クロアチア

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国の特定

ナンバープレート

クロアチアのナンバーは長い白のものである。一部のナンバーの左端には青い帯があるが残りは真っ白である。Gen3のカバレッジで見られる車のほとんどには青い帯がない。Gen4のカバレッジでは青い帯がある車とない車が混在している。

ヒント:イタリアなどから観光客が来る海岸地域では、青い帯が付いたナンバーがほかの地域に比べて一般的である。

ボラード

クロアチアのボラードは白で黒い帯があり、その中に赤または白の反射板が付いている。形状は三角柱である。

ヒント:ハンガリーとリトアニアのボラードは似ているが、先端は丸みを帯びている。また、リトアニアのボラードは反射板がオレンジ色である。

電柱

クロアチアの電柱は円筒型、コンクリ製か木製で、上部に交互にフックが付いている。ラトビアの電柱に似ている。

シェブロン

黄色または白の背景に赤い矢印の付いたシェブロンを使用している。

方向標識

クロアチアの方向標識は黄色の背景と黒い輪郭を持つ。矢印型で、鉛筆のような見た目である。

ヒント:同じような方向標識は、スロベニア、セルビア、モンテネグロ、北マケドニアでも見られる。それらの国々の細かな違いについては、こちらの画像を参照。

横断歩道標識

クロアチアの横断歩道標識は腰の白い線と5本の
帯があり、ピクトグラムの足先が丸いのが特徴である。

ヒント:スロベニアでは、腰に白い線はない。
同じく腰に白い線のあるドイツやハンガリーでは
ピクトグラムの足先が尖っている。

ガードレール

クロアチアのガードレールは直線的である。

ヒント:クロアチアは、直線的なガードレールを使用しているヨーロッパの珍しい国々の一つである。ガードレールの形状の詳細については、この資料を参照。

建築

クロアチアの建築は、赤レンガの壁が特徴的である。この傾向は内陸部でより顕著である。

ヒント:似たような建築は、スロベニアやセルビアでも見られる。

言語

クロアチアはスラブ系言語を使用し、アルファベットを用いた記述を行う。「IJE」の綴りがよく見られる。この綴りは、セルビアでは「E」と表現されるため区別できる。

ヒント:スロベニア語でも多くのJを使用する。セルビア語とモンテネグロ語はクロアチア語に似ているが、それらの言語はラテン文字とキリル文字の両方を使用する。

カバレッジ

Gen3のカバレッジの多くは、秋に撮影された。そのため、植生が黄色やオレンジ色に染まっていることが多い。このメタは、Gen4のカバレッジでは見られない。

撮影機器

Gen3のカバレッジでは、サイドミラーが部分的に見えることがよくある。これはクロアチア以外でも時々見られるが、クロアチアで圧倒的に多い。

ヒント:時々、サイドミラーに黄色のステッカーが貼ってあることがある。これはクロアチア特有である。

クロアチアでは基本的にGen2のカバレッジはないが、旧市街の地域ではGen2のトレッカーが使用されていることがある。このカバレッジでは、時々撮影者の赤い帽子が映りこむ。

その他

クロアチアの自動車には、HRと書かれたステッカーが貼ってある。このHRは、クロアチア語のクロアチアを意味するフルヴァツカの略称である。これはドメインでも使用されている。

ヒント:このステッカーは主にEUナンバーが導入される前に使用されていたため、一部の地域では見られないことに注意する必要がある。

クロアチアでは、4つの突起を持つ青い消火栓が特徴的である。Gen4のカバレッジではポールがシルバーのことが多いが、それでもまだ先端が青色のため認識できる。

ヒント:同じような消火栓は、近隣諸国、特にハンガリーでよく見つけることができる。

KarlovačkoとOžujskoはクロアチアの著名なビール会社で、看板をよく見かける。
KonzumとPlodineはクロアチアのスーパーマーケットチェーンである。

地域の特定

通りの名前の標識

クロアチアとイタリア語併記の通りの名前の標識は、イストリア半島、特に西部で見られる。

市外局番

クロアチアの固定電話番号は0で始まり、その次の2桁で地域を特定できる。以下にその地図を示す。

建築

アドリア海沿岸では、ベージュ色のレンガで作られた家屋がよく見られる。しばしば緑色の窓シャッターを持っている。

ヒント:同じような建築は、イタリアの一部地域でも見られる。また、クロアチアの窓シャッターは、白、ベージュなどの色もある。

風景

クロアチアの北東部は平坦で農業が盛んである。ハンガリーやセルビア北西部と景色が似ている。
ザグレブの北と西の地域は丘陵地帯で、同じく農業が盛んである。
アドリア海沿岸地域では、モンテネグロやアルバニアと同じような岩山が見られる。海岸沿い、特に南部では、木の代わりに低木が生えていることがよくある。この沿岸地域には、多くの島や半島がある。
イタリアの都市トリエステの南にあるイストリア半島の北西部には、赤い土壌が見られる。

その他

「ec」で終わる地名は、中北部でよく見られる。

ピンポイント情報

信号

リエカの信号機は、道路上に長く伸びている青いポールで認識できる。

風景

ザグレブは、アパートや青い路面電車などが特徴である。北部は丘陵である。

ヒント:通常のカバレッジに加え、ザグレブには多くのトレッカーカバレッジもある。それらの多くは、Gen2のカメラで撮影されている。

クロアチアで路面電車が走る都市は、ザグレブとオシエクのみである。

ザダルの北東地域は平坦で、北の遠くに山の尾根が見えるため認識できる。
ノヴィサドの西、セルビア国境周辺のイロクの町には、たくさんのブドウ園がある。クロアチアの他の地域でも見つけることはあるが、この地域でもっとも一般的である。
非常に背の高いヒノキの木は、クロアチアの最南部でよく見られる。

その他

上部に帽子のようなものが付いた黄色の棒は、地雷が埋まっている可能性のある場所にある。これはA1高速道路（マップ上ではE65またはE71）に沿ってみられることが多いが、他の地域で見られることもある。詳細はこちらを参照。
ペトリニャの町は2020年の地震で大きな被害を被り、多くの建物が壊れ、修復途中な様子を見ることができる。
クロアチア最南端のドゥブロブニクの町は、旧市街と中世の城壁が有名である。