BGEE Manual/Cleric Spells―Level 2

Last-modified: 2015-01-30 (金) 21:15:46

クレリック呪文 Level 2

エイド

エイド
(助力)

系統:ネクロマンシー、コンジュレーション

レベル:2
スフィア:ネクロマンティック
距離:接触
持続時間:1ラウンド+術者のレベル毎に1ラウンド
詠唱時間:5
効果範囲:対象1体
セービングスロー:なし

持続時間の間、この呪文の対象には、ブレス呪文(アタックロールとセービングスローに+1)と、1d8の追加ヒットポイントが与えられる。この呪文によって、本来の最高ヒットポイントを上まわるヒットポイントを獲得することができる。ダメージを受けた場合は、追加ヒットポイントから先に失い、そのポイントを癒しの魔法で回復することはできない。

例:ヒットポイント8のレベル1のファイターが、2ポイントのダメージを受け(8-2=6)、エイドの呪文でヒットポイント5を得た場合、そのヒットポイントは11となり、そのうち3が一時的なヒットポイントである。その後、攻撃によって7ポイントのダメージを受けると、通常のヒットポイント4と一時的に得たヒットポイント3を失う。さらにキュア・ライト・ウーンズの呪文を唱えてもらうと4ポイントのダメージが回復し、元の8ヒットポイントに戻る。

サイレンス:15フィートレイディアス

サイレンス:15フィートレイディアス
(沈黙の空間)

系統:オルタレーション

レベル:2
スフィア:ガーディアン
距離:術者の視界内
持続時間:術者のレベル毎に2ラウンド
詠唱時間:5
効果範囲:半径15フィートの球体
セービングスロー:効果なし

この呪文を唱えると、効果範囲内は完全な無音状態になる。全ての音がうち消されるので、会話が全くできず、呪文の詠唱も不可能になる。効果範囲内のものは、-5で対呪文のセービングスローを行わなくてはならず、失敗すると持続時間中は音を立てることはできない。この呪文はその場所に影響を与え続けるものではなく、呪文を唱えたときに効果範囲内にいた者のみにかかる。

 
敵スペルキャスターを妨害するのに便利だぜ。 -ヴォロ
この呪文がもっとお前さんにかけられれば良いのにのぅ、ヴォロ。 -エルミンスター
 

スピリチュアルハンマー

スピリチュアルハンマー
(心霊の槌)

系統:インヴォケーション

レベル:2
スフィア:戦闘
距離:0
持続時間:3ラウンド+術者のレベル毎に1ラウンド
詠唱時間:5
効果範囲:特殊
セービングスロー:なし

神に語りかけることにより、術者は魔法のハンマーを呼び出し、持続時間内であればこの武器を使うことができる。これは魔法の武器として使え、攻撃に伴って術者の経験レベル(あるいはヒットダイス)6ごとに+1のボーナスがつく。上限は、レベル13の術者に与えられる命中判定+3、ダメージ判定+3のボーナスである。この武器の基本ダメージは普通のウォーハンマーと同じである(人間サイズ以下の敵には1d4+1、より大きい相手には1d4ポイントのダメージを与える)。

スローポイズン

スローポイズン
(毒物遅延)

系統:ネクロマンシー

レベル:2
スフィア:ヒーリング
距離:接触
持続時間:瞬間
詠唱時間:1
効果範囲:対象1体
セービングスロー:なし

毒に冒された対象にこの呪文を唱えると、毒の回りが遅くなり、猛毒以外の全ての毒が中和される。

チャント

チャント
(聖歌)

系統:コンジュレーション/サモニング

レベル:2
スフィア:戦闘
距離:0
持続時間:1ターン
詠唱時間:9
効果範囲:半径30フィート
セービングスロー:なし

この呪文は、プリースト自身とその仲間に特別の恩恵をもたらし、敵に害悪を及ぼすことができる。呪文の詠唱が完了すると、効果範囲内の味方が、アタックロール、ダメージロール、セービングスローに、+1のボーナスポイントを獲得する一方で、敵は-1ポイントのペナルティを受ける。この呪文を複数回唱えても、累積効果は得られない。

ドロー・アポン・ホーリーマイト

ドロー・アポン・ホーリーマイト
(神力導引)

系統:インヴォケーション

レベル:2
スフィア:戦闘
距離:0
持続時間:1ターン
詠唱時間:2
効果範囲:術者
セービングスロー:なし

プリーストは、少しの間力を授けてもらうために、信仰する神に願いを唱える。ストレングス、コンスティテューション、デクスタリティのそれぞれの値に、術者のレベル3あたり1ポイントが加算される。3レベルの術者は能力値に+1、12レベルの術者は+4のボーナスを与えられる。

ノウアライメント

ノウアライメント
(性格看破)

系統:ディヴィネーション

レベル:2
スフィア:ディヴィネーション
距離:30フィート
持続時間:瞬間
詠唱時間:1ラウンド
効果範囲:対象1体
セービングスロー:効果なし

ノウアラインメントの呪文を唱えると、術者は目標1体のオーラを正確に読み取ることができる。しかし相手が対呪文セービングスローを成功させると、目標に関する情報はまったく読み取れなくなる。この呪文をかけられたキャラクターは、その属性がイービルなら赤く、グッドなら緑に、ニュートラルなら白く光る。特定の魔法装置は、ノウアライメント呪文の効果を無力化する。

バークスキン

バークスキン
(樹皮の肌)

系統:オルタレーション

レベル:2
スフィア:プロテクション、植物
距離:接触
持続時間:4ラウンド+術者のレベル毎に1ラウンド
詠唱時間:5
効果範囲:対象1体
セービングスロー:なし

プリーストがこの呪文を唱えると、対象の生物の皮膚が樹皮のように固くなり、基本アーマークラスがAC6+プリーストのレベル4ごとに1ACずつ増強される。つまり、レベル4でAC5、レベル8でAC4となる。これに加え、対魔法セービングスローを除くあらゆるセービングスローに、+1ポイントのボーナスがつく。術者自身、あるいは接触した生物が呪文の対象になる。

ファインドトラップ

ファインドトラップ
(罠発見)

系統:ディヴィネーション

レベル:2
スフィア:ディヴィネーション
距離:0
持続時間:3ターン
詠唱時間:5
効果範囲:術者
セービングスロー:なし

この呪文を唱えたプリーストは、魔法及び通常の方法で仕掛けられた、魔法の、あるいは物理的な仕組みをもつ罠を全て見破ることができるようになる。各ラウンドごとに、術者の周囲半径30フィート内にある罠が見破られる。罠とは、次の3つの条件を満たす仕組み、あるいは魔法のかかった場所をいう:急激あるいは予期せぬ結果を引き起こし、術者がその結果を望ましくないあるいは有害だと考え、且、仕掛けた者がそうした有害で望ましくない結果を意図していた、という3点。

フレイムブレード

フレイムブレード
(炎の刃)

系統:エヴォケーション

レベル:2
スフィア:エレメンタル(ファイアー)
距離:0
持続時間:4ラウンド+術者の2レベル毎に1ラウンド
詠唱時間:4
効果範囲:特殊
セービングスロー:なし

この呪文を唱えると、術者の手から一筋の灼熱の炎がほとばしる。術者はこの刃状の炎を、使い慣れた剣のように巧みに操ることができるが、ボーナス、ペナルティは加算されない。接近戦においてフレイムブレードが命中すると、対象は1d4ポイントの切り裂きダメージと、1d2+4ポイントの炎ダメージを受ける。しかし、いわゆる魔法の武器ではないため、魔法の武器でしか傷つかない生物には通用しない。

ホールドパースン

ホールドパースン
(対人金縛り)

系統:エンチャントメント/チャーム

レベル:2
スフィア:チャーム
距離:35フィート
持続時間:1ターン
詠唱時間:5
効果範囲:対象1体と、その周囲7.5フィート内の者
セービングスロー:効果なし

これを唱えると、1ターンの間、1体以上の人間、デミヒューマン、またはヒューマノイドの動きを封じ、移動を阻むことができる。ブラウニー、ドライアド、ドワーフ、エルフ、ノール、ノーム、ゴブリン、ハーフエルフ、ハーフリング、ハーフオーク、ホブゴブリン、人間、コボルド、レザードマン、ニクシー、オーク、ピクシー、スプライト、トラグロディテス他が対象になる。従ってオーガには効果がないが、レベル10のウォーリアーには作用する。術者が選んだ対象が呪文効果の中心となり、その周囲7.5フィート以内にいる敵も全て影響を受ける。敵がセービングスローを成功させた場合、呪文の効果はまったくなくなる。アンデッドの動きを止めることはできない。

動きを止められた対象は、動くことも話すこともできず、それに対してなす術もないが、周りの状況は把握している。対象の時間は通常通り進むので、怪我、病気、毒物による症状の悪化は止まらない。

レジスト・ファイアー・アンド・コールド

レジスト・ファイアー・アンド・コールド
(熱と冷気からの防御)

系統:オルタレーション

レベル:2
スフィア:プロテクション
距離:接触
持続時間:術者のレベル毎に1ラウンド
詠唱時間:5
効果範囲:対象1体
セービングスロー:なし

この呪文を唱えられた対象は、熱や冷気に対して耐性を持つようになる。厳しくない状況(例えば、裸で雪の降る中を立っていたり、メモを拾うために火の中に手を入れるなど)に対しては完全な耐性を持つようになる。また、赤く焼けた石炭、大量の燃えている油、フレイムソード、ファイアーストーム、ファイアーボール、メテオスウォーム、レッドドラゴンのブレス、フロストブランドソード、アイスストーム、フロストワンド、ホワイトドラゴンのブレスといったような激しい熱や冷気(自然のものであろうと魔法によるものであろうと)に対し、ある程度耐性を持つようになる。これらに完全に耐えることはできないが、受けるダメージは半減する。

 

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