出雲大社

Last-modified: 2013-04-28 (日) 07:26:15
 

出雲大社
いずもたいしゃ
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(参拝日:平成24年3月17日)
住所:島根県出雲市大社町杵築東195mapionlogo.gif
主祭神:大國主大神
一宮:出雲国一宮
社格:式内社、官幣大社、勅祭社、別表神社
巡礼:出雲国神仏霊場第1番
主な祭礼:5月14-16日(大祭礼)
webサイト:出雲大社

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↑仮社殿↑
(由緒)
(大国主神が天津神に国譲りを行う際、大きな宮殿を建ててほしいと求めて造営されたのが始まりという)
659年(斉明天皇5年)、出雲国造に命じて大社を造営(『日本書紀』)。
765年(天平神護元年)、神封六一戸を充てられる。
798年(延暦17年)、出雲国造が杵築大社に移住。
867年(貞観9年)、神位が正二位に昇格。
927年(延長5年)、出雲国出雲郡の杵築大社を名神大社に列す(『延喜式神名帳』)。
1142年(康治元年)、「天下無双之大廈、国中第一之霊神」との記述(『在庁官人解状』)。
1343年(康永2年)、出雲国造家が千家家と北島家に分裂。
1744年(延享元年)、現在の本殿が完成。
1871年(明治4年)、古来より杵築大社と呼称されたが、出雲大社に改称。官幣大社に列す。
1915年(大正4年)、出雲大社大鳥居が完成。
1917(大正6年)、勅祭社に定められる。
2000年(平成12年)、発掘調査から宇豆柱が見つかる。1248年(宝治2年)造営の本殿と推測されている。
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↑工事中の社殿↑
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↑一の鳥居↑(クリックで拡大)
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↑参道↑
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↑『大国主大神』銅像↑
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↑『因幡の白兎』銅像↑
(以下、余談)
雲出づる国なので、この日も曇天でした。訪れるのは4回目くらいですが、いつも曇りの気がします。
国鉄大社駅(廃止駅)や一畑電車・出雲大社前駅から、徒歩で神社まで向かうことができます。

御本殿は解体工事中で、仮本殿(仮説と言っても巨大です)が拝殿となっていました。
巨大な注連縄も健在でした。よく見ると、左から綯い始めるのですね。出雲地方独自の文化のようです。

前回に訪れた時は、工事直前の本殿特別公開時でしたので、7つの雲の天井画を拝むことができました。
この本殿は高さ8丈(約24m)と神社にしては巨大建築物ですが、古代には遥かに上回るものがあったそうです。

発掘調査から宇豆柱が見つかった際は、古代御殿のものではないかと世間を賑わせました。
実際は遺物等から中世と考えられていますが、今後の調査から、太古の社殿を思わせる発見があるといいですね。