カマキリ族とハロウネストのムシたちはお互いをよく思っていなかった。
結局生き延びたのはカマキリ族のほうで、やつらの文明はいまだに存続している。
- 狩猟者 -
概要
胞子の森のボス。カマキリ族において最も強い戦士たち。
最初は1匹、倒すと2匹同時の計3匹と連続で戦うことになる。
撃破して得られる報酬はチャーム「誇りの印」とベンチがある部屋と、暗闇の巣の右側の部屋への通行権。
また、撃破後はカマキリ族の村のカマキリ2種から攻撃されることがなくなり、マスラオカマキリはお辞儀をしてくれるようになりカマキリ2種の夢見の釘台詞も変化する。*1
接近しても会話(挑戦)するまで戦闘開始せず、ストーリー進行に必ず必要な条件というわけでもないため、スルーしたまま最後までプレイすることも可能。
行動パターン
1匹フェーズ
- 突進
- 端に出現し、エリアを横切る形で駆け抜け、槍で突いてくる。出現時に接触することがあるので足場の端にはいない方が良い。
- 落下攻撃
- かまいたち放ち
- 両端の柵に下段か中段に掴まり、円盤状のかまいたちを放ってくる。下段からなら上昇しながら、中段からなら下降しながらエリア端まで進み折り返す。
- 下斬りでホッピング可能。ジャンプだけでも十分避けられるが覚えておくと役に立つかも。
- チャーム「夢の盾」で防御することもできる。
- 壁にずっと張り付いていると反対側から延々かまいたちを放たれる。
- 普通に戦っている分には見ることはないが画面上ギリギリに張り付いてると相手も画面上ギリギリに出現しかまいたちを投げてくる。
2匹フェーズ
- 連続攻撃
- 上記の突進と落下攻撃を織り交ぜて連続で攻撃してくる。
- 同時攻撃
- 足場両端に同時に出現し突進してくる。ジャンプで避けて下斬りすれば2匹同時に攻撃できる。
- かまいたち同時放ち
- 柵上段の両側に同時に出現し下降しながら折り返すかまいたちを放ってくる。折り返す位置はエリア端まで行く場合とエリア中央付近で折り返す場合の2パターン。
前者は中央でジャンプ。後者は足場端で待機し、真ん中に飛び込むようにジャンプするか、真ん中に突っ立っているだけでも回避できる。その場合は回復も可能。 - 壁にずっと張り付いていると1匹フェーズ同様に反対側から延々かまいたちを放たれる。
- 柵上段の両側に同時に出現し下降しながら折り返すかまいたちを放ってくる。折り返す位置はエリア端まで行く場合とエリア中央付近で折り返す場合の2パターン。
立ち回り
- 全般
- カマキリ族の村の手前に立っているクィレルが忠告するように、少なくとも一段階程度は釘を強化した上で挑むといい。
- 一見するとカマキリの王がいる部屋はとても広いが、『挑戦する』を選び、戦闘開始すると両サイドにトゲと柵が出現するため、実際に動ける足場はそれほど広くない。
- 「カマキリの王」が鎮座する部屋の左上には隠し部屋があり、青ライフの繭がある。
どうしても勝てないのであれば、これを使用する事で有利に戦いを進めることが出来る。 - 行動テンポが速く、かまいたち中くらいしかフォーカスが出来ない。回復を視野に入れた上で戦うのならばチャーム「迅速なるフォーカス」が役に立つ。
- 攻撃タイミング
- ソウルの師と同じくワープと攻撃を繰り返すため、奥義や漆黒のダイブによるゴリ押しは通じにくい。
基本的に回避を主体にし、細かい隙にグレイトスラッシュや魔法を叩き込むといい。全体的に狙いが正確な分、速さに対応できればむしろ倒しやすい。 - 主な攻撃チャンスは突進を飛び越えた直後か、かまいたち攻撃のために壁に張り付いている時。
特にかまいたち攻撃は動作を終えるまで完全に動きを止めるため、亡霊の/アビスの叫びを安定して当てるチャンスになる。 - 突進はジャンプ、落下攻撃は少し横に移動するだけで簡単に回避可能。
かまいたちは固定弾道なのでパターンを覚える。必要以上に動く必要はない。 - 目が慣れ、反応速度に十分な自信があるなら、落下攻撃は最低限横に歩いて向き直り2度斬れる*2他、横突進はジャンプ直後に下斬り、着地後にもう一撃見舞える。
特にこの高速横突進を下斬りで捌けるようになれば、今後登場する失われし同胞やグリムをはじめとした多くの高速横突進を攻撃機会に変えることができるようになる。
- ソウルの師と同じくワープと攻撃を繰り返すため、奥義や漆黒のダイブによるゴリ押しは通じにくい。
- 2匹フェーズ
- 慣れないうちは最後の攻撃が終わった後だけに攻撃をし、徐々に途中での反撃のタイミングを覚えておくといい。
2体になっても落下の後隙に2撃入れたり、突進に下切り、横切りと2発ずつ入れるだけの隙はあるので、反射神経に余裕があれば是非。
- 慣れないうちは最後の攻撃が終わった後だけに攻撃をし、徐々に途中での反撃のタイミングを覚えておくといい。
戦いの血族
- 神の家の第5神殿15/42戦目、第2ウェーブの最後にやってくる。
まさかの3匹がかり。
- 基本
左右軸の突進、縦軸の落下攻撃、かまいたち。新規の攻撃モーションもない。これを突破すれば休憩所なので、まずはじっと画面を見て回避に専念しよう。
攻撃が5割増しになった事で、ますます画面が狭くなっている。
- 連続攻撃
- 攻撃回数が増えた他、攻撃間隔が非常に短くなっている。不用意な位置でダッシュ回避すると3匹目を回避するために足場端で折り返さなければならなくなる。結果、2匹目が画面内に残っているために接触ダメージを受けてしまう・・・といったように、時間差攻撃で敵の攻撃が「置いてある」事になるケースも増えてくる。
- 上記のカマキリの王の戦術にある、各行動の後の隙に同じ感覚で攻撃を挟むと追撃で刺されやすくなるため、少し慎重になると良い。
特に横突進時は下斬りホッビングすると落下攻撃、突進終わりに後ろを叩くと次の横突進に刺されやすいため要注意。
とは言うものの、明確な隙はほとんど無いので、余裕のありそうなところを見極めてちくちく攻めよう。 - 落下攻撃を3連続で出されると、真ん中から順に歩きで避けていってもスペースが無くなる。
ステージ端まで来たら折り返しで影の衣を使って真ん中に復帰するのが有効。 - 両サイドからの2匹同時突進→落下攻撃は確定パターン。突進を真上に避けると3匹目の攻撃が当たる。
- かまいたちからの落下攻撃
- 2匹がかまいたち投擲をした後に、回避するタイミングを狙って3匹目が落下攻撃をしてくる。回避を少し遅らせて対応しよう。
- 投擲パターンに片方がエリア端で折り返しもう片方はエリア中央で折り返すパターンが追加される。
- かまいたちを放つカマキリの王が1匹の時にも投擲後に落下攻撃をして来るパターンも。こちらの方が楽。
- 判断が早ければ亡霊/アビスの叫びを壁に張り付いている1体と上から落下してくる1体の計2体に当てられる。
感覚は通常のカマキリの王に叫びを当てるのとそう大差なく、ダメージを稼げるチャンスなので慣れてきたら狙ってみよう。
- カマキリの王の3つの玉座から外に外れた場所はステージを横切って突進してくるカマキリの王が突如現れる場合があるためここで待機するのはオススメできない。
- 一体でも倒せば残りは若干テンポが違うとはいえ通常のカマキリの王と大体一緒。
前半が頑張り時なので、なんとか集中力を切らさないように立ち回りたい。
- 状況が面倒だと思ったら、漆黒のダイブで床に突っ込んで2段ジャンプで逃げつつ状況を立て直そう。基本、漆黒のダイブで全ての攻撃は回避は可能。
台詞
- 狩猟者の書
カマキリ族の指導者にして最高の戦士たち。細い釘槍を持ち、目にもとまらぬ速度で攻撃する。
カマキリ族とハロウネストのムシたちはお互いをよく思っていなかった。結局生き延びたのはカマキリ族のほうで、やつらの文明はいまだに存続している
- 夢見の釘
…比類なき者の誉れよ…
…ついに真の挑戦者が…
この者はできそうだな…
- 神々の間 石像
高貴なる戦いの神(カマキリの王)
野生の一族に崇拝される神(戦いの血族)
小ネタ
- 「王」との表記から勘違いしがちだがオスではなく3体全員メスである。
- カマキリの王たちが座っている玉座の隣には、もうひとつ壊れた玉座の残骸がある。おそらく造反者の長のものだったのだろう。
- ボスが複数個体というのはやや珍しく、他には上位イカリバエの王、オブロブルズ、神の調教師、監視塔の騎士、DLCで追加されたオロ&メイトーのみ。
- カマキリの王との戦いはあくまで「挑戦」であり、倒しても彼女らが死ぬわけではない。これも珍しく、他にはフンコロ騎士、ホーネット、ゾート、グリムが撃破≠殺害のボスとなる。
彼らの共通点として、汚染されていないことがわかる。
- 神の家以外でのカマキリの王戦が終わったときにすぐ左右の壁に張り付き、スーパーダッシュ準備状態を維持するとそのまま宙に浮く。
余談
- 彼女たちは病によって狂っているわけではなく、元よりそういった文化を持った一族であるために強さを示すべく攻撃してくる。
要は正気なのである。王たちに勝って己の強さを示せば、彼女らが長を務めるカマキリ族とは友好的関係を結ぶことができる。 - クィレルも言っていたように、カマキリ族は誰もが「汚染」に対して耐性を持っている。道中のセイネンカマキリ・マスラオカマキリもカマキリの王と同様、倒しても「汚染」のシンボルであるオレンジ色の汚染ガスを出さない。一方女王の庭にいる造反組は倒すと汚染ガスを噴き出す。
- 彼らは暗闇の巣から獣たちが出てくるのを防いでおり、カマキリの王に勝って暗闇の巣側へ抜けると、すぐそこに山積みにされた獣たちの死骸を発見することができる。
- この行動は王国との間に結ばれた停戦協定に由来するものらしい。恐らくは王国側からの侵略戦争の停戦と引き換えに、暗黒の巣から獣たちが王国に侵入しないよう食い止めるというもの。
遥か昔に国家としてのハロウネストは滅びているが未だにその約束を守っていることから彼らのプライドの高さが伺える。
- この行動は王国との間に結ばれた停戦協定に由来するものらしい。恐らくは王国側からの侵略戦争の停戦と引き換えに、暗黒の巣から獣たちが王国に侵入しないよう食い止めるというもの。