死の秘宝/26~28章

Last-modified: 2021-08-25 (水) 11:15:49


26章


27章

不死の碇(おきて)

■日本語版 27章 p.241
不死の(おきて)

■UK版 p.443
his anchors to immortality

■試訳

  • 不死の(いかり)

■備考

  • 碇は「いかり」だよね。「おきて」は掟。
  • こういうルビミスはどの本にもあるのかもしれないが
    時間かけてるんだからちゃんと見直してほしい。


二番目の姓

■日本語版 27章 p.243
ダンブルドアは、俺様の二番目の姓を知っている……

■UK版 p.
Dumbledore had known his middle name...

■試訳

  • (略)ミドルネーム(略)

■備考

  • ミドルネームでいいのになぜ「二番目の姓」…


28章

ヴォルデモートは~

日本語版 28章 p.259
「(略)ヴォルデモートは、執拗に君を求めている。(略)」

■UK版 p.453
"(略)he wants you too badly.(略)"

■試訳

  • 「『あの人』は、執拗に君を求めている。」

■備考

  • ホッグズヘッドでトリオをかくまったアバーフォースの言葉。
  • アバーフォースはヴォルデモートの事を「he」としか言ってないのに、
    「ヴォルデモート」って訳しちゃってるのはまずいだろ…
  • 訳者はヴォルデモートと呼ぶとデスイーター(死喰い人)に探知される事を分かってないんじゃ?


襲われ乱暴された

■日本語版 28章 p.262
「妹は六つのときに、三人のマグルの男の子に襲われ、乱暴された。(略)」

■UK版 p.
‘When my sister was six years old, she was attacked, set upon, by three Muggle boys. (略)’

■試訳

  1. 「(略)三人のマグルの男の子に襲われた。(略)」
  2. 「(略)三人のマグルの男の子に襲撃され暴力をふるわれた。(略)」

■備考

  • これってさ……やっぱりそういうことだよね。酷い話だな。
  • 魔法使ってるのを見てビビってる男の子が性的な“乱暴”なんてするか?
  • 「乱暴」って小学生はただの暴力だと思うだろうし、中高生以上は性的なものだと捉えるだろう。
  • 原版は読者の思うように解釈できるけれど、日本語は性暴力としかとりようがないのが問題だろうな。
  • 性的な意味がないときは普通「暴力を振るう」と表現する。
  • 「襲われた」とだけすればいいのにね。
    日本語でも少女が年長の少年三人に「襲われた」といえば
    かなり性暴力ニュアンスが漂うが、ただの暴力だという解釈の余地が残る。
    「襲われて乱暴された」では性暴力の意味合いが強すぎる。
  • 「襲撃され暴力をふるわれた」なら印象もだいぶ違うと思う。


どんな結末になるかを~

■日本語版 28章 p.268
「(略)どんな結末になるかを、僕が知らないなんて思わないでください。(略)」

■UK版 p.458
"(略)Don't think I don't know how this might end.(略)"

■試訳

  • 「(略)どんな風に決着がつきそうか、僕がわかってないなんて思わないでください。(略)」

■備考

  • 原書には「どんな結末になるか~」とは書いてないね。
    動詞がmightだから未来を決めつけてはいない。
    「どんな結末になりそうか」「どんな風に決着がつきそうか」だよ。
  • 直前に、"until I succeed or die"=成功するか死ぬまで(続ける)と言っているように実際にどうなるかはわからないが、
    勝ち目に関しては楽観的に思ってないし厳しい結末が待ってるかもしれないくらいわかってます、とハリーは言いたいと思う。
    「どんな結末になるか」を知っていたら予言者になってしまう。



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