死の秘宝/20〜22章 の変更点

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*20章 [#w6520e2f]

**スモモ飛行船 [#y19bf632]
>■日本語版 20章 p.28
&color(Blue){「スモモ飛行船だ。異常なことを受け入れる能力を高めてくれる」};&br;
■UK版 p.327
&color(Purple){"the Dirigible Plum, so as to enhance the ability to accept the extraordinary."};
<

■試訳
+++&color(Maroon){思い込みプラム};
+++&color(Maroon){啓蒙プラム};&br;

■備考
-この実を日本語版は「スモモ飛行船」と訳してるけど
本当は"Dirigible(コントロールできる) Plum(スモモ/プラム)"
ルーナ父の説明から、思考などをコントロールできる(たぶん思い込み)プラムとわかる。
つまり正体はなんか特殊なプラム。
-どう考えても飛行船は木にならないのでせめて「飛行船プラム」だよね。
モノは「プラム」なので。 

*21章 [#y630b612]
**死神その1 [#a205df81]
>■日本語版 21章 p.32
&color(Blue){「そして、『死』が三人に語りかけました――」};&br;
■UK版 p.330
&color(Purple){ '"And Death spoke to them ―"'};
<
■試訳
&color(Maroon){「そして、死神が三人に語りかけました――」};&br;
■備考
-常に大文字から書かれるDeathというのは「死神」のこと。
-おとぎ話で「死」を登場人物にしたら抽象的すぎて不自然。
-p33「死神が透明マントを持っていたの?」「死神は怒っていました」等、
以降に出てくるDeathを死神と訳すと自然になる。
//気になるところをちょこっと直させていただきました。死神に固有名詞というのも異論がありそうだし。
//ところで下の文、どういう意味かわかりません。これではhe,himの省略がまずいという指摘のように思えます。まとめ人
-he,himという表現。
 p33「こっそり人間に忍び寄るためさ」('So he can sneak up on people,')
-[[19章にも同じようなケースが見られる。>死の秘宝/18~19章]]
-[[*notes>死の秘宝/DH-notes#mff39fbf]] 

&br;

**死神その2 [#l72d0c8a]
>&color(Gray){■};日本語版 21章 p.33
&color(Blue){「~そして、『死』を免れるほど賢い三人に、それぞれ褒美をあげると言いました」};&br;
■UK版 p.331
&color(Purple){and said that each had earned a prize for having been clever enough to evade him.};
<

■試訳
&color(Maroon){ };

■備考
-『死』だと「免れる」がくるが、『死神(彼)』だとevadeは別の意味になりそう。
-[['''参考'''>http://eow.alc.co.jp/search?q=evade]]

&br;

**死神その3 [#u99aec30]
>&color(Gray){■};日本語版 21章 p.36
&color(Blue){『死を制する者』};&br;
■UK版 p.333
&color(Purple){"master of Death"};
<

■試訳
&color(Maroon){ };

■備考
-これも死神?

&br;

**迷信どっさり [#w8de5d41]
>■日本語版 21章 p.42
&color(Blue){「迷信の一つだよ。『真夏生まれの魔女は、マグルと結婚する』、『朝(あした)に呪えば、夕べには解ける』};
&color(Blue){『ニワトコの杖、永久(とこしえ)に不幸』。聞いたことがあるはずだ。僕のママなんか、迷信どっさりさ」};&br;
■UK版 p.336
&color(Purple){‘One of those superstitions,isn't it? “May-born witches will marry Muggles.” “Jinx by twilight, undone by midnight.”};
&color(Purple){“Wand of elder, never prosper.” You must've heard them. My mum's full of them.’};
<

■試訳
&color(Maroon){「迷信の一つだよ。『五月生まれはマグルに嫁ぐ』、『黄昏に呪えば、夜半には解ける』};
&color(Maroon){『ニワトコの杖に栄えなし』。聞いたことがあるはずだ。僕のママなんか、迷信ばっかりさ」};&br;

■備考
-ラブグッド家で、ロンが魔法界の迷信について話す場面。
-モリーが迷信を信じるタイプだと言っていますが、そういう人を「迷信どっさり」とは言わないと思う。
-結婚のジンクスも「真夏」と「マグル」で頭韻だと思う人はいない。
「五月生まれはマグルに嫁ぐ」でいいじゃん。「嫁ぐ」とすれば魔女(女)と書かなくてもいいし。
「ニワトコ」と「とこしえ」はまあいいけど苦しいねw
-may-bornは五月生まれで、五月は真夏ではなく初夏なのでは?と気になりました。
原書がMで韻を踏んでるのを訳でも踏襲したのかもしれませんが、
内容を変えたら駄目だと思うんですが…。
-普通、時間で考える時は、twilight はたそがれ時なんだけどね。
夕方の薄明かりが残る状態。
「The Twilight of the Gods」は「神々のたそがれ」。
-midnightがどうして夕べになるんだー。
中学生でも「真夜中」ってわかるだろ。
-おそらく原文が韻を踏んでいるから、(twilight, midnight)
『朝(あした)に呪えば、夕べには解ける』で語呂をよくしたつもりじゃないかな。
「黄昏に呪えば、夜半には解ける」で原文に近い言い方もできるのにね。
-by twilightというのは「夕暮れまでに」っていう時間の問題じゃなくて
「夕暮れの薄明かりで」(薄明かりを光源にして)っていう意味だと思うけど?
薄暗いところでよく見えないまま呪いかけても夜中までには解けちゃうよ、ってことじゃないの?
-[[*notes>死の秘宝/DH-notes4#xf4d7206]]


*22章 [#h53855e1]

**ひざまずく [#q2ed71a3]
>&color(Gray){■};日本語版 22章 p.76
&color(Blue){小さなラジオのそばにひざまずいていた。};&br;
■UK版 p.355
&color(Purple){kneeling on the floor beside the little radio.};
<

■試訳
+++&color(Maroon){小さなラジオのそばに膝をついていた。};
+++&color(Maroon){小さなラジオのそばで膝立ちになっていた。};
+++&color(Maroon){小さなラジオのそばに座っていた。};&br;

■備考
-ポッターウォッチのパスワードを当てたロンに呼ばれ、ハリーがテントの中に入ったシーン。
-日本語で「ひざまずく」は祈りを捧げたり忠誠を誓ったりするイメージが強いのではないか。
(画像検索ではプロポーズが圧倒的に多くヒットする。次いで偉い人に傅く図。)
-kneeling on the floorは正座から片膝を立ててしゃがむような行儀の悪い座り方まで当てはまる。
(画像検索ではほとんどが両膝をついた正座。)
-二人でラジオに集中しているのかと思ったら、ハーマイオニーは手持ち無沙汰で剣を磨いていたとある…

**ごたごた [#s4709153]
>&color(Gray){■};日本語版 22章 p.79
&color(Blue){現在のごたごたから抜け出した暁には};&br;
■UK版 p.357
&color(Purple){if ever we get out of this mess,};
<

■試訳
&color(Maroon){現在の混乱から抜け出した暁には};&br;
■備考
-ポッターウォッチでのリーのセリフ。
-messがごたごた…

**ほとんど常に [#afa9d9d7]
>■日本語版 22章 p.81
&color(Blue){ほとんど常に正しい};&br;
■UK版 p.358
&color(Purple){nearly always right};
<

■試訳
+++&color(Maroon){いつでも正しい};
+++&color(Maroon){大抵の場合正しい};
+++&color(Maroon){ほとんどの場合正しい};&br;

■備考
-ポッターウォッチでのリーマスのセリフ。
-以前に身籠ったトンクスから逃げてハリーと同行したいという申し出を受け、大喧嘩(?)し決別して以来のリーマスからハリーへの言葉。
-nearly と always を分けて訳したようだが、nearly always で一つの意味になる(たいてい、いつでも)。
-「ほとんど」と「常」は併用したらおかしい。
-直後に感動したハーマイオニーが復唱するのがダメ押しになっている…


**構内 [#q345fe4f]
>&color(Gray){■};日本語版 22章 p.81
&color(Blue){構内で};&br;
■UK版 p.358
&color(Purple){within the grounds of Hogwarts};&br;

&color(Gray){■};日本語版 22章 p.81
&color(Blue){構内で逮捕されかけました。};&br;
■UK版 p.
&color(Purple){has narrowly escaped arrest within the grounds of Hogwarts};
<

■試訳
+++&color(Maroon){ホグワーツの敷地内で};
+++&color(Maroon){学校の敷地内で};
+++&color(Maroon){校内で};&br;

■備考
-ポッターウォッチでのハグリッドのニュース。
-直前に「ホグワーツ校の名物森番」とあるので、「ホグワーツ」の重複を避けたようだが…
-原文では、かろうじて逮捕を免れた感が出ているが、邦訳では軽い。
//下の方の試訳、どなたかお願いします!


**レイピア、諸刃の剣 [#u20535aa]
>&color(Gray){■};日本語版 22章 p.83
&color(Blue){『レイピア、諸刃の剣』にしたいって言ったじゃないか!};&br;
■UK版 p.359
&color(Purple){I told you I wanted to be "Rapier"!};
<

■試訳
&color(Maroon){『レイピア』にしたいって言ったじゃないか!};&br;

■備考
-ポッターウォッチでのフレッドのセリフ。
-''原書では「諸刃の剣」に当たる語句は無い。''
-レイピアとはフェンシングで使われる武器に似た細身の剣。
RPGなどではそのまま「レイピア」、漢字にするなら「小剣」となっている。
-たしかに両刃だが、日本語で「諸刃の剣」というとブロードソード等の幅広の剣をイメージする人が多いのではないか。
-双子の片割れと両刃とを掛けたコードネーム、ということを教えようとしたのならあからさますぎである。
-こんなものに無理やり注釈(しかも意味がわからない)をつけるなら、パースニップにつけてくれないかな…?

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**ヴォルデモートは海外だ! [#oee8b9d5]
>&color(Gray){■};日本語版 22章 p.85
&color(Blue){ヴォルデモートは海外だ!};&br;
■UK版 p.360
&color(Purple){He's aboad!};
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■試訳
&color(Maroon){あいつは海外だ!};&br;

■備考
-ハリーがうっかり名前を呼んでしまい捕まってしまう重要な場面の直前。
-日本語版では「ヴォルデモートは海外だ!」って言ってしまっているせいで、
その後ハリーが「ボル」って言いかけたときにロンが止めようとする緊迫した場面が台無しになっている。
-これ「あいつは海外だ!」と訳しても通ずると思うんだけど。

-[[*notes>死の秘宝/DH-notes#df4abd62]] 


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