エルフの森

Last-modified: 2024-04-01 (月) 12:11:05
『エルフの森』にてダークエルフの姿が目撃された。
おそらくエルフに代わってこの森を支配しようとしているのだろう。
このまま放っておけばダークエルフの森となり、町にも大変な害をもたらす事になるだろう。
通常魔性宿った伝説恐ろしい壊れた
推奨LvLv11Lv20Lv27Lv35Lv45Lv
攻略LvLv15Lv26Lv35Lv48Lv64Lv
階層数4F
探索判定回数
(1階あたり)
踏破前:18回 踏破後:6回(4F以外)・12回(4F)
進行(踏破前)60秒90秒140秒210秒360秒
進行(踏破後)45秒67.5秒105秒157.5秒270秒
探索時間(踏破前)01:12:0001:48:0002:48:0004:12:0007:12:00
探索時間(踏破後)00:22:30
(1350秒)
00:33:45
(2025秒)
00:52:30
(3150秒)
01:18:45
(4725秒)
02:15:00
(8100秒)

※時短無し・探索時間等倍での数値

出現モンスター

1Fフロアボス

迷宮称号のダークエルフ×2
+ランダムな基本編成

2Fフロアボス

迷宮称号のダークファイター×2
+ランダムな基本編成

3Fフロアボス

迷宮称号のタランチュラ×2
+ランダムな基本編成

ダンジョンボス

敵はいずれも迷宮称号

レアアイテム

ダンジョン内イベント

入り口

ここは『エルフの森』と呼ばれる森。

妖精たちが住み、清らかな水と資源を与えてくれる貴重な場所であった。

しかし今は不穏な空気が森を漂い、一瞬の気の弛みが死をもたらす危険な森と化していた。

2F

冒険者たちは襲って来たダークエルフを返り討ちにした。

ダークエルフは木々の陰や死角から襲い来る、漆黒の肌の暗殺者だ。

今が夜の闇であれば打ち倒されたのはこちらだったかもしれない。

こちらから乗り込む以上、有利な昼のうちに勝負を決めなければならない。

ダークエルフの居る森で夜を過ごす事になれば、朝日を拝む事は出来ないだろう……。

3F

ダークエルフは魔法を使う者が多い。

その中でも最も恐ろしいのがスリープクラウドである。

戦いの最中に意識を失う事は、命を失うに等しいだろう。

4F

森の中、戦いの痕跡を見つけた。

その跡はかなりの人数が居た事を物語っている。

まだ近くに居るはずだ。

それはエルフかそれともダークエルフか。

もしもダークエルフであれば、敵の主力の部隊かもしれない。

ダークエルフにとって森は庭のようなものだ。

地の利は明らかに向こうにあるだろう。

そして更に人数でも負けていた場合、はたして我々は勝てるだろうか。

深い森の闇が不安を増大させる中、冒険者たちは慎重に歩を進めた。

ダンジョンボス戦前

それを見つけたのは冒険者の熟練した勘によるものか、それともただの幸運なのか。

冒険者たちはダークエルフが気づくよりも先に、その一団を見つけた。


ダークエルフの一団の中に一人、立ち振る舞いの違う者を見つけた。

おそらくダークエルフのリーダーであろう。

この者を打ち倒せば、戦いは終わるかもしれない。

しかし、それは打ち倒せればの話である。

ここで見つけたのは幸いであろうか。

それとも不運であったのだろうか。

それはこの戦いの後に誰が立っているかで決まるだろう。

冒険者たちは意を決してダークエルフの一団に襲いかかった。

冒険の手記(全9)

エルフの森の物語1

エルフの森の物語』

著者:ホム・ポポロネス(ノーム族)

むかしむかし、この世界には地下に生きる民と、森に生きる民がいた。

森に生きる民の一つが、エルフ族である。

エルフは決して森から出ず、変わることの無い静かな生活を送っていた。

ところがある日、エルフ族の森へ進出する者たちが現れた。

それは人間族である。

人間たちはこう言った。

「エルフの住む森は豊かな森だ。我々もエルフの森へ行こう。」

エルフの森の物語2

人間たちはエルフの暮らす森へ現れるようになった。

そのせいで森の資源が減り、エルフたちはこれまでのような生活ができなくなってしまった。

エルフたちはどうすれば良いか考えた。

そして人間と戦うことを選んだエルフと、戦いを拒んで逃げる道を選んだエルフがいた。

エルフの森の物語3

逃げたエルフは別の森へと移り住んだ。

しかし、ほどなくしてその森にも、人間はやってくるようになった。

エルフたちは再び森を追われ、森の奥へと逃げて暮らした。

しかし、ほどなくしてその森にも、人間はやってくるようになった。

エルフたちは再び森を追われ、更に奥へと逃げて行った。


こうしてエルフたちは生き残り、こう誓った。

「逃げよ。逃げよ。恐ろしき者たちが来ぬ場所へ。恐ろしき者たちが滅ぶまで、私たちは逃げ続けよう。」

エルフの森の物語4

逃げることを選んだエルフたちは、森の奥へと逃げ続けていた。

やがてエルフたちは、カブト族が暮らす森へとたどり着いた。

エルフたちはこう言った。

「私たちは逃げてきたの。今日からこの森で暮らすことにします。」

勇猛なカブト族はこう言った。

「どうぞどうぞ。侵略する者が来たら、我々が戦いましょう。」

そして新しい森での生活が始まった。


しかし、ほどなくしてこの森にも人間がやって来るようになった。

人間たちはこう言った。

「エルフの住む森は豊かな森だ。我々はエルフの森を探し出そう。」

勇猛なカブト族はこう言った。

「我らの森を守るため、我らは戦おう!」

エルフたちはこう言った。

「私達はこの森から逃げましょう。新たな森を探しましょう。」


そして戦いを挑んだカブト族は、全滅してしまった。

逃げ出したエルフたちは、更に森の奥へと向かった。

エルフの森の物語5

次にエルフが逃げた先にはトサカ族が暮らしていた。

エルフたちはこう言った。

「私達は逃げてきたの。今日からこの森で暮らすことにします。」

温厚なトサカ族はこう言った。

「どうぞどうぞ。森で生きる知恵を与えましょう。」

こうして、エルフたちはトサカ族の森で暮らすようになった。

しかし、この森はエルフ族とトサカ族が暮らすには小さかった。

森のめぐみはエルフ族とトサカ族の両方を潤す事は出来ず、やがて森は朽ち果ててしまった。

そして、トサカ族は全滅してしまった。


エルフたちはこう言った。

「私たちはこの森から逃げましょう。そして新たな森を探しましょう。」

そしてエルフたちは他の森へ逃げて行った。

エルフの森の物語6

一方、戦いを決心して森に残ったエルフたちは、森へやって来る人間に挑んだ。

戦い方を知らなかったエルフたちは狩りに慣れた人間たちに全く歯が立たなかった。

しかし、戦いの中でエルフたちはすぐに人間たちの戦い方を学びとった。

するとエルフは大変優秀な戦士に変わった。

戦いの中に身を置いたエルフは敵に怒りをぶつけて憎むことを学んだ。

そして侵略者を許さない残忍で獰猛な戦士へと変わった。

戦ったエルフたちは皆、肌の色が黒くなった。

そのものたちはダークエルフと呼ばれるようになった。


こうしてダークエルフは生き残り、こう誓った。

「戦え、戦え!侵略者が滅ぶまで、私たちは戦い続けよう。」

エルフの森の物語7

戦う道を選んだダークエルフは強かった。

ダークエルフは怒りを燃やして憎しみに変えて敵を討った。

そして森を侵略する全ての者を許さずに戦い続けた。

やがてダークエルフたちは仲間を増やして力をつけていった。


しかし、戦いのために森の資源を使い切ってしまった。

ダークエルフたちはこう言った。

「他の森を奪え!我らは戦うことで森に生きられるのだ。」

こうしてダークエルフたちは、他の森を襲い始めた。

エルフの森の物語8

戦い続けるダークエルフの森へある者たちがやって来た。

それは、逃げ続けたエルフであった。

エルフたちはこう言った。

「私たちは逃げてきたの。今日からこの森で暮らすことにします。」

それに対してダークエルフたちはこう言った。

「我らの森を奪う者たちがやってきた!剣を持て、弓を持て!」

そしてダークエルフたちはエルフたちに襲いかかった。


それを見ていた人間たちはこう言った。

「見よ、エルフとダークエルフが森を奪いあっている。」

人間たちは思った。

もう森に住める場所が無いのだ、と。


そして人間たちはこう言った。

「では、我々は森を出て荒野で暮らそう。」


こうして人間たちは森から出て大地を切り開いて暮らすようになった。


今でもエルフは森を逃げ続けながら暮らし、ダークエルフは森を奪いながら暮らしているという。

エルフの森の物語9

エルフもダークエルフも人間も愚かだ。

我らが神の教えを伝えてやらねばなるまい!

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