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ラップの基礎

Last-modified: 2016-08-04 (木) 15:28:59

リリックにスパイスを加える6つの方法 Edit

1. 比喩を使う Edit

ヒップホップではよく比喩が使われますよね。「俺は○○だから、まるで○○だ」みたいなのが多いと思います。

たとえば「俺が新世代のトップを走ってやるぜ」ということを言いたいときに、そのまま言うとクソつまらないですが、「俺が第2世代のコンテンツドリヴン、グローバルサブスクリプションでWoWに次ぐ箔の韻書くぞ」なんて言ってみれば、ちょっとパンチラインっぽくなりますし、ぶっちぎりでトップを走っているイメージが浮かびやすくなりますね。セカンドですけどね。

比喩が使いたいけれど思い浮かばないときは、僕はググります。

「厚底 14」とか「シークレット 14」、「水増し 14」とかでググりまくって、みんなが「あぁ分かる!」ってなりそうなものを探してみてください

 

2イメージしている情景を描く Edit

リリックを書いているときに、なんとなく思い浮かべてる絵があると思うんですね。

自宅で汗流しながら牙狼を打っているのか、VIPルームで国税でステーキなのか、何を思い浮かべているのかは、人とリリックによりけりだと思いますが。

一方で、聴く側はその情景を共有はしていませんよね。

ですから、自分が伝わっていると思って書いたリリックが、実は意味不明で伝わらないことが多いです。

特にあんまりヒップホップと縁が無い情景を思い浮かべているときほどですね。

自分が書いたリリックのイメージまできっちり伝えることは難しいですし、そこにそんなに拘る意味はあまり無いと思うのですが、バースが埋まらないなんてときは情景を描いておくとリリックの雰囲気が伝わりやすい気がします。

たとえばJet Life feat.RAq / Jinmenusagiのバースでは、「俺たちは成功に向かうジェットライフに乗り遅れてないぜ」的なコンセプトを元に、製作者は「(スタートアップの経営者が会社を急速にでっかくして株式上場を翌日に控えた夜に、)自分の部屋で一人で静かに興奮している場面」をイメージしていました。

このバースは、そのまま「自分が乗ってしまった波の大きさを感じて部屋で一人グラスを傾ける」と描いています。こう書いておくと、みんなでパーティーしてるイメージは聴いてる側も浮かべないでしょうし、より他のラインが伝わりやすくなります。

また、これも感覚ですが、思い浮かべている情景がビートとシンクロしていると、バースが魅力的になる気がします。思い浮かべている情景を映像としたら、そのBGMにこのインストが流れていたらマッチするなという感じの情景ですね。

 

3. 誰かにしゃべらせる Edit

「俺は生意気だぜ」と書くところを、「河本に言わせた、僕は惹かれませんね」と書くみたいな感じですね。

誰かにしゃべらせると、パッと想像できるので、リリックに凄く味が出るし、言っている内容に説得力が出ます。

これはシンプルだけど物凄くスパイスが効くので、オススメです。

自分では言いにくいラインも誰かに言わせてしまいましょう

 

4. 数字を入れる Edit

「俺はワックなラッパーよりもスキルフルだ」って言うところを、「俺はワックなラッパーの118倍スキルフルだ」みたいに言ったりですね。

前者だとワックなラッパーたちのちょっと上にいる感じですが、後者だとずば抜けてる感じがしますよね。

「俺はこれまでも、これからもラッパーだ」みたいなのも「俺は14年ラップしてきた。この先の5503年もね。」みたいに書けますよね。

上手に数字を使うと、リリックが尖る気がします。

5. 適当に単語を一つ放り込んでみる Edit

これはどっちかというと、バースが埋まらないときに良くやるのですが、適当に単語をひとつ放り込みます。

たとえば、今、目の前にNaokiが居るのでNaokiを放り込んでみます。リリックは適当にセルフボースト系だとします。

そうすると、「俺は煽られまくったNaokiみたいにカッチーン寸前」みたいなリリックが浮かびますよね。

上と同じくJet Life等の歌詞では、「それで波に乗ってるつもりならピカチューみたいにお遊びなライフ」とかはピカチューを放り込んでます。

これはやりすぎると遊びに終始するバースになってしまいますが、ちょっとだけやるとスパイスになる気がします。

6. 倒置法をスパイスにする Edit

これは日常生活のコミュニケーションにも応用できますね。
例えば「はい。いくつかの調整を行いました。」
と伝えたいところをあえて字数を稼いだり、ノリをよくするために
「いくつかの調整はしましたが、基本的にその質問に対しては「はい」とお答えします。」
と言ってみる。ひとつのバースになります。

 

タムラップ、tontatta考察 Edit

 

スラングを多様したフリースタイル Edit

基本的にタムラップはライミング(押韻)を無視したバースで出来ていますし
tontattaの電電電アキアキアキはお経系ともいえる変則的なフロウです。

 

一応、現行のスラングをまとめたスラング辞典はありますが
彼らに関しては完全に「造語」が産みだした「不快になるが意味のわからない単語」として特定の人間にしか伝わらないスラングを形成しています。
それが5,7,5,7や、6,3,6,3のリズムにあわせた勢いに乗せることだけで「バース感」をつくってます。