生まれ
どんな人?
江戸時代の商売人
おいたち年表
高利は松坂(三重)で質屋をやっていた商人の四男
高利は母を見習い立派な商人になりたいと思うようになる
大きくなった高利は江戸で呉服屋を開いた兄のお手伝いをしながら商いを覚えましたが、母が老いてしまったので看病するために松坂へ戻りました
ちなみに兄が高利の商才を妬んで追い返したという説もあります
松坂へ戻った高利は母の面倒をみながら結婚し子供も生まれ両替商をやりつつの幸せな日々
が、1673年高利53歳の時に江戸の兄が死亡
高利は今しかチャンスはないと長男を江戸の呉服屋に行かせ自分は京都へ行き仕入れを始めました。
京都は高給呉服生産地なので、ここで安く仕入れて江戸で売る
江戸の店の名前を越後屋とし、「掛け値なし」で呉服を売りまくった
掛け値なしとは現金で売る代わりにはじめっから安い値段で売ること
今までの売り方は「節季払い」といって代金を6月と12月(ボーナス時みたい)に払うシステムが主流でした
それをヤメにして「掛け値なし!現金払いじゃー」とめちゃ安で売ったのです
越後屋は大繁盛♪
さらに今までの呉服屋は反物は一反単位で売っていましたが、切り売りするシステムとしました。
ちょっとだけ反物が欲しかった人達に大人気!
さらに手代(てだい・店員の中の最高責任者)を生地別分業制にしたのです
これなら店員が品質などに詳しくなりお客様サービスも万全
また専属の細工人も置いてすぐ着物が欲しい!というお客様の声にあわせて翌日までには仕上げますというシステムも作りました
さらにキズモノ・売れ残りはバーゲンセール!もー越後屋大ブレイク!越後屋はのちに三越となるのです
今までにない商売のやり方で1687年に越後屋は幕府御用達を命じられることになったのでした
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民の声
江戸の人々・・・「越後屋万歳!」
江戸の女性A・・・「小物入れとかを作りたかったんだけど、今までは一反売りだったから高くて買えなかったの。だからホント、うれしいわ♪」
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