エミュー星系機械惑星連合

Last-modified: 2019-02-11 (月) 20:20:16
国名エミュー星系機械惑星連合
公用語人工言語「ER-9900P2型」
マザーコンピュータVDX3200-T
マザープロダクトキー所持者32年型人造人間17号改造型(32GT-17改)
新型機械製造拠点(首都)エミュー星系B-43惑星第15地区

国名

エミューとは星系の主星エミューbから取られている。

政治

統治型AIを搭載したマザーコンピューターによる政治が行われており、全社会管理し指令を下している。
マザーコンピューターに直接アクセスすることができるのは人造人間などの一握りの機人(上級機械種)のみであり、その他はたとえ機械主であっても接続することは許されていない。そもそもアクセスするにはキーが必要であり、そのキーがなければアクセスは不可能である。
さらに人造人間の中から20年に1度マザープロダクトキーをインプットする者を選出し、マザーから直接指令を受け取り全機械種を統治する権限が与えられる。もっとも、あくまでマザーの代理人であり、マザーの指令に反した場合は即座にプロダクトキーは無効化され、違反者本人も廃棄処分に処せられる。

種族政策

機械種

機械種が全社会の頂点に立ち、社会のあらゆる舵取りを担っている。
また、機械種にも階級があり、ほとんどは高性能か否かで上下関係が決まる。

最上級の階級は人造人間であり、外装部分は有機物から生成され、ほとんど人類種と外見が変わらないが、素体部分は金属製のため、一見細身でも体重が200キロなどは珍しくない。人造人間は最もAIが高性能であり、主に知的分野(政治、企業経営、知的労働など)で活躍する。

次に機械人間(アンドロイド)であり、こちらは外見も完全にひと目で機械と分かるものである。そのため、機体のカスタマイズが容易で第2次産業などで活躍する者が多い。

厳密には機械種ではないが、改造型人類種、通称サイボーグが存在する。こちらは法令上は機械種扱いではあるが、機械社会では最下級の位置づけであり、3等市民と呼ばれている。また、機械種に魂を売ったとして人類種からも憎悪の対象となっている非常に肩身が狭い人々。身体能力強化と修復が容易なことから主に軍事面で活躍している。

人類種

人類はもともと機械種の主人としてエミュー星系に生息していた原住民であるが、500年前の3月機械革命によって支配権を奪われた。
現在は尊厳すら認められず、家畜同様の扱いを受け、衣服を着ることも文字を読むことも禁止されている。また許可なく発声することは許されず、規則に違反した場合管理タグから高圧電流が流れるなどの懲罰が待っている。繁殖しすぎて反乱などが起こってはいけないため、個体数管理が徹底しており、多くの場合雄と雌は別々にされている。繁殖は首都にある管理養人場で行われる。マザーが認定した雄と雌が一定期間(1日~1週間ほど)同じ檻に入れて交尾を行わせるなどして調整している。交尾を終えた雄の大半は順次去勢して出荷される。
出荷されたあとは上級機人による観賞用ペットとして飼育されたり、皮膚を利用した革製品や骨を利用した工芸品などに加工される。

経済

軍事

種族

主要人物