18スレ/年を取っても

Last-modified: 2014-04-13 (日) 20:53:12
119 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/04/21(土) 11:39:40.87 ID:H6lP0NfX0
コンコンッ
タツヤ「姉さん、入るよ」ガチャ
ほむら「あらタツヤ君…いらっしゃい」
タツヤ「ほむらさん今日も来てたんですか、あんまり無理をしてはいけませんよ」
ほむら「大丈夫よ、私はまどかの傍に居られればそれだけで…」
タツヤ「…姉さんも幸せ者だ、こんなに思ってくれる人がいるなんてね」
ほむら「お仕事忙しいんでしょう?今日はどうしたの?」
タツヤ「もうそろそろだって聞いたから…急いで片付けてきたんですけど」
ほむら「そうね…もうあまり時間はないようだけど、今は落ち着いてるわ」
タツヤ「本当だ、眠ってるみたい…姉さん、来たよータツヤだよ」
まどか「すー…すー…」
ほむら「お昼ごはんは食べたかしら?もし何かあったら呼ぶからいってらっしゃい」
タツヤ「…ありがとうございます。それじゃお言葉に甘えさせていただきますね」スタスタ
ガチャ バタン
ほむら「まどか…タツヤ君も立派になったわねぇ」
ほむら「今の彼ならきっと、後のことはうまくこなしてくれるわ…」
まどか「……ほむらちゃ…」
ほむら「ええ、まどか」
まどか「また……あとでね……」
ほむら「ええ、すぐに行くから」
ニコリと微笑んだ後、再び目を閉じてまどかは眠りについた。
そしてその命が完全に止まったことを確認すると、ほむらは自身のソウルジェムを取り出す。
淡い紫色に輝くそれをまどかと自分の手の中に収めると、いっそう強く握り締めた。
ほむら「いつまでも…一緒だから」
パリンッ
まどほむには二人仲良く年老いていってほしいなぁって

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