漢字表記について
実際のキャラ名に使われている「兹」の字ではフォントが対応できないところがあるため、「茲」を代用して作成している場合があります。
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兹
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基本情報
期間限定入手キャラクター(→祈願)
| 画像 |
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| プロフィール | |
| 名前 | 兹白 |
| CV | 福圓美里 |
| 誕生日 | 5月15日 |
| 所属 | 璃月港 |
| 月の輪 | 岩 |
| 命ノ星座 | 白駒座 |
| 装備可能武器 | 片手剣 |
| オリジナル料理 | 春鮮揚げ (カリカリ春巻き) |
| ひとこと紹介 |
| 璃月の伝説で語られる白馬の仙人——兹白。璃月の仙人に関する物語の中で、最も謎に包まれた存在とされている。 |
| 人物評 |
| 「風はいつも名声を遥か昔の物語に変え、その物語すらも吹き散らして、曖昧な伝説にしてしまう。いずれ忘れられるなら…あんな選択、しなくてよかったんじゃない?」 ——「時の執政」イスタロト |
公式動画
ステータス
| Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | Lv.95 | Lv.100 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||||
| 基礎HP | 1,006 | 2,609 | 3,471 | 5,194 | 5,807 | 6,681 | 7,498 | 8,381 | 8,994 | 9,885 | 10,497 | 11,399 | 12,011 | 12,919 | 13,378 | 13,838 |
| 基礎防御力 | 74 | 193 | 257 | 385 | 430 | 495 | 555 | 621 | 666 | 732 | 777 | 844 | 890 | 957 | 991 | 1,025 |
| 基礎攻撃力 | 18 | 46 | 61 | 91 | 101 | 117 | 131 | 146 | 157 | 172 | 183 | 199 | 209 | 225 | 250 | 275 |
| 会心ダメージ | - | - | - | - | 9.6% | 9.6% | 19.2% | 19.2% | 19.2% | 19.2% | 28.8% | 28.8% | 38.4% | 38.4% | 38.4% | 38.4% |
天賦
通常攻撃
| 戦闘天賦(通常攻撃) | 天賦紹介 |
|---|---|
桂花に触れる金刃 | 通常攻撃 剣による最大4段の連続攻撃を行う。 重撃 一定のスタミナを消費し、前方に斬撃を2回放つ。 落下攻撃 空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に範囲ダメージを与える。 |
| ステータス詳細 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 4段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Lv.1 | 50.6% | 46.6% | 30.9%+30.9% | 77.9% | 73.7%+73.7% | 20.0 | 63.9% | 128%/160% |
| Lv.2 | 54.7% | 50.3% | 33.4%+33.4% | 84.2% | 79.7%+79.7% | 69.1% | 138%/173% | |
| Lv.3 | 58.8% | 54.1% | 35.9%+35.9% | 90.6% | 85.7%+85.7% | 74.3% | 149%/186% | |
| Lv.4 | 64.7% | 59.5% | 39.5%+39.5% | 99.6% | 94.2%+94.2% | 81.8% | 164%/204% | |
| Lv.5 | 68.8% | 63.3% | 42.0%+42.0% | 106.0% | 100.2%+100.2% | 87.0% | 174%/217% | |
| Lv.6 | 73.5% | 67.7% | 44.9%+44.9% | 113.2% | 107.1%+107.1% | 92.9% | 186%/232% | |
| Lv.7 | 79.9% | 73.6% | 48.8%+48.8% | 123.2% | 116.5%+116.5% | 101.1% | 202%/253% | |
| Lv.8 | 86.4% | 79.6% | 52.8%+52.8% | 133.1% | 125.9%+125.9% | 109.3% | 219%/273% | |
| Lv.9 | 92.9% | 85.5% | 56.7%+56.7% | 143.1% | 135.3%+135.3% | 117.5% | 235%/293% | |
| Lv.10 | 99.9% | 92.0% | 61.1%+61.1% | 154.0% | 145.6%+145.6% | 126.4% | 253%/316% | |
| Lv.11 | 107.0% | 98.5% | 65.4%+65.4% | 164.8% | 155.9%+155.9% | 135.3% | 271%/338% |
元素スキル
| 戦闘天賦(元素スキル) | 天賦紹介 |
|---|---|
衆生は忽然たるのみ | 古の権能を呼び起こし、「隙を過ぐる月」状態に入る。 この状態の時、兹白の通常攻撃と重撃は、元素付与によって他の元素に変化しない岩元素ダメージへと変わる。同時に、異なる方法で特殊な「隙に浮かぶ光」を蓄積できるようになる。この「隙に浮かぶ光」を消費することで、特殊な元素スキル翔ける霊駒を発動できる。 月兆・満照 「隙を過ぐる月」状態にある時、兹白の通常攻撃の4段目は岩元素ダメージを追加で与える。このダメージは、月結晶反応によるダメージと見なされる。 世の人々は、時があっという間に過ぎ去ることを「白駒の隙を過ぐるが如し」——つまり、白馬が家の戸の狭い隙間を一瞬で通り過ぎることに喩える。太った馬だと、そんなに速くは通れないのではないかと尋ねる子供に、彼女は不思議そうな顔をした。「隙を過ぐるというのは一種の技法よ。太ることと何の関係があるの?」 【隙を過ぐる月】 衆生は忽然たるのみ発動後、兹白はこの状態に切り替わる。この状態は最大15秒継続する。また、以下の特性を持つ。 ・通常攻撃と重撃が、元素付与によって他の元素に変化しない岩元素ダメージを与えるようになる。 ・元素スキル衆生は忽然たるのみが、特殊な元素スキル翔ける霊駒に変わる。兹白が70以上の「隙に浮かぶ光」を持つ時、兹白は「隙に浮かぶ光」を70消費することで翔ける霊駒を発動し、岩元素ダメージを2回与える。そのうち、2回目のダメージは月結晶反応ダメージと見なされる。 「隙に浮かぶ光」は最大100まで溜められる。兹白は以下の方法で「隙に浮かぶ光」を獲得できる。 ・「隙を過ぐる月」状態の時、毎秒「隙に浮かぶ光」を10獲得する。 ・通常攻撃が敵に命中すると、「隙に浮かぶ光」を5獲得する。この方法で兹白が「隙に浮かぶ光」を獲得できるのは、0.5秒毎に1回のみ。 月兆・満照 付近にいるチーム内キャラクターが月結晶反応を起こすと、兹白は「隙に浮かぶ光」を35獲得する。この方法で兹白が「隙に浮かぶ光」を獲得できるのは4秒毎に1回のみ。特殊な元素スキル翔ける霊駒を発動すると、この方法での獲得クールタイムがリセットされる。 翔ける霊駒を4回発動した時、または継続時間終了時、兹白はこの状態から離脱する。 |
| ステータス詳細 | 隙を過ぐる月 (防御力) | 翔ける霊駒 (防御力) | 隙を過ぐる月 | クールタイム | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 4段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 1段目 ダメージ | 2段目 ダメージ | 4段目追加ダメージ (防御力) | 継続時間 | ||
| Lv.1 | 56.6% | 52.1% | 34.6%+34.6% | 87.2% | 66.0%+66.0% | 172.5% | 141.0% | 29.5% | 15.0秒 | 18.0秒 |
| Lv.2 | 60.8% | 56.0% | 37.2%+37.2% | 93.7% | 70.9%+70.9% | 185.5% | 151.5% | 31.7% | ||
| Lv.3 | 65.1% | 59.9% | 39.8%+39.8% | 100.3% | 75.8%+75.8% | 198.4% | 162.1% | 33.9% | ||
| Lv.4 | 70.7% | 65.1% | 43.2%+43.2% | 109.0% | 82.4%+82.4% | 215.7% | 176.2% | 36.8% | ||
| Lv.5 | 75.0% | 69.0% | 45.8%+45.8% | 115.5% | 87.4%+87.4% | 228.6% | 186.8% | 39.0% | ||
| Lv.6 | 79.2% | 72.9% | 48.4%+48.4% | 122.1% | 92.3%+92.3% | 241.5% | 197.4% | 41.2% | ||
| Lv.7 | 84.9% | 78.2% | 51.9%+51.9% | 130.8% | 98.9%+98.9% | 258.8% | 211.5% | 44.2% | ||
| Lv.8 | 90.5% | 83.4% | 55.3%+55.3% | 139.5% | 105.5%+105.5% | 276.0% | 225.5% | 47.1% | ||
| Lv.9 | 96.2% | 88.6% | 58.8%+58.8% | 148.2% | 112.1%+112.1% | 293.3% | 239.6% | 50.1% | ||
| Lv.10 | 101.8% | 93.8% | 62.2%+62.2% | 156.9% | 118.7%+118.7% | 310.6% | 253.7% | 53.0% | ||
| Lv.11 | 107.5% | 99.0% | 65.7%+65.7% | 165.6% | 125.3%+125.3% | 327.8% | 267.8% | 56.0% | ||
| Lv.12 | 113.2% | 104.2% | 69.1%+69.1% | 174.4% | 131.9%+131.9% | 345.1% | 281.9% | 58.9% | ||
| Lv.13 | 120.2% | 110.7% | 73.5%+73.5% | 185.3% | 140.1%+140.1% | 366.6% | 299.6% | 62.6% | ||
元素爆発
| 戦闘天賦(元素爆発) | 天賦紹介 |
|---|---|
三垣の威儀法 | 青玄陽華の華笠を回して攻撃を行い、岩元素ダメージを2回与える。2回目のダメージは月結晶反応ダメージと見なされる。 発動時、兹白が「隙を過ぐる月」状態である場合、現在の「隙を過ぐる月」状態の継続時間+1.7秒。 遥か昔、夜を大いに照らせるほどの流れ星が近づいた時、人々はその宝物の光を垣間見たという。 |
| ステータス詳細 | スキル1段ダメージ (防御力) | スキル2段ダメージ (防御力) | クールタイム | 元素エネルギー |
|---|---|---|---|---|
| Lv.1 | 127.0% | 177.7% | 15.0秒 | 60 |
| Lv.2 | 136.5% | 191.1% | ||
| Lv.3 | 146.0% | 204.4% | ||
| Lv.4 | 158.7% | 222.2% | ||
| Lv.5 | 168.2% | 235.5% | ||
| Lv.6 | 177.7% | 248.8% | ||
| Lv.7 | 190.4% | 266.6% | ||
| Lv.8 | 203.1% | 284.4% | ||
| Lv.9 | 215.8% | 302.2% | ||
| Lv.10 | 228.5% | 319.9% | ||
| Lv.11 | 241.2% | 337.7% | ||
| Lv.12 | 253.9% | 355.5% | ||
| Lv.13 | 269.8% | 377.7% |
固有天賦
| 固有天賦 | |
|---|---|
月下に舞い降りる天女 | 元素スキル衆生は忽然たるのみを発動、または付近にいるチーム内キャラクターが月籠の共鳴を発動した時、兹白は4秒間継続する「太陰降」効果を獲得し、翔ける霊駒の与える2段目のダメージが兹白の防御力の60%分アップする。 (突破段階「1」で解放) |
雲間に連なる山々 | チーム内に岩元素のキャラクターが1名いる毎に(兹白自身を除く)、兹白の防御力+15%。チーム内に水元素のキャラクターが1名いる毎に、兹白の元素熟知+60。 (突破段階「4」で解放) |
月兆の祝福・日月は流れるが如し | チーム内のキャラクターが水元素結晶反応を起こすと、月結晶反応へと変わり、兹白の防御力に基づいて、チーム内キャラクターの与える月結晶反応の基礎ダメージがアップする。防御力100につき、月結晶反応の基礎ダメージ+0.7%。この方法でアップできるダメージは最大14%まで。 また、兹白がチームにいる時、チームの月兆レベルが1アップする。 |
花は霰の如し | 夜間(18時から6時まで)、戦闘状態でない時、2秒毎に兹白の元素エネルギーを1回復する。 この効果は秘境、征討領域、深境螺旋では発動しない。 |
命ノ星座
第1重 | 疾く出でて粛然と帰す 元素スキル衆生は忽然たるのみを発動後、兹白は直ちに「隙に浮かぶ光」を100獲得し、「隙を過ぐる月」状態における翔ける霊駒の使用可能回数が5回に増える。 また、「隙を過ぐる月」状態に切り替える度、翔ける霊駒の初回発動時、2段目の攻撃による月結晶反応ダメージが220%アップする。 |
|---|---|
第2重 | 生は変じて屍と化する 「隙を過ぐる月」状態における、付近にいるチーム全員の月結晶反応ダメージ+30%。 月兆・満照:固有天賦月下に舞い降りる天女の効果が強化され、翔ける霊駒の二段目攻撃によるダメージがさらに兹白の防御力の550%分アップする。固有天賦「月下に舞い降りる天女」を解放する必要がある。 |
第3重 | 天法を解き帳を下ろす 元素スキル衆生は忽然たるのみのスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第4重 | 魂向かひて身も従ずる 「隙を過ぐる月」状態の時、兹白の通常攻撃の連撃段数がリセットされなくなる。また、翔ける霊駒が敵に命中したとき、兹白は「月の華」効果を獲得し、次の通常攻撃の四段目の追加攻撃が本来の250%分の月結晶反応ダメージを与えるようになる。 |
第5重 | 聡きは視たとて論ぜず 元素爆発三垣の威儀法のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第6重 | 天地の人は過客の如し 「隙を過ぐる月」状態の時、「隙に浮かぶ光」のチャージ効率が50%上がる。 また、翔ける霊駒が「隙に浮かぶ光」を全て消費するようになる。この時、消費した「隙に浮かぶ光」が70を超えている場合、超えた分1につき、翔ける霊駒およびその後3秒内に兹白が与える月結晶反応ダメージが1.6%向上する。この効果は重ね掛けできない。 【向上】 特殊なダメージアップ効果。他のダメージアップ効果とは別に計算される。 |
使用素材
プロフィール
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
転記ミスと勘違いされやすい誤字などには、その箇所の直後に「*」を記しています。
[[物語ページへ>物語#アンカーの文字列]]
| 物語 | 内容 | ストーリー解放条件 |
| キャラクター詳細 | 璃月の伝説では、かつて謎めいた白馬の仙人が存在したとされている。 その痕跡は様々な書籍や民話に残されているが、彼女がどのような人物であったかは、言い伝えごとにまったく異なっている。 彼女が白馬の姿を取って、魔神戦争で岩王がこの世の大権を握る手助けをしたという説… 琥珀色の瞳を持ち、果てしない時の流れを見通す力があったという説… また、実は月に住んでおり、人々の願いに耳を傾けながら、世の繁栄を見守っているという説など。 この仙人については多くのことが語られているが、彼女の姿を明確に描写できる者は誰一人としていない。 お茶の間の世間話も、長々と書き記された考証も、全貌を把握する手がかりには成り得なかった。 しかし、「神獣の残せし一本の羽、鳥の残せし雪上の足跡の如く」という言葉があるように、 彼女の過去は、この世に確かな足跡を残した。そして彼女の物語もいつか、誰かによって掘り起こされる日が来るだろう。 | 初期解放 |
| キャラクターストーリー1 | ほとんど知られていないことだが、璃月に伝わる白馬の仙人の逸話は、この仙人の終焉から始まっている。 元々、彼女は高天の使者であり、数千年前に人々を導くため現世に降り立った。 彼女は水晶と宝玉の産地として栄えた古国「琅玕」を守護し、人々に農耕と機織りを教えた。その導きにより、国民は五穀豊穣に恵まれ、倉には余るほどの蓄えができた。 そのため、彼女は古国の人々から、社稷神として崇められていた。 彼女の導きのもと、琅玕は統一文明の中でも一際輝く宝玉となった。 しかし、世は移ろうもの——世界の外から予想だにしなかった大災厄が襲来し、空の上では凄惨な大戦が勃発したのだ。 その余波は漆黒の悪意を纏って琅玕へと墜ちた。それを受け、高天はこの国の一掃を決意したのである。 神聖なる意志が天罰のごとく輝かしい古国を襲い、汚染された大地を滅ぼさんとした。 自身が庇護する人々を救うため、兹白は一縷の望みをかけて、高天の意志に背いた。 その結果、彼女は神魂が三つに砕け散るという重傷を負い、それが人の世の願いに応える最後の機会となった。 しかし、それは慈悲なのか、背信者への厳罰なのか——高天から兹白を見つめる影が、彼女に手を差し伸べたのである。 それ以降、兹白の砕け散った三魂は、消散する寸前、千万分の一秒という刹那に留め置かれることとなった。 そして彼女の本質は、真の死にも生にも辿り着けない夢の中を、永遠に彷徨い続けることとなった。 | 好感度Lv.2後に解放 シナリオ「天を翔ける玉輪の軌跡」をクリア |
| キャラクターストーリー2 | かつて月の使いとして人間界に降り立った時、兹白はある神秘的な人物と出会った。 その者は人の姿こそしていたが、風貌からして只者ではなく、雲に乗って空を駆け、山を動かして海を埋め、岩を震わせ不壊の宝玉すら砕くことができた。 それほどの神通力を持ちながら、天の使いの一族ではないことに、兹白はひどく驚いた。 ある日、二人は山で仙法を磨き合う約束をしたが、時間になってもかの人物は現れず、ただ天の果てから轟音が響いていた。 兹白が音を頼りに進んでいくと、雲の間に似た姿をした三つの人影が見えた。その者たちは、どうやら戦いの最中らしい。 刃と刃がぶつかり合う中、彼女は雲の間から「岩主天星」という声が聞こえた気がした。 しばらくして戦いは終わりを迎え、三つに分かれていた姿が一つに戻り、兹白の前に降り立った。それは紛れもなくあの友人だった。 兹白が今目にした光景に強い興味を抱いていることを知ると、その人物は惜しげもなく教えを授けてくれた。それは「三尸斬り」と呼ばれる古の技なのだという。 「三尸」とは、修行者の心に潜む邪念や悪しき欲望のことであり、三尸を断ち切ることで、澄み切った自我を見出すことができるとされている。 しかし、高天と三つの月の使者である兹白は、心に妄念を抱いたことなど一度もなく、どうやっても三尸神を切り離すことができなかった。 友人はただ平然とその様子を見つめ、「天心は定まらず、白雲は移ろう」とだけ言い残して静かに去っていった。 その時の彼女はまだ知らなかった——人類を導く長い旅路の中で、自分がどれほど人間の感情に染まっていくことになるのかを。 そしてさらに遠い未来、自分の大切な国に天罰が下る様を目の当たりにし、憤懣、恐怖、憂鬱が、骨にまとわりつく蛆虫のように、彼女の神魂を蝕んでいくことを。 そうなった時、彼女は自らの三尸神を断ち切るだろう——自我を捨てて人世に潜み、高天に復讐を果たす切り札とするために。 しかし、「天心は定まらず、白雲は移ろう」という言葉の通り、その時こそ、兹白をずっと見守ってきた影が、慈しみと断罪を兼ねた檻に彼女を捕らえる瞬間なのだ。 | 好感度Lv.3後に解放 シナリオ「天を翔ける玉輪の軌跡」をクリア |
| キャラクターストーリー3 | …3…5…7… 時が固まった虚無の月の中で、万物は流れを失ったかのようだった。 …53…59… けれど、時が本当に止まっているわけではない。あまりにも流れが緩やかで、ただ知覚できないだけ。ここでは俗世の一日が、百年に相当するらしい。 …151…157…167… そう、ゆっくりとだが時間は流れている。そうでなければ、脳裏に刻まれた思い出が、何によって摩耗したのか説明がつかない。 557… 兹踞。 563… 琅玕。 569… 人々の面影。 これはどういう意味?どうしても、忘れたくない気がする。 けれど、どういう意味なの?どういう意味があったというの? …1553… あそこの光は灯火?何度も見たことがある気がする。 誰かが何度も言っていた。あれが家への道だと。 いつか必ず故郷に帰れる…それだけは絶対に忘れてはいけない。 …1567… 家とは何? …3557… この数字たちは、なんて孤独なのかしら。一を除けば、そこにあるのは自分だけ。 …3559… ああ、私は自分を数えていたのね。 名前を忘れようと、自分が存在していることは忘れないでいられる。 忘れないわ。 16127… 私は何を数えているの? …3…5…7… | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「天を翔ける玉輪の軌跡」をクリア |
| キャラクターストーリー4 | 璃月の仙話に登場する白馬の仙人は、実はほとんどが兹白の切り離した下尸神「兹蹻」である。 軽策荘の老人たちが語る「岩王帝君と共に戦った白馬」とは彼女のことだ。 沈玉の谷の民が語る「時の娘」も… 「八奇煉桃都」にある「金目乗黄月駒」も… 盧氏の族譜に記された「五百年もの時の隙間を飛び越えた」白馬の仙人も、彼女のことである。 魔神戦争の時代、彼女はすでに岩神によって「詹諸呑月」の絹絵の真跡から解放され、共に戦うという契約を交わしていた。 ただ、彼女の身に刻まれた時間の痕跡は、古き岩神に不思議な影響を及ぼし続けた。 そのため魔神戦争の後、自身が脅威となることを知った兹蹻は山林に身を隠し、それ以来、人前に姿を現すことはなかった。 だが、彼女は自由気ままな性格で、人前で神通力を披露するのが好きだった。人の寿命は百年にも満たないため、時間の痕跡による摩耗を受けることはほとんどない。 そのため彼女は時折、助けを必要とする人の前に姿を現した。彼らを救いながら、天地が崩れ去る前の物語をそっと伝えていきたいという密かな思いを抱いて。 だが、たとえ後世の人々が書き記した物語が彼女の意に沿うものでなかったとしても、彼女はちらりと目を通すだけで気に留めはしないだろう。 彼女はいわば人気のない荒野を自由奔放に駆ける野馬のような存在。誰も彼女の自由な足取りを縛ることなどできないのだ。 彼女は兹白の消滅から生まれたが、兹白や誰かの手綱に繋がれるべきだとは一度も思わなかった。 いつでも時の果てへと颯爽と飛び込み、「ポン」と音を立てて金色に輝く塵となって消える覚悟はできていた。 | 好感度Lv.5後に解放 シナリオ「天を翔ける玉輪の軌跡」をクリア |
| キャラクターストーリー5 | 最初の予期せぬ大災禍と同じように、兹白の運命が再び変わるきっかけもまた、天より降りてきた。 金髪の旅人とその仲間たちの協力により、真実の月がテイワットに再び降り立ち、兹白の本質を閉じ込めていた偽りの月も崩壊を始めたのだ。 そして旧友の助けを借り、兹白の摩耗し、眠り、そして自由気ままに過ごした三つの魂の根源は、再びこの世に姿を現す時を迎えた。 これらはすべて、兹白を見守る影によって予見されていたのだろうか?そしてこれらはすべて、最初の天の使いが見届けた現実となったのだろうか? いずれにせよ、古国の導き手は無数の願いの呼び声の中、ついに故郷へと帰ってきたのだ。 たとえ、その土地がかつての面影を失っていたとしても…人々が新たな神を祀り、灯火の儀式は様変わりし、彼女にまつわる物語さえ別物になっていたとしても。 だが、彼女は知っていた——かつて彼女が庇護した人々は、輝かしい文明と共に途絶えたわけではない。むしろ、故郷の地で根を下ろし、枝葉を広げ、日々姿を変えながら今日まで受け継がれてきたのだ。 かの旧友も言っていた。かつて存在した琅玕の宝玉の一つが、今日ある璃月港の礎でないというのなら、どうしてこの地は「岩間の琉璃」や「雲間の月」と呼ばれているのか。 今、彼女に不満なことなど何もない。かつての抑えきれぬ怒りさえも、姿を潜めている。 彼女の努力はすべて報われ、故郷にも帰ってこられた。それだけで十分だ。 それだけで、彼女の経験してきた苦難がすべて報われるように思えた。 | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「天を翔ける玉輪の軌跡」をクリア |
| 千里山河図 | 今の兹白には、璃月のすべてが懐かしくも新鮮に思えた。 そこで、神魂が安定しているうちに、彼女は璃月の美しい山河を隅々まで巡った。 軽策山では、山間の滝が飛沫を上げながら流れ落ち、再び清らかな泉となって流れる様を… 孤雲閣では、高い空、吹きすさぶ風、そびえ立つ岩の槍が描く雄大で揺るぎない景色を目にした。 宝玦の口では、今なお残る玉玦の下に点々と浮かぶ漁船と、山間で歌う人々を… 絶雲の間では、神秘的な霧が立ち込めた、まるで雲上の水郷のような、まるで天に広がる海のような景色を目にした。 …… 古国琅玕に絹絵の技を伝えた天の使いとして、彼女は数千年も使っていなかった技を再び振るうことにした。 壮麗な景色に出会うたび、彼女は目の前に広がる山河の美景を仙力で絹布に縫い付けていく。 時が経ち、その絹絵に描かれた山河は千里にも及ぶ、壮大で絢爛なものとなった… 暇な時、兹白は絹絵を取り出して眺めることを楽しみとしており、見れば見るほど顔をほころばせ、得意げな笑みを浮かべている。 その様子を見た岩王帝君はその絵に興味を持ち、何度も見せてほしいと頼んだようだが、未完成だという理由で断られ続けたらしい。 彼女が絹絵を完成させた時、この山河が縫い込まれた図巻はどれほど壮大で趣深いものになるのだろうか。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「天を翔ける玉輪の軌跡」をクリア |
| 月の輪 | 同族の者たちと同じように、兹白もまた本来は神聖なる計画のもとに生まれた存在である。 そうして彼女は天命を帯びた姿で、テイワットの空の下に現れたのだ。 空に輝く星はこの世界を愛し、幸福な花園に作り変えようとした。そして使命を悟った使者は土を耕し始めた。 土が肥沃なら、草花は生い茂る。土が腐れば、花園は悪臭を放つ。 幸せな花は、力強く差し込む朝日の中で咲き誇るもの。 偉大なる愛を冒涜せぬよう、悪臭を帯びた花は土と共に取り除かねばならない。 兹白の運命は、そうした神聖な計画の中で巡り続けていた。あの日までは… 理由は不明だが、王の影、時の者は月の印が刻まれた徽章を兹白の前に置いた。 これは、彼女がもはや暁の星の代行者だけでなく、月の使者にもなったことを意味していた。 これも神聖なる計画の一部なのだろうか…そうだ、きっとこれも世界を形作る一部のはずだ——彼女はそう考えた。 こうして彼女は暁の星、月、そして花園の間を往復するようになったが、徽章を受け取ることはなかった。 計画をより完璧なものにするうえで、新たな徽章をどう扱ったらよいか分からないし、それがなくとも自分の使命は果たせると考えたからだ。 しかし時が経つにつれ、暁の星と月が抱く花園への意志と愛は、必ずしも同じではないことに気付いていった。 暁の星の光は燦燦と花園全体に降り注ぐが、一輪の小さな花に長く留まることはない。 それに、神聖さに欠いた草花と土ならば、焼き尽くして純粋な虚無へと追いやることさえ厭わない。 だが、月の銀光は違う。土よりも、焼かれ傷ついた草花の一本一本の根茎に染み渡り、酷暑の後に慰めを与えることを望んでいるのだ。 一体どちらの意志と愛がより神聖なのか?兹白の心には時折、そのような疑問が浮かんでいた。 だが、答えはいつも明確だった。謎の答えはその命題の中にしかなく、神聖なる計画を揺るがすことなどないのだ。 だが、なぜだろう…兹白の視線は月光に誘われるように、自らが手入れしている小さな草花の茂みに留まるようになっていった。 花が咲くのは笑顔のよう、花が散るのは涙を流すよう。だが土は笑わない。土から生まれたものが、どうして悲しむというのか? 兹白はそう思いを巡らせながら、見つめ続けた… 花が咲き、散り、実を結び、落ち、新芽が吹き、また花が咲き、散り… それから時が経ち、彼女はあることを耳にした。同僚が管理していた花畑が神聖さを冒涜したとして、すべて除去されたのだ。彼女は悲しみを覚えたが、すぐに不安が押し寄せた。 そう、天命には悲しみなど含まれていない。天命によって生まれた自分が、どうして悲しむことがあるのか? まさか自分は、人に導かれるべき草花に成り下がったのか?自分が授かった意志と愛は、もはや神聖なものではなくなってしまったのか? まるで、運命からの逸脱が始まったかのようだった。そして、それはあの瞬間が訪れたことで——空が崩れ去り、偽りが降り注いだことで、終わりを迎えた。 花園は焦土と化し、草花は今にも崩れ落ちそうだった。酷暑が彼女の意志を焼き、思考を整える力さえ奪っていった。 その時、月の徽章が涙のように彼女の背中へと滴り落ちる。 それは、彼女が目にしながらも拒んできた冷たい輝きであった。その輝きは花園の花々に注いできた静寂と慰めを彼女にも与えた。 一瞬の冷涼さの中で、彼女は思った——暁の星の灼熱に焼き尽くされるまで、愛する花々を億万年にわたって愛し続けることができるのだと。 | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「天を翔ける玉輪の軌跡」をクリア |
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・「[他キャラ等]について…」→キャラクターによって他キャラ等の数が異なります。必要に応じて削除もしくは追加してください。
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・その他にも変化する点があるかもしれないので、注意深く確認願います。
| タイトル | 内容 | 解放条件 |
| 初めまして… | 私は兹白——かつても凡人たちには白馬の仙人と呼ばれていたけれど、今や地上に降りて仙人となった身よ。ただ、兹白と呼んでくれていいわ。 | 初期解放 |
| 世間話・月 | 世はいつも雨雲とともに在る。月があれば故郷にいるも同じこと… | 初期解放 |
| 世間話・数理 | 数理は世の理の基本よ。興味があるなら、演算を教えてあげる。そうね…まずは指を十本出してみて。基礎から教えてあげましょう。 | 初期解放 |
| 世間話・仙法 | 仙法は確かに不思議。けれど、法を修める前に心を修めなければ、すべては水面に映る月の如く、触れた瞬間に砕け散ってしまう… | 初期解放 |
| 雨の日… | 月がよく見えない… | 初期解放 |
| 雷の日… | ふむ…天雷が悪を討ちに行ったのかしら。 | 初期解放 |
| 雪の日… | 月ほど寒くないわ。 | 初期解放 |
| 砂漠にいる時… | …砂漠の中を歩くのは、確かに大変ね。 | 初期解放 |
| おはよう… | おはよう。昨夜はよく眠れて? | 初期解放 |
| こんにちは… | 日差しが強いわね…疲れてない?少し休みなさい。 | 初期解放 |
| こんばんは… | いつの間にか…月が昇っている。 | 初期解放 |
| おやすみ… | ふふ、月より遅くまで夜更かしできるかなんて、考えるものではないわ。おやすみ。 | 初期解放 |
| 兹白自身について・巡り歩き | 三尸神を斬り落としてから、下尸は人間界を巡り歩き、実に様々な出来事を経験してきたそうよ。最も広く知られてるのは、『竹林月夜』に記されてた一夜の出来事でしょうね。暇を見つけたら、私もあの竹林を訪ねてみないと。 | 初期解放 |
| 兹白自身について・一人暮らし | 独りで暮らしていた時は、数式を書いたり演算をしたり、数理で暇をつぶしていたわ…興味があるなら、面白い問題を出してあげましょうか? | 初期解放 |
| 月見について… | 璃月の人々は、故郷を思う詩や文を書く時、月に重ねて己の心情を詠むことが多いけれど、それも道理ね。どれほど遠く離れていても、世の人々は同じ月光の下を過ごしているのだから。けれど、本当に月見をするのなら、故郷を離れた旅の者たちはきっと家に帰って、親しい人と共に月を楽しみたいと思うはず…「月は故郷にて明るし」とはよく言ったものね。 | 初期解放 |
| 異郷について… | 君はこの世界の出身ではなく、血縁者と離ればなれになってしまったと言っていたわね…異郷でこれほどの苦労を味わい、数々の困難を乗り越えながら、今日まで戦い続けてこられたその強い意志は、稀有なものよ。天は努力する者を見放したりしない。きっとその願いは叶うはずよ…慰めの言葉などではないわ。璃月の人々は、家族との再会を月に願う――そして私はその月に住まう者…団らんの祝福は、きっと成就する。 | 好感度Lv.6後に解放 |
| 「月の輪」について… | 神の力をどう使うかは、得た者の心にかかっている——私?璃月にいる以上、璃月を護るために使うに決まっているわ。 | シナリオ「天を翔ける玉輪の軌跡」をクリア 好感度Lv.4後に解放 |
| シェアしたいこと… | 私の下尸は「八奇」の「金目乗黄月駒」と呼ばれていたけれど、桃都での出来事を除いて、私…いいえ、彼女はその他の「八奇」と共に行動することはなかった。後で思い出したけど、「八奇」の中には行方を追おうとした者もいくらかいたのよ。二本足の者が、四本足の馬に勝てる訳もなかったけれどね。 | 初期解放 |
| 興味のあること… | 琉璃百合が、今も咲いているなんて…たしか、「雲来釣爺」と「無妄童子」は、この花の花びらを肴に酒を楽しむのが好きだった。酔いが回ると、剣舞でさらに場を盛り上げて——え?そこで生まれた面白い剣術はなかったのかって?さあ、あったかもしれないけれど…二人はいつも飲み過ぎて、どんな風に舞ったかなんて、忘れていたから。 | 初期解放 |
| 鍾離について… | 凡人たちは私のことを「白馬の仙人」と呼ぶけれど、私は仙人たちの祖モラクスから力を授かったわけではないわ。遥か昔から、私は天界に身を置き、「月の使い」としての職を全うしてきた。けれど、過去のことを今更語っても仕方ない…人々が「白馬の仙人」と呼びたいのなら、それも悪くないわ。え?鍾離を見かけたこと?ええ、時々胡堂主と共に街を歩いていたり、一人でお茶を楽しんだり、散歩したりしている姿を見かけるけれど…岩王帝君としてよりも、客卿として過ごす方が気楽そうね。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| 凝光について… | 璃月は商いで栄えているけれど、商売の道というのは常に煩雑なものよ。そんな璃月で重責を担う「天権」は、並外れた才を持っているのでしょうね。たしか、璃月総務司には「璃月七星」と呼ばれる者たちもいるそうね。何人かとは会ったけれど、残りの者たちはどこにいるの?七星などという名を受けるからには、きっと忙しく責務を果たしているのでしょうね… | 好感度Lv.4後に解放 |
| 刻晴について… | 玉衡とは、璃月の郊外で出会ったわ。総務司の職員を率いて土地の測量を行っていて…断崖や悪路にも臆さず、先頭に立っていたわ。以前、彼女のために生い茂ったいばらを払おうとしたのだけれど、なんと彼女は剣を振るって、無理やり道を切り開いたの。勇猛果敢、勇往邁進の猛将だという噂は本当なのね。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| 七七について… | おかしい…七七という少女は仙人の肉体を持っているのに、仙人の魂を持っていない…しかも、時折ぼうっとしているような…ふむ…どこかで見た気がする症状ね。機会があれば、診てあげたいけれど… | シナリオ「天を翔ける玉輪の軌跡」をクリア 好感度Lv.4後に解放 |
| 閑雲について… | 「閑雲」を名乗る留雲借風真君と会ったわ。仙人なのに、仙力をあまり使わず、代わりに仕掛けをいじくり回し、凡人でも自在に扱える仕掛けを作りたいとまで言っていた…ちょうど私も琅玕国の機械の設計図をいくつか覚えていたから描いて渡したけれど、あまりにも古い仕掛けだから、果たして役に立つかどうか… | 好感度Lv.4後に解放 |
| 煙緋について… | 仙人の混血だなんて、不思議な娘…歌塵浪市真君の話によると、戦乱を経験していない、璃月の若い世代の「仙人」だそうね。律法を研究する彼女の聡明な様子を見るに、仙人の血脈による啓示など要らないと思うわ。私も古い律法の例をいくつか覚えているから、今後書き記して、歌塵浪市真君から渡してもらいましょう。気に入ってくれるといいのだけれど。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| 魈について… | 仙衆夜叉はモラクスと共に四方を平定し、輝かしい戦功を立てたけれど、業障に苦しめられたと聞くわ。生き残りが金鵬大将ただ一人だなんて…彼は、まだ業障に悩まされているのかしら。何かできることがあれば…え?既に誰かが癒したの?そう…平和に過ごしているようでよかったわ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| ヨォーヨについて… | 歌塵浪市真君の弟子ね。凡人の身でありながら、意志の強さと霊性を持っている…留雲借風真君も数人弟子を取ったと聞いたけれど…ふむ…理水畳山真君と削月築陽真君からそういう話は聞かないわ。伝える先があるのはいいことなのだけれどね。まだ適任者が見つかっていないのかしら…それとも遊び歩くのに忙しくて、そんなことを考える暇もない?とにかく、璃月の仙人たちは、様々な事情を抱えているわね… | 好感度Lv.4後に解放 |
| 藍硯について… | 藍硯?「万象風角霊官」の末裔ね。「万象風角霊官」は「銀翎翦玉玄鳥」と共に旅をし、美しい物語を残したそうね。このように聡明な後継者が現れたことを知れば、きっと喜ぶと思うわ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| 胡桃について… | 胡堂主の評判なら聞いたわ。生きとし生けるものを守るため、独り死地に赴いたその勇気と志の強さ、まさに「無妄童子」の後継者に相応しい。「朱赤引火冥蝶」のようにならずに済んだのは。君のお陰だそうね…いいえ、昔話はやめにしましょう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| 「月の三女神」について… | 月の三女神?…とても仲のいい姉妹だったわ。誰かが当番を休みたい時は、他の誰かに代わってもらって、後で埋め合わせに小物入れやアクセサリーを贈っていた。けれど、そんな気まぐれな当番は、問題を起こすものよ。例えば、ある年に三つの月が一列になったことがあったでしょう?あれは彼女たちが時間を間違えてしまって、本来一人だけが当番のはずなのに、三人とも一緒に空に現れてしまったの。三人は慌てて一列に並び、当番の月の後ろに隠れようとしたのだけれど…はぁ、結局地上は大騒ぎになってしまって、何日も線香をあげ続けた。その後情けないことに、彼女たちは私に三つの月が並ぶことは大災害の前触れでも、王権交代の予兆でもないと人々に伝えてほしいと頼んできたわ。私が「じゃあ何を表すことにするの?」と聞くと、三姉妹はしばらく口ごもった末に、「お月見の季節が近づいているから、みんなで団月餅を食べる時期だってことを表すことにする…とか?」だなんて言ってきたのよ。 | シナリオ「真実の月」をクリア 好感度Lv.4後に解放 |
| 兹白を知る・1 | 今の璃月は、私が住んでいた頃のこの地とは大きく異なっているわ。というより、私の時代には「璃月」という名すら存在しなかったから。時が移り変わり、幾多の変遷を経て、私の記憶にあった物事は全て消え去ってしまった。詩人は、時間を「白駒の隙を過ぐるが如し」と言うけれど、私の「下尸」もまた「白馬の仙人」と呼ばれていたようだから…きっと全ては運命の導きなのね。私の過去が知りたいの?そうね、知る人が一人増えるのも、悪くないわ。 | 初期解放 |
| 兹白を知る・2 | 遥か昔、私は天宮からの使者として琅玕国に降り立ち、万民を導いて安寧をもたらした。琅玕国の人々は私を「社稷神」と呼び、琅玕国の恵まれた気候と社稷の繁栄は私の加護によるものだと信じていた…確かに天気には私が深く関わっていたけれど、土地の繁栄は、琅玕の民たちによる努力の賜物よ。どのように琅玕国を導いたか…?別に特段、難しいことをやったわけではないわ。ただ、占いや厄除けの儀式以外にも、多くの時間を教師として過ごし、子供たちに読み書きや算数、琴を教えていた…暇な時には、こまごまと書物を編纂し、礼儀作法や音楽、舞踊についての些細なことを記録したりもしていたわ。 | 好感度Lv.3後に解放 |
| 兹白を知る・3 | 国の未来を導くには、民の心を教え導くことが最も重要だと思っているわ。人々の心が善良なものでなければ、どれほど物質的に豊かでも、国が長く続くことはない。そう…かつて私利私欲のために、山奥まで仙人を探し求めた璃月の人々のように。たとえ運良く仙人の宝物を手に入れたとしても、心が正しくなければ、最後には必ず報いを受ける。もちろん、心を正すと同時に、手元の剣も磨いておくべきよ。まさに「備えあれば憂いなし」ね。 | 好感度Lv.4後に解放 |
| 兹白を知る・4 | 今も、本は読み続けているわ。私の知る故郷や昔の人々は、もはや本の中にしか存在しないから…本に間違いを見つけた時は、私なりに注釈を加えたりもするの。この前、私の注釈本を見て、どうしても学び舎で歴史を教えてほしいと、私を何日もかけて探し出した者がいて…その誠意に打たれて、生徒たちに一ヶ月ほど経典について講義をしたのだけれど…知識に飢えた生徒たちの姿を見ていると、かつての琅玕の学校を思い出したわ。まさか今になって再び教師として教壇に立てるなんて…これもまた縁なのでしょうね。 | 好感度Lv.5後に解放 |
| 兹白を知る・5 | 普段は外出しがちなのだけれど、たまに璃月に戻って幾つかの学び舎で教壇に立ち、ついでに琅玕国の史書を校正するの。私の時代は、未来への教訓となる過去の歴史の編纂は最も重要な事業だった…今も琅玕国の歴史を編纂できる者がいると賢人たちが知れば、きっと喜ぶでしょうね。 仙人らしくない?いいの。今の璃月港には、一人や二人の仙人が持つ凡人を超越した力よりも、凡人たちの心を一つにした大きな力が必要なのだから。璃月の仙人たちも、きっとそれをわかっている。この地で引き続き教えを広められるならば、私も「導き手」の務めを全うできていると言えるはずよ。 | 好感度Lv.6後に解放 |
| 兹白の趣味… | 趣味…月見、かしら。璃月で月を愛でるなんて…考えただけでも愉快だと思わない? | 初期解放 |
| 兹白の悩み… | 最近の璃月の書籍に出てくる噺は、何というか…斬新すぎて、ほとんど理解できないわ。源を調べるには、相当な時間がかかりそう。ゆっくり進めていくしか… | 初期解放 |
| 好きな食べ物… | 「団月餅」を食べたことはある?昔は友人と月見をしながら、共に味わったものよ。けれど、今や…もう手に入らなくなってしまった。残念ね。 | 初期解放 |
| 嫌いな食べ物… | 肉を生でいただくのは、少し…えっと、肉は焼いてから食べる方が無難だと思うの。 | 初期解放 |
| 贈り物を受け取る・1 | 独り、月に居た頃にこのようなご馳走に出会えていたら、もう少し長居したくなっていたかもしれないわ…ふふ、冗談よ。 | 初期解放 |
| 贈り物を受け取る・2 | 悪くないわ。ゆっくり味わいたいわね。 | 初期解放 |
| 贈り物を受け取る・3 | …なんとも奇怪で…斬新な… | 初期解放 |
| 誕生日… | 今日が誕生日なの?それなら、祝わなければね。確か年配の者は誕生日に長寿麺を食べる習わしがあった…ふふ、君は若々しい見た目をしているけれど、生きた年月を数えると、璃月港の大半の人よりも年上なのでしょう?そう考えると、やはり長寿麺を食べておくのがいいわ…なぜ私が長寿麺を作れるのかって?天人であったとはいえ、身の回りのこともできずに世話を焼かれて生きるような者ではなかったからよ。そういえば、今の私に食欲がないのは、天宮で長い間料理を作れなかったせいかしら…とにかく、食事は世の中で二番目に大切なことなのだから、あとで、長寿麺をきちんと食べるのよ。 | 初期解放(※) |
| 突破した感想・起 | なるほど。 | 突破段階「1」で解放 |
| 突破した感想・承 | 月に満ち欠けあり… | 突破段階「2」で解放 |
| 突破した感想・転 | 魂は還る。 | 突破段階「4」で解放 |
| 突破した感想・結 | 仙人となった以上、仙人としての務めを果たすまでよ。 | 突破段階「6」で解放 |
※プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
戦闘ボイス
| アクション | 内容 | 備考 |
| 元素スキル | 片づけましょう。 | |
| 聞く価値もない。 | ||
| 払い清めましょう。 | ||
| 元素爆発 | 過客守りし仙光よ、来たれ。 | |
| 洞察と知恵が、律令を生む。 | ||
| 雨上がり、琉璃が月を映す。 | ||
| 宝箱を開ける | 天からの贈り物ね。ありがたくいただきましょう。 | |
| 誰のものでも無いなら、貰ってもかまわないはずよ。 | ||
| とっておきなさい。いつかは役に立つはずよ。 | ||
| HP低下 | 一旦引きましょうか。 | |
| 落ち着いて… | ||
| 終わらせましょうか。 | ||
| 仲間HP低下 | 無謀よ。 | |
| 作戦会議しましょう。 | ||
| 戦闘不能 | 命はいつか…尽きるもの… | |
| 月が…去ってしまった… | ||
| 暗雲が…天を覆う… | ||
| ダメージを受ける | まずいわ。 | |
| しくじった。 | ||
| 重ダメージを受ける | …調子に乗らないで。 | |
| 愚の骨頂ね。 | ||
| チーム加入 | 行きましょうか。 | |
| どこへ行くの? | ||
| 空が晴れ渡っている…遠出日和ね。 |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
他キャラからの反応
| 閑雲 | 兹白はよく雑談しに来る。彼女は数理に関する問題に関しては、なかなか見識があるのだが…一度ヨォーヨが歌塵の代わりに物を届けに来た際に、ちょうど兹白が居合わせてな。兹白がなんとなく出題した数理の問題に、聡明なヨォーヨはすらすらと答えてしまった。すると兹白は大喜びして、どんどん質問を立て続けに浴びせかけたのだ…ヨォーヨがあそこまで冷や汗をかいているところは、初めて見たな。仕方なく妾が助け船を出したのだが…はぁ…その後兹白は、ヨォーヨには数理の才能があるから埋もれさせてはいけない、自作の問題集を作ると言って、ヨォーヨの居所を聞いてきたのだ。うぅむ…果たして教えてよいものか… |
| 凝光 | (白馬の仙人として)現代の璃月にまた新しい仙人が加わることになるとはね。白馬の仙人は外出好きで、璃月港にはあまりいないのだけれど。夜蘭の言葉に笑っていたところなのにね…どんな言葉かって?ふふ…「仙人は静けさを好むというのに、璃月の仙人たちはみんな璃月港がお気に入りね」って言ってたのよ。 |
| 鍾離 | (白馬の仙人として)白馬──懐かしいな。あの仙人とは、もう随分会っていない。時は短く、一瞬にして過ぎ去ってしまうのが残念だ。 |
| ニコ | えっと…彼女とは会いたくないわ。嫌いってわけじゃないけど…トラウマ、というか…?まあ、落ちこぼれが優等生に会うのを怖がるみたいなものよ。昔、お姉さん的存在だった天の使いから、「お隣のエリアの偉い天の使いのところにいる誰々ちゃんはとっても優秀なのよ」って、しょっちゅう聞かされていたの。よく覚えてないけど、もしかしたら彼女のことだったかもしれないでしょ? |
引用元ページ:各キャラの反応
考察
総評
メインアタッカーとして月結晶で火力を出す白馬の仙人
兹白は「月結晶」を軸に戦う、防御力参照のメインアタッカー。元素スキルで自己強化状態に入り、通常攻撃で「隙に浮かぶ光」を蓄積しながら、主力となる特殊元素スキル「翔ける霊駒」を繰り返し発動して火力を出す。
特殊元素スキルのほか、月兆・満照時の通常攻撃4段目や元素爆発でも月結晶反応ダメージを与えられる。
月兆レベルと水元素付着への依存度が高いため、編成では月兆・満照の維持と、月結晶反応を継続して起こせる環境を整えたい。
特徴
- 「月結晶ダメージ」を出せる
LunaⅣで登場した「月結晶反応」で火力を出していくことが可能。
天賦による防御力依存の月結晶ダメージのほか、水結晶反応を月結晶反応に変換することで本来ダメージのなかった結晶反応を攻撃に利用している。
- 防御力参照
主力となる強化状態中の攻撃が防御力参照であることから打たれ強く、基礎攻撃力を重視する必要もないため、低レアリティの武器にも有力な選択肢がある。
一方で防御力はキャラクター自身の基礎ステータスの影響が大きい。
兹白はLv.90からLv.100に上げることで基礎防御力が957から1,025へ約7.1%上昇するため、火力を伸ばすうえでもキャラクターLvは極力最大まで上げたい。
- 運用が単純
基本的には通常を連打してゲージが貯まったら特殊元素スキルを打つだけ。
月結晶を起こせばゲージが貯まりやすくなるので、控えからの水付着を用意しておけば操作面で考慮することは多くない。
- 探索に役立つ要素
元素スキル状態の通常攻撃は鉱石のゲージを大きく削るため、鉱石集めの適性が高い。スキル終了まで表に出続けていれば実質的なクールタイムも3秒程度となるため、探索中は継続して鉱石を割りやすい。
また、兹白を入手するとキャラクター画面から便利アイテム「霊気が尽きたある物」を受け取れる。好感度Lv.6で解放される任務「仙人の贈り物」をクリアすると、消費されないポケットワープポイント「青玄陽華の華笠」へ修復できる。通常のポケットワープポイントとは設置枠を共有するものの、以後は素材を消費せず使用可能。
なお、白馬の仙人ではあるが、馬に変化して移動するなどの移動系天賦は持っていない。
注意点
- 月兆レベル・月結晶反応の可否に注意
フリンズやネフェルといった他の月反応アタッカー同様、月兆・満照でないと攻撃性能が落ちてしまう。
その為月兆キャラクターを自身を含め2人以上にした編成が推奨される。中でも同時実装された月結晶バフを持つイルーガや水付着とバフを両立したコロンビーナは相性が良い。
※ナド・クライのフィールド上において、「新月の抱擁」が発動している間はその限りではない。
同様に元素生命など水元素付着できず敵に月結晶反応を起こせない場合も苦手。
ただし他の月反応アタッカーと比べると、兹白は月結晶扱いの攻撃自体は使用可能で完全に機能停止はしない。
- 強化中のキャラチェンジと通常攻撃の中断に注意
「隙を過ぐる月」状態は継続時間の終了や特殊元素スキルの使用回数上限だけでなく、キャラチェンジによっても終了する。そのため元素スキル発動後は、基本的に兹白で出場し続けて特殊元素スキルを撃ちきる運用となる。
また、月兆・満照時は通常攻撃4段目にも月結晶反応ダメージが追加されるため、途中で連撃段数をリセットされないようにしたい。無凸~3凸ではダッシュや被弾による中断に注意し、中断耐性やシールドなどで補助すると安定する。4凸以降は通常攻撃の連撃段数がリセットされなくなるため、この制約は大きく緩和される。
運用
- 月結晶メインアタッカー型
元素スキルによる自己強化型のアタッカーで、特殊元素スキル、通常攻撃4段目、元素爆発で月結晶反応扱いのダメージを与えることができる。
基本の立ち回りは 元素スキル→(通常攻撃4段→特殊元素スキル)×4 など。
特殊元素スキル4回を撃ちきることが重要で、強化中に元素爆発を使用しておきたい。
編成においては月兆キャラと組み満照にすること、継続的な水元素付着キャラと組むことが必要。
天賦
通常攻撃・桂花に触れる金刃
元素量: 1U(隙を過ぐる月状態時) 特性: なし
剣による4段の通常攻撃。
3・4段目と重撃では宙に浮かび、3段目と重撃の後には印を結ぶ固有モーションがある。
攻撃力参照のため基本的に火力源にはならず、この天賦を強化しても元素スキルの「隙を過ぐる月」状態には影響しないため注意。
衆生は忽然たるのみ (元素スキル)
「払い清めましょう。」
CT: 18秒 継続時間: 15秒
元素粒子生成: 通常攻撃命中時に1個/2秒 元素量: 1U 特性: なし
自己強化を行い「隙を過ぐる月」状態に入る。
中断耐性を強化、通常攻撃・重撃が上書きされることのない岩元素ダメージに変わり、「隙に浮かぶ光」ゲージを使用することで特殊元素スキル「翔ける霊駒」を発動できる。
これらのダメージは防御力参照であり、特殊元素スキルと通常攻撃4段目(月兆・満照時)の2hit目は月結晶反応扱いのダメージを与えられる。
「隙を過ぐる月」状態は15秒経過、特殊元素スキル4回発動、キャラチェンジのいずれかで終了する。CTは使用時からカウントされており、最大使用時にCT3秒程度とかなり短い。
この状態中は以下の方法で「隙に浮かぶ光」を獲得でき、70消費することで特殊元素スキルを発動できる。最大は100。キャラ左側に表示されるゲージで確認可能。
- 毎秒+10
- 通常攻撃命中時+5(CT0.5秒)
- 月兆・満照時、チーム内キャラが月結晶反応を起こすと+35(CT4秒、特殊スキル発動でCTリセット)
特殊元素スキルの火力が高くこれを4回撃ちきるのが重要である。
通常攻撃のみでは最大数撃てず、「隙に浮かぶ光」を稼ぐために月兆・満照にした上で継続的な水元素付着により月結晶反応を起こせるようにしたい。
水元素付着があれば兹白自身の通常攻撃4段を1セット行うことで特殊元素スキル使用分の「隙に浮かぶ光」を獲得できる。
また通常攻撃は4段目に追加の月結晶扱いダメージがあるためダッシュ・被弾等の中断で段数をリセットされない方が良い。
通常4→特殊スキルがコンボの基本型。これを繰り返す以外にも、ゲージ量によっては元素爆発→特殊スキルや通常1→特殊スキルを混ぜてローテを短縮することが可能。
スキルそのもの、スキル使用後の通常攻撃と重撃、特殊スキルすべてに鉱石の破砕性あり。
特に通常攻撃は出の速さにより手数で鉱石を効率よく割ってくれる。
三垣の威儀法 (元素爆発)
「過客守りし仙光よ、来たれ。」
エネルギー: 60 | CT: 15秒
元素量: 1U 特性: なし
前方に範囲攻撃を行い、防御力参照の岩元素ダメージを2回与える。
2hit目は月結晶反応ダメージと見なされ、シンプルなダメージソースとして機能する。
元素スキルの「隙を過ぐる月」状態で使用した場合はその継続が+1.7秒延長され、実質的にカットイン時間分が補償される。
「隙を過ぐる月」状態で使用した方がカットイン中に「隙に浮かぶ光」ゲージを貯められてコンボ短縮しやすいほか、三日月の含光の月結晶バフを受け取りやすい利点がある。
月下に舞い降りる天女 (パッシブ1)
継続時間: 4秒
通常元素スキルを発動、または月籠の共鳴が発動した後の4秒間、特殊元素スキル「翔ける霊駒」の2段目のダメージが兹白の防御力の60%分アップする。
こまめに月結晶反応を起こしていれば基本的には発動している。
この天賦によるダメージアップはスキルの天賦倍率に加算されるものではなく最終的なダメージに加算されるので、本来の2段目のダメージと違い元素反応係数や元素反応ボーナスは乗らない。
雲間に連なる山々 (パッシブ2)
編成条件によるステータスバフ。
兹白自身を除く岩元素キャラ1名ごとに防御力+15%、水元素キャラ1名ごとに元素熟知+60、最大3名分のバフを受け取れる。
防御力は特殊元素スキルなど月結晶反応扱いダメージの強化、元素熟知は月結晶反応による月籠ダメージの強化になる。
基本型である月結晶編成を組むなら岩・水キャラ各1名は編成することが多く、無理なく発動している場合が多いだろう。
月兆の祝福・日月は流れるが如し (パッシブ3)
兹白を編成している時、チーム内キャラが起こす水結晶反応が月結晶反応へと変わり、防御力に基づいてその基礎ダメージをアップする。
基礎ダメージアップは最大で防御力2000の時に+14%。防御力は主要天賦で参照することもあり達成は難しくない。
また、兹白がチームにいる時月兆レベルが1アップする。もう1人月兆キャラを編成することで満照にできる。
月結晶反応は結晶の欠片および結晶シールドを生成せず、敵の周囲に月籠を3つ生成して追加のダメージを与えられる。
代替されるのは水元素+岩元素の水結晶反応のみであり、炎・氷・雷の結晶反応は変化しない。
花は霰の如し (パッシブ4)
夜間に非戦闘状態のとき、兹白の元素エネルギーが徐々に回復する効果。秘境、征討領域、深境螺旋では発動しない。
2秒に1回復と0から全快するまでには2分を要するが、探索中の爆発の撃ちやすさは相応に上昇する。
命ノ星座
無凸でも十二分に強力なアタッカーだが、凸による伸びしろも大きい。
特に特殊元素スキルを1回多く撃てる1凸はコスパ面でも非常に強力。
- 第1重・疾く出でて粛然と帰す
元素スキル発動後すぐに「隙に浮かぶ光」を100獲得し、特殊元素スキルの使用可能回数が5回になる。
強化状態で直ちに特殊元素スキルを1回使用でき、その分の使用可能回数が1回増える。その後も「隙に浮かぶ光」30+αから開始できる。
また初回の特殊元素スキルの月結晶反応ダメージが220%と大幅に強化されることもあり、ダメージ出力の瞬発力が上がる。
- 第2重・生は変じて屍と化する
付近にいるチーム全員の月結晶反応ダメージが+30%される。
本人だけではなく月籠の追撃やコロンビーナやリンネアの月結晶扱いダメージにも乗るため、編成単位の火力の底上げになる。
また、満照時に固有天賦のダメージアップ効果が60%に+550%され610%になる。
元の数値の約10倍ではあるが固有天賦の解説で触れている通り、元素反応係数や元素反応ボーナスが乗らないダメージ加算部分なので見た目の数値ほど大きなダメージ増加はない。
とはいえ、会心や耐性デバフによる影響は受けるため元々1万にも満たないようなダメージ増加だったものが約10倍(8,000であれば80,000)になるため、決して弱くはない効果ではある。
- 第3重・天法を解き帳を下ろす
元素スキルの天賦Lv.+3。
強化状態中の通常攻撃・重撃、特殊元素スキル「翔ける霊駒」、月兆・満照時の通常攻撃4段目追加ダメージはいずれも元素スキルの天賦倍率を参照するため、兹白の主力となる攻撃をまとめて強化できる。
天賦Lv.10からLv.13ではこれらの倍率がおよそ18%上昇するため、単純な天賦Lv.+3系の星座ながら恩恵は大きい。
通常攻撃天賦を参照しない兹白の性能とも噛み合った、堅実な火力強化となる。
- 第4重・魂向かひて身も従ずる
強化状態中、通常攻撃の連撃段数がリセットされなくなる。
また、特殊元素スキルを命中させると次の通常攻撃4段目で与える月結晶ダメージが本来の2.5倍になる。
ダッシュや被弾などで通常攻撃が中断されても連撃段数を維持できるため、通常4→特殊元素スキルの基本コンボを安定して遂行しやすくなる。
さらに、出しやすくなった通常攻撃4段目の月結晶ダメージそのものも大きく強化され、十分な火力源となる。
被弾による中断だけであればシールドでもある程度対策できるが、ダッシュなどを挟んでも連撃段数を維持できる点はこの星座固有の利点。使用感の改善と火力上昇の両方を備えた星座となっている。
- 第5重・聡きは視たとて論ぜず
元素爆発の天賦Lv.+3。
天賦Lv.10からLv.13では1段目・2段目ともに倍率がおよそ18%上昇する。
特に2段目は月結晶反応ダメージとして扱われるため、兹白が利用する月結晶反応関連の強化を受けられる。
ただし元素爆発は特殊元素スキルほどダメージ全体に占める割合が大きくないため、主力をまとめて強化する3凸と比較すると全体火力への影響は小さめ。
純粋な火力上昇系の星座と考えてよい。
- 第6重・天地の人は過客の如し
「隙に浮かぶ光」のチャージ効率が50%アップし、特殊元素スキル発動時に「隙に浮かぶ光」を全て消費するようになる。
また、特殊元素スキルを発動すると「隙に浮かぶ光」が70を超えている分1につき、特殊元素スキルおよびその後3秒間に兹白が与える月結晶反応ダメージが1.6%向上する。
超過分は最大30なので、最大で48%の向上効果を得られる。最大効果中は、翔ける霊駒およびその後3秒間に発生する兹白自身の月結晶反応ダメージ部分が最大で1.48倍相当になる。
1凸により強化状態へ入った直後は「隙に浮かぶ光」を100獲得するため、初回の特殊元素スキルでは確実に最大効果を得られる。その後もチャージ効率の上昇によってゲージを溜めやすく、通常攻撃4段目まで出しきる頃には高い効果量を得やすい。
通常攻撃4段目や元素爆発の月結晶反応ダメージにも効果を乗せられるため、特殊元素スキル発動後の3秒間を意識してこれらを使用するとよい。
ビルド
天賦育成優先度
元素スキル > 元素爆発 >> 通常攻撃
主力となる「隙を過ぐる月」状態中の通常攻撃・重撃、特殊元素スキル「翔ける霊駒」、月兆・満照時の通常攻撃4段目の追加ダメージはいずれも元素スキルの天賦倍率を参照するため、元素スキルを最優先で育成したい。これらは防御力参照であり、通常攻撃天賦の倍率は使用しない。
元素爆発も2段目が月結晶反応ダメージとして扱われるため、次いで育成する価値がある。
一方、通常攻撃天賦が影響するのは元素スキル発動前の攻撃力参照の通常攻撃・重撃のみ。メインアタッカー運用では基本的に「隙を過ぐる月」状態で攻撃するため、通常攻撃天賦の育成優先度は低い。
武器
兹白は防御力参照かつダメージバフの恩恵が少ないキャラクターであることから適性のある武器は限られる。
しかし低レアリティの武器にも有力なものがあり用意はしやすい。
三日月の含光(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心ダメージ 88.2% / 効果:防御力アップ、元素スキル発動後月結晶反応ダメージアップ]
兹白のモチーフ武器。高い会心ダメージに加え、防御力+20%と元素スキル発動後5秒間の月結晶反応ダメージ+64%という、兹白が特に欲しい要素をまとめて確保できる。
主力となる特殊元素スキル「翔ける霊駒」の2段目をはじめ、月兆・満照時の通常攻撃4段目の追加攻撃や元素爆発2段目など、兹白自身が与える月結晶反応ダメージを直接強化できる点が大きな強み。
月結晶反応ダメージアップの継続時間は5秒と短いものの、強化状態中は「翔ける霊駒」を繰り返し発動するため、そのたびに効果を更新できる。通常の立ち回りを変えることなく主力攻撃へ高倍率のバフを維持しやすい。
また、兹白の攻撃は防御力参照が中心であるため、低めの基礎攻撃力もほとんどデメリットにならず、その分高く設定された会心ダメージを有効活用できる。
武器のステータス・効果ともに兹白の性能と無駄なく噛み合っており、最良の選択肢となる。
有楽御簾切(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心ダメージ 88.2% / 効果:通常攻撃と元素スキルダメージアップ、チーム内キャラクターが岩元素ダメージを与えた後上記効果が2倍になり防御力アップ]
サブOPの会心ダメージ88.2%と武器効果の防御力+20%は三日月の含光と同値であり、どちらも防御力参照の兹白と好相性。
さらに通常攻撃と元素スキルへのダメージバフを持ち、兹白自身が岩元素キャラクターであるため、岩元素ダメージを与えることでバフを2倍にする条件も自然に満たせる。
月結晶反応ダメージには通常攻撃・元素スキルダメージバフが適用されないものの、月結晶扱いではない強化通常攻撃や「翔ける霊駒」の1段目などには武器効果を活かすことができるため、効果が完全に無駄になるわけではない。
一方で、兹白の火力の重要な部分を占める「翔ける霊駒」の2段目や通常攻撃4段目の追加攻撃など、月結晶扱いとなるダメージは会心ダメージと防御力による強化が中心となる。
月結晶反応ダメージそのものを直接強化できる三日月の含光には及ばないものの、ステータスの噛み合いが非常に良く、武器効果も一部有効に活用できる有力な星5武器候補。
蝶の羽化(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心ダメージ44.1% / 効果:元素スキルまたは元素爆発を発動するたびに会心ダメージアップ、星拡散反応ダメージアップ、元素エネルギー回復を順に獲得]
星拡散反応ダメージアップは活かせず、高い基礎攻撃力も防御力参照の兹白にはほとんど恩恵がないものの、会心ダメージアップと元素エネルギー回復は有効に利用できる。
武器効果は元素スキルまたは元素爆発を発動するたびに順番に切り替わり、1回目には10秒間会心ダメージ+56%を得られる。サブOPと合わせて会心ダメージを大きく確保でき、武器効果発動中は合計100.1%となる。
また、兹白は強化状態中に特殊元素スキル「翔ける霊駒」を複数回使用するため武器効果を進めやすく、元素エネルギー回復を挟みつつ、再び会心ダメージアップへ戻すことも可能。
退場すると武器効果の順番がリセットされる点も、出場後に元素スキルを使用して長時間フィールドに留まる兹白とは相性が良く、次のローテーションでも会心ダメージアップから始めやすい。
月結晶反応ダメージと防御力を直接強化できるモチーフ武器「三日月の含光」には及ばないものの、武器効果の一部を無理なく活用できる有力な星5武器候補。
下記の武器は黎明の神剣とほぼ変わらない。
HPの割合に囚われない利点はあるので余っていれば黎明より優先して装備する価値はある。
萃光の裁葉(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心ダメージ 88.2% / 効果:会心率アップ、通常攻撃で元素ダメージを与えると元素熟知をもとに通常攻撃と元素スキルのダメージアップ]
会心ステータスを稼ぎやすく、元素熟知依存のダメージ加算も無駄にはならない。
静水流転の輝き(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心ダメージ 88.2% / 効果:装備者の現在HPが増減した時元素スキルダメージアップ(3層まで)、チーム内他キャラクターの現在HPが増減した時装備者のHP上限アップ(2層まで)]
HPバフは勿論のこと、月結晶反応にダメージバフの影響はない為、会心ダメージ目当ての採用となる。
岩峰を巡る歌(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:防御力82.7% / 効果:通常攻撃または落下攻撃が命中した時防御力と全元素ダメージアップ(2層まで)、2層まで重ねた時防御力をもとに味方全員に全元素ダメージバフ]
ダメージバフの影響は少ないものの、チーム全体に撒ける為控えからの攻撃手段が多ければそこそこの影響はある。
防御バフの恩恵は大きいが会心を稼げない点がネックで、イルーガといった加算バフを受ける場合に会心の低さがダメージに大きく影響する。
黎明の神剣(★3/祈願) [基礎攻撃力:401 サブOP:会心ダメージ46.9% / 効果:HPが90%以上の時会心率アップ]
兹白は主力攻撃が防御力参照で基礎攻撃力の低さがほとんどデメリットにならないため、会心率と会心ダメージを両方稼げるこの武器は好相性。
星3ゆえ入手・精錬・育成コストも安い。
ただしHP90%を下回ると会心率バフが消えるため、効果を安定して維持するにはシールドによる補助が有効。回復や被弾を避ける立ち回りでも条件自体は維持できるが、実戦ではシールドがあると扱いやすい。
また、この武器のほかに天穹4やイルーガのバフなど会心率を盛る手段があるため、会心率が溢れないよう聖遺物を調整したい。
効果を維持できれば星3武器でありながら高い火力を期待できるため、上記武器がない場合の有力候補となる。
エズピツァルの笛(★4/鍛造) [基礎攻撃力:454 サブOP:防御力69.0% / 効果:元素スキル発動後防御力アップ]
鍛造で入手できるため用意しやすい星4武器。
兹白に有用な防御力を大きく伸ばせる一方で会心を稼げないため、黎明の神剣のHP90%以上を維持できる環境では、完凸していても火力面で劣りやすい。
一方、シールドを採用しない編成など黎明の神剣の武器効果を安定して維持できない場合には有力候補となる。
なお、基礎ステータスが同じシナバースピンドルよりこちらの方が優先される。
聖遺物
防御力参照のキャラクターであり、会心、元素熟知も月結晶反応ダメージに寄与する。
月反応アタッカーは一般的なダメージバフの影響が小さいため、杯も防御力%が基本となる。
元素熟知は夜の歌や教官など外部から補える手段も多いため、基本的には会心および防御力を優先したい。
元素チャージ効率は、元素爆発を毎ローテーション使用する場合に必要量を確保する程度でよい。
| 生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
|---|---|---|---|---|---|
| メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 防御力% | 防御力% | 会心系 |
| サブ効果 | 会心系>防御力%≧元素熟知・元素チャージ効率>その他 | ||||
天穹の顕現せし夜4 (元素熟知+80 / チーム内キャラが月反応を起こした時に装備者がフィールドにいると、月兆が初照/満照の時、会心率+15%/30%。チーム内に「月輝明光」効果が1種類存在するごとにチーム内キャラが起こす月反応ダメージ+10%、継続時間4秒。重ね掛け不可)
月反応アタッカー御用達のセット。会心と反応バフは勿論、月結晶反応では熟知も参照するため満額で活用できる。
完成形としてはこの4セットが基本。ほかの聖遺物では会心率と月反応ダメージを同時に伸ばしにくいため、華館4や2セット混成などは主に厳選までの繋ぎとなる。
兹白の月結晶ダメージはすべて攻撃の2hit目であるため、水付着状態の敵なら出場後すぐでも問題なくバフを受け取れる。
華館夢醒形骸記4 (防御力+30% / 岩元素攻撃命中時あるいは待機中に防御力&岩元素ダメージ+6%、最大4重まで)
天穹を揃えるまでの繋ぎの選択肢。
防御力バフは嬉しいが岩ダメバフは月結晶ダメージには乗らず、会心なども確保することができないためできるだけ早めに乗り換えたい。
他キャラクターとの相性
月結晶の発生条件、兹白の固有天賦の存在から水・岩元素キャラクターと組むのが基本となる。
加えて月兆キャラクターをもう1人以上編成するのを忘れないようにしよう。
各元素一覧
▌水元素
コロンビーナ
月兆/サブアタッカー
元素スキルで継続的な水付着を行いながら、自身も月結晶による追撃を行うことができる。
元素爆発で月反応ダメージバフもできることからあらゆる点で相性が良く、水付着要員としては最有力候補。
また1凸していればシールダーとしての役割も持てるようになり、編成幅が広がる。
アイノ
月兆/水付着
月兆の水付着キャラクターとしては自身が火力を出せない点でコロンビーナに劣るものの、配布キャラクター故の入手性の高さが魅力。
凸が進めば熟知バフや月反応バフも可能になる為、サポート性能は比較的高い。
フリーナ
サブアタッカー
元素スキルで水付着ができるキャラクター。継続時間が長く、敵に追従するので付着手段としては優秀。
しかし継続的にHPを消費する為耐久が落ちる点、元素爆発のダメージバフは兹白に恩恵が少ない点は要注意。
行秋 /
夜蘭
サブアタッカー
いずれも通常攻撃に連動して水付着を行うキャラクター。
兹白は立ち回り上通常攻撃を行う為、追撃は問題なく発動できる。
夜蘭は高いダメージバフを持っているものの、月反応には恩恵が少ない点から中断耐性補助を持つ行秋に軍配が上がるか。
珊瑚宮心海 /
シグウィン /
バーバラ
回復
いずれも元素スキルで回復ができるキャラクター。
心海は設置型、バーバラは追従型、シグウィンは場所を問わずかつ全体回復を持っている。
いずれのキャラクターもHPに特化する傾向にあることから非月兆のバフの恩恵を受けやすい利点がある。
▌岩元素
リンネア
月兆/サブアタッカー/デバッファー/回復
元素スキルのルミで継続的にダメージを出しつつ岩耐性デバフ、熟知バフができる月結晶サブアタッカー。
基本的にスキルは1回押しの方がローテーションがスムーズだが、トドメを刺したい時などに単発大ダメージの連打を使うのもあり。
必要に応じて元素爆発では全体回復もできる。
中断耐性は補強できないものの火力、耐性デバフ、耐久を兼ね備えており優秀。
鍾離
シールダー/デバッファー
硬いシールドを張ることができ、かつ全耐性デバフも可能なキャラクター。
月結晶は通常の結晶反応と異なりシールドを生成せず、中断耐性も欲しいためシールドの価値は高い。
兹白に黎明の神剣を持たせる場合などに優先して採用したい。
シロネン
デバッファー/回復
デバフと回復を兼任できるキャラクター。
兹白が与えるダメージは月反応ダメージ部分が大部分を占めるため、他キャラよりも絵巻やモチーフ武器によるダメージバフの効果が薄いものの、防御に特化したキャラクターなので非月兆バフを最大化させやすい利点がある。
ただし岩耐性デバフや回復は岩元素が2キャラ以下の場合のみに発動するので、兹白とシロネンの他に別途岩元素キャラクターを採用できなくなってしまう点は要注意。
岩2水2といった編成では水サブアタッカーの火力サポートを兼ねられる。
シロネン2凸の場合は岩3名編成でも岩デバフを発動でき、1凸の中断耐性アップも有用。
イルーガ
月兆/月結晶バッファー
月結晶とシナジーのある岩元素サポーター。
岩ダメージへの加算バフを持ち天賦の月結晶ダメージに対してバフ量が増える。加えて全体会心バフや熟知バフも可能。
元素爆発の継続時間が長い点も扱いやすい。
2凸で夜の歌4を装備させやすくなる。
ただし、兹白もイルーガも岩元素キャラのため、非月兆でもOKなので裏から水付着が出来るキャラの編成も必須となる。
ゴロー
防御力バッファー
元祖岩元素サポーター。防御力バフ、中断耐性アップで兹白をサポートできる。完凸していれば会心ダメージバフも可能。
反面継続時間の短さがネックで、凸が進んでいても最大12秒が限界で兹白の出場中にバフが切れてしまう。
編成例
月結晶編成
前提として兹白を含めて月兆キャラクターを2人以上編成しよう。
元素は岩2水1はほぼ固定。岩共鳴の利用と控えからの水付着に加えて岩元素キャラクターで月結晶反応を起こすのが基本となる。
兹白自身は防御力が高く耐久力はある方だが、接近戦で戦うキャラクターかつ、月結晶反応はシールドを生成しない、中断されず通常攻撃を4段目まで出す方が良いといった要素から耐久および中断耐性をケアしたい。耐久枠は中断耐性の点からシールダーが有利。
| キャラ | ![]() 兹白 | 岩元素 | 水元素 | 自由枠 |
|---|---|---|---|---|
| 役割 | メインアタッカー 月兆 | 岩共鳴 | 裏水付着 | バッファー 耐久など |
| 聖遺物 | 天穹4 | 夜の歌4/教官4orその他 | ||
月兆型
サブアタッカーかつサポート能力を持つコロンビーナ・リンネアと月結晶バフを持つイルーガを入れた編成。
4枠目は非月兆バフなしでもイルーガ採用の方が火力が高くなりやすい。
中断耐性の補助が欲しい場合、コロンビーナ1凸または鍾離・イネファ等採用でシールドを得られる。
月編成において注意したいのが聖遺物で、月反応ダメージを高める為にチームに天穹・夜の歌それぞれ4セットを持ったキャラクターを用意したい。
イルーガは2凸以上でなければ控えからの攻撃手段を持たないので、コロンビーナなど他キャラに夜の歌を持たせてイルーガに教官を持たせると良いだろう。
ローテーション
[ コロンビーナ:スキル>爆発→リンネア:スキル(爆発)→イルーガ:爆発>スキル→兹白:スキル>任意コンボ(可能なら爆発) ]
基本的にスキル・爆発を継続時間が長い順に使う。
リンネアのスキルは基本的に1回押し、連打はトドメを刺せる時などに。爆発は回復が必要ない時は使用しなくても構わない。
アイノやゴローを採用する場合は継続時間が短い為、より後にスキル爆発を使用する。
その他
キャラ固有要素
仙人の贈り物
兹白を入手すると、キャラクター画面から便利アイテム「霊気が尽きたある物」を受け取れる。
兹白の好感度がLv.6に到達した後、バッグから「霊気が尽きたある物」を確認することで、特殊任務「仙人の贈り物」を受注できる。
任務では兹白から「お礼」を用意したとの伝音を受け、彼女の滞在する白駒逆旅を訪れる。任務中の兹白のセリフはすべてフルボイス。
任務完了後、「霊気が尽きたある物」を修復することで便利アイテム「青玄陽華の華笠」を入手できる。
「青玄陽華の華笠」は短期間利用可能なワープポイントを設置できる便利アイテムで、通常のポケットワープポイントとは設置数を共有し、同時に1か所のみ設置可能。設置したワープポイントの持続時間は7日間だが、アイテム自体は消費されないため繰り返し使用できる。
のんびり旅行記「仙法との再会」
常設コンテンツ「のんびり旅行記」では、兹白の秘話「仙法との再会」を見ることができる。
璃月・翹英荘の北西にあるワープポイント付近で、七七と話している兹白に近付くと秘話が開始する。
兹白と七七の会話から、七七もかつて「三尸の術」をかけられていたことが語られる。
また、現在七七の魂を鎮めている仙符も徐々に効力を失いつつあり、兹白はこのまま放置することはできないとして、対処する必要があると考えている。
小ネタ
- 【海灯祭と伝説任務】 2026年の海灯祭「天を翔ける玉輪の軌跡」は、期間限定イベントでありながら、メインストーリー部分が兹白の伝説任務を兼ねている。ミニゲームやイベント報酬などは期間限定だが、伝説任務はイベント終了後も恒常コンテンツとして残され、後から受注・プレイすることができる。
- また、イベント期間終了後もこの伝説任務を完了していない場合、璃月港には海灯祭の会場装飾が残った状態となる。任務を最後まで完了すると通常の状態へ戻る。
- 【月宮の車】 兹白を所持していると、イベント「天を翔ける玉輪の軌跡」内のストーリー「白馬有閑遊記」終了後、璃月各地に月宮の車が現れ巡遊できるようになる。二人乗りでマルチプレイも可能。詳細な場所はテイワットマップに載っている。
- ストーリー上で乗った場所
・璃月港北口のWP ~ 璃月港南の丘
・遺瓏埠東のWP ~ 遺瓏埠北のWP
・翹英荘の七天神像北西の丘 ~ 翹英荘北の茶畑
・軽策荘北の入口 ~ 軽策荘南の崖
・萩花洲の七天神像から南下して橋を渡った先 ~ 望舒旅館西の浜 - ストーリー上では乗っていない場所
・漉華の池東のWP ~ 遁玉の丘北の丘
・層岩巨淵の七天神像 ~ 伏鰲の谷
- ストーリー上で乗った場所
- 【高天・月の使い】 兹白は、かつて高天より地上へ遣わされた「天の使い」であり、古国「琅玕」では人々を守る神として祀られていた。また月に仕え、「月宮の車」を御して天を巡る「月の使い」としての役割も担っていた。
- スカークのモチーフ武器「蒼耀」の物語では、「原初の主に屈服せし兄弟姉妹」の一人について「夢の中を彷徨い続け、時止まりし異郷にて未だ訪れぬ出会いを待ち侘びる者あり」と語られている。この一文は後に兹白の消滅と再生を紹介する公式資料でもそのまま用いられ、兹白が「蒼耀」で語られていた者の一人であることが示されている。
- 【書籍】 兹白は実装以前から、後に本人へつながる描写・伝承がゲーム内に存在していた。
・Ver.1.0「竹林月夜」の白衣の女
・Ver.5.2「隠玉の泉」の、白い薄絹の長衣をまとい真珠が輝く蓑笠を身につけた仙人
・Ver.5.2「霊濛山の夜話」の「往昔の鬼神」。中国語原文には「月色高車」「桂旗」など後に兹白を思わせる表現がみられる一方、沈玉の谷の旧主として碧水河を司り、妄執から戦争を起こして敗れたという事績も帰されているため、複数の古い伝承が重なっている可能性がある。
- 【実装】 奇しくも実装年の2026年は午年(馬年)で、初祈願開始日の2月3日は海灯祭イベントストーリー最終日の解放日でもあり、白馬をモチーフとする兹白が作中で俗世へ復活するのとほぼ同時に実装された。
- 【月の三女神との関係】 兹白は「月の使い」として、恒月の女神アリア・霜月の女神カノン・虹月の女神ソネットの三月女神に仕えていた。後に明かされた三女神の記憶では、高天の主は彼女たちの仕事を分担するため複数の月の使いを遣わしており、兹白もその一人として活動していたことが分かる。
- 特にソネットは、仕事を月の使いたちに任せて地上の人々のもとへ出かけることがあり、兹白がその仕事を処理していた様子も描かれている。したがって兹白の「月の使い」という役割は、単に月宮の車を御するだけではなく、三女神の仕事を補佐する実務的な役割も含んでいたとみられる。
- ボイス「月の三女神について」でも、兹白は三姉妹が互いに当番を代わっていたことや、手違いによって三つの月が同時に空へ現れた事件を語っている。その際、三姉妹は兹白に対し、三つの月が並ぶことは災厄や政変の前兆ではないと地上の人々へ説明するよう依頼していた。このことから、兹白は月と地上の人々の間を取り持つ役割も担っていたことが分かる。
- 『竹林月夜』第3巻には、月の三姉妹が「銀色の車」に乗って天を巡り、一定期間ごとに次の姉妹へ王位を譲っていたという古い伝承がある。後に三女神自身の記憶から実際に当番を交代していたことが明かされたため、この古書に残された「三姉妹の交代」という伝承は、実際の三月女神の生活を反映していたことになる。
- また、兹白の三尸神はそれぞれ異なる瞳の色を持ち、上尸神兹踞は青、中尸神兹躓は赤、下尸神兹蹻は黄となっている。これは月の三女神である霜月の女神カノン、虹月の女神ソネット、恒月の女神アリアの配色とそれぞれ対応するようにも見える。ただし、この色の対応について公式から明言はされていない。
- 【月の輪】 月の輪のデザインが他のキャラクターと微妙に異なる。他の月の輪には下部に4つのひし形の意匠が施されているが、兹白のものには存在しない。
- 設定上、実装済みの他のキャラクターが月の輪を得たのは約500年前のクータル(現コロンビーナ)誕生後だが、兹白が得たのは月の三女神が存命の時代という違いがある。
- また、他キャラクターの月の輪とナド・クライキャラクターの神の目はデザインが共通しているが、兹白はナド・クライとの関係が薄く、月の輪を得た時期も璃月誕生以前である。これらがデザインの違いに影響している可能性はあるが、詳細は不明。
- 【西湖コラボ】 2026年の海灯祭期間中、中国・杭州西湖との公式コラボイベント「原神×西湖」が開催された。公式告知では「璃月の旧友、白馬仙人と海灯祭を過ごす」と紹介され、兹白をメインキャラクターとして展開された。
- 開催地の西湖は古くから中国を代表する賞月の名所として知られ、西湖十景にも「平湖秋月」「三潭印月」など月にちなむ景勝地が含まれる。また会場となった涌金公園一帯には、西湖から金牛が現れたという伝承があり、現在も「金牛出水」の像が置かれている。月との関わりが深く、「金目乗黄月駒」の異名を持つ兹白を取り巻くモチーフとも重なる場所である。
- 公式ビジュアルでは兹白が香菱・行秋・魈ら璃月のキャラクターとともに描かれ、杭州では工聯大厦の大型広告にも掲出された。


- 【名前――「兹白/茲白」】 中国古代の文献には、兹白と同名の伝説上の獣「茲白」が見える。『逸周書』「王會解」では「茲白者、若白馬、鋸牙食虎豹」――白馬のような姿で、鋸のような牙を持ち、虎豹を食べる獣とされる。
- 『山海経』「海内北経」に登場する「駮」にも「状如白馬、鋸牙、食虎豹」とほぼ同じ特徴が記され、郭璞の注では『周書』の茲白の記述が引用されている。さらに「西山経」の駮は、馬のような姿で白い体・黒い尾・一本の角・虎の牙と爪を持つ獣とされる。後世の文献にも「茲白、一名駮」とする記述がみられ、茲白と駮は同一の神獣として扱われている。
- 茲白と狻猊:『爾雅』「釈獣」には「狻麑、如虦貓、食虎豹」とあり、狻猊もまた虎豹を食べる獣とされる。後世の注では狻猊を獅子と解する。茲白と狻猊を同一の獣とする典拠はないが、「食虎豹」という特徴的な属性を共有している点は注目される。
- 「茲(兹)」の字には、もともと草木が盛んに生い茂るという意味があり、『説文解字』艸部にも「茲、艸木多益」とある。作中でも兹白自身が「草木の繁茂を「兹」という」と語り、植物がいつ成熟するのかを見抜く自身の能力と結び付けている。
- 一方、『説文解字』玄部には字形の近い「玆」があり、「玆、黑也。从二玄」――黒を意味し、二つの「玄」から成ると説明される。「玄」自体にも黒・幽暗の意味がある。『説文』の段階では「草木の茲」と「黒の玆」は別字だが、後世には字形の近さから実際に混用され、字書でも玆を茲の異体、茲・兹を玆の異体として扱う例がある。とくに簡体・俗体の「兹」は両系統に用いられており、繁茂の茲と二玄=黒の玆という二つの語義が後世の字形上で合流している。
- このため「兹白」の名についても、作中で明示される草木の繁茂を第一義としつつ、字形・異体字の歴史上は「玄×2=黒」という古い語義も重なり得る。「兹/玆=黒」と「白」が並ぶことで、黒/白の対照を形成する読みも可能である。
- また「茲」は古く年や今・現在の意味にも用いられ、「今茲(今年)」「来茲(来年)」のような用例があるほか、増す・ますますの意も持つ。白馬の異獣名だけでなく、兹白の司る草木の生育や時節とも重なる字となっている。
- 【金目乗黄月駒】 「八奇煉桃都」で下尸神・兹躓に与えられた異名。「乗黄(乘黄)」は中国古代の伝説上の瑞獣で、『逸周書』「王會解」や『山海経』「海外西経」などに記される。後世の『雲笈七籤』「軒轅本紀」では「龍翼而馬身」の神馬とされ、黄帝がこれを得て天下を巡ったことを「乘八翼之龍游天下」――「八翼の龍に乗りて天下に遊ぶ」と表現している。また「飛黄」「騰黄」などの異名も伝わり、故事成語「飛黄騰達」の由来となった神馬でもある。
- 「金目」と吉量:『山海経』「海内北経」には、乗黄とは別に「吉量」という神馬が登場する。「文馬、縞身朱鬣、目若黄金、名曰吉量」――文様のある馬で、白い身体と赤い鬣を持ち、目は黄金のようで、これに乗れば千歳の寿命を得るとされる。白馬の姿を持つ兹白が「金目」を冠することともよく重なる。
- 「月駒」:駒は若い馬を指し、「月駒」は文字通りには月の馬となる。兹白には白馬・月宮の車・望舒の御者・陽轡など、月と馬車・御者のモチーフが集中するため、「金目乗黄月駒」は黄金の目を持つ乗黄系の月馬という複数の神馬・月モチーフを一つの異名へ束ねたものとみられる。
- 茲白と飛黄:唐代の張説『舞馬千秋萬歳樂府詞』には「不因茲白人間有、定是飛黄天上來」――人間界にいる茲白でなければ、きっと天上から来た飛黄であろうという句がある。「飛黄」は『淮南子』「覧冥訓」の高誘注で「飛黄、乗黄也」とされるため、茲白と乗黄(飛黄)が同じ詩の中で優れた神馬として直接並べられている。古典上の茲白と乗黄を同一の獣と断定することはできないが、兹白という名前と「金目乗黄月駒」という異名が、古典・詩文上でも近接する神馬伝承に属する点は注目される。
- 【乗黄と同一・近縁とされた神馬】 乗黄には長い伝承過程の中で飛黄・騰黄・翠黄・吉量・吉光・渠黄など複数の神馬名が接近し、文献によっては同一・異名として整理される。古い文献では別個の存在であるものも多いため、以下は本来から同一の神馬だったという意味ではなく、後世の伝承整理で重なった名称群として扱う。
- 飛黄・騰黄:高誘注では「飛黄、乗黄也」とされ、後世には騰黄も乗黄の異名として扱われる。「飛黄騰達」の語もここから生まれた。
- 吉量・吉光:『山海経』では吉量と乗黄は別個の瑞獣として記される一方、後世には両者を同一、あるいは近い系統の神馬として扱う伝承も生じた。『雲笈七籤』「軒轅本紀」では神馬の異名として「吉光」「吉良」を挙げ、吉良と騰黄を同一とする説にも触れている。さらに後世の文献では、飛黄・騰黄・乗黄・吉量・吉光・吉黄などを同一の神馬としてまとめる例もみられる。
- また兹白の中国語版キャラクター詳細には「似那吉光遺片羽」の句があり、「吉光」の名が実際に用いられている。「吉光遺片羽」は吉光の残した一片の羽、転じて貴重な遺物・断片を表す表現で、兹白の過去が断片的な伝承や痕跡として残されている文脈にも重なる。このため「金目乗黄月駒」に加え、中国語原文でも吉光が兹白の人物描写へ直接取り込まれている点は注目される。
- 渠黄――穆王八駿との接続:『穆天子伝』巻一では周穆王の八駿として「赤驥・盗驪・白義・踰輪・山子・渠黄・華騮・緑耳」が列挙され、渠黄が神馬群の一頭に含まれる。同巻ではその少し前にも「乃乘渠黄之乘、為天子先、以極西土」――渠黄の車に乗って西土へ向かったと記される。
- 狻猊・野馬・渠黄:その直前には俊足の「名獣」を列挙する箇所に「狻猊□野馬走五百里」とあり、狻猊と野馬が同じ句の中へ置かれる。郭璞注では狻猊を獅子・食虎豹、野馬を「馬のようで小さい」獣とする。さらに『爾雅』の狻猊も「食虎豹」とされ、『逸周書』の茲白が「若白馬、鋸牙、食虎豹」とされることから、茲白と狻猊は「虎豹を食う」という特徴的な属性も共有する。
- 渠黄から乗黄へ:古い段階で渠黄と乗黄を直接同一視することはできないが、後世には『玉芝堂談薈』などで渠黄を「翠黄」とも呼ぶ一方、騰黄について「一名乗黄、亦曰飛黄……或曰翠黄」と整理する例がある。したがって後世の神馬伝承では、渠黄―翠黄―騰黄/乗黄/飛黄という名称上の接続が形成されている。
- もう一つの穆王八駿――奔霄:王嘉『拾遺記』には別系統の穆王八駿として「絶地・翻羽・奔霄・越影・踰輝・超光・騰霧・挟翼」が伝わる。「奔霄」は夜行萬里、翻羽は飛鳥を越え、越影は太陽を追い、騰霧は雲に乗り、挟翼は翼を持つとされ、夜・太陽・飛翔・雲・翼という天空的な神馬像が強く現れる。
- さらに2026年海灯祭の中国語イベント名は「奔霄頌玉輪」。日本語版では「天を翔ける玉輪の軌跡」と訳されるが、中国語では穆王八駿の一頭と同字の「奔霄」と、月輪を表す「玉輪」が一つの題名に組み合わされている。『穆天子伝』系の八駿では渠黄、王嘉『拾遺記』系では奔霄が現れ、異なる二系統の穆王八駿伝承が、それぞれ乗黄と海灯祭「奔霄頌玉輪」を介して兹白周辺の名称へ接続している。
- 【白駒座】 命ノ星座は「白駒座」。「白駒」は白馬を意味するほか、転じて過ぎゆく月日・時間のたとえにも用いられる。兹白の白馬としての姿と、時間にまつわるモチーフの双方に掛けた名称となっている。
- 『詩経』「小雅・白駒」では「皎皎白駒」と白駒が繰り返し詠まれ、「その人、玉の如し」と称される客人とともに描かれており、白駒は賢者・高士をめぐる詩的イメージとも結び付いている。
- また『荘子』外篇「知北遊」の「人生天地之間、若白駒之過郤、忽然而已」は、人生の短さを白馬が隙間を駆け抜ける一瞬にたとえた表現で、後世の故事成語「白駒過隙」の典拠として知られる。成玄英の疏には「白駒、駿馬也、亦言日也」とあり、白駒を太陽(日)とする解釈もみられる。
- 【命ノ星座の名称】 各命ノ星座の名称にも中国古典の語句が用いられている。第1~5重は『荘子』外篇「知北遊」の一節を化用したもの。同篇には前述の「人生天地の間、白駒の隙を過ぐるが如し、忽然たるのみ」もあり、白駒・時間・人生の一瞬という命ノ星座全体の主題とつながっている。
- 第6重「天地の人は過客の如し」のみ、『古詩十九首』「青青陵上柏」の「人生天地間、忽如遠行客」に由来する。人間を天地の間を旅する過客にたとえる表現であり、兹白に繰り返し用いられる時間・旅・過客のモチーフとも重なる。
- 【三日月の含光】 モチーフ武器「三日月の含光」の「含光」は、『列子』「湯問」に登場する商(殷)天子三剣の一振り。三剣は「含光」・承影・宵練とされ、いずれも通常の剣とは異なる光・影・形の性質を持つ神異の宝剣として描かれる。
- 『列子』では「含光」は「視之不可見」――見ようとしても姿を見ることができず、振るっても何に触れたのか分からない剣とされる。一方「承影」は夜明けと夕暮れの境にのみ淡くその存在を認めることができ、「宵練」は昼には影が見えて光が見えず、夜には光が見えて形が見えないとされる。三剣それぞれに、光・影・形の見え方が異なる性質が与えられている。
- ゲーム内の「三日月の含光」も「日暮れ時にのみ、真の姿を顕す」とされ、この性質は特に承影を思わせる。また武器ストーリーには「三日月の含光は影を逐い、形を追う」とあり、名称そのものは「含光」を取る一方で、含光・承影・宵練の三剣に共通する光・影・形のモチーフを組み合わせているように見える。
- 武器物語にはこのほか、古国「琅玕」の滅亡について「孛星」が西境へ落下し、家国の混乱と大地の陥没を引き起こしたとする伝承も記されている。この点については前述の「日月の高車と天星」を参照。
- 【猰貐】 「五大古国」を題材とした期間限定武器外観では、古国「琅玕」に対応する長弓として「猰貐」が登場する。「猰貐・真化」の説明では、古の時代に高天の御使が黄金の装飾を施した長弓を琅玕の大司祭へ授け、文明を導くことを許したとされる。
- 「猰貐」は中国古代神話に登場する怪物で、「窫窳」などの表記もみられる。『山海経』「海内西経」では、窫窳は貳負とその臣・危によって殺された存在として語られ、さらに崑崙の開明東では、巫彭・巫抵・巫陽ら六人の巫者が窫窳の屍を囲み、不死の薬を手にしている姿が記されている。
- 一方、『淮南子』「本経訓」では猰貐は堯の時代に民を害する怪物の一つとして登場し、羿によって討たれる。同篇では、羿が十の日を射落とすことや、鑿歯・九嬰・大風などの怪物を討つことと並べて語られている。
- したがって猰貐には、『山海経』における死・不死薬をめぐる伝承と、『淮南子』における羿に討たれる怪物という複数の伝承層がある。
- 特に兹白との関係では、『山海経』にみえる殺された窫窳と不死薬が、天罰によって死亡した後に魂を保存され、後世に復活する兹白の物語とも響き合う。ただし、ゲーム側がこの伝承まで意識して「猰貐」の名を用いたことは明言されていない。
- また『山海経』「海内経」では、帝俊が羿へ「彤弓素矰」を授け、地上の国々を助けさせたとされる。古典では帝俊から羿へ弓が授けられ、羿が猰貐を討つのに対し、ゲームでは高天の御使から琅玕の大司祭へ長弓が授けられ、その弓自体が「猰貐」と名付けられているため、要素を組み替えたような構図になっている。詳細は後述の「帝俊・顓頊と日月神話」を参照。
- 【足音】 兹白は走る際、通常の足音に混じって馬の蹄を思わせる音が鳴る。白馬の姿を持つ兹白らしい細かな演出となっている。
- 【燕の演出】 通常攻撃や元素爆発などのモーションでは、燕を思わせる鳥が飛ぶ演出が見られる。玄鳥(燕)の意匠については「元ネタ・考察」の【玄鳥】も参照。
情報提供用コメントフォーム
- ここの情報提供用コメントフォームのタイトルは実際に使われてるキャラ名とは違う漢字が使われていますが、フォントが対応していないための措置です -- 2025-12-11 (木) 16:04:44
- 千岩武器の効果が発動するので璃月出身扱いになっている模様 -- 2026-02-04 (水) 12:35:19
- 固有天賦の月兆効果の欄に「防御力170につき」とあるのですが、100だったはずです -- 2026-02-05 (木) 11:39:59
- 好感度6になると任務「仙人の贈り物」が受けられるようになり、それを終えると便利アイテム「青玄陽華の華笠」の修復が可能になります。これは何度でも使えるポケットワープポイントのようです。またポケットワープポイントとは設置数が競合しどちらか1つしか置けないようです。 -- 2026-02-08 (日) 06:28:19
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