256 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2015/03/04(水) 22:48:30.96 ID:bqu8htB20
――放課後、校庭の花壇の前
「このところ暖かくなってきたよね、ほむらちゃん」
「ええ、まどかが大切に手入れをしている花壇…どんなに綺麗な花が咲くのか、楽しみね」
「ティヒヒ…/// なっ、なんだかポカポカしてきて、頭もフワフワしちゃうよ」
「ふふっ」
「そう、フワフワ…とてもフワフワして…」
「まどか…?」
「別の場所…わたしが元いた場所まで…」
「まどかっ!!」
ギュッ!
「そっちへ行ってはダメ!まどかっ、あなたがいるべき場所はここなのよ!」
ギュゥ…ッ
「え…ほっ、ほむらちゃん!?」
「ハァハァ…さ、三寒四温と言うでしょう、まどか。すぐに寒さが戻ってくるのだから、油断をしてはいけないわ」
「あっ、えとっ…う、うん…」
「今日はこのまま…このまま手を繋いで帰りましょう」
「ウェヒッ!?み、みんなに見られちゃうよ!?」
「構わないわ。さあ、私の手をしっかり握って…“決して離さないで”ね?」
「う…うん…///」
(あ、ほむらちゃんの手、すごく冷たい…。そう感じるのは、私の手が熱くなってるせいなのかな?)
ギュッ
(わたしの手で、ほむらちゃんを温められたらいいな)
温め合うまどほむください
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