インプラントのメリット・デメリット

Last-modified: 2011-03-26 (土) 16:43:48

インプラントのメリット

  • ブリッジのように隣の健康な歯を削ったり負担をかけたりすることがありません。
  • ものを噛み砕く能力が、人工の歯の中でもっとも高い。(天然歯の約80%)
  • 噛み心地もご自分の歯にかなり近い感触が得られる。
  • 見た目が自然で、審美性に優れている。
  • インプラントにして、歯の並び方が良くなると噛み合せが良くなり、肩こりが良くなったと言う事例もあります。

 部分入れ歯では違和感が強く、自分の歯と同じようにものを食べることは出来ないということがよくあります。ブリッジの場合は健康な歯を削る必要があるので土台の歯の寿命が短くなりやすくなりますし、噛む力も弱くなります。
その点、インプラントは他の歯に影響を与えずに、自分の歯と同じようにものが食べられるということで、現在では最も機能的に優れている治療法だと考えられています。

 

ただし、インプラントにもデメリットはありますので、その点を良く理解してからインプラント治療を行う必要があります。

インプラントのデメリット

  • コストが高い
    保険適用外であると共に、治療に使用する材料や器具が高価なためにコストが高くつく。
  • 外科手術が必要である
    手術時の切開、麻酔、縫合などに伴い、手術によるリスクを負うことがある。
    (リスクを回避するために、手術前の正しい診断、安全な治療システム、十分な話し合いが必要)
  • 治療後のメンテナンスが必要
    インプラントを長持ちさせるためには、定期健診と自分自身による毎日のケアが重要になります。
  • 治療に時間がかかる
    約3ヶ月から1年の治療時間がかかります。
  • 治療前に試着、試用ができない
    インプラントによる義歯は、患者さんに合わせたオーダーメードなので、自分に合っているのか試着などができません。
    また、歯周病などで歯茎が下がっている場合は、見た目の回復が困難な場合があります。