103スレ/白雪姫

Last-modified: 2014-06-07 (土) 11:12:37
937 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/06(金) 22:37:30.67 ID:7aQrR/RS0
文化祭で王子と姫の定番ストーリー系演目は王道だね、白雪姫、シンデレラ、いばら姫、人魚姫などなど

和子「・・・というわけで、演目は白雪姫になりました。それでは配役ですが・・・」

ほむらファン女子A「暁美さんが白雪姫がいいと思いまっす!」
ほむらファン女子B「そうでっす!暁美さん以上の適役はいないと思いまっす!!」
ほむらファン女子C「暁美様の美しさは本物の白雪姫すら見惚れるほどですからぁ」

モブ男子A「も、もし暁美が白雪姫役やるんだったら、俺ぜったい王子役に立候補するぜ・・・」
モブ男子B「あっきったねぇおまえ、ぜってーくじ引きで決めさすからな」
モブ男子C「もっ、もももしかしたら暁美さんとキッキキキキスススs」

さやか「まあ、ほむらは見た目美人だもんねぇ・・・」
杏子「もし人魚姫やるんだったら、あたしがさやかを推薦したけどな」
さやか「なっ・・・それどーいうことよぉ」
杏子「べっつにぃ~w」

和子「・・・って推薦があるようだけど; ・・・暁美さん、どうかしら・・・?」

ほむら「嫌です(きっぱり)」

一同「ええぇえ~~っ!!」

和子「で、でも・・・ね?確かに暁美さんの意見も尊重しなければいけないけど、一応みんなの推薦もあることだし・・・」

ほむら「そう・・・ですね。では先生、私から条件を提示してもよろしいでしょうか」

和子「そうね、どんな条件かしら」

ほむら「王子役には鹿目まどかさんを推薦させてもらいます」

一同「ええぇえ~~っ!!」

まどか「ほっ、ほむらちゃん///なっなんで」
ほむら「別に深い意味はないわ。ただ、私が白雪姫役を演じるというのなら、王子役にはまどか以外ありえない。ただそれだけのことよ」
まどか「でっ、でも・・・わたしおうじさまなんて///」

モブ男子「そ、そうだぜ!なんで鹿目・・・っていうか女同士・・・」

ほむら「・・・(蛆虫を見下すかのような冷たい目)」

モブ男子「ヒッ・・・・・・す、すいません・・・」

ほむらファン女子A「きゃぁぁ~っ///ま、まさかの展開よっ///」
ほむらファン女子B「ふたりがお付き合いされているという噂は本当だったのねぇ~っ!」
ほむらファン女子C「キッ、キマ・・・キマ・・・がくっ」
ほむらファン女子A「きゃーっ!しぃ子ちゃんが倒れたわーっ!」

さやか「ちょ・・・教室中大パニックなんだけど・・・」
杏子「あっ、あたししらねーっと・・・」

ほむら「まどか、わたしにとっての王子様は、あなたしかいないわ。それとも、まどかが白雪姫をやる?それなら私が王子様に立候補するけど・・・」
まどか「え、えっと・・・うん・・・・・・ほむらちゃんがどうしてもって、いうなら・・・//////」
ほむら「まどか・・・」
まどか「ほむらちゃん・・・」


つづかない


947 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/06(金) 23:52:26.23 ID:7aQrR/RS0
じゃあつづけます


さやか「さあ本格的に準備開始だよ!配役以外の女子は衣装と小物作りメインでお願いね!ほらっそこサボるな!」

ほむら「さ、さやか・・・はりきってるわね・・・」

さやか「当然でしょ?私が監督なんだから。台本作成は仁美に頼んでるから、完成次第演技の練習に入るわよ」

杏子「さやかーっ!どうだ?似合うかなぁこれ♪」

さやか「おっ、杏子良い感じじゃん♪杏子がノリノリで演劇に参加してくれて助かるわぁ~」

杏子「あたし、一度こういうのやってみたかったんだぁ!ひっひっひ~!そこのかわいい娘さん、おいしいりんごでも食うかい?」

まどか「杏子ちゃんってば♪わたし白雪姫じゃないよぉ♪」

ほむら「私は、まどかが白雪姫でも良かったのに・・・」

まどか「も、もう///(ふたりっきりのときに、ね・・・?)」

ほむら「まどかったら・・・///」

まどか「えへへ//////」

さやか「えっ・・・なにこのふたりの空気」

杏子「いつものことじゃん」

まどか「・・・こほん。ところでさやかちゃん、上条くんとか、男子の姿が見えないけど・・・」

さやか「男子は全員大道具と裏方だってさ・・・。女子からの(厳密にはほむらファンクラブからの)圧力があったとかどうとか・・・」

まどか「そ、そうなんだ・・・;」

・・・

ほむら「・・・こういうの・・・・・・なんだか、いいわね」

まどか「ほむらちゃん・・・?」

ほむら「私ね、こういう学校の行事にきちんと参加するのって、はじめてなの・・・。だから、とてもどきどきして・・・落ち着かない気持ちよ」

まどか「あっ・・・そっか、ほむらちゃんは・・・うん」

ほむら「ごめんなさい・・・。でもね、はじめての文化祭を・・・まどかと一緒に楽しめるのが、すごく嬉しいの・・・・・・。まるで夢を見ているような気分よ」

まどか「夢なんかじゃないよ・・・♪これから、ほむらちゃんといっぱい、楽しい思い出を作っていくんだもんね」

ほむら「そうね・・・」

まどか「ねっほむらちゃん!演劇が終わったらさ、お店を一緒にまわって、キャンプファイヤー見ながら一緒にフォークダンスも踊ろうね!」

ほむら「・・・うん。ありがとう、まどか」

まどか「えへへ///約束、ね♪」

ほむら「約束・・・ね♪」

さやか「ふたりともぉ、イチャイチャするのはその辺にして、今は手を動かしなさ~い!」

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