灰色の哀悼者

Last-modified: 2024-03-31 (日) 20:22:45
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わらわの希望はそちに託した。わらわは切に願う。
この小さななぐさめがもたらされんことを。
ー 灰色の哀悼者/’’神秘の’’ゼ=メール ー
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概要

  • 安息の地、先見者がいるエリアの一番下、右の墓をダイブで壊して地下通路に入り、少し右に行って宝箱がある場所の天井を壊した隠し通路の先のエリアにいる。
  • 会話すると繊細な花を受け取り、女王の庭のスタグの駅の上エリアにある目的地(お墓)まで運ぶよう依頼される。
    • イズマの涙を入手してからこのクエストを受けることを推奨。女王の庭に入るには必ずしもイズマの涙が必要という訳ではないが、その場合非常に遠回りすることになる。
  • 花を届け終わってから灰色の哀悼者に報告すると、報酬としてHealth_Piece.png仮面の破片が手に入る。
    • 失敗しても灰色の哀悼者に話しかければ再挑戦できる。
  • 繊細な花を墓に届けた後は、お墓から繊細な花を入手できるようになる。この採取した花は更に様々なNPCに渡せる。

台詞

【灰色の哀悼者】
  • 初回
    ああ…メホン。この世界。この残酷で、罪深い世界。なぜわらわは目覚めている? なぜわらわはあきらめない?
    ああ、わらわの悲劇をそちは知る由もない。まことの愛は引き裂かれ、ふたつの世界は出会うことがない。
    わらわの愛する者が死んでどれぐらいになろう。その死ははるか遠くに埋められている。わらわたちの再会を拒絶した、わらわの姿を否定した…怒れる種族に囲まれて。
    彼女はどうすれば? ナーロ、ナーロ、頼むべき? それは重荷?
    そちは、届けてくれるか? 彼女の墓にささげ物を?
    ささげ物は、小さいが、その道のりは長い。女王が休む、緑におおわれた場所に彼女は眠っている。
    そちに、できるであろうか? わらわは不可能なことを頼んでいるのであろうか? これは狂気の沙汰であろうか? そちがこれを引き受けてくれれば、それはわらわにとって望外のよろこび。
  • 拒否
    そちは顔をそむけるか?
    わらわは知るべきであった。この世界に優しさは存在せず、あるのは心痛だけであると。
  • 再び会話
    メホン? その心がしばし停まったか? 悲しみを共有し、それをなぐさめることを望むか?
    わらわが愛する者の墓に、わらわの最後のささげ物を届けるか?
  • 受諾
    稀少なる恵みをもたらす物よ。これはわらわの最後の頼み。これ以後は決して他者の重荷とはなるまい。
    ささげ物は神聖なね花。それはめずらしく、繊細で、ほかとないもの。自らの心臓がごとく、大切にあつかうがよい。
    運んでいる最中に傷を負ったり、あの乱暴な獣に乗って移動したりすれば、花は永遠に傷んでしまうであろう。
    彼女の墓は緑の生い茂った女王の庭の中にある。そこは彼女の同族の土地であり、彼らは侵入者に対して優しくない。
    気をつけるがよい。わらわの希望はそちに託した。わらわは切に願う。この小さななぐさめがもたらされんことを。
  • 受諾後もう一度会話
    彼女の墓は女王の古い静養所の中にある。ここからは遠い道のりであり、その道のりは獣でみちている。
    そちの旅が平穏であらんことを。このような小さき者から受けた親切、消して忘れぬ。
  • 失敗報告
    ウルルルワァァァ!
    わらわの聖なる、貴重な、特別な花が、台無しになってしまった。わらわの愛、拒絶された最後のささげ物。なんという苦しみ。なんという惨めさ。わらわはこれ以上耐えることはできぬ。
    …とはいうものの、わらわは実はもうひとつ花を持っておる。
    だがよいか!
    これもまた同じように神聖で、同じように繊細だ。これを運ぶ者は、自らの心臓を運ぶがごとく大切にせねばならぬ。そのようなことに、そちは再び挑む気はあるか?
  • 失敗報告二回目以降
    …ワイ。また破壊されてしまったのか。また稀少で、貴重な花が、台無しになってしまった。
    代わりの花を、わらわは持っている。しかし…そちには理解してもらいたい。これは貴重で、神聖で、繊細な花だということを。わらわはこの花を手放したくない。
    しかし愛する者のためなら、わらわはすべてをささげる。そのようなことに、そちは再び挑む気はあるか?
  • 再受託時
    ではこの新しく、神聖で、特別な花をそちにさずけよう。わらわが以前に申したとおり、運ぶ際は自らの心臓のごとく大切にあつかうのだ。
    運んでいる最中に傷を負ったり、あの獣に乗って移動したりすると、この花は傷んでしまうぞ。
    そちを信頼することは以前よりも難しくなったが、それでもそちには期待しているぞ。
  • 再受託後
    彼女の墓は女王の古い静養所の中にある。ここからは遠い道のりであり、それがどれだけ危険な道のりかはそちもすでに知ったはずだ。
    より念入りに注意を払っていくがいい。
  • 成功報告
    ミィ? そちは成しとげたというのか? まことか? この世界は残酷で、容赦なき場所にも感じたが…なんと偉大なる思いやりの心よ。たとえ永劫の時が流れても、わらわの愛は彼女の心を知るであろう。
    終わりにできるのか? 悲しみは、終わりにできるのか?
    ウルルル、わが愛しき者よ。わらわもまた終わりを迎えることができよう。
    その後、灰色の哀悼者はなにか遺言を残して消滅する
  • 夢見の釘
    ウルル…ネメノウ…釘…爪…なぜそうなのだ?

注意点

  • 繊細な花を所持中、攻撃を受けたり、地形の棘に接触するなどでダメージを受けると花が傷んでしまい届ける(渡す)ことができなくなる。
    そのため、実質的に灰色の哀悼者の家から目的地までダメージを受けずに行く必要がある。
    • 被弾時にオートセーブが入るので道中からリスタートはできない。*1
    • 被弾時のエフェクトにも花びらが散るエフェクトが追加される。
    • イズマの涙があれば酸の中に入っても問題ない。
  • 花を所持している間にスタグの駅夢見の門を使用すると花が強制的に壊れてしまうため、これらを利用してショートカットすることは不可。
    • スタグと直接会話すると、「乗って移動すれば花が傷むだろう(意訳)」とちゃんと警告してくれる。
      • トラムは例外で乗ることができ、花が傷むこともない。
      • また、いかにも激しそうなスーパーダッシュも問題なく、壁に激突しようが傷んだりはしない。判定が謎
    • 繊細な花を受け取った時点でゲーム再開時の復帰ポイントが灰色の哀悼者の家の前のベンチに変更されるため、
      予め女王の庭のベンチに座っておいて、花を受け取ってからベンチワープ*2で戻ることもできない。
  • どのルートでも一番怖いのは目的地の女王の庭のヒショウカマキリと最後の茨アスレチック。
    前者は壁貫通の遠距離攻撃で被弾、後者は距離こそ短いものの、アクションにおけるプレイヤースキルが問われるため、予めしっかり予習・練習することを要推奨。
  • 目的地まで辿り着けるのならばどんなルートでも構わないが、苦戦するようであれば移動ルートを固定し、敵を事前に倒しておくといい。下記のおすすめルートではマップ移動に伴いリスポーンするのはイカリバエ・アスピッド・ウオマ・コケバエだけなので圧倒的に楽に進められる。
    • ベンチに座ったりすると全ての敵が湧き直してしまうため、敵を事前に倒してから運ぶ場合は歩いて再び安息の地まで戻る必要がある。夢見の門を灰色の哀悼者の家の近くに設置しておき、敵を処理し終えたり再挑戦する時はこれで移動することで手間を削減可能。
      あるいは逆に目的地から敵を倒しながら灰色の哀悼者の家へ行き、花を受け取って引き返すのも良い。
       

おすすめチャーム

被弾しないことが前提になるため、限界を超えてチャームを装備する裏技(通称チャームオーバー)が役に立つ。
とはいえチャームスロットは事前にできる限り増やしておこう。

  • Shaman_Stone.pngSpell_Twister.png
    [3]霊媒師の石
    [2]魔力の印
    敵に近づかないためには地形貫通のシェイドソウル連発で処理するのが一番安全。
  • Kingsoul.png[5]王の魂
    自動でソウルを溜められるのであると便利。待てばシェイドソウルをいくらでも放てる。上記のチャームと組み合わせて使おう。
  • Longnail.pngMark_of_Pride.png
    [2]長い釘
    [3]誇りの印
    どうしてもソウルが足りない時に敵が近づいてきた場合の備えで釘のリーチを伸ばすものもおすすめ。
    入手は手間だが、飛び道具攻撃ができる [3]成虫の哀歌 も有用。どうせ被弾したらやり直しなのだからデメリットは無いも同然。
  • Sprintmaster.pngDashmaster.png
    [1]健脚の師
    [2]速駆け師
    何往復もする羽目になるかもしれないので、スロットが余ったのであれば候補に入る。
     

おすすめルート

たどり着けさえすればどこからでも可能。
一番敵が少なく比較的安全なのが最短距離ルートなのはきっと開発者の親切設計。
途中ショートカットを開通しなくてはいけない箇所が数カ所あるため、事前に下見推奨。
青い湖を抜けた後は下記の画像参照

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忘れられた(汚染された)交叉路
ソウルを溜める石像なども途中にあるが、必要であればゴームに夢見の釘を当てて溜めておく。汚染された交叉路に変化した後の場合は、汚染された交叉路の固有の敵にも注意。特に自爆する敵が多く、爆発判定に巻き込まれやすい。

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霧の渓谷
ウオマは無限湧きデンゲキルマバエの電撃攻撃にも要注意。

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女王の庭
ヒショウカマキリはエリアロードで復活しない。事前に倒しておこう。
 

クエスト完遂後

  • 繊細な花をお墓に届けた後、灰色の哀悼者に報告するとHealth_Piece.png仮面の破片を入手。
  • その後、お墓に再訪すると繊細な花を摘むことが出来る(もちろん壊れやすい)。繊細な花を持った状態で一部のNPCに話しかけると、彼らに花を渡せる。
    こちらはベンチワープを用いてショートカットが可能で、特に渡すことが可能な3人は道中を丸々省略することが可能。
エリアNPC備考
ダートマウス老いたムシ渡した後、会話・夢見の釘台詞が変化する
王国のはずれ釘師オロ渡した後に花瓶に生けてある
王家の水路神を求む者ED5のフラグ
カットシーンが一部変更される
女王の庭白いレディ特殊台詞のみで渡せない
涙の都エミリシア特殊台詞のみで渡せない


余談

  • 正体
    セリフや部屋にある巨大な釘、フンコロ騎士の夢に出てくるシルエットに重なることなどからハロウネストの偉大な五騎士の一体、’’神秘の’’ゼ=メールであることが分かる。
    ただし、純白の騎士戦での背景では触角?のようなものが逆立っているのがわかる。灰色の哀悼者は時間の経過や悲しみによって触角が萎びてしまったのだろうか。
    • 王国の五騎士だった彼女が、なぜ汚染をすすんで受け入れていた造反者の子(娘*3)と縁を結んだのかは語られていない。
  • ’’烈火の’’ドライヤ
    王国の五騎士の一体、’’烈火の’’ドライヤは白いレディの建物の前で大量の造反したカマキリ族たちの死骸と共に力尽きている。ドライヤが造反者の長達から白いレディを守って死んだのかも不明のままだ。
     

*1 一応、花を受け取って運ぶ道中のベンチで休息し、その状態のセーブデータをバックアップしておくことで、ダメージを受けてしまってもバックアップの読み込みで途中のベンチから再開することができる。
*2 「ゲームを再開したとき、終了前に最後に休息したベンチから再開される」という仕様を利用し、あらかじめ戻りたい場所のベンチに座っておき、目的を達成したらゲームを終了→再開することで最後に休息したベンチにワープする小技
*3 出典:公式グッズ「放浪者の日誌」より