少していくタイプでありながら9秒の制限時間が設けられているが、棒立ち状態でも9秒で夜魂値45を使い切るのであまり気にしなくて良い。なお制限時間中に交代した場合はその時点で夜魂の加護が終了する。
効果時間中スタミナは回復せず、スキルCTは夜魂の加護が終了時からカウントされる。
【夜魂の加護状態での移動】
夜魂の加護状態では「ブレードハント」モードになる。上述の通り通常攻撃が変化する他、ローラーブレードで疾走し、そのまま壁も走って登ることができる。
壁登り中にジャンプボタンを押すと夜魂値を追加消費し、オセロット*1の姿になって壁面を駆ける。通常の壁登りジャンプと比べ移動距離が長く、多少の鼠返しを飛び越えることも可能。
それでいて夜魂値の追加消費量も控えめで、使用するしないに関わらず登れる距離はほぼ変わらない。総じて使った方が得。
なお、ナタ外ではボタン連打で3回ジャンプできる（5凸以下）。夜魂値が1でも残っていればジャンプは可能なため、最後の1回を終了ギリギリに使用すると少しだけ高く登れる。
その他、崖に向かってダッシュするとそのまま勢いよく崖を飛び降りることができる。慣性で前方に大きく移動できるため使い勝手が良い。
- サンプル音源
- サンプル音源は3枚あり、シロネン単騎の場合は3枚とも岩のサンプル音源。チーム内に炎水氷雷キャラが1名いる毎にサンプル音源の属性が変化する。
例えば「ヌヴィレット、フリーナ、楓原万葉、シロネン」の編成であればサンプル音源は「水水岩」となる。サンプル音源をアクティブ化すると、アクティブ化した属性の耐性をダウンさせることができる。
この耐性ダウンは翠緑と違い、自身の周囲に展開される追従型。wave戦にも強い。
有効範囲はステップ1.8回分程度。類似効果を持つ鍾離がステップ1回分程度であることを考えるとかなり広めで、遠距離アタッカー使用時でも敵を範囲内に収めやすい
【2枚 or 3枚のサンプル音源の属性が変化している場合】
- 固有天賦「ネトティリズトリの残響」により、通常攻撃or落下攻撃命中時に夜魂値が35増加し、夜魂値が90に達すると夜魂の加護が終了する。
同時に全てのサンプル音源を15秒間アクティブ化する。
- 夜魂値は初期が45であるため、普通に使えば通常攻撃2回、夜魂値ギリギリで通常攻撃を始めたとしても3回で夜魂値90に到達できる。
- なおナタ地域で夜魂値90に到達すると、燃素消費で夜魂の加護を維持し続ける。
燃素消費で夜魂の加護を維持している間は「ネトティリズトリの残響」による夜魂値増加が行えない。再度サンプル音源をアクティブ化したい場合は一旦夜魂の加護を解除し、再び元素スキルを使用する必要がある。
【0枚 or 1枚のサンプル音源の属性が変化している場合】
- 固有天賦「ネトティリズトリの残響」の効果が通常攻撃と落下攻撃のダメージバフ+30%に変更される。
夜魂値増加の手段がなくなるため、炎水氷雷のサンプル音源のアクティブ化は不可能に。
岩のサンプル音源は夜魂の加護中であればアクティブ化を維持するが、シロネンの夜魂の加護は裏に回ると解除されるため、岩3編成で1凸以下のシロネンをサポーターとして使うことはできない。
- 夜魂の加護を長時間維持できることや通常＆落下ダメバフを獲得できることから、シロネンの立ち位置はメインアタッカーとなる。
- 注意点として、ダッシュおよびダッシュジャンプで夜魂値を追加消費する関係上、よくある通常攻撃をダッシュでキャンセルするテクニックは使いにくいことがある。特に閑雲と組んで落下アタッカーをする場合は、落下攻撃の硬直をダッシュでキャンセルしてジャンプをしてしまうと2回の落下攻撃で夜魂の加護状態が終了してしまう。これは通常キャンセルに変更することで夜魂の加護バフを得た状態の落下攻撃を6～7回持続することができるのでこちらを選択するとよい。
オセロット・キューポイント！ (元素爆発)
「響めく深壑、火淵を刻め。」
エネルギー: 60 | CT: 15秒
元素量: 1U 特性:
【2枚 or 3枚のサンプル音源の属性が変化している場合】
防御依存の攻撃を1回行った後に継続回復を獲得する。継続回復は1.5秒おきに8回行われ、回復量も割と多い。
ソロでは単体回復技ではあるが、マルチでは元素スキルのデバフ範囲内程度にいる味方も回復させることができる。
ただし元素爆発で得られるのはあくまで回復だけ。カットイン時間に対してダメージが見合っているとは言い難いため、HPが安定している時は封印し、緊急時にのみ使用する方が良い。
【0枚 or 1枚のサンプル音源の属性が変化している場合】
こちらは回復がなくなるが、代わりに追加ダメージが2回発生する。
追加ダメージも含めた合計ダメージ倍率は2枚以上のサンプル音源変化時の3倍となり、大ダメージを与えることができる。
ネトティリズトリの残響 (パッシブ1)
シロネンが夜魂の加護状態の時に発動する固有天賦。元素スキルのサンプル音源が何枚元素変化しているかで内容が変化する。
- 元素変化したサンプル音源が2枚or3枚の場合
シロネンの通常攻撃・落下攻撃が命中すると夜魂値を35獲得する。 - 元素変化したサンプル音源が0枚or1枚の場合
シロネンの通常攻撃・落下攻撃ダメージ+30％。
ポータブル・アーマー (パッシブ2)
シロネンの夜魂値が上限に達すると、夜魂バーストと同等の効果を発動できる。14秒に1回発動可能。
また、通常の夜魂バーストを起こすとシロネンの防御力+20％。継続時間15秒。
この固有天賦で起こした夜魂バーストは通常の夜魂バーストとは独立して発動するので、絵巻の2セット効果を素早く2回発動できる他、ムアラニやキィニチが持つ夜魂バースト依存のバフを素早く2層獲得できる。
夜域の賜物・鍛火の祝福 (パッシブ3)
ナタキャラ共通の、燃素と夜魂トランスに関する天賦。効果は下記の3つで、いずれもナタエリアでしか機能しない。
- 夜魂値が無くなると燃素を使って夜魂の加護状態を維持する。
- キャラクターが特定の移動状態の時にシロネンに交代できる。交代時に夜魂トランスが発動し、シロネンが夜魂値20を獲得しながら夜魂の加護状態で出場する。スキルCTは発生しないので夜魂値が尽きたらスキルで夜魂の加護状態を延長できる。
因みにシロネンが元素スキルで得られる夜魂値は45だが、夜魂値上限は90。そのためカチーナやムアラニと違い、夜魂トランス直後に元素スキルを使用しても夜魂値が溢れることがない。 - シロネンが夜魂の加護状態で崖登りを行う時、崖登りにスタミナを消費しなくなる。
- ナタエリア以外で夜魂の加護を使って崖登りを行う場合は、60～70程度スタミナを消費する。
山を駆け巡る鐡火 (パッシブ4)
夜魂トランスを発動すると、燃素が15回復する。
シロネンがチームにいれば発動するので、夜魂トランスにシロネンが関与しなくても燃素は回復する。（例：シロネンがチームにいればベネットからキィニチに夜魂トランスしても燃素が回復する）
命ノ星座
1凸で中断耐性、2,4凸で火力サポート性能が伸び、6凸でメインアタッカーとして強化される。
サポート運用では元素ごとに異なるバフを付与する2凸に特色がある。また、ほとんどの凸効果は自身のアタッカー運用にも恩恵がある。
- 第1重・惰眠ブレイク
夜魂値と燃素消費量軽減、夜魂値の時間制限増加、サンプル音源アクティブ時に中断耐性上昇の3つ。
ムアラニの1凸と違い、夜魂値と燃素消費量軽減は戦闘中でも発動する。サポート型には意味がないが、アタッカー型では殴れる時間が大きく変わる。シロネンをメインアタッカーに据えるなら1凸は目指したい。
中断耐性上昇は0.5。これだけでは心もとないが、セノなどの自前で0.5の中断耐性を得られるキャラはこの凸と合わせることで中断耐性が0.5*0.5=0.25となり、体感で使いやすい目安とされる0.3以下となる。
加えて、元素爆発と合わせることで白朮のように中断耐性付与＋継続回復が可能になり、強力無比なシールドとの相互互換とも言える役割を担えるようになる。
- 第2重・燎原リミックス
岩元素のサンプル音源の常時アクティブ化、及びサンプル音源アクティブ化時にバフを追加。
対象はチーム内の4元素＋岩元素キャラクター。バフ対象となったキャラは自身の元素を参照しそれぞれ異なった効果が発揮される。
多くは火力を向上させる効果でシロネンのサポート性能に磨きがかかる。効果量も聖遺物のメインOP約1部位分と非常に優秀。バフ自体も優秀だが、岩のサンプル音源が常時アクティブ化により岩3編成でもシロネンがサポーターとして使えるようになるのも強力な点。仮にチーム編成が「ムアラニ、香菱、楓原万葉、シロネン」の場合、サンプル音源は「水炎岩」となる。
そのため、- 水元素のムアラニはHP上限+45%のバフ獲得
- 炎元素の香菱は攻撃力+45%のバフ獲得
- 岩元素のシロネンは与えるダメージ+50%のバフ獲得
という風になる。勿論キャラが控えにいる場合もバフを受け取れる。
岩元素は他属性と比べ数値が高め。絵巻4と合わせ更にダメージバフを積め、強力な効果ながらも常時発動している効果でもあるので破格の性能。
水元素は今まで4凸夜蘭にしか存在しなかった希少なHP上限アップであり、ムアラニやヌヴィレットなどHPを参照するアタッカーには非常にありがたい。
反面、タルタリヤや行秋など攻撃力を参照するアタッカーに対しては耐久性向上以外の恩恵がなく相性が悪い。
氷元素はエウルアのように物理ダメージを主体としたアタッカーであっても氷元素キャラであれば恩恵を受けられ、効果も会心ダメージ増加と汎用性が高い。
炎元素も確実な火力貢献に繋がるが外部からのバフをしやすいものであるため、環境次第では効果が薄まりやすい。
雷元素に対するバフ(元素エネルギー25回復＆元素爆発のクールタイム-6秒)はサンプル音源アクティブ化時に発動することから、事前に雷キャラの元素爆発を使用しておく必要がある。
厳密には発動まで極僅かな時間差があり、アクティブ化後すぐに雷キャラが元素爆発を使用すると即時恩恵を受けられる。ただし非常に高い操作精度を要求されるので現実的な使用方法ではない。
またサンプル音源に岩元素が含まれていれば、岩元素のサンプル音源の常時アクティブ化によって1凸効果が誘発され、他元素のサンプル音源のアクティブ化に関わらずチームキャラ全員の中断耐性が常時増加する*2。
サポーター等がスキル爆発を使用している間やキャラチェン、元素爆発直後の隙間時間などに敵の攻撃を受けた時、不意に敵の遠距離攻撃を受けた際などにも怯みづらくなる。
大技や連撃をも耐えうる劇的な変化はないものの、軽い行動阻害への対策は事故防止に繋がるため、常時の中断耐性付与は自前で中断耐性増加を持たないキャラにとっても嬉しい効果。
- 第3重・陽炎ループ
元素スキルの天賦Lv.+3。
サンプル音源による敵耐性ダウン率は天賦Lv.10以降も増加する。天賦Lv.10での耐性ダウン率は36%だが、天賦Lv.13では45%になる。
チーム全員の火力を底上げできる効果ではあるが、耐性値が高い敵相手でなければ火力上昇量は+4％程度とかなり控えめ。
- 第4重・午睡トランス
チームキャラ全員の通常、重撃、落下攻撃にシロネンの防御力を元に、雲菫や申鶴と同じタイプの基礎ダメージへの加算が行われる。
加算回数は一人あたり6回で、複数敵に当たるとその分まで消費されるため、対複数戦では一瞬で消費しきってしまう。
シロネンはモチーフ武器＋防御杯冠で防御力を3500以上に伸ばすことは難しくないため、効果量は2000を超えそれなりに大きな値となる。この効果で加算されるダメージもシロネンの耐性ダウン、絵巻4セットの効果、2凸効果といったダメージ増加要因を受けることになるため実際の上昇幅はかなり大きくなる。
- 第6重・永夜カーニバル
夜魂の加護中にダッシュや攻撃を行うと5秒間夜魂値が減らなくなり、「パーティーに4大元素キャラが2名以上いるときに通常攻撃が2回ヒットすると即座に夜魂の加護が終了する」という縛りがなくなる。
通常攻撃と落下攻撃に300％の倍率が加算され、また5秒間の間は全体継続回復まで行ってくれる。
早い話が5秒の間は超火力もダッシュもやり放題ということ。
スキルや夜魂トランスの発動の瞬間にこの効果が発動しても、少しだけ夜魂値は消費されているので黒曜の秘典聖遺物の効果も問題なく発動する。
ただし効果中に交代してしまうとダメージアップ、継続回復共に即座に終了してしまう。
15秒のCTがあるため、移動に使ってしまってから接敵すると、CTに引っかかってしまうという贅沢な悩みも。
なおナタ地域以外でもスキル→（永夜の祝福）5秒ダッシュ →（永夜の祝福終了）ブレードハント移動に戻る →（永夜の祝福CT戻り）5秒ダッシュ
とすることで一度のスキル中に2回永夜の祝福を発動することができる。
永夜の祝福が切れて夜魂の加護によるブレードハント移動モード中にダッシュやダッシュジャンプをしてしまうと夜魂値が追加で減少するため、永夜の祝福のCTが戻る前に夜魂の加護が終了してしまう。ダッシュのしすぎに注意。
完凸でアタッカー運用をする場合、４凸効果と６凸効果の回数を増やしたほうが火力が高くなることが多い。
そのため、元素スキルを効果時間が残っていても早めに切り上げることも考えよう。６凸効果（CT15秒）を最短で回そうとする場合
元素スキル →６凸効果5秒 →ブレードハントモード3秒 →7秒他キャラでスキル回し（通常などで４凸効果を消費するとなお良い） →元素スキル
とするのが最も早いローテーションになる。
あとはパーティメンバー各々のCTに合わせてブレードハントモードで殴る時間を調整するとよい。
15秒ローテに近づけるほど６凸効果および４凸効果の回転率が上がるため、CTの早いキャラと組んだほうがシロネン自身の強みは引き出しやすい。元素爆発を打つ場合は先に元素スキルを再使用で解除してから打つことで元素スキルCTを2秒ほど早く回すことができる。黒曜の２セット効果が乗らない分元素爆発のダメージは下がるが、ローテーションが早まるほうが強いことが多いので覚えておくとよいかもしれない。
また、ローテーションを早めるほど防御の基礎加算の影響が大きくなることから、会心や岩ダメより防御のほうが強い場合もある。防御メインの聖遺物も良いものがでたらとっておくとよい。
永夜の祝福が発動可能なときはSEが鳴り、シロネンの右手が光る。
ビルド
武器
シロネンの火力、回復は防御力参照であり、基礎攻撃力の低さは問題にならない。
サポート運用ではサポート能力を持つ武器が候補。アタッカー運用では会心、ダメージバフ、防御力重視で。
【火力/サポート両立武器】
岩峰を巡る歌(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:防御力82.7% / 効果:通常攻撃または落下攻撃が命中した時防御力と全元素ダメージアップ(2層まで)、2層まで重ねた時防御力をもとに味方全員に全元素ダメージバフ]
シロネンと同時にピックアップされた武器で、シロネンが元々持っているサポート性能をさらに高めてくれる相性抜群の武器。
チーム全員に全元素バフを最大25.6%(精錬1)配れるため、幅広いサポートが出来る。物理ダメージ主体キャラ以外であれば恩恵を受けられるので汎用性も高い。
シロネン本人は防御力+16％、全元素ダメージバフ最大45.6％を獲得でき(精錬1)、味方のサポートをしつつ火力武器としても一級品。武器効果の発動条件はシロネンのスキルの基本仕様にほぼ一致しており、サンプル音源がアクティブ状態になれば自動的にこの武器の効果も起動する形となる。
アタッカー運用であれば先んじて通常攻撃2回を行い武器効果を発動させておくことでスキル発動前からバフを乗せることも可能。
バフ量は防御力3200で最大となる。シロネンは高い基礎防御力や突破ボーナスもあるため、聖遺物のメイン防御OP1~2ヶ所で容易に3200達成できる。
また、全元素ダメバフはスナップショットされるためこの武器で上がった分を含めた防御力が参照される。
【サポート武器】
蒼古なる自由への誓い(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:元素熟知198 / 効果:与えるダメージアップ、元素反応を2回起こすと味方全員に通常攻撃、重撃、落下攻撃ダメージと攻撃力バフ]
汎用性の高いバフがあり、こちらも「岩峰を巡る歌」同様シロネンのサポート性能を高められる武器。
攻撃力バフに通常攻撃、重撃、落下攻撃のダメージバフを備えるため、通常攻撃天賦メインの攻撃力参照キャラならばバランスよくダメージを高めることができる。
武器のサブOPが熟知でありシロネンの火力や回復力を高めることはできないが、熟知バフがこの武器のみだった場合結晶シールドの耐久値を約1.5倍に出来る*3。注意点として蒼古バフを起動するには「元素反応を2回起こす」必要があるが、結晶反応には1秒のCTが存在する。またサポート型のシロネンが岩ダメージを与える機会は極端に少ないため、ローテーションを間違えると発動条件を達成できない恐れがある。
西風剣(★4/祈願) [基礎攻撃力:454 サブOP:元素チャージ効率61.3% / 効果:会心時に元素粒子発生]
片手剣定番のサポート武器。高い元素チャージ効率と粒子発生で元素爆発を回しやすくなる。
シロネンは防御力を疎かにしても元素爆発の回復力が減るだけなので、味方へのエネルギー供給を重視するのも選択肢に入る。
会心を発生させる必要がある為、聖遺物の冠は会心率にしたい。
サンプル音源のアクティブ化には最低でもスキル発動時+通常2回の攻撃を行うので武器効果を発動させやすい一方、スキル突進で発生した粒子を直接他キャラに渡すのは難しい。
【火力武器】
有楽御簾切(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心ダメージ 88.2% / 効果:通常攻撃と元素スキルダメージアップ、チーム内キャラクターが岩元素ダメージを与えた後上記効果が2倍になり防御力アップ]
高い会心ダメージとダメージバフ、さらに防御力も得られる片手剣。
自身が岩元素である為2倍効果の発動は容易で、通常も元素スキルも扱う為万遍なく火力を上げることができる。
双方武器効果発動中として「岩峰を巡る歌」と比較した場合、絵巻4/黒曜4どちらであってもスキルダメージ以外は1割ほどこちらの方が火力は下になり2番手武器となる。味方へのバフを考慮すると総合性能は更に差が開く。
エズピツァルの笛(★4/鍛造) [基礎攻撃力:454 サブOP:防御力69.0% / 効果:元素スキル発動後防御力アップ]
防御力を大きく強化できる鍛造武器。
効果は元素スキルを発動して戦うシロネンのスタイルに合っており、防御力がさらに上昇することで火力及び回復性能があがる。
基礎ステータスが同じ「シナバースピンドル」と比較すると、スキル火力主体でないためこちらの方が優位。
黎明の神剣(★3/祈願) [基礎攻撃力:401 サブOP:会心ダメージ46.9％ / 効果:HPが90%以上の時会心率アップ]
星3ながら会心率・会心ダメージを大きく盛ることのできる片手剣。
ただし杯を岩ダメにした場合、武器効果が発動しても完凸「エズピツァルの笛」と火力に大差がない。
HPが減少すると性能がガタ落ちすることもあり、基本は鍛造用の原型が枯渇している場合の妥協枠。使用するならシールダーが欲しいところ。
聖遺物
サポート型
サポート運用では必要なステータスが少なく、メインOPやサブOPを下記アタッカー型と同じにしても同様の運用が可能なほど自由度が高い。
防御力が影響する支援効果は元素爆発の回復、「岩峰を巡る歌」のバフ、4凸の基礎ダメ加算バフと、完凸の継続回復及び自己バフ。3凸以下で「岩峰を巡る歌」を装備しておらず、回復量が十分な場合は無理に防御力特化にする必要はない。
「岩峰を巡る歌」装備時は戦闘中にバフ上限となる防御力3200に達するようにしたい。これは固有天賦・武器効果を考慮すると非戦闘時に防御力2865に相当する(精錬1)。メイン防御OP1つ+サブOP31.1%またはメイン防御OP2つで容易に達成できる。
元素チャージ効率は1ローテ毎に使用しないのであれば極論100％のままでも良い*4。粒子生成効率が高いため、1ローテ毎の使用かつシロネン単独でも130～140％程度で十分。
西風剣を持たせる場合には会心率が必要になる。最低限、冠は会心率にしたい。
西風剣の精錬ランクが進んでいる場合、サブOPも会心率重視にすることで元素エネルギー供給役になれる。
| 生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
|---|---|---|---|---|---|
| メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 防御力% 元素チャージ効率 | 防御力% | 与える治療効果 会心率 防御力% |
| サブ効果 | 元素チャージ効率＞防御力%≧会心率＞その他 | ||||
灰燼の都に立つ英雄の絵巻4 (付近のキャラクターが「夜魂バースト」を起こすと元素エネルギーを6ポイント回復 / 装備者が自身の元素タイプの元素反応を起こした後、チーム全員の元素反応に関連した元素ダメージ+12%、継続時間15秒。発動した時に装備者が「夜魂の加護」状態にあった場合、さらに元素ダメージ+28%、継続時間20秒。装備者が待機中でも発動可能。重ね掛け不可)
サポート型シロネンの基本装備。結晶反応を起こすことで4元素から1つ+岩元素を同時にバフする。
天賦により夜魂バーストの回数が多くなるため2セット効果もかなり活きる。
夜魂の加護状態で岩ダメージを与える機会が基本的に「元素スキル使用時の突進」と「強化通常攻撃2回」の3回（および元素爆発）と少なく、結晶反応のCTにも引っ掛かりやすいので一度に岩以外の複数元素にこの聖遺物のバフをかけるのは難しい。
悠久の磐岩4 (岩元素ダメージ＋15％ / 結晶反応による欠片を拾うと10秒間チーム全員の該当元素ダメージ+35%)
シトラリなど他に絵巻4セットを持っているキャラクターがパーティにいる場合の選択肢。
元素スキル中の攻撃で結晶を発生させられる他、移動速度も上がる為結晶を素早く回収できる。
亡命者4 (元素チャージ効率+20％ / 元素爆発を発動すると、自身以外のキャラの元素エネルギーを6回復。重ね掛け不可)
モチーフ武器を持っていない場合や、岩4や岩2風2など元素反応を起こせない時、絵巻4セットまでの繋ぎとして。
4凸未満のシロネンは元素爆発の回復量以外に防御力を参照とするバフ能力を持っておらず、それでいて回復量も元からそこそこ多いので、極論星4聖遺物でもあまり問題はない。
絵巻のバフ量は強力だが、シロネンの場合任意の元素を絵巻でバフするにはその元素の結晶を作るという手間がかかるため、元素爆発を発動するだけでエネルギーサポートできるという手軽さが一番の売り。
アタッカー型
固有天賦や適正武器など全体的に防御力に特化しているシロネンは会心系の価値が高い。
冠を会心系にするのは勿論、サブOPでもできる限り会心系に寄せたステータス配分を心掛けたい。
一方で強力な黒曜4セットに加え、会心系の火力武器を装備した際は十分な会心率、会心ダメージを稼げる。
必然的に防御力が不足気味になるので会心率：会心ダメージが100：200を超えてからは防御力の方が伸びがよくなりやすい。
アタッカー運用では元素爆発が大きなダメージ源になるのでCT毎に使用していきたいが、岩キャラの多い編成になる都合上エネルギーは溜まりやすい。
杯のメインOPはシロネン2凸↑であれば防御力％も十分視野に入り、サブOPに差があれば逆転する程度まで肉薄する。
「岩峰を巡る歌」装備時は非常に高い防御力になるがダメージバフも高い値になるので防御力3200↑であっても候補に入る。
| 生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
|---|---|---|---|---|---|
| メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 防御力% | 岩元素ダメージ 防御力% | 会心ダメージ 会心率 |
| サブ効果 | 会心系＞防御力%＞元素チャージ効率＞その他 | ||||
黒曜の秘典4 (「夜魂の加護」状態かつフィールド上にいる時、与えるダメージ+15% / 装備者がフィールド上で夜魂値を1消費すると、会心率+40%、継続時間6秒。1秒毎に1回のみ発動可能)
ナタキャラにはお馴染みのアタッカー用聖遺物。
アタッカー運用では徐々に夜魂値が減少していくため、4セット効果は常時発動する。
上記の通り会心系を補いたいシロネンにとって基本的にはこれ一択。会心武器を持っていても最有力候補。
他キャラクターとの相性
基本的に4大元素及び岩キャラクターすべてと相性が良いと言える。
4大元素キャラを2名以上採用しないと元素爆発での回復ができない点には注意したい。
編成例
編成内の元素構成により、シロネンの能力がどのように変化するかを以下の表にまとめた。カッコ内は2凸以上の場合。
聖遺物のセット効果や武器によるバフは含めていない。
絵巻や岩峰を装備すれば岩3編成でもダメバフを配れるようになるが、シロネン自身のサポート能力は発動していないので注意。
サポート型運用
炎水氷雷サポート
ヌヴィレットとフリーナのコンビ編成。今までは鍾離や白朮、シャルロットの採用が多かった耐久枠にシロネンを採用。
万葉シロネンによる2重の耐性ダウン、フリーナ万葉シロネンの3重ダメバフでヌヴィレットの特殊重撃の火力を底上げしている。
この編成では付着元素が水のみであるため、シロネンで水結晶反応を起こしやすく、絵巻で水元素ダメバフの獲得が安定するメリットがある。
シロネンは単体回復であるため白朮と比べるとフリーナのダメバフ獲得量が少なくなるデメリットはあるが、そもそもヌヴィレットのHP増減幅が大きいのであまり気にしなくて良い。
ただしヌヴィレットの中断耐性問題を解決することができないため、ヌヴィレットは1凸推奨*7。
香菱の元素爆発を下地にムアラニの特殊通常攻撃で蒸発を起こし大ダメージを狙う編成。
パーティ全員にシロネンによる恩恵があり、ムアラニはシロネンの天賦とナタキャラの増加で夜魂バーストの頻度が上がり元素爆発の火力が上がる。
香菱も同様に夜魂バーストの頻度上昇により、絵巻2セットによって元素エネルギーを大幅に回復でき元素爆発の回転率が上昇する。
キャンディスはシロネンの回復により正義の報酬の適正がつきHPを稼ぎながらエネルギー回復ができ、悠久4セットを持たせればシロネンで発生した結晶を拾うことで更なるバフも可能。
また戦闘能力だけでなく移動能力に長けたキャラを2人編成できることから探索性能にも優れており普段使いがし易い点もメリット。
岩サポート
ナヴィア編成。鍾離や1凸千織が採用されることが多かった岩共鳴枠にシロネンを採用。
岩キャラをメインアタッカーに据えるメリットは編成に依らず絵巻バフが安定すること。
この編成では4元素も1種類に絞っているが、例えば香菱の枠を夜蘭に変更したとしても結晶反応自体はどのみち発生するため、絵巻で岩元素ダメバフを安定して配ることができるのが強み。
ベネットとシロネンで2重にバフデバフを懸けれるようになったことでナヴィアの火力が一気に向上する。
シロネンのバフデバフはやはり馬鹿にできなく、シロネン本人は火力を出せないがPT全体の火力は岩共鳴枠に1凸千織を採用した場合よりも上になる。
中断耐性には若干の不安が残るものの、ベネットとシロネンで2重回復を行えるため生存率は安定する。
粒子サポート兼サブアタッカーとして採用していたアルベドや千織の枠をシロネンに変更した編成。
自然とフリーナを採用できサブアタッカーも多いノエル編成はシロネンの支援による恩恵が大きく、チーム全員の火力が大幅に上昇する。
シロネンは粒子生成数が多くバッテリー性能も高いため、自身で岩粒子を生成できず必要チャージ量が多いノエルのサポートにも適している。
シロネンが2凸であれば強力な水元素キャラへのHP増加も活かせ、チームの火力は飛躍的に向上する。
なおダメージ割合としてはフリーナと夜蘭による水ダメージの方が多い。よって範囲火力を考慮しなければノエルは1凸で最低限の役割をこなすことは可能。
各々が高いダメージバフをもっており、粒子補助も兼ね再出場時スキルを使用した時などシロネンも無視できないダメージを出せる。
ノエルが全体回復を行うのでシロネンの元素爆発は基本的に使用する必要がない。余裕があればシロネンのステータスはアタッカー寄りが望ましい。
メインアタッカー型運用
岩3編成
シグウィンで水付着してカチーナで結晶を作った後はひたすら岩で殴るシンプルな編成。
結晶シールドとシグウィンの全体回復でゴリ押しが効きやすく、シロネン千織共に黎明神剣で運用できる。
ただし、シロネンへのバフが絵巻のみになるので火力は千織の方に偏りがち。
シロネンハイパーキャリー編成。フリーナで水付着をしつつ、ゴローで結晶反応を起こして絵巻バフを獲得。雲菫爆発で通常攻撃アップバフを入れてから、シロネンでアタッカーを行う。フリーナの全体自傷はシロネンの6凸効果で補完している。
わずか数秒の間は超火力で攻めることができるが、完凸で使う場合は6凸バフが切れた瞬間にパワーダウンするため、その際に爆発が溜まっていれば使用することで総ダメージ量は跳ね上がる。
雲菫は4凸で結晶反応を起こすことで自分の防御力を上げられ、完凸で攻撃速度を上げられるため、爆発を打つ前にスキルで結晶反応を起こしておくことで爆発のバフ量を増やすことが可能。完凸していれば、攻撃速度が上がるため総ダメージ量はさらに上がる。シロネンの強化通常攻撃にはヒットストップが無いためかなり有用。一方でほぼ凸効果目当ての採用であり、通常攻撃に対する実数加算バフはシロネンの4凸と被っているため相性が悪い。
パーティ内の凸依存度は高いが、時間限定アタッカーとしてシロネンをメインで扱いたい場合試して見る価値はあるパーティである。
その他
小ネタ
- シロネンの名前の由来はアステカ神話における栄養・豊穣の女神であるチコメコアトル（Chicomecoatl）の別名であるシロネン（Xilonen）からか。
シロネンは元は「未成熟状態のトウモロコシのやわらかい緑の穂」という意味であり、この女神もトウモロコシと関連性が深い。原神のシロネンが黄色と緑を基調とした女性キャラなのはそれを意識しているのかもしれない。
余談だが、「～ネン」という特徴的な字面に影響されてか、ここの掲示板の初期の書き込みログは大変愉快な状態になっている。是非一度ご覧いただきたい。 - 九条裟羅以来となる、稲妻城の水車近くの水槽で立てる長身女性キャラクター。
通常時は獣耳も含めるとシロネンの方が若干高くなるが、九条裟羅の方が頭頂部の位置が高い。その差のせいなのか、水槽の立つ位置によってシロネンは泳ぎ状態となる（九条裟羅はどこに立っても泳ぎ状態とならない）。
待機モーションでシロネンがローラーシューズを履くと頭頂部の高さは九条裟羅のそれより高くなるため、原神女性キャラクターの中で一番背が高いキャラクターということになる。 - 「サンプラー」は音響装置の一種で、予め音声を記録させておき、対応するボタンを押すことで記録させた音声が流れるものである。このサンプラーに収録された音源を「サンプル音源」と呼ぶ。ラジオ番組でジングルや効果音を流す際に使われるほか、DJプレイで単に曲を流すだけでなく音源を組み合わせて新たな音楽を作ったり、演出を加える目的でも使用される。シロネンのキャラ設定を踏まえるとおそらく元ネタは後者だろう。
- 「スクラッチ」はDJプレイでレコードを手で回して高速で針を振動させ、「クチュクチュ」という独特の音を生み出すテクニック。現代のデジタルシステムでは、DJコントローラーにレコードを模した円盤が組み込まれており、これを回すことで電子的にスクラッチ音が再現される。
- 「キューポイント」は次の曲を流し始める位置の目印。昔はレコードに物理的にシールなどで印をつけていたが、現代では画面表示で知らせるように設定する。
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- ブレードハント中のダッシュは「短押しで加速→通常速度に戻ったら短押しで再加速」とすれば、ダッシュなしと比べて1.3程度の速度でほぼ同じ距離を移動できる模様。押しっぱなしだと更に速い代わりに移動距離は約半分になる -- 2024-10-15 (火) 04:50:43
- ついでに通常ダッシュと同じように発動時に短時間の無敵回避時間があるっぽい？ -- 2024-10-15 (火) 04:52:09
- 壁上りの場合は地上と違って慣性が効かないのでダッシュ自体の夜魂ゲージ効率は落ちるものの、ナタ外で夜魂45の場合はダッシュ3回目の不足分を踏み倒して加速できるのでダッシュなしと同程度、タイミングを調整して踏み倒し量を増やせばダッシュなしよりも長い距離を登れた。 -- 2024-10-15 (火) 21:24:34
- 長身男性キャラがダッシュおしっぱするより、前傾姿勢が戻りかけたタイミングで再ダッシュすると速くてスタミナも長持ちするけど、それ同じ感覚でボタンぽちぽちやればよさそうね -- 2024-10-18 (金) 22:16:43
- 編成例のとこのアイコン見たことないんだけどどういう意味ですか？ -- 2024-10-15 (火) 17:45:16
- 岩1は、「『氷or雷or水or炎』×3＋シロネン」<br>岩2は、「『氷or雷or水or炎』×2＋『岩or風or草』×1＋シロネン」<br>岩3は、「『氷or雷or水or炎』×1＋『岩or風or草』×2＋シロネン」<br>というアイコンになってる。 -- 2024-10-15 (火) 19:57:02
- あっ…色がついてたんですね すみませんこっちの問題でした。ありがとうございます -- 2024-10-15 (火) 22:52:38
- 岩1は、「『氷or雷or水or炎』×3＋シロネン」<br>岩2は、「『氷or雷or水or炎』×2＋『岩or風or草』×1＋シロネン」<br>岩3は、「『氷or雷or水or炎』×1＋『岩or風or草』×2＋シロネン」<br>というアイコンになってる。 -- 2024-10-15 (火) 19:57:02
- シロネンって完凸の場合は防御3200よりあげたほうがいいですよね -- 2024-10-16 (水) 04:36:42
- コメントする場所間違えました。すみません。 -- 2024-10-16 (水) 04:38:40
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