23スレ/ほむらがまどかをprprする的な

Last-modified: 2014-04-17 (木) 15:37:40

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「ほむらちゃーん、お風呂上がったよー」
六畳一間の少し薄暗い部屋にまどかの高い声が響く。
それを聞いたほむらは読んでいた本を閉じ、軽く返事を返した。
休日は食事でも風呂でも寝る時も一緒の二人だが、ほむら家で泊まる場合はそうではなかった。
安アパートの狭い風呂場は二人を収容するほどのキャパはなく、こうして一人づつ入るしかない、という訳だ。
「ふー、さっぱりした」
ほむらが下着などの準備をしていると、一足先にまどかが風呂場から戻ってくる。
「湯加減はどうだったかしら?」
「よかったよー」
ぺたぺたと歩き向かう先はベッド。
そっと腰を下ろし、本当に気持ちよかったのだろう、にこにこと微笑んでいた。
「ふふっ」
「でも…あっつーい」
元々ほんのりと紅いまどかの頬はさらに紅みを帯びていた。
薄い桃色の寝巻に身を包みながらその胸元を掴んでぱたぱたと上下させ、熱を冷ます。
瞬間、ほむらは気づく。
それの第一ボタンが外れていて、微かに肌を露出させていたことを。
鎖骨と首筋、その艶やかなラインに見とれてほむらは無意識に唾液を飲みこんでいた。
ほむらはまどかの外見のみならず、さりげなく見せる仕草も好んでいた。
時折まどかが見せる仕草は中学生がみせるそれではなく、可憐で、美しい。
今がまさにその時であった。
「そ、そんなに見つめられると照れるなぁ」
まどかに指摘されるほど長い時間目を向けていたのだろう、照れくさそうに俯いていた。
その照れを隠す仕草もほむらは好きであった。
「…もっと、見せて」
ほむらの目は、まどかしか映し出していなかった。
「あたたかいわね…」
風呂上りの体温と香りがほむらを和ませる。
頬から顎にかけて手をゆっくりと滑らせ、まどかの反応を楽しむ。
「ほ、ほら、早くお風呂入らないと冷めちゃうよ」
「これが終わったら、ね」
第二ボタンは驚くほど簡単に外れ、さらに首元を露出させた。
肌から覗く鎖骨に、ほむらは躊躇なく唇を当てる。
「ん…ほむら…ちゃん、ダメだってば…」
「ふぅ…ん……はぁ……」
上唇と下唇で挟むように咥え、舐め、濡らしていく。
「も……くすぐったぁい…」
普段弄られることのない場所への愛撫はまどかの正常な思考を奪っていく。
逆にもっと、弄ってほしい。手で、舌で、唇で。そういう思考に変えられていった。
ほむらの唇は首筋に移る。
「んー…ふふ、ここ、まどか好きよね……」
舌全体を巧みに這わせ、往復させる。
吸う際のいやらしい音がほむらをどんどん昂ぶらせていく。
「あ……ぅ…そ、こは……!」
「はぁ…お風呂上がりのまどか…素敵…」
くすぐったさと何ともいえない気持ちよさがまどかの抵抗する力を無くしていく。
主に首筋への攻めが始まってからかれこれ10分程度経過しただろうか。
髪を汗で濡らし、継続的に与えられる快感にまどかは身体を敏感に反応させていた。
「ふふ…まどか、可愛い…」
「もぉ……えっち…」
ほむらの攻めは止まらない。
首筋から喉元、頬と舌を伝わせていく。
生暖かいそれの感触と熱を帯びた息遣いにより、このまま溶けてしまうような錯覚さえまどかは覚えた。
「はぁ…ん…まどかぁ」
「ほむら…ちゃ」
その唇はやがて耳介に到達した。
内部のわずかな隙間をねぶるように舌を入れ、丹念にしゃぶる。
「はっ…やぁ……そこ……よわ…い…の…」
「もっと…ね」
柔らかな耳垂を口に含み、舌で転がす。甘く噛まれ、また舐められ。
言い表せない快楽でどうにかなってしまいそうな恐怖を、まどかは受け入れようとしていた。
その恐怖はほむらと一緒ならば怖くない、と確信していたから。
「胸も…首も…耳も…全部弱いのね」
「だ、だってぇ…んっ…!」
「ふふっ…気持ちよくなるの、好きだもんね」
「いいのよ、私に任せて…」
風呂から上がったときよりも頬を紅く染め、目をとろませる。
はだけた素肌の表面には汗が光っており、寝巻も透けて。
艶めかしいその姿は、ほむらをさらに熱くさせる。
「まどか…まどか、まどか」
耳元での囁き。
自分の名前を囁かれるたびに、まどかは身体を僅かに震わせる。
「――好きよ」
唾液の弾ける淫靡な音、荒れた息、そしてとどめの甘い囁き。
「や………ふぁぁ…ぁ…」
その言葉に堰き止めるものが消え、どっと押し寄せる何か。
今までに経験したことのない、別の絶頂。
その余韻が尾を引きしばらくの間、夢現のごとく浸っていた。
「ふふ…まどかは言葉でもいけるのね」
「うぅ…汗びっちょりだよ」
「…狭いけど、一緒に入る?」
「…ほむらちゃんさえ、よかったら」
みたいな