紅美鈴

Last-modified: 2023-08-17 (木) 22:14:28

キャラ紹介文

紅 美鈴
顔グラフィック_美鈴.png ユニット_美鈴.png二つ名華人小娘
能力気を使う程度の能力
登場作品『東方紅魔郷』他
テーマ曲
守れ!中華小娘!~上海紅茶館デフォルトBGM

概要

全般

  • 門番その1。紅魔館の門番らしく、味方を守ることにかけては随一の能力を誇る、幻少のメイン盾。
  • 性能的には堅い・強い・遅いと三拍子揃ったお手本のようなスーパー系。
    特殊な防御能力はなく、素の装甲とHPの高さで勝負する。
  • 初期習得スキルや固有スキルも防御・耐久に特化しており、妖の章序盤での加入時点ではその堅牢さで右に出る者はいない。
  • 武器の射程は全体的に短く、さらに射程5の「彩雨」が美鈴の苦手な射撃武器かつ空Bでへっぽこなので、実質的な最大射程は4しかない。
    足の遅さや全武器MP制による燃費の悪さもあり、永の章以降も前衛を張り続けるのは運用に難がある。
    • 常時前衛を張るのは難しいが、状況次第で前に出たほうがいい場面は多々ある。
      前衛後衛のどちらかに特化するより、前衛と後衛を切り替えながら戦う方が美鈴の性能を活かせるだろう。
    • また、武器攻撃力の数字はあまり高くないが、サイズLと格闘値の高さから実火力は結構高い。
      さらに支援攻撃武器の烈虹拳は命中補正が高めな上陸Sであるため、特に地上戦が多い儚月抄編や夢の章で活躍できる。
  • さらに唯一無二の固有スキル「紅魔の龍」により、味方フェイズに敵から受ける反撃に対して援護防御ができる。
    このスキルが美鈴のアイデンティティであり、これのおかげで永の章以降、より堅牢なユニットが多数追加されても埋もれることがない。
    • 特に閃き不屈を持たないフランや咲夜と「紅魔の龍」美鈴のペアは、高い信頼補正も相まって相性抜群。
  • コテコテのBGMは必聴。我ニ飯ナシ

紅の章

  • フランとの決戦シナリオとなる15話にて咲夜と共にスポット参戦を果たす。固有スキル「背水の陣」を所持。
    過去作「紅」の同話でのスポット参戦は咲夜だけだったので、コンプリートボックスからの新要素である。
    • 援護防御と鉄壁を初めから所持しているので、即席の援護防御役として早速役立てられる。
      攻撃面でも彩光風鈴まで習得済みなので、削り役としても十分働ける。
  • この時点では不屈は未習得。堅さにかまけて「そして誰もいなくなるか?」を食らい続けると普通に落ちる。
    • 特に直前のスペルまでに援護防御を多様していると、低いHPの状態で逃げ回ることになる。
      「鉄壁」と治療を上手く回して耐え切ろう。

咲夜の章

  • 3話にてフランと共にスポット参戦。

妖の章

  • 魔理沙ルート18話、霊夢ルート19話から正式参戦。
  • その堅牢さは慧音を上回り、さらに初期習得で援護防御L2を持つため、盾役として即戦力で働ける。
  • さらに火力も高めで、攻撃面では長期離脱中の妖夢の代役を十分に担うことができる。
    • 武器攻撃力こそ咲夜や慧音より低いが格闘のステータスが全ユニット中4位と非常に優秀な為火力が出せる。サイズLなのもありがたい。
      • ちなみに妖夢は5位。武器攻撃力も冥想斬の時点であちらが上だったりするのでサイズ差で優位に立とう。
  • 移動力の低さと射程の短さが、ペア制がなく常時前衛を強いられる妖の章では運用面でネックになる。
    射程はこの時点ではどうしようもないので、移動力だけでも装備やスキルで補強しておきたい。
    • オススメは高速移動力を装備で、低速移動力をスキルで補強すること。
      永の章でペア制が導入されると美鈴が前衛で高速移動する場面はあまりなくなるが、
      僚機で前線まで出た後、美鈴前衛に切り替えて低速で弾幕に切り込んでいく場面は少なくない。
      • 示し合わせたかのように21話の文から「天狗の羽」が貰える。盾役として美鈴を起用するならぜひ装備させておきたい。

永の章

  • ペア制導入、「紅魔の龍」習得、相性抜群の相方フランドールの参戦により、美鈴の真価が発揮できるようになる。
  • まずペア制の導入により、美鈴の苦手な移動と長射程への反撃を僚機に任せられるようになるのが大きい。
    これにより美鈴の短所が消えて長所だけを活かすことができるようになり、運用が格段に楽になる。
    • 更に支援武器の烈虹拳は陸Sで命中補正も高い。基本的に常時後衛として働く事になる為「支援強化」を付ける事をオススメする。
  • そして美鈴の真骨頂、「紅魔の龍」習得により、盾役としての地位を不動のものにする。
    閃き不屈を持たないフランや咲夜の保護はもちろん、被弾率は低いが被弾時のリスクが高い低耐久のリアル系への保険としても非常に有用なスキル。
    • ただし、コマンド型ではないが使用回数に制限があり、雑魚戦から調子に乗って守っていると肝心のボス戦で回数切れになるので注意。
      雑魚戦で紅魔の龍が必要ないのに自動選択されている場合があるので、援護内容の確認は怠らないようにしよう。
    • 雑魚戦で反撃による僚機の被害が少なそうorトドメが刺せそうな時は僚機前衛、僚機の被害が大きそうな時は美鈴前衛にする等、
      運用を工夫して雑魚戦で紅魔の龍を浪費しないようにして、ボス戦まで使用回数を温存したい。
  • 大きな注意点として「紅魔の龍」を発動させる場合援護攻撃が使用できない。
    • その為ボス戦では火力を集める為に陣形を組んで援護攻撃を連打…としたいがこのスキルで援護攻撃が使えなくなってしまう。
      そのデメリットをなくす為にも援護攻撃が使えない、つまり自身が援護攻撃キャラならばベストパートナーと言える。
      • 要するに最強格の援護攻撃キャラ、フランとのペアがあまりにも相性が良すぎるのである。フランの不安な命中・回避を信頼補正で補強、被弾を援護防御・紅魔の龍でフォロー。
        フランの高移動力で前線に出やすく互いに射程も噛み合うなどこだわりがなければこのペア以外の選択肢はないと言えるレベルでぶっちぎった相性を誇る。
    • 逆に「タイムパラドックス」の咲夜とは相性がすこぶる悪い。互いに互いのスキルを潰し合ってしまう。
      • 他のスキルならば非常に相性が良いのだがタイムパラドックスは咲夜のアイデンティティと言ってもいい程強力なスキルなのが如何ともし難い。

夢の章

  • 敵の命中補正の高騰、二回行動や必中を使うボスの増加により、美鈴の盾としての地位はますます高まる。
  • ボス戦で前衛に出て鉄壁を使えば、PPは紅魔の龍、EPはボスのマップ攻撃を耐え、さらに隣接した味方を援護防御することができる。
    1ターン持続する精神コマンド、鉄壁の効果を最も活かせるユニットと言える。
  • リアル系に厳しい環境からスーパー系前衛の需要が増す点も、美鈴にとっては追い風。
    • ただ、移動力や射程の面から、常時前衛はやはり厳しい。
      普段は後衛から僚機の支援に徹し、ここぞという場面で前に出るのが美鈴らしい戦い方だろう。
  • さらに65話開始時に最強武器「彩光蓮華掌」が追加&「彩光風鈴」の射程が伸び、攻撃面でもさらなる活躍が期待できる。

ドリームモード

  • 紅の章~妖の章までは移動力不足が祟り我慢を強いられるので、天狗の羽を装備させても良いかも。
    彼女を引き継ぐなら他の紅魔館メンバー(特にフラン)も一緒に引き継ぎたい。

キャラクターステータス

気質強気
精神コマンドド根性鉄壁必中気合不屈熱血
習得レベル1115233246
消費SP302520301540
初期スキルL1L2L3L4L5L6L7L8L9
底力1111111
援護防御11-------
P回収(被弾)1--------
ステータス格闘射撃技量防御回避命中SP
Lv1316611518212314119870
Lv2017312018713015321282
Lv3018212619414016923298
Lv40191132201150185252114
Lv50200138208160201272130
Lv60209144215170217292146
Lv70218150222180233312162
Lv80227156229190249332178
Lv90236162236200265352194
Lv99244167242209279370208
信頼補正補正レベル備考
小悪魔+1
パチュリー+1
咲夜+2
レミリア+2
フラン+2(+3)フラン→美鈴は+2 美鈴→フランは+3

※特に注釈の無い場合は双方向

ユニットステータス・武器性能

強化段階初期値5段階10段階20段階上昇値
HP56007100860011600300
MP16021026036010
運動性851051251654
装甲125015001750225050
移動(低速)5(3)×
サイズL×
コスト2.5地形適応空A 陸A 水B 夜A
種族妖怪装備スロット2
特殊能力効果備考
HP回復(小)ターン開始時に、HPが最大値の10%回復する。固有スキル「集気法」で追加
武器名分類種別射程攻撃力(初期→5→10→20段階)命中CRT地形適応弾数消費MP必要パワー攻撃特性備考
烈虹拳格闘P/S1-21950→2450→3150→4650+30%+35%空A陸S水A夜A-5-支援可能
天龍脚格闘P2-42100→2600→3300→4800+15%+20%空A陸A水B夜A-10-
彩雨射撃-3-52450→2950→3650→5150+5%+0%B陸A水A夜A-25110
彩光風鈴格闘P1
1-2*
3150→3650→4350→5850
3200→3700→4400→5900*
+15%+25%空A陸A水C夜A-50120*65話で射程+1
攻撃力+50
彩光蓮華掌格闘P13750→4250→4950→6450+20%+15%空A陸A水C夜A-60130サイズ差補正無視65話で追加

固有スキル

名称スキルLv習得Lv区分効果備考
背水の陣-初期能力残りHPに応じて防御のステータスに補正。
門番L1初期能力援護防御時の被ダメージを-15%。
L220援護防御時の被ダメージを-20%。
L334援護防御時の被ダメージを-25%。
L445援護防御時の被ダメージを-30%。
硬気功L117能力被弾したとき、一定確率で防御する。
発動確率はスキル「ブロッキングL1」と同じ。
L249被弾したとき、一定確率で防御する。
発動確率はスキル「ブロッキングL2」と同じ。
集気法-34能力特殊能力「HP回復(小)」を追加。
震脚-26能力地形適応「陸」をSにする。
紅魔の龍L138能力味方フェイズに援護防御に入れる。(使用回数3)
L265味方フェイズに援護防御に入れる。(使用回数4)

背水の陣

  • 底力の防御値版。援護防御でHPが減っていく美鈴との相性は良い。
  • 背水の陣の補正値 ※旧作wikiより抜粋。コンプリ版では検証していないため効果量が変わっている可能性があります。
    パラメータ残りHP
    50%40%30%20%10%5%
    防御+5+9+13+17+21+25
    • HP50%以下から防御が増加し、HP5%以下の時の+25が最大の補正値となる。
  • もちろん「底力」と重複する。「携帯型スキマ」と併せることで、ほとんどの攻撃をシャットアウトできる。

門番

  • 援護防御時の被ダメージを大きく軽減するスキル。援護防御が取り柄の美鈴との相性は最高に良い。
  • L4の被ダメージ-30%の補正は軽減系スキルでは他に類を見ない数値。
    • ボスの攻撃に精神なしで堂々と耐えきる姿は圧巻。
    • 「ガード」などと併せて極限まで割合軽減を高めるのも面白い。
      ただし効果は乗算するため、たくさん積めば積むほどコストパフォーマンスが落ちていくので注意。
  • 援護防御にしか効果を発揮しない点に注意が必要。
    • 反撃選択で防御をしても、このスキルの効果は得られない。
    • 美鈴のHPが援護防御で減ると、次は美鈴が直接狙われることもある。過信は禁物。
  • このスキルを選択する場合は、援護防御回数を増やしておきたい。
    • 狙われやすいユニットを把握しておくことも大切。
      最低でも美鈴が反撃不能で狙われないように援護陣形を構築しよう。

震脚

  • 美鈴の地形適応が「陸S」になるスキル。
    • 陸Sになるのはユニットの地形適応だけで、武器には影響しない点に注意しよう。
    • 単純に硬くなって命中回避が底上げされる。堅さと命中がほしい美鈴にとってはありがたい効果。
  • ペア制との相性の悪さが致命的。幻想郷では大体のキャラクターが空を飛んでいる。
    • 前衛が空に居る場合、後衛の美鈴は何のメリットも得られない。紅魔館メンバーには陸上特化キャラが居ないのも逆風。
    • 諏訪子や橙といった陸が強いユニットも存在する。後衛を担当するなら彼女らを相方に選ぶと良い。
    • 美鈴が前衛に出るなら問題はなくなる。むしろ活用するなら前衛運用した方が良いかもしれない。
  • 陸Sを装備なしで得られるメリットは大きい。
    • 美鈴自体の堅さを底上げしたい場合に有用なスキルと言える。
    • 特に美鈴単身での堅さを追求する場合は必須級。サイズ差と地形適応で大抵の攻撃はものともしなくなる。
  • 習得レベルが低いため割りと早めに装着可能なスキル。
    • 習得タイミングと重なる妖々夢編の後半は陸上MAP。陸に陣取るとこの時点でも非常識な堅さが得られる。
    • 儚月抄編以降も陸上MAPが続く。水中には弱いので水没に注意しよう。
    • 魔界編では空中MAPが多くなる。別のスキルに付け替えた方が良いだろう。

硬気功

  • シールド防御の技能を取得する固有スキル。
    • 厳密にはシールド防御と異なり、一定確率で「防御状態」になる効果。
      シールド防御には「被ダメージ-10%」の効果があるが、こちらにはついていない点に注意。
  • 援護防御には何の意味をなさない。このスキルを活用するなら前衛に出る必要がある。
  • 美鈴自体の技量は低くはないが高くもない。発生率に期待しすぎるのはやめておこう。

集気法

  • HP回復(小)が得られるスキル。細かな被弾の多い美鈴の耐久力を底上げしてくれる。
  • HP10段階強化で毎ターン860回復と、固有スキルの効果としてはかなり渋い部類。
    • 雑魚相手にはそれなりに使えるが、ボス相手には焼け石に水なことも多い。
    • 有効活用するなら「鬼の角」でHP量を底上げし、「伊吹瓢」でさらにHP回復を盛るといった工夫が必要。
  • リジェネ系の効果に漏れず、初期習得の「底力」と効果を食い合う。
    • 美鈴は底力の効果を常に高く保ちたいキャラではないため、相性はそこまで悪くない。
  • コンプリ版の「毎ターンSP10回復」の仕様で「信頼」や「友情」「ド根性」が安くなり、採用の優先度が下がった。

紅魔の龍

  • 自ターンでの援護防御を可能にする、美鈴最大のアイデンティティとなるスキル。
    • 味方が攻撃をする時の反撃に対して援護防御が行えるようになる。
    • 工夫次第で様々な戦術を実現することができる。
  • 反撃に対する耐性の低いユニットを守るための手段としては最高峰。
    • フランや咲夜のような「閃き」「不屈」を持たないユニットがボスを殴る際に重宝する。
    • 他にもアリスやパチュリー、にとりやルーミアなど該当ユニット多数。
    • もちろんボスだけでなく、雑魚の撃ち返し対策にも有用。
  • 援護攻撃の枠を援護防御で上書きする形で効果が発生する。
    • この仕様上、援護防御と援護攻撃を同時に行うことはできない。
    • 援護攻撃の強いユニットを紅魔の龍で守るのが基本戦術となる。そのためフランとは特に相性が良い。
  • 前衛に出れば四方のユニットにも援護防御ができる。
    相方の援護攻撃との択一となるが、後半のボスには有効な場面が多数あるので覚えておこう。
  • 使用回数に注意。L1では3回、L2では4回まで使用できる。
    • 雑魚に使いすぎると肝心のボスで使えなくなってしまう。最低でも1回はボスに残しておきたいところ。
    • 美鈴のペアが自ターンで攻撃する際、援護攻撃可能なユニットがいない場合は自動で援護防御が選択される。
      痛くない反撃に対して無駄に援護防御することのないように注意しよう。

運用参考例

コメント

  • 震脚つけてガード、気力限界突破、オンバシラつければルナ妖最終話の雑魚をなぎ倒せる -- 2020-07-31 (金) 12:43:06
  • とにかく分かりやすい性能。支援相手が強い上にベア相性が抜群に良いのでスタメンになる可能性は高い。ペアのない妖の章でも乏しい戦力を考えれば使わない理由はない安定した強さ。総じて相当に優遇されているキャラと言える。 -- 2021-06-18 (金) 17:55:41
  • 何気に単独ユニットでド根性・鉄壁・不屈が全部揃っているのは彼女だけだったりする。超火力スペルにも不屈無効スペルにもHP減少スペルにも強い。 -- 2022-10-12 (水) 23:02:34
  • クリアしたんで覗きにきたけどSwitch初見lunatic美鈴単騎で駆け抜けた。補助キャラだったのね。強すぎないかこのキャラ。 -- 2023-08-17 (木) 22:14:28