クレリック
特殊能力:ターンアンデッド,プリースト呪文
制限:切りあるいは突きができる武器を使ってはならない
必要能力値:WIS9
クレリックは社会の中で精神的な拠り所となる、あらゆる宗派のプリーストのことを指す。保護者であると共に癒し手でもあるが、攻撃的になれない訳ではない。悪に脅かされたとき、その本拠地を発見し、破壊するのに向いている。逆のことは悪のクレリックに関しても言える。そのクレリックの中にも、様々な種類が存在するのだ。
クラスの特徴:
- ヘルメットを装備できる。
- いかなるアーマーであっても装備できる。
- 刃を持たず、突き刺すことのない武器だけを装備できる(ウォーハンマー、クラブ、フレイル、メイス、クォータースタッフ、スリング)。
- どんな武器でもプロフィシェント(1スロット)までしかいかない。
- どんな戦闘スタイルでもプロフィシェント(1スロット)までしかいかない。
- ターンアンデッドを行える。
- クレリック呪文を唱えることができる。
- ヒットダイス:d8
デュアルクラスに必要な能力値:WIS(ウィズダム)
プリーストキット
プリースト・オブ・ターロス
特殊能力:ライトニングボルト,ストーム・シールド
制限:なし
プリースト・オブ・ターロス
ターロスは嵐と破壊、反乱を司る邪神である。ターロスをなだめなければ国全体が破壊で覆い尽くされるだろうと、この嵐の邪神に仕えるクレリックは警告する。
長所:
- 5レベルごとに1日1回、「ライトニングボルト」を使用できる(レベル1では1回使用可能)。
- 10レベルごとに1日1回、「ストームシールド」を使用できる(レベル1では1回使用可能)。
- ストームシールド(嵐の盾):クラスレベル毎に1ラウンド間、電撃、火炎、冷気および非魔法的な飛び道具への完全耐性が得られる。
短所:
- アライメントが制限される(カオティックニュートラル、ニュートラルイービル、カオティックイービル)
プリースト・オブ・ヘルム
特殊能力:トゥルーサイト,シーキング・ソード
制限:なし
プリースト・オブ・ヘルム
“見張るもの”、“守るもの”として知られる中立の神ヘルムの信徒たちは本来戦士であり、しばしば罪なき人々を護る。
長所:
- 5レベルごとに1日1回、トゥルーサイトを使用できる(レベル1では1回使用可能)。
- 10レベルごとに1日1回、シーキングソードを使用できる(レベル1では1回使用可能)。
- シーキングソード(追及する剣):発動すると手の中に1本の剣が生み出される。この剣は取り落とすことも、装備から外すこともできず、攻撃対象にダメージを与えられるかの判定時には+4相当として扱われるものの、このボーナスは攻撃ロールおよびダメージには適用されず、命中すると2d4のダメージを与える。この武器を使っている間、毎ラウンドの攻撃回数は3に固定される。持続時間はクラスレベルあたり1ラウンドであり、発動中は他の呪文を唱えることはできない。
短所:
- アライメントが制限される(ローフルグッド、ローフルニュートラル、トゥルーニュートラル、ローフルイービル)
プリースト・オブ・ラサンダー
特殊能力:ホールドアンデッド,ブーン・オブ・ラサンダー
制限:なし
プリースト・オブ・ラサンダー
ラサンダーは再生、創造、若さを司る善なる神であり、各地で祀られている。ラサンダーの信徒はレルム全土で評判が高く、またラサンダーを祀る立派な寺院も数多くある。
長所:
- 5レベルごとに1日1回、ホールドアンデッドを使用できる(レベル1では1回使用可能)。
- 10レベルごとに1日1回、ブーン・オブ・ラサンダーを使用できる(レベル1では1回使用可能)。
- ブーン・オブ・ラサンダー(ラサンダー神の祝福):使用者のクラスレベルあたり1ラウンド間、攻撃ロールとダメージロールおよび全セービングスローに+1のボーナスを付与し、ラウンド毎の攻撃回数が1回増える。使用者をレベルドレインから守る効果もある。
短所:
- アライメントが制限される(ローフルグッド、ニュートラルグッド、カオティックグッド、トゥルーニュートラル)
プリースト・オブ・ティール
特殊能力:エグゾルテイション/アクラメイション、ディヴァイン・フェイバー
制限:なし
プリースト・オブ・ティール
ティールは法と正義の神格であり、主に犯罪者の処罰と、世界中の法と善行の奨励にかかわる。力をともなう、慈悲深い正義の信念(少なくとも武装した警戒)がティールの存在理由である。勇気、公正、忍耐、苦痛からの救済、義務、従順さ、名誉、そしてある程度の公正な殉教に献身的なローフルグッドの三神のリーダーとして、ティールは神殿で絶大な名声を保っている。
長所:
- 5レベルごとに1日1回、エグゾルテイション/アクラメイションを使用できる(レベル1では1回使用可能)。
- エグゾルテイション/アクラメイション(賞揚/喝采):自分以外の者の回復と保護を行うことができる。接触することで、恐怖、睡眠、フィーブルマインド、気絶、酩酊、バーサーク、混乱した精神を癒すことができる。加えて、このスキルをかけられた者は、これらの影響を引き起こす呪文や攻撃から1ターンの間、保護される。
- 10レベルごとに1日1回、ディヴァイン・フェイバーを使用できる(レベル1では1回使用可能)。
- ディヴァイン・フェイバー(神の寵愛):この能力は詠唱者の命中とダメージロールに、3レベルごとに+1のボーナスを与える。効果は2ラウンド持続する。
短所:
- アライメントが制限される(ローフルグッド、ニュートラルグッド、ローフルニュートラル)
テンパスのプリースト
特殊能力:ホーリーパワー,カオス・オブ・バトル
制限:なし
テンパスのプリースト
テンパスはロード・オブ・バトルもしくはフォーハマーとして知られており、彼は無作為でありながらも、カオスな性質を持っているため片側には付かず、どちら側も同等に扱います。テンパスは軍隊側に着いたと思ったら、翌日には敵側に付いたりします。それが戦争の本質でもあります。そのため、テンパスの聖職者は対立の両側に付いているため、戦争の神がどちらに微笑むか誰にも読めません。
長所:
- 毎日1回ホーリーパワーを唱えられます。レベル1で1回、その後はレベル5毎で使用回数が1回増えます。
- 毎日1回カオス・オブ・バトルを唱えられます。レベル1回、その後はレベル10毎で使用回数が1回増えます。
- カオス・オブ・バトルは唱えた者の半径30フィートの範囲いないの全ての敵にペナルティを与え、味方にはボーナスを与えます。この呪文は1ターン続き、ランダムでターゲットのアーマークラス、HP、THAC0、セーブ、そしてラックを影響します。甲賀の大きさはレベル1で1(HPに関しては5)で唱えるものがレベル6毎に1上昇します(HPに関しては5)。
短所:
- 属性はカオスグッド、カオスニュートラル、カオスイービル、もしくはトゥルーニュートラルに限定になります。
用途・解説
クレリックはパーティの回復、補助を最も得意とする。ポジションは前衛でもいいし、後衛に据えてもいい。物理攻撃力自体は低いが、強化魔法を施すことでそこそこダメージを出せるし、攻撃魔法も相手を選べば大ダメージを与えられる。
またターンアンデッドは、対アンデッド戦で強力な手段となる。高レベルのターンアンデッドはリッチすら一瞬で葬り去れる。
なおグッドやイービルのクレリックは使用できない呪文があるので*1、すべての呪文を使いたければ、アライメントはニュートラルがいい。
マニュアルに記載はないが、25レベル時にホーリーシンボル(指環:STR+1、マジックレジスタンス+5%、6, 7レベルプリースト呪文を1つ追加で記憶)を得る。
- ターンアンデッド
周囲のアンデッドを恐怖状態にしたり、破壊したりすることができるスキルで、対アンデッド戦の切り札になりうる。強力なアンデッドの多いBG2では、使用する機会が多いだろう。
ターンアンデッドの効果は、クレリックと敵アンデッドとのレベル差によって変化し、クレリックのレベルが高いほど、より強力な効果を生む。レベル差が重要となるため、ターンアンデッドを有効に使いたいなら、パーティの人数を少なくして、クレリックのレベルを上げると良い(4人PTくらい)。
なお、イービルのクレリックは敵アンデッドをターンしても破壊することはできず、代わりに支配することができる。
余談だが、イービルのクレリックはパラディンをターンする。イービルのクレリックとパラディンを同じパーティに入れているときは要注意(反対に、グッドのクレリックはブラックガードをターンする)。
プリースト・オブ・ターロス
ストーム・シールドは多くの局面で役立つうえ、面白い戦術がとれるときがあるので活用していこう。ライトニングボルトが有用なのは言わずもがな。
プリースト・オブ・ヘルム
これといって独自の強さを持たないキット。シーキングソードは強力というほどではないが、BG1ならばそれなりに有効。トゥルーサイトは無難に便利。
プリースト・オブ・ラサンダー
ブーン・オブ・ラサンダーのドレイン耐性は、BG2でありがたい。またブーン・オブ・ラサンダーの攻撃回数増加の効果は重複するので、まとめて使うのも一興。ホールドアンデッドも決まれば強い。
プリースト・オブ・ティール
エグゾルテイション/アクラメイションはBG1とBG2で名前が異なるが効果は同じ。状態異常を取り除くので重宝するだろう。
テンパスのプリースト
BGEE版で追加されたキット。翻訳の方が違うためか、ほかのキットとは説明にブレがある。BGEE版のブランウェンはこのキットになっている。
レベル4呪文のホーリーパワーがいきなり使えるのだがレベル1だと1ラウンドしか働かないので、しばし下積みが必要。
しかし詠唱時間が1になっておりとても使いやすい。
カオス・オブ・バトルは最大5のボーナスまたはペナルティになる(HPは25)。
対象になるステータスは混沌の神らしくランダム。
上記にあるセーブとはまとめて全部ではなく、対死セーブ、対ワンドセーブ、対石化セーブ、対ブレスセーブ、対呪文セーブとバラバラ。これらに加えてアーマークラス、HP、THAC0、ラックのどれかが選ばれる。
ただし味方に対する対ワンドセーブの上昇は魔法のアイテムを起動して攻撃してくる敵がバニラ環境にはいないため、実質死にステータスである。
とはいえ味方を強化、敵を弱体化させるので悪くない。
カオス・オブ・バトルの呪文は重複しない。(ラックなど個々の能力値に対するボーナスやペナルティはほかの効果と重複する)
ウォリアーとのデュアル、マルチ(BG2EE用)
クレリックのHPはファイターより低いが、防具はファイターと同等なのでパーティの盾として機能する。ただし攻撃力は低いので、そこを補いたいなら、ウォリアー系とマルチ or デュアルするといい。デュアルやマルチにしたクレリックはシングルウォリアーほどではないにせよ、かなりの戦闘力を獲得できる。ただしデュアルやマルチをやる場合、BG1EEでは経験値上限が厳しいので、BG2EEで行うほうが無難。
余談:旧版ではレンジャーとクレリックとの、デュアル or マルチしたキャラクターは、ドルイド呪文とクレリック呪文のすべてを覚えることができた。EE版では修正され、レンジャー呪文とクレリック呪文のみとなっている。旧版の設定に戻したいときは、ドキュメントのBGEEフォルダにある"Baldur.lua"ファイルをメモ帳で開き、『SetPrivateProfileString('Game Options','Cleric Ranger Spells','1')』の1を0に変更のこと。
ウォリアーとのマルチについて
ウォリアーとマルチする際、ファイター/クレリック、クレリック/レンジャー、ファイター/メイジ/クレリックの3種が選べる。
クレリック/レンジャーはグッドのハーフエルフ限定であるが、ファイター/クレリックと比べ、「二刀流に2ポイントボーナス、レンジャー呪文、仇敵、ステルス」と利点が多い。ただしファイター/クレリックのほうがレベルアップは早く、高レベル技能も2回多く取得できる。
なおマルチの場合、クレリックとしてのレベルが上がりづらいため、ターンアンデッドの効果は期待できない。
ウォリアーとのデュアルについて
デュアルの場合、キットを導入することができる。
前衛として使うなら、バーサーカー → クレリックのデュアルが強く、使いやすい。
デュアルするタイミングについてだが、ウォリアーのレベルが7、13レベルのときに攻撃回数がそれぞれ1/2回ずつ上昇するので、そのあたりが目安となる。
BG2EEではシングルクレリックを使うよりも、レベル7のバーサーカーからデュアルしたクレリックのほうが、ほぼ全局面で役に立つ。
プリーストの呪文使用回数
レベル | C呪文Lv.1 | Lv.2 | Lv.3 | Lv.4 | Lv.5 | Lv.6 | Lv.7 |
1 | 1 | - | - | - | - | - | - |
2 | 2 | - | - | - | - | - | - |
3 | 2 | 1 | - | - | - | - | - |
4 | 3 | 2 | - | - | - | - | - |
5 | 3 | 3 | 1 | - | - | - | - |
6 | 3 | 3 | 2 | - | - | - | - |
7 | 3 | 3 | 2 | 1 | - | - | - |
8 | 3 | 3 | 3 | 2 | - | - | |
9 | 4 | 4 | 3 | 2 | 1 | - | - |
10 | 4 | 4 | 3 | 3 | 2 | - | - |
11 | 5 | 4 | 4 | 3 | 2 | 1 | - |
12 | 6 | 5 | 5 | 3 | 2 | 2 | - |
13 | 6 | 6 | 6 | 4 | 2 | 2 | - |
14 | 6 | 6 | 6 | 5 | 3 | 2 | 1 |
15 | 6 | 6 | 6 | 6 | 4 | 2 | 1 |
16 | 7 | 7 | 7 | 6 | 4 | 3 | 1 |
17 | 7 | 7 | 7 | 7 | 5 | 3 | 2 |
18 | 8 | 8 | 8 | 8 | 6 | 4 | 2 |
19 | 9 | 9 | 8 | 8 | 6 | 4 | 2 |
20 | 9 | 9 | 9 | 8 | 7 | 5 | 2 |
21 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 6 | 2 |
22 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 6 | 3 |
23 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 7 | 3 |
24 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 7 | 3 |
25 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 7 | 3 |
26 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 3 |
27 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 3 |
28 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 4 |
29 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 4 |
30 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 4 |
31 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 5 |
32 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 5 |
33 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 5 |
34 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 6 |
35 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 6 |
36 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 6 |
37 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 6 |
38 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 7 |
39 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 7 |
40 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 8 | 7 |
(C=クレリック呪文)
高レベル技能
エナジーブレード | エナジーブレード(全てのスクール) レベル:クエスト 距離:特殊 持続時間:4ターン 詠唱時間:3 効果範囲:特殊 セービングスロー:なし エナジーブレードは純粋なエネルギーで出来た円盤である。円盤はTHAC0に+10のボーナスを与え、投げられると飛び道具として1d4+5のダメージと、1d10の電撃ダメージを与える。この呪文は、術者のレベルあたり1枚の円盤を造りだし、円盤を持つ間は、術者の攻撃回数は9に設定される。 |
---|---|
ストーム・オブ・ ヴェンジャンス | ストーム・オブ・ヴェンジャンス レベル:クエスト 距離:270フィート 持続時間:3ラウンド 詠唱時間:8 効果範囲:半径30フィート セービングスロー:特殊 この呪文は大地を揺るがし、天を血とエネルギーで沸騰させる。術者の敵は強酸性の雨や地震、稲妻に打たれることになる。 全ての8レベル以下の敵は瞬時に殺され、生き残った者は酸と毒を含む雨と稲妻に打たれる。嵐は3ラウンドの間持続する。対象は各ラウンド毎に1d6の電撃ダメージと1d6の火炎ダメージ、1d6の酸ダメージを負う(対呪文セービングスロー成功で半減)。さらに最初のラウンドでは、毒に冒される可能性がある(対死セービングスロー成功で無効)。 |
エレメンタルサモニング | エレメンタルサモニング レベル:クエスト 距離:30フィート 持続時間:1ターン 詠唱時間:9 効果範囲:特殊 セービングスロー:なし 自然から力を引き出すことによって、この呪文はアース、ファイアー、エアーいずれかの16HDのエレメンタルを2体呼び出す。エレメンタルは1ターンの間、術者に仕える。この呪文は、10%の確率で普通のエレメンタルのかわりに無作為に選ばれたエレメンタルのプリンスを呼び出すこともある。エレメンタルプリンスはそれぞれのプレーンでエレメンタルを支配する者達であり、それぞれエレメンタルプリンス・オブ・エアーはチャン、エレメンタルプリンス・オブ・アースはサニス、エレメンタルプリンス・オブ・ファイアーはザーマン・ルルである。 |
サモン・デーヴァ | サモン・デーヴァ(コンジュレーション/サモニング) レベル:クエスト 距離:120フィート 持続時間:4ラウンド+術者のレベルあたり1ラウンド 詠唱時間:5 効果範囲:特殊 セービングスロー:なし この呪文は天界への門を開き、天使のデーヴァを呼び出して術者の為に戦わせるものである。デーヴァの地上における化身は、呪文の持続時間が切れるか、倒されるまで戦う。 |
サモン・ フォールンデーヴァ | サモン・フォールンデーヴァ(コンジュレーション・サモニング) レベル:クエスト 距離:120フィート 持続時間:4ラウンド+術者のレベルあたり1ラウンド 詠唱時間:5 効果範囲:特殊 セービングスロー:なし この呪文は地獄への門を開き、悪魔のデーヴァを呼び出して術者の為に戦わせるものである。デーヴァの地上における化身は、呪文の持続時間が切れるか、倒されるまで戦う。 |
グローブ・オブ・ブレード | グローブ・オブ・ブレード(エヴォケーション) レベル:クエスト スフィア:ガーディアン/クリエイション 距離:0 持続時間:1ターン 詠唱時間:9 効果範囲:特殊 セービングスロー:特殊 プリーストはこの呪文によって、非常に鋭い刃で出来た球体を作り出すことができる。これらの刃は術者の周りをものすごい速さで回転し、通りぬけようとする全ての者に10d10のダメージを与える。刃が呼び出された時点でその場にいた生物は、対呪文セービングスロー(-2のペナルティー)を成功させることで、刃を逃れダメージを受けずに済ませることができる。この球体は1ターンのあいだ持続する。 |
インプロージョン | インプロージョン(エヴォケーション) レベル:クエスト 距離:40フィート 持続時間:2ラウンド 詠唱時間:5 効果範囲:生物1体 セービングスロー:特殊 この呪文は対象の足下の地面に裂け目を作り出す。内部で爆発を起こす裂け目は対象を飲み込むと再び閉じ、1ラウンドの間対象を押し潰し、焼き払うのである。この呪文は10d10の火炎ダメージと10d10の叩き潰しダメージを負わせるが、対象は対呪文セービングスローを成功させることでダメージを半減できる。 |
マスレイズデッド | マスレイズデッド(ネクロマンシー) レベル:クエスト スフィア:ネクロマンティック 距離:30フィート 持続時間:永久 詠唱時間:2 効果範囲:パーティーメンバー5人まで セービングスロー:なし 強力なレイズデッドであるこの呪文は、死んでしまった術者の仲間を5人まで蘇生し、さらに術者のレベルあたり3d10+1ポイントのHPを回復させる。これ以上の回復は、自然治癒を待つか回復呪文を使うことで、全治させることができる。この呪文はドワーフ、ノーム、ハーフエルフ、ハーフリング、エルフ、ハーフオークと人間の命を呼び戻すことができる。 |
オーラ・オブ・ フレイミングデス | オーラ・オブ・フレイミングデス(エヴォケーション/オルタレーション) レベル:クエスト 距離:0 持続時間:術者の2レベルあたり1ラウンド 詠唱時間:4 効果範囲:術者 セービングスロー:なし この呪文は、術者を守り敵を傷つける激しい炎のオーラで術者を包み込む。このシールドは術者に90%の火炎耐性とACに4のボーナスを与えるだけでなく、術者の半径5フィート内から為された攻撃に対し術者を守る。この半径内で術者に武器や魔法によって攻撃をしかけた者は、2d10+2の火炎ダメージを受ける。加えて、激しい熱は接近戦用武器であろうと飛び道具であろうと、非魔法の武器攻撃から術者を守るのである。 |
コメント欄
- 長らく空白だったテンパスのプリーストを追記しました。 -- 2023-10-23 (月) 22:59:38
- ホーリーパワーは筋力の18/00が良し悪しがあるけど、それでもフルプレートを装備できるクレリックの近接攻撃があがるので悪くない選択肢。カオス・オブ・バトルも自分が戦場のど真ん中で使うことが前提なのでかなり近接向きのキットだ。 -- 2023-10-24 (火) 07:56:59