Inside KAG3/BGM・SE・ビデオ関連

Last-modified: 2016-02-22 (月) 13:09:52

メソッド

kag.bgm.play(elm)

機能
playbgmタグに相当するメソッド。BGMを再生する
引数
elm…辞書配列オブジェクト。当メソッドはキーstorage、loopの値を参照する
戻り値
なし

kag.bgm.setOptions(elm)

機能
bgmoptタグに相当するメソッド。BGMを設定する
引数
elm…辞書配列オブジェクト。当メソッドはキーvolume、gvolumeの値を参照する
戻り値
なし
備考
厳密にはelmのキーdeviceも参照するが、使われていない

kag.bgm.stop()

機能
stopbgmタグに相当するメソッド。BGMの再生を停止する
引数
なし
戻り値
なし

kag.movies[n].setOptions(elm)

機能
videoタグに相当するメソッド。ムービーオブジェクト n を設定する
引数
elm…辞書配列オブジェクト。当メソッドはキーvisible、left、top、width、height、loop、position、frame、mode、playrate、volume、pan、audiostreamnumの値を参照する
戻り値
なし

kag.se[n].play(elm, resetvolume = true)

機能
playseタグに相当するメソッド。効果音バッファ n で効果音を再生する
引数
elm…辞書配列オブジェクト。当メソッドはキーstorage、loopの値を参照する
resetvolume…音量をリセットする場合はtrue、そうでない場合はfalseを指定すること。省略時true
戻り値
なし

ハイパーリンク、グラフィカルボタン、クリッカブルマップなどで、利用する機会が多いメソッド。

; グラフィカルボタンがクリックされた時、効果音バッファ2で"click.wav"を再生
[button graphic="next.png" target=*next exp="kag.se[2].play(%['storage'=>'click.wav'])"]

kag.se[n].setOptions(elm)

機能
seoptタグに相当するメソッド。効果音バッファ n を設定する
引数
elm…辞書配列オブジェクト。当メソッドはキーvolume、gvolume、panの値を参照する
戻り値
なし

プロパティ

kag.bgm.currentBuffer.status

ゲッター
BGMの現在の状態を文字列で返す…"unload":メディアを開いていない/"play":メディアを再生中/"stop":メディアを停止中
セッター
なし

kag.bgm.currentBuffer.volume

ゲッター
BGMの音量(0~100000)を返す
セッター
BGMの音量を設定する
備考
‐%に換算する場合は1000で割ること
‐この値を変更する場合は、bgmoptタグまたはkag.bgm.setOptions()を介した方が無難
‐内部的にはシステム変数に記録されている

kag.bgm.currentBuffer.volume2

ゲッター
BGMの大域音量(0~100000)を返す
セッター
BGMの大域音量を設定する
備考
‐%に換算する場合は1000で割ること
‐この値を変更する場合は、bgmoptタグまたはkag.bgm.setOptions()を介した方が無難
‐内部的にはシステム変数に記録されている

kag.movies[n].audioVolume

ゲッター
ムービーオブジェクト番号 n のムービーの音量(0~100000)を返す
セッター
ムービーオブジェクト番号 n のムービーの音量を設定する
備考
‐%に換算する場合は1000で割ること
‐この値を変更する場合は、videoタグまたはkag.movies[n].setOptions()を介した方が無難
‐内部的にはシステム変数に記録されている
‐ムービーに大域音量はない(音量のみ)

kag.se[n].volume

ゲッター
効果音バッファ n の音量(0~100000)を返す
セッター
効果音バッファ n の音量を設定する
備考
‐%に換算する場合は1000で割ること
‐この値を変更する場合は、seoptタグまたはkag.se[n].setOptions()を介した方が無難
‐内部的にはシステム変数に記録されている

kag.se[n].volume2

ゲッター
効果音バッファ n の大域音量(0~100000)を返す
セッター
効果音バッファ n の大域音量を設定する
備考
‐%に換算する場合は1000で割ること
‐この値を変更する場合は、seoptタグまたはkag.se[n].setOptions()を介した方が無難
‐内部的にはシステム変数に記録されている

メンバ変数

kag.bgm.playingStorage

再生中のストレージ名。
再生が完了すると空文字になる。

kag.numMovies

ムービーオブジェクトの数。
Config.tjsのnumMoviesと同じ。

kag.numSEBuffers

効果音バッファの数。
Config.tjsのnumSEBuffersと同じ。

補足

kag.bgm.currentBufferとkag.bgm.buf1の違いに関して

個人的には、BGMの大域音量を調べるのにkag.bgm.currentBuffer.volume2を好んで使っているが、gvolume.ksなどではkag.bgm.buf1.volume2が使われている。
Config.tjsのdoubleBufferedがfalseなら両者は同じ意味だが、trueならkag.bgm.currentBuffer.volume2はkag.bgm.buf2.volume2の別名(エイリアス)になっている場合がある。
微妙に違うので注意。

音量(kag.bgm.currentBuffer.volumeとkag.bgm.buf1.volume)に関しても同じことが言える。