くるみ

キャラ紹介文

くるみ
	二つ名	なし
	能力	なし
	登場作品	『東方幻想郷』

概要

全般

• 旧作東方幻想郷より幽香ちゃんの従者としてついてきた、吸血少女くるみちゃん。幽香ちゃんラブその2。
• ユニット性能は長射程のリアル系でSサイズということもあり回避力はそれなりだが、集中がないため突出して無双できるほどではない。
• 武器の射程はかなり癖が強く、射程1～3がへっぽこなため運用が難しい上に得意射程であっても火力が低め。
  にも関わらず最大MPが低いせいで燃費も悪く、戦闘面での活躍はあまり期待できない。
• しかしくるみの真価はサポート力の高さにある。
  精神も固有スキルもかなりサポート寄りの性能をしており、育ててあげると自軍屈指のサポートユニットに化ける。
  • 妖の章の間は貴重な幸運持ちとして、永の章以降は精神と固有スキルによるサポートで大活躍できる。
  • 有用なサポート固有スキルが多すぎて、同時に使えないのが惜しいスキルばかり。少し他のキャラに分けてほしいぐらいである。
• コンプリートボックスでは過去作と比べて、精神コマンドの構成や習得順序が大きく変わっている。
  • 具体的には幸運が初期習得になり、必中と閃きが直感にまとめられ、信頼が追加され、応援の習得が遅くなっている。
    過去作からこれほど精神に大きな変更が加えられているキャラは珍しい。
  • 特に妖の章の魔理沙ルートでは唯一の幸運持ちとして活躍できる。紅の章ラストのフラン戦スポット参戦時に幸運が使えるのも大きい。
• 後衛適性が高い加速持ちという点も高ポイント。援護防御はできないが、幸運と加速の両立というのがくるみのアイデンティティの1つと言える。

紅の章

• 12話でスポット参戦。固有スキル「吸血L1」を所持。
  過去作「紅」ではNPCだったが、今作では操作可能になった。
  • 単体での最強武器「スプラッシュレーザー・フルパワー」はまだこの時点では使えない。
• フランとの決戦シナリオとなる15話でも咲夜と共にスポット参戦を果たす。引き続き固有スキル「吸血L1」を所持。
  過去作「紅」の同話でのスポット参戦は咲夜だけだったので、コンプリートボックスからの新要素である。
  • ここから「スプラッシュレーザー・フルパワー」が解禁され、正式参戦時のユニット性能となる。
  • しかもこの時点で幸運が使える。フランのスペルはどれも獲得点が多いため、霊夢と分担してトドメを刺してしっかり稼ごう。
    直感と併用すると一瞬でSPが枯れるが、それだけの価値は十分ある。

妖の章

• 魔理沙ルート18話、霊夢ルート19話から正式参戦し、以後エリー同様魔理沙ルートから離脱することはない。
• 魔理沙ルートでは唯一の幸運持ち、霊夢ルートでも幸運持ちは貴重なため、点稼ぎに大活躍できる。
  • しかし霊夢と違い本人の火力は低めなため、硬いボスのトドメを狙うにはアリスの手加減などでお膳立てが必要。
  • 章後半に祝福持ちが増えてくると幸運の価値は下がるが、今度は応援にSPを回せば引き続き活躍できる。
• 序盤はにとりが離脱している関係上魔理沙ルートで唯一の回復役を務めるのも重要。
  • 特にそのにとり戦である20話は魔理沙ルートの鬼門と呼ばれる難関マップ。くるみの「信頼」なしでは非常に厳しい戦いの為SP確保は入念に行いたい。
  • にとり再加入後は小町も付いてきてくれるので「幸運」「応援」にSPを回したいくるみは「信頼」を使うことはなくなるだろう。
• 一方、この時点ではN+以下で魅力的なサポート系の固有スキルは覚えない。
  H以上では「ブレイクザサバス」が役に立つが、効果を活かせる＝ボスの射程外から攻撃できるユニットがまだ少ない。
  固有スキルによるサポートの本番は永の章からになる。
• HPが低く狙われやすいのに反撃火力が低く、回避力も無強化ではさっぱり避けないので戦闘面ではお荷物になりやすいのがネック。
  永の章以降は後衛に籠もることが多くなるだろうが、妖の章の間のためだけにでも運動性を鍛える価値はある。
  • きちんと運動性を鍛えて「夜の眷属」をつけ、夜闇ルーミアを隣接させてあげると雑魚の攻撃は0％にできる。
    そうでもしないと妖の章の間の育成が困難なので、将来への投資と思って鍛えてあげよう。

永の章

• ペア制の導入により後衛に引きこもることが可能になり、ようやくサポートに専念できるようになる。
• 加速持ちで援護防御ができないため、鈍足のスーパー系前衛と組むのがベスト。
  また、幸運を活かすためにも経験値やPPを稼がせたいユニットと組ませたい。
• 固有スキル「安地安定」を習得すれば、支援攻撃や援護攻撃を外すことがなくなる。
  火力が低めなのが惜しいが初期習得の援護攻撃＆連携攻撃をフル活用でき、くるみを攻撃参加させるには破格の性能。
  • これをつければ瀕死の激おこよっちゃんが気合避けMAX発動していようが問答無用で100％、と書けばいかに破格かよく分かるだろう。
• 章の終盤にはさらなるサポート固有「あくまの契約」を習得。
  効果は対象のMP消費で他者掛け直感という、まさに引く手数多のスキル。
  • 閃き不屈を持たないユニット、必中を持たないユニットへのサポートや、SPの肩代わりとしても優秀。
• また、長射程ユニットが増えてくるためH以上では「ブレイクザサバス」の価値も上がってくる。
• 章の初めにこっそりエリーとの合体攻撃「リフレクター・タイル」が追加されるが、くるみから撃つことはあまりない。
  FPM時に撃てるようにエリーとの位置関係に気をつけていればいいだろう。

夢の章

• 最終精神「期待」と固有スキル「他力本願」を習得すると、最強格の精神サポートユニットに化ける。
• なぜ最強格かと言うと、「期待」という精神コマンドの柔軟性の高さに理由がある。
  • 「奇跡」「勇気」「覚醒」「魂」「再動」といった攻撃面で強力な精神の使用回数を増やせば、自軍の火力向上になる。
  • 「愛」「祈り」「祝福」といった稼ぎ精神の使用回数を増やせば、自軍の育成に貢献できる。
  • 想定外の損害にも「復活」「友情」「絆」持ちなどに使用して、それらの精神を使ってもらうことで対応できる。
• 最も重要なのは、以上のような使い方を状況に合わせて自由に選択できるという点。
  必要な精神を持つキャラが同時出撃していれば、くるみのSPがある限りあらゆる精神コマンドが使えるということを意味する。
• ただし妖の記憶やSP回復アイテムは、くるみに使うよりくるみが期待をかける相手に直接使ったほうがSPロスがなく効率がいい点には注意。
  期待をかける相手が前もって決まっているのであれば、妖の記憶やSP回復アイテムもそちらへ使うほうが良い。
  • 期待の強みは上記の通りその柔軟性にあるので、特に使い道の決まっていない余りそうなSP回復アイテムをとりあえずくるみに使うのはアリ。

ドリームモード

• 妖の記憶の複数解禁によって遂に期待の消費SPが50を下回った。
  これにより無限にSPを回復し続ける事が出来てしまう。
  無限に再動等を使えるのは文句無しでインチキだが、ゲームバランスを著しく損なうため扱いには気を付けよう。
  • 流石に問題視されたのか、Switch版では妖の記憶を2つ以上装備しても効果が重複しなくなった。

キャラクターステータス

※特に注釈の無い場合は双方向

ユニットステータス・武器性能

※初期値は上昇値からの予測値。

※合体攻撃の攻撃力は自機と必要ユニットの武器の強化段階の平均(切捨)が適用。

固有スキル

ブレイクザサバス

• 敵の防御行動・回避行動を封じるレアスキル。敵がこれらの行動を取る難易度Hard以上で輝くスキル。
• 難易度Normal+以下ではほとんど役に立たないが、まれに特定のスペルで防御行動を取るボスもいるので使いどころがまったくないわけでもない。
• 敵に攻撃を防御されがちな遠距離砲部隊との相性がいい。防御を引っ剥がしたところを狙撃してやろう。
• ボスにトドメの一撃を撃ち込む直前に使うのも有効。
• スキル名を間違えられやすいが、「ブレイク・ザ・サバス」と区切るのが正しい。ザバスではない。
  東方幻想郷2面道中のテーマ曲「Break the Sabbath」から取られている。

夜の眷属

• 夜マップでは強力だが、それ以外のマップでは夜闇ルーミアとのセットで運用する手間がかかる。
  • 妖の章あたりまではいいが、永の章中盤以降はルーミアをスカーレット姉妹に取られがちなのが問題。
  • 夢の章あたりまでくると、いくら回避が上がっても火力不足が響いてくるみを前線で戦わせること自体が厳しくなってくる。
    ルーミアをわざわざくるみに回すことも踏まえるとくるみが嫁の人向けのスキルである。
• 効果自体は強力で、夜Sと合わさって常時集中がかかったような状態になる。
  夜マップで積極的にくるみを前線に出せるようになるだろう。

吸血

• 耐久力が低いくるみは一撃で瀕死になるのでそもそも攻撃を受けないように立ち回るべきであり、このスキルが役立つ機会は少ない。
• グレイズで受けたダメージ程度なら自前のHP回復能力で回復できるだろう。回復しきれないようなら後方に下げるべきである。

安地安定

• 攻撃が確実に命中するという強力な効果。依姫だろうと誰だろうと100%命中する。
• しかしくるみの火力はコスト2.0の中でも低めで、敵に当たったところで有効打にならないことも多い。
  このスキルを付けるなら、サイズ差補正無視、支援強化などで火力を高めたい。
  • 最終的にサポートに特化させるなら火力はほとんどいらなくなることも考慮したい。火力に投資するなら相応の覚悟が必要。
• 分身・かく乱・閃きなどが弱点。これらの影響下では普通に回避されてしまう場合がある。
  • 数値上の命中率が100%になっても、敵の分身は普通に発動してしまう。「必中」との違いに注意。
    かく乱に対しては命中率が50%に、閃きに対しては命中率が0%に下がってしまう。
  • 確定で閃きを使うさとりや高確率分身を持つ幽香ちゃんはこのスキルの天敵。
  • 高難易度では分身や精神コマンドを使う敵が増えるのでこのスキルが通じない場面が多くなる。

あくまの契約

• 他者のSPではなくMPを使って「直感」を付与する効果。閃き・不屈を持たないキャラへのサポートだけでなく、SPの節約にもなる。
  • 精神コマンドと違ってEPには使えないため、EPを安全にやり過ごすには誰に攻撃が来るかを予測して事前に使っておく必要がある。
• MPをあまり使わないキャラや、MP回復を持つキャラとは特に相性がいい。弾数制の武器が多く閃き・不屈を持たない咲夜へのサポートに最適。

他力本願

• くるみのサポート役としての価値を一気に高めるスキル。強力な精神コマンドである「期待」がより使いやすくなる。
• 「期待」を何度も使える状況なら価値があがる。これを付けるなら月の勾玉などで「期待」を3回以上は使えるようにしたい。
  • ただし、「期待」を誰に使うかあらかじめ決まっている場合は、その本人に月の勾玉などを付けたほうが効果が高いことは注意。
• くるみが嫁なら毎ターン任意のキャラに「期待」を使えるとんでもない状態にすることも可能。

運用参考例

コメント

• 弾パ魔理沙の止めの一撃を防御させないために、ブレイクザザバス -- 2020-02-28 (金) 08:06:40
• 弾パ魔理沙の止めの一撃を防御させないために、ブレイクザザバス -- 2020-02-28 (金) 08:06:40
• 何故か永琳と燐が月の勾玉を装備させたがると思う。超逃げて。 -- 2020-03-01 (日) 16:38:08
• 月の勾玉2つと妖の記憶装備で自爆特攻→復活でずっと俺のターン！ HPと装甲が低いので自爆特攻もしやすいという。 -- 2020-11-14 (土) 10:19:22
• 弾パ魔理沙のためにサバス。パッチェやえーりんの狙撃をサポートするためにサバス。えぐりこむようにサバス。正直ゆうかりんよりくるみがもう一人いる方が嬉しいまであるかも -- 2020-11-27 (金) 09:28:28
• 低難易度でも高難易度でも変わらず使える安心設計 あ、勾玉手に入ったから出番だよろしく -- 2021-06-16 (水) 15:36:00
• 妖の記憶2個で最強超えてチートユニットになってる…再動連打激怒連打鼓舞連打愛連打勇気連打なんでもあり　ただ結構SPのリチャージにリアル時間はかかる -- 2022-03-26 (土) 17:46:28
• 嫁10にして装備枠4つを妖の記憶で埋めると期待のコストが25まで減る。外道過ぎるけど戦略のひとつとしてどうぞ -- 2022-04-13 (水) 12:19:26
• switch版では妖の記憶の効果重複しなくなった？二つ付けても期待の消費が52から減らない。 -- 2022-05-09 (月) 02:55:13
• 唐突にやばい技を覚えてプレイヤーを畏怖させる女 -- 2022-06-19 (日) 19:16:18
• 火力、射程幅、燃費、どれか一つでももう一回りあれば戦闘運用も望めたろうに… -- 2023-04-29 (土) 22:19:22
• ゲームバランスの崩壊する音が聞こえる あからさまに裏技なのだ -- 2024-03-07 (木) 06:30:06