アズカバンの囚人/9章 の変更点

|400|c
|#contents|
#br

**唇 [#nceee1af]
>■日本語版 9章 p.223
&color(Blue){「だまれ!」スネイプの唇がめくり上がった};&br;
&color(Blue){「だまれ!」スネイプの唇がめくり上がった。};&br;
■UK版 p.129
&color(Purple){‘'''Silence!'''’ snarled Snape.};
<

■試訳
&color(Maroon){「黙れ!(口を閉じたまえ)」スネイプが唸るように言った。};


■備考
-snarledは唸ったり、がみがみときびしいことを言う感じ。というか唇とはなんの関係もない。
犬が歯をむき出して唸る意味もあるが、スネイプがそこまで感情をむき出しにして怒るのはキャラクターのイメージに合わない。
-日本語としても「唇がめくれあがった」や「スネイプが唇をめくり上げた」であるべきで読みにくい。(携帯版ではめくりあげるに変更)
-また、3巻のボガートの授業の前、ネビルを侮辱する所でも'Snape's lip curled,'を「スネイプの唇がめくれ上がった」と訳されていたり(侮辱する表情としては口元を歪めたなどが適切)、2巻4章マルフォイ氏とボージン氏の会話のあたりでの'Mr. Malfoy's lip curled.'は「マルフォイ氏の口元がニヤリとした」と他のキャラクターの唇の表現が普通であることから、邦訳版ではスネイプは「唇がめくれあがる」癖があると脚色・設定されているらしい。


''※他の唇の表現''
&color(Teal){原文:Snape's lip curled.(UK版323)};
&color(Teal){邦訳:スネイプの唇が冷笑した。(5巻上17章P572)};
&color(Teal){試訳:スネイプの唇が歪んだ。};
査察シーン。
「唇が冷笑した」という日本語も変だが「冷笑」にあたる単語がない。
curl one's lip=口元をゆがめる(▼軽蔑の表情)

&color(Teal){原文:Snape's lip curled,};
//(UK p.100?)
&color(Teal){邦訳:スネイプの唇がめくれ上がった。(3巻)};
//(7章p.174?)

&color(Teal){原文:the familiar sneer curling his mouth.};
&color(Teal){邦訳:スネイプの口元が、お馴染みの嘲りで歪んだ。(5巻25章)};

&color(Teal){原文:Snape's lips curled into a sneer.(1巻) };
&color(Teal){邦訳:スネイプは口元でせせら笑った。};

RIGHT:[['''資料保管庫より'''>http://www.geocities.jp/tomo_38jp/1/mondai/1-goyaku/1-goyaku.htm]]


&br;
**クラスに質問 [#h51d9f65]
>■日本語版 9章 p.224
&color(Blue){「先生はクラスに質問したじゃないですか。ハーマイオニーが答えを知ってたんだ!答えて欲しくないんなら、なんで質問したんですか?」};&br;
■UK版 p.129
&color(Purple){‘You asked us a question and she knows the answer! Why ask if you don't want to be told?’};
<

■試訳
&color(Maroon){「先生はみんなに質問しました。ハーマイオニーはその答えを知っているんです!答えて欲しくないのならなぜ質問するんですか?」};


■備考
-いつものようにハーマイニーの発言を認めないスネイプに対し、キレたロンのセリフ。 

-usをクラスとするのも一般の日本人にはピンとこないと思うが、原文の時制が無意味に変えられているためかなんとなく読みにくい。

RIGHT:[['''資料保管庫より'''>http://www.geocities.jp/tomo_38jp/1/mondai/1-goyaku/1-goyaku.htm]]


&br;
**罰則 [#l8edf7a9]
>■携帯版 9章 p.246
&color(Blue){「罰則だ。ウィーズリー」};
■日本語版 9章 p.224
&color(Blue){「処罰だ。ウィーズリー」};&br;
■UK版 p.129
&color(Purple){‘Detention, Weasley,’};&br;
■携帯版 9章 p.247
&color(Blue){「罰則の仕方を決めねばならん」};
■日本語版 9章 p.225
&color(Blue){「処罰の仕方を決めねばならん」};&br;
■UK版 p.129
&color(Purple){‘(省略)we need to arrange your detention.’};&br;
<

■備考
-ハーマイオニーをかばってスネイプに口答えをしたロンが「罰を与える」と言い渡される場面。 

-罰則ってのは「法規に対する違背行為の処罰を定めた規定」(広辞苑)であって、「仕方を決め」たりするものではない。
-Detentoinっていうのは学校で使われる場合、普通は放課後の居残りみたいな意味らしいが、
ロンはこの後、病棟のおまるを掃除するという罰を与えられるので「居残りだ」としたらおかしくなる。 
「ウィーズリー、罰を与えてやる」「どんな罰にするか決めねばならん」でもいいし、訂正前の訳のままでもよかった。
どうしてわざわざ携帯版で間違った日本語に変えてしまったのか。不思議なことをするものだ。

RIGHT:[['''資料保管庫より'''>http://www.geocities.jp/tomo_38jp/1/mondai/1-goyaku/1-2-goyaku-sankou.htm]]


&br;
**あの××× [#t3e07a03]
>■日本語版 9章 p.225
&color(Blue){「聞いてくれよ。あの×××」(ロンがスネイプを「×××」と呼んだので、ハーマイオニーは「ロン!」と叫んだ)「×××が僕になにをさせると思う?(省略)」};&br;
■UK版 p.130
&color(Purple){‘D'you know what that -'(he called Snape something that made Hermione say ‘'''Ron!'''’) - is making me do?(省略)’};
<

■試訳
&color(Maroon){「聞いてくれよ。あの――(ロンがスネイプを呼んだ言葉に対しハーマイオニーは「ロン!」と叫んだ)――が僕になにをさせると思う?(省略)」};


■備考
-児童書だからあまり口汚い言葉は使わないようにしてる作者の配慮ではっきりとは書かれていないが、
「きっと酷いことを言ったのだろうな」と読者にはわかるような書き方になってる。
原文通りに訳したほうが面白いのにね。
-×××言いすぎだな。せめて一回にできないものか。


&br;
&br;
//Wiki編集者さんへ
//コメント欄の注意事項は precautionページ に記載し
//#include で表示させてあります
*コメント欄 [#f6f334a4]
#include(precaution,notitle)
#pcomment(,10,reply)