• 子供が顎関節症を訴えるケースが増加しています
原因は大人同様、学校生活・受験勉強・友人関係・親子関係など、最近では子供も大人さながらにストレスを受けている事にも関係があるのではないかと考えられています。
アゴの退化という問題も背景になっていると思われますが、子供のひどい虫歯は減ってきているそうで噛み合わせの異常で歯科を訪れる子供は増加しているようです。
例えば母乳で育った子供には悪い噛み合わせが少なく顎関節症の発症率が低いという説もあります。
これは母乳を飲むためにはある程度強く吸う必要があるのでアゴや筋肉の発達に良いと言われています。
いずれにせよ、アゴの成長に咀嚼(そしゃく)が関与していることは明白です。
また悪い姿勢が顎関節症の原因になることもあります。
外遊びの機会が減り基礎体力の落ちた姿勢の悪い子供が増えてきていることはとても気になります。
• 予防と対策
成長期にある子供にこそ、「噛む事に重点をおいた食事でアゴを鍛え、適度な運動
正しい姿勢、規則的な生活習慣を身につけさせ過度なストレスを避ける」といった基本的な生活環境を正す努力を忘れないで下さい。