謎のプリンス/HBP-notes

Last-modified: 2014-06-23 (月) 00:44:48

・それぞれの項目について、過去ログなどからピックアップしたものです。
・個人個人の一意見なので、絶対的なものではありません。
・補足的な読み物としてお考えください。
・翻訳者を愛称で書いてあるものについては一律「翻訳者」に置き換えてあります。
・原作者を愛称で書いてあるものについては一律「J.K.Rowling」に置き換えてあります。
・置き換えの不備がありましたらお知らせください(こりん、回転さん等)。

「僕に『先生』なんて敬語をつけていただく必要はありません。先生」

なんか「先生」が2つあって不自然に感じるな。

「先生」を敬語っていう?
まあ広い意味では敬語かもしれないが、敬称というほうが多いな。
少なくともびしっと切り返すセリフにこういう歯切れの悪い言葉はそぐわない。
「僕に『先生』と言っていただく必要はありませんよ、教授」と端的にやればいいのに。

「教授」って言葉を使ってないからな
sirもProfも先生で統一してきたしわ寄せがここに
それでも何かいい言葉を捻り出すのが訳者の腕の見せ所なのにな

しわ寄せが来た事にも気付いてないんだろうなあ・・・

訳者の腕の見せ所と言うより、訳者の腕が見えたところだな。

「僕を『先生』って呼ばなくてもいいんですよ、先生」

「敬語」なんて言葉を入れるとセリフがもたついて
ハリーの捨て身のウィットも台無しだよね。

ここ、スネイプの「無言」って発音を聞き間違えたふりしてるってこと?

そこはとても根深い問題で
マクゴとかスネイプとかフリットウィックのこと
みんな「先生」って呼んでるでしょ?
でも原書ではティーチャーじゃなくて
Professor プロフェッサーだから
教授って訳すべきところなの
ホグワーツの先生がたはその道に抜きん出た人々で
イギリスでは教授っていうのはとても名誉な肩書
そしてエライヒトへの発言では語尾に sir をつける
「なんとかです、sir」
「なんとかですよね?sir」
これも先生と訳されている
ハリーはスネイプにsirをつけず、たびたび注意されている
ここも「はい、先生」はいわゆる「イエッサー」
以上の点をふまえて

p272の最後の行
「はい、先生」というセリフはスネイプのセリフです
無言呪文なのにプロテゴでスネイプふっとばしたから
スネ「おめー無言呪文の意味わかっとんのけ」
ハリ「はい」
スネ「はい、先生(といえこのガキ)」
ハリ「僕に先生なんて言わなくていいですよw教授w」
というシーン

スネイプのセリフなのか、納得
すべてハリーのセリフだと思ってた
閉心術のときに先生をつけるのだってさんざん言われてたから
それを思い出して言い直したのかと
だからなんで続けて「先生なんてつけていただく必要がないです」みたいなこと言ってんだろうと
どこもスネイプがハリーに先生なんて言ってないじゃんと思って謎だった
まったくスネイプの発言とは思わなかった

最後の行の発言者がハリーだって思うのが問題だよね
ちゃんとスネイプの発言だってわかるんだったら
Professorが先生でもいいんだよね

で、そのあとロンとかがよかったぞとか言ってるから
原書ではちゃんとしたシーンなんだろうなと思ってたずねましたw
過去に何度もハリーが先生つけてなくて注意されてたけど
なんで先生つけることにこだわるんだろうと思ってたけど
sirならこだわるのわかる気がする
いやーすっきりすっきり