写真をとってなかったので、備忘録程度に。
準備
用意する物
- バール(20cm*幅3cmくらい)
- 1本以上(はめるときに2本あると楽?)
- マイナスドライバ
- はまったタイヤが外れないためのつっかえ棒として
- ハンマーでビードを落とす時のタガネとして
- プラハン
- エッジを叩いてタイヤをはめるときに。不要かも。
- 900gハンマー
- ビード落としのとどめを刺すとき
- 革手
- リムガード
- レバーを2本使うので2枚以上必要。
- 革手というか、ゴムシートの方がいいかも。厚みがあったり大きかったりするとリムとレバーの隙間に後から挟んでから起こすのだがそのとき入らない。
- Cクランプ
- 最低2本以上。3本あると楽。
- ビード落とし用
- フトコロの大きさに注意。
- 100/80と120/80は100mmクランプでいけた。が120タイヤがきびしかった。
- Fクランプも第3の手として使うとやりやすい
- ビードワックス(重要)
- 洗濯用粉末洗剤を水で溶いた物(最強)
- 刷毛
- ビードワックスを塗るときにとても便利だった
- バルブ
- 宇佐美の店員に聞くとその場で105円で売ってくれる。
- シリコンスプレー
- バルブ挿入用
ジャッキアップとアクスルシャフト抜き
フロント
- ブレーキキャリパーは先に外す。横着してもどうせ外す羽目になる
- アクスルシャフトを抜けるように。前は両側ネジ?
- エンジンヘッドと面があってる部分のフレームの穴にロープを通し、天井からウィンチで釣る。
- 軸の荷重が最小となるような車高に調整すること。脱着どちらも苦労する
リア
- タンデムシートを開くと、フレームに溶接されたコの字のシートステーがあるので両方にロープをかけてウィンチで釣る。
- サイドスタンドも接地状態で使った。
- ブレーキキャリパーを外して、フレームとマフラーの上あたりに置いておく。
- ナットを緩め、アクスルシャフトを抜く
- チェーンを外す
- 両端のカラーとスプロケを外す。インシュレーターも外す。
ビード落とし
SideA
- Cクランプを10cmほど開けて2つ、ビードのそばに噛ませる
- 締め込んでいく。ビードのラインが緩やかなM字を描く
- かなりきつく締め込んでいくと、ホイール側でビードが元々乗っていた部分が容易に見えるようになってくる
- そこまで締めたらクランプとクランプの間、M字の真ん中の部分にドライバー等を差し込み、重めのハンマーで叩きまくる。タイヤに刺さったら抜き直して場所を変えて何度かやる。
- ビードが落ちなかかったら更にクランプを締め込み、ハンマーで叩くのを繰り返す
- 作業時間は順調にいけば5~10分
SideB
- こっちが難しい。
- Aと同様Cクランプをかけるが、片側ビードが落ちているため当て木をした上でリムにかける。
- 当て木はリムの2点を渡すようにやった
- リムに革手をかけて、直接リムとビードで引いたが傷付かずに成功した。ただ、クランプのフトコロの厳しさ的に力が上手くかかってないようだったので、木を使った方が早かった。
- 締めこんでハンマーの繰り返し
- ビードが落ちたら、レバーを先端を差し込み、胴でサイドウォールを押し下げるようにしてすべてのビードを落とす。
- 手こずって20分くらいかかった気がする
タイヤの加熱
- 新旧両方を太陽で炙り熱くする。
- タイヤが柔らかくなり、はまりやすくなる。
- レバーの力はそこまで変わらないと思うが、温めることでヒザ押しによるタイヤの潰し寄せなどが非常にやりやすくなった気がした。
古タイヤ外し
SideA
- 外しは確かレバー1本でいけたと思った。
- 外しはリムガード必須。挿入は気にならないなら要らない。外しは目立つ部分がガリガリになる。
- バールはすく上げる向きで使う
- レバーを差し込む点の反対側を足で踏みつけ、ホイール中央に落とし、タイヤをレバー側に引き寄せる
- レバーにアタックを塗る
- レバーを浅めに挿入(深いと上手くいかなかった)、リムにR部分を当てる
- リムとレバーの隙間に革手を1枚厚だけ挿入
- リムやらビード付近にアタックを塗る(適当に垂れ流すと勝手に流れ込む。アタック最強。
- 引き起こす
- できた隙間に、細い棒(-ドライバとか)を入れてつっかえ棒に
- 10cm隣くらいを再び引き起こす
- 繰り返す
SideB
- 多分ホイールを足で押さえて、背筋で引きはがせると思う。
- 体力温存になるか分からないが、一応アタック塗る?
バルブ交換
切断
- ホイール中心側のツライチをニッパでカット。ツライチじゃないと真鍮パイプに突き当たる
- ホイール外周方向へと押し込む
装着
- マジで堅い(コツがいる)
- シリコンスプレーする
- 左親指で押し込む
- 貫通した先を右親指の腹で倒し込むというか、ゴム表面に張りを与えるようにしておもいっきり片側の段差を引き上げる
- 逆も同様。
- どんなに垂直に押したり、引っ張ったり、ハンマーしたりしてもダメ。バルブを倒し込まないと無理。
新タイヤ挿入
SideA
- 時計で言うなら12~7時くらいまでを手ではめる。
- ゴムハンも比較的有効。
- アタックは一応効果あり?そこまでじゃないかも。
- 常に、今はめ込んでいる逆側の境界が外れてこないように、足で踏むか、棒か革手を挟んでおくこと
- レバーは先端をリムにかけ、凸側で押し込むように使う(確か・・・)
- タイヤの上にヒザで乗り、体重を使って潰し続けること。
- ヒザ2箇所と手の3点以上で。
- ヒザが対極ビードの落とし込み&寄せと浮き上がり防止を兼ねる。
- こちら側の嵌めは力をそこまで使わずすんなりいくはず。
- 15分くらい?そんなにかかってない?
SideB
手ばめ
- 半周くらいを
レバーによる落とし込み
- この作業はレバーの向きを間違えるとえらい結果が違う。↓で上手くいかなかったら記憶間違えで逆にしてみると良いと思う。
- ここではレバーの潤滑がすごい大事。潤滑しているとレバー角度に比例して、レバー上をつつーとビードが走っていく。タイヤをこじ広げてるだけで動きが無いようだったら、レバーの向きが逆だと思う。
- レバーの向きは、リムとビードの隙間にレバーを挿入するときに下に凸な向き?やってみてタイヤが滑り落ちないようなら逆にして。
- アタックしながら、レバーを交互、10cm間隔くらいでどんどん嵌めていく。
- レバー間隔は外しよりこちらの方が狭くないと入っていかない。狭めでやった方がむしろトータルで早い印象を受けた。
- 逆から外れてこないように対処する。ヒザとか体重+足とか
- 比較的順調に進みやすい作業。やればどんどん進む。10分くらい?
- 最後の最後はレバー1本分くらい残るかもしれないが、そこにレバーを挿して起こせば簡単にはまる。
ビード上げ
- タイヤを一周地面に叩きつけてみた。潰れる瞬間横に軽く食いついてるような気がする。空気が漏れたことは一度も無かった。
- 虫を入れた状態で空気を入れて行った。
- 入れずに一気に加圧した方が上がりやすいらしいが、問題はなかった。
- ポンプは手こぎでもコンプレッサーでもどちらでも上がる。
- 疲れるのでコンプレッサーを推奨
- 半分くらいはまってきた地点で、アタックを塗った方がいいと思う
- 塗らなかったら7kgf/cm2くらいまで上げたのにビードが乗らなかった。
- 塗ったら圧をあげて待ってたらゆーっくりと動いてはまったので効果はありそう。
- パン!パン! 2回で完了
- 指を詰めないように注意
- 圧力上昇中のみがビードが乗るわけじゃなく、時間的要素もあるので、気を抜いて指を入れてるとヤバイ。
- 圧を下げるのを忘れない。
- アタックを洗い流す。
アクスルシャフト組み付け
フロント
- なんかフォークが狭まっていた。
- スポークの間を塗ってちょっとだけ長い棒を斜めに差し込んで広げた方がいいかも。
- アクスルシャフトにグリス塗ること。固着はヤバイ
リア
- 最初にやることはチェーンかけ
- 忘れるとすべてやり直しになる。カラーより前。
- 両サイドカラーをグリスで貼り付ける
- シャフト挿入。
- ホイール引きは左右非対称だが、ガンマは対象部品で、恐らく位置あわせが使いづらいから片側に棒がついただけなんだと思う。向きは気にしなくていいかと。
- シャフトにグリス塗る。
- ホイール引きを通したらブレーキキャリパーを通し、カラー、ホイール、カラー、ホイール引き、ナットの順で。ナット側にのみ大きなワッシャー1枚。
- ブレーキローター脱脂
- ブレーキキャリパー取り付け。
- 取り回しが悪く、14mmのTかエクステンション付きでソケットがあった方がいい。
- リアブレーキ確認
まとめ
ビードSideA落とし
- よくよくCクラをねじ込んでいけば、比較的簡単にいくが、相対的には面倒な部類。
ビードSideB落とし
- 全体の中で一番困難。要工夫。ここだけ改善できれば後は比較的安定してできそうなものだが。
- リムを何らかの形で使うのが現地点で一番無難
- 力の角度がずれて上手くいかなかったりしやすい
SideA外し
- レバーで順調に進む
- ホイールの目に入る部分が傷付く作業。プロテクター必須
- アタックは気休め
- 難易度は中くらい
SideB外し
- 背筋でひっぺがえすだけ。楽勝。
- 当然ホイールは傷つかない
- アタックは気休め
SideA嵌め
- 手ばめが結構疲れる。ヒザや足とホイールを引く力を上手く使うと結構な角度が手ではまる。
- レバーに移ってからはやや困難
- ホイール外側はほとんど傷つかない。気にならなければリムプロテクター不必要な作業かも。
- アタックはそこまでじゃないが一応意味ある?
SideB嵌め
- レバーの向きが一番問われる
- ホイール外側はほとんど傷つかない。こちらもプロテクターはほとんど要らないかも。
- 簡単。
- レバーの上をカーカスを切らずにするっとなめらかに滑らせてリムまでビードを運ぶために、アタックが重要になる。