池波 正太郎

Last-modified: 2012-02-22 (水) 04:16:31
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映画の試写を観終えて、銀座の「資生堂パーラー」に立ち寄り、はじめて洋食を口にした40年前を憶い出す。 外神田界隈を歩いていて、ふと入った「花ぶさ」では、店の人の、長年、変わらぬ人情に感じ入る。 時代小説の取材で三条木屋町を散策中、かねてきいていた「松鮨」に出くわす。洋食、鮨、蕎麦、どぜう鍋、馬刺から菓子にいたるまで、折々に見つけた店の味を書き留めた食味エッセイ。
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こよなく食べることを大事にした人、「食通」や「グルメ」でなく、本物の「食道楽」だった人―池波正太郎が愛したその味を、思い出や作品世界にふれながら、書生を十年つとめた男とゆかりの料理人二人が完全再現。四季折々の味を和洋二編、十二ヶ月に分けて徹底紹介する。豊富なカラー写真に加えて、親切指導のレシピ付き。読んで良し、作って良し、食べて良し、大満足の一冊。
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先生は、たとえ一杯のラーメンであっても死ぬ気で食べていた―。美味を貪らず、しかし毎日の一食一食を大事にした作家は、食通でもなく、グルメでもない、本物の「食道楽」だった。池波正太郎の書生を十年間つとめた著者が、亡師が愛したゆかりの店や宿を再訪し、あの味の「今」を亡師へ報告。師から学んだ食の作法をさまざまな思い出とともに案内する。
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池波正太郎のうまいもの食べ歩きは、ファンならずともつとに有名だ。本書では、池波氏が特に好んで通った36店を選んで、メニューを紹介し、お店の人に思い出を語ってもらう。映画や芝居の帰りに必ず寄る店、取り寄せるパン、お土産に持って帰るどら焼きなど、それはバラエティーに富む。それぞれのお店に行くと、いまでも隅のほうに池波氏がいるような気がしてくる。逢坂氏のエッセイや氏の父親である、中一弥氏の画も載せてあり、見ても読んでも楽しい一冊である。カラーも豊富な208ページ。
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春の宵につまむ鯛の刺身、秋には毎日のように食べた秋刀魚、冬の料理に欠かせぬ柚子の芳香…季節折々の食の楽しみと、それらが呼び覚ます思い出を豊かに描いた「味の歳時記」。フランス旅行で偶然出会った、江戸の面影を感じさせる居酒屋“B・O・F”への偏愛をつづる「パリ・レアールの変貌」など。食を愛し、旅を愛した大作家の、絶筆となった小説や座談会も収録した傑作随筆集。
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「〔たいめいけん〕の洋食には、よき時代の東京の、ゆたかな生活が温存されている。物質のゆたかさではない。そのころの東京に住んでいた人びとの、心のゆたかさのことである」人生の折々に出会った“懐かしい味”を今も残している店を改めて全国に訪ね、初めて食べた時の強烈な思い出を語る。そして、変貌いちじるしい現代に昔の味を伝え続けている店の人たちの細かな心づかいをたたえる。
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池波正太郎の酒と食の道楽は、小学校時代にまでさかのぼる。本書はその道楽作法を、まず師のエッセイに学びとり、つぎに包丁さばきを盗み(矢吹申彦画伯が再現)、さらにその江戸・東京の味を自ら相伴しようという、まことに天晴れな虎の巻。酒家の手なぐさみに四季折々の味が愉しめ、即席食通、にわか料理自慢になれる、本邦初の酒食料理帖。
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梅安シリ-ズおいしい食物の解説と作り方.池波正太郎が描き出した梅安と仲間たちの食事の名場面を,料理好き,梅安好きの専門家二人が解説,敷衍して供する好読物.巻頭に「池波正太郎梅安を語る」付き.
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